貴之の弟夫妻やってくる 中編
弟・嘉之の家族がやってきてから3時間が経った頃、僕は潤ちゃんのスマホにメールを送っておいた。
潤ちゃんへ
実は、うちの弟一家が今家にいるんだ。
娘の阿澄ちゃんもいるんだよー。
もしかしたら家にまだいる可能性もあるから、宜しくねー。
というメールを送った。
おそらくまだ仕事の途中だろうが、一応送っておけば分かるはず…。
まあゲーム好きな潤ちゃんの事だ…スマホのゲームをやる際に確認するだろう。
嘉之「兄さん、何してたの?」
貴之「あぁ、潤ちゃんに来てるってメールを送ったんだ。」
嘉之「ふーん、成る程ね。」
貴之「まあ、もし良かったらさ夕飯どうする? 僕が作るか?」
嘉之「マジで!? やったー! 兄さんの料理食えるのか、ラッキー!」
貴之「元々、そのつもりだが。」
僕は仕方無く、嘉之達に夕飯を振る舞うことにした。
まあ、多分夜までいるつもりなのは間違いないだろうし、問題は無いから良いな。
キィ…バタン
千晴「しかしながら…スゴい部屋でしたね。 ゲーム部屋って言ったら良いのか…。」
貴之「千晴さん。」
ここで千晴さんが潤ちゃんの配信部屋から出てきた。
こんな長い時間も部屋で何してたのか…。
千晴「本当に義姉さんは、ゲームがお好きなんですね。 私も一緒にやりたいな~。」
何と千晴さん、潤ちゃんと一緒にゲームをしたいと言い出した。
まあ、ゲーム仲間だから何か通じるものがあるのかも知れん。
貴之「まあ、多分後少ししたら帰ってくると思いますので、夕飯が出来るまではやっても大丈夫かと思います。」
千晴「ええっ!? いや、そんなそしたら義兄さんが…。」
貴之「まあ僕一人で料理を作ることにはなりますが、ご心配無く。」
千晴「うう~ん…本当に良いんですか…?」
千晴さんは複雑そうな表情を浮かべた。
まあ、僕一人で料理を作る訳だから…そう考えると申し訳無いのも分かるな。
だけど、折角潤ちゃんとプレイできる機会だから、千晴さんの希望を叶えてやりたいものだ。
貴之「問題ありませんよ。」
千晴「分かりました。」
貴之「じゃあ、これから仕込みやりますね。」
僕は早速、夕飯の仕込みに取りかかる事にした。
千晴「えっ、今から仕込みですか!?」
貴之「えぇ、一応先にやっておけば良いかなと思いまして。」
千晴「でしたら…私も、お願いできませんか!? 義兄でもあるKUROTAKAのサポートも滅多に無い事ですから!!」
目を輝かせて頼み込んでくる千晴さん。
まあ…仕込みの手伝いなら確かに問題は無いけども…客人にやらせるのは正直…。
貴之「うぅ~ん…ありがたいですけど…。」
千晴「お願いします! 足引っ張らないようにしますから!!」
と頭まで下げてお願いしてくる千晴さん。
こうなってくるとテコでも動かないだろうな…。
貴之「分かった、お願いしますね。」
千晴「やったぁぁぁ!!」
僕のサポートが出来ると知って大喜びの千晴さん、よほど誇りに思うことなんだろうな。
そうこうしてる間に僕は早速仕込みを始めた。
冷蔵庫から取り出したのは、
サーモンとハマチとマグロ、そして牛ヒレ肉。
そしてニンニク、オリーブオイル、玉ねぎ、パルメザンチーズ、レモン汁の入ったビン。
千晴「義兄さん、今日は…もしかしてカルパッチョを作るんですか?」
貴之「正解。 折角だから4種類有った方が良いかなと思ってね。」
千晴「成る程!」
貴之「それはそうと、これだけだと栄養バランスが悪くなるから野菜を取り出すよ。 千晴さんは野菜を切ってくれないかな?」
千晴「分かりました!」
僕は冷蔵庫から人参とパプリカとレタスを取り出すと千晴さんにそれらを切る様にとお願いした。
貴之「あ、でも切るのはレタス以外で。 人参とパプリカはスティック状にして頂けるとありがたいです。」
千晴「?? 分かりました。」
そうお願いすると、千晴さんは人参とパプリカをスティック状に切り始めた。
それを見て僕は、オリジナルのドレッシングを作るためにレモンとニンニクとオリーブオイルを混ぜる。
そして隠し味にウェイパーを入れて出来上がりだ。
そんなこんなで気がつくと…
ガチャ…
玄関のドアを開ける音が聞こえた。
リビングを見ると子供達と遊んでいたはずの嘉之の姿はなく、対応しに行ったのだろう。
やって来た人物は予想がつくが、やり取りは料理に集中してたからなのか、比較的小さめの声で話してるからか、とにかく…。
ガチャ…
潤「ただいま~帰ってきたよ!!」
貴之「お帰り~!」
やはり帰って来たのは潤ちゃんだった。
うちの白き宝物が帰ってきた所で、千晴さんにはここで離脱とさせて貰おうか。
貴之「じゃあ、千晴さん。 ここからは僕一人でやりますので。」
千晴「分かりました。」
貴之「潤ちゃん、お疲れの所悪いけども少しの間、千晴さんと一緒にゲーム良いかな?」
潤「え、ゲーム? 良いよ、千晴ちゃんと一緒にやるの久々だから嬉しい!!」
どうやら潤ちゃんも千晴さんと一緒にやれるのが嬉しい様だ。
千晴さんはキッチンから離れ、潤ちゃんと一緒にゲーム部屋に入ってった。
嘉之「ちはちゃん、嬉しそうだな~。」
貴之「余程の事だろうな。」
潤ちゃんへ
実は、うちの弟一家が今家にいるんだ。
娘の阿澄ちゃんもいるんだよー。
もしかしたら家にまだいる可能性もあるから、宜しくねー。
というメールを送った。
おそらくまだ仕事の途中だろうが、一応送っておけば分かるはず…。
まあゲーム好きな潤ちゃんの事だ…スマホのゲームをやる際に確認するだろう。
嘉之「兄さん、何してたの?」
貴之「あぁ、潤ちゃんに来てるってメールを送ったんだ。」
嘉之「ふーん、成る程ね。」
貴之「まあ、もし良かったらさ夕飯どうする? 僕が作るか?」
嘉之「マジで!? やったー! 兄さんの料理食えるのか、ラッキー!」
貴之「元々、そのつもりだが。」
僕は仕方無く、嘉之達に夕飯を振る舞うことにした。
まあ、多分夜までいるつもりなのは間違いないだろうし、問題は無いから良いな。
キィ…バタン
千晴「しかしながら…スゴい部屋でしたね。 ゲーム部屋って言ったら良いのか…。」
貴之「千晴さん。」
ここで千晴さんが潤ちゃんの配信部屋から出てきた。
こんな長い時間も部屋で何してたのか…。
千晴「本当に義姉さんは、ゲームがお好きなんですね。 私も一緒にやりたいな~。」
何と千晴さん、潤ちゃんと一緒にゲームをしたいと言い出した。
まあ、ゲーム仲間だから何か通じるものがあるのかも知れん。
貴之「まあ、多分後少ししたら帰ってくると思いますので、夕飯が出来るまではやっても大丈夫かと思います。」
千晴「ええっ!? いや、そんなそしたら義兄さんが…。」
貴之「まあ僕一人で料理を作ることにはなりますが、ご心配無く。」
千晴「うう~ん…本当に良いんですか…?」
千晴さんは複雑そうな表情を浮かべた。
まあ、僕一人で料理を作る訳だから…そう考えると申し訳無いのも分かるな。
だけど、折角潤ちゃんとプレイできる機会だから、千晴さんの希望を叶えてやりたいものだ。
貴之「問題ありませんよ。」
千晴「分かりました。」
貴之「じゃあ、これから仕込みやりますね。」
僕は早速、夕飯の仕込みに取りかかる事にした。
千晴「えっ、今から仕込みですか!?」
貴之「えぇ、一応先にやっておけば良いかなと思いまして。」
千晴「でしたら…私も、お願いできませんか!? 義兄でもあるKUROTAKAのサポートも滅多に無い事ですから!!」
目を輝かせて頼み込んでくる千晴さん。
まあ…仕込みの手伝いなら確かに問題は無いけども…客人にやらせるのは正直…。
貴之「うぅ~ん…ありがたいですけど…。」
千晴「お願いします! 足引っ張らないようにしますから!!」
と頭まで下げてお願いしてくる千晴さん。
こうなってくるとテコでも動かないだろうな…。
貴之「分かった、お願いしますね。」
千晴「やったぁぁぁ!!」
僕のサポートが出来ると知って大喜びの千晴さん、よほど誇りに思うことなんだろうな。
そうこうしてる間に僕は早速仕込みを始めた。
冷蔵庫から取り出したのは、
サーモンとハマチとマグロ、そして牛ヒレ肉。
そしてニンニク、オリーブオイル、玉ねぎ、パルメザンチーズ、レモン汁の入ったビン。
千晴「義兄さん、今日は…もしかしてカルパッチョを作るんですか?」
貴之「正解。 折角だから4種類有った方が良いかなと思ってね。」
千晴「成る程!」
貴之「それはそうと、これだけだと栄養バランスが悪くなるから野菜を取り出すよ。 千晴さんは野菜を切ってくれないかな?」
千晴「分かりました!」
僕は冷蔵庫から人参とパプリカとレタスを取り出すと千晴さんにそれらを切る様にとお願いした。
貴之「あ、でも切るのはレタス以外で。 人参とパプリカはスティック状にして頂けるとありがたいです。」
千晴「?? 分かりました。」
そうお願いすると、千晴さんは人参とパプリカをスティック状に切り始めた。
それを見て僕は、オリジナルのドレッシングを作るためにレモンとニンニクとオリーブオイルを混ぜる。
そして隠し味にウェイパーを入れて出来上がりだ。
そんなこんなで気がつくと…
ガチャ…
玄関のドアを開ける音が聞こえた。
リビングを見ると子供達と遊んでいたはずの嘉之の姿はなく、対応しに行ったのだろう。
やって来た人物は予想がつくが、やり取りは料理に集中してたからなのか、比較的小さめの声で話してるからか、とにかく…。
ガチャ…
潤「ただいま~帰ってきたよ!!」
貴之「お帰り~!」
やはり帰って来たのは潤ちゃんだった。
うちの白き宝物が帰ってきた所で、千晴さんにはここで離脱とさせて貰おうか。
貴之「じゃあ、千晴さん。 ここからは僕一人でやりますので。」
千晴「分かりました。」
貴之「潤ちゃん、お疲れの所悪いけども少しの間、千晴さんと一緒にゲーム良いかな?」
潤「え、ゲーム? 良いよ、千晴ちゃんと一緒にやるの久々だから嬉しい!!」
どうやら潤ちゃんも千晴さんと一緒にやれるのが嬉しい様だ。
千晴さんはキッチンから離れ、潤ちゃんと一緒にゲーム部屋に入ってった。
嘉之「ちはちゃん、嬉しそうだな~。」
貴之「余程の事だろうな。」
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