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なぜ、彼女は全て真っ白のパンツスーツスタイル?

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: rodann
目次

白の家に泊まる黒 一日目 夜篇

夕食を食べ終え、僕はまたもや日課にしてる素振りを行う。
ただ…他人の家だからか、控え目な感じでいつもの回数よりは少なくした。

汗びっしょりになって…さあ、お風呂に入ろうかと思ったが…しかしながら、ここは白石さんの家だ。
風呂を沸かすタイミングは白石さんが決める事だ。
それまで、どうしたらいいのやら…?

潤「あっ、黒沼さん。 良かったらお風呂入ります?」

貴之「えっ? あの、良いんですか?」

潤「構いませんよ、少し待っててくれませんか?」

貴之「いや…あの…女性の浴室に…男の自分が入るのはどうかと…。」

潤「いえいえ、そんなの気にしなくて良いですよ♪」

「黒沼さんだから…良いんですよ…。」ボソリ…

貴之「え?」

潤「あ、いえ何でも。」

彼女が何か言ってた様だが、良く聞こえなかった。
とりあえず、彼女は風呂に入れてくれる事を許可してくれた様だ。
それは有り難いな…。

その風呂が沸くまでの間、僕はまたもや素振りを行う事にした。

貴之「せいっ!」ブンッ!

「せいっ!」ブンッ!

ピピーーー!

潤「あっ、黒沼さん。 お風呂が沸きましたよ! どうぞ、お先に!!」

貴之「あ、あぁ…分かりました。」

先程、ピピー!という音が鳴った。
どうやらお風呂が沸いたとの事らしく、僕は彼女に言われた通り風呂に入る事に。

何十分か入って汗と疲れを流す。
汗まみれの身体を洗うと気持ちが良い…。
ただ他人の家の風呂だから、完全にスッキリする訳じゃない。
正直、人の家に泊まるのはあまり無いから…こういった経験は不思議だ…。

そして、風呂から上がった後…髪を乾かして、脱衣所で着替えを完了させたら

貴之「お風呂ありがとうございます…。 あれ?」

僕は風呂から上がると、白石さんの姿を見て驚いた。

潤「ほいっ…あっ…! く、黒沼さん!」

貴之「えっ…白石さん? 僕の竹刀で素振りをしてたんですか?」

何と彼女が僕の持ってきた竹刀で素振りをしていたのだ。

潤「いえ…あの、どんな感触なのか…体験したくて…。」

貴之「あ…そうなんですか…。」

良く見ると…彼女…。
着てる服が…汗で透けてる…そうとう竹刀で素振りをしていたんだな…。
後…胸スゴい大きいな…。

潤「じゃあ…私、お風呂入りますね…。」

入れ替わりで、彼女もお風呂に入る事になった。

そして、暫くして彼女もお風呂から上がり…。
この時間の間、何をしようかを話す事に。

潤「何をします? まだ夜の8時ですもんね…。」

貴之「まあ…確かに普通なら早いですけど…。 何も無いから…寝ても良いかなと僕は思いますね。」

潤「えー…。 あっ、そうだ。 どうせなら、一緒に1時間だけでもゲームやりませんか?」

貴之「あっ、そうですね。 折角、白石さんの家に来た訳ですからね。」

彼女からゲームのお誘いを受け、僕も一緒にやる事に。

潤「じゃあ…ちょっと、待っててくださいね…。」

と、何故か白石さんは収納棚の中を探し始めた。
彼女が取り出したのはコントローラー…。

何をするのかと思いきや、部屋の机の上に置いてあるパソコン機器にコントローラーを繋げ始めた。
この行動で、彼女が僕と一緒にやるゲームのジャンルが分かった。

潤「ふぅ…じゃあ…『次は登録ですね、手順を教えてくれれば…。』えっ、分かっちゃいました?」

貴之「まあ…パソコンにコントローラーを繋げる時点で、やるゲームのジャンルは限られますから…あれでしょ、確か…オンラインゲーム?」

潤「おお…流石ですね。 じゃあ、早速。 やりましょうか。 じゃあ黒沼さんは、この大画面テレビで…。」

僕は大画面のテレビでプレイする事に。
ゲーム上級者の彼女に助けて貰いながらプレイしようと思う…。

ズバッ! バシュン!

ゲームのキャラ(黒沼)「ぐぁぁっ!」

貴之「うわっ、こいつヤバイな…。」

潤「黒沼さん、回復回復!!」

始まったオンラインゲームのプレイ…。
ゲーム上級者の彼女は、キャラのレベルも段違いで、しかも…。

ゲームのキャラ(他A)「マーラさん、お疲れ様です!!」

ゲームのキャラ(他B)「マーラさん、今日もスゴい動きです!!」

何と…他のプレイヤーの人から「お疲れ様です!!」とコメントされてる。
余程、名の知れたプレイヤーなんだろうな…。
しかも一緒にプレイしたいとお願いする人まで…。

あ、ちなみに「マーラ」は白石さんのゲーム内の名前。

マーラ(潤)「さあ、どんどん行くよー!!」

こうして、僕の初オンラインゲームのプレイは波乱万丈の時となった。
色んな意味で疲れた…。

貴之「あー、疲れた…。」

潤「お疲れ様です、黒沼さん。」

ゲームをやり終えて、使ってた機器の電源を切ると。

貴之「じゃあ…僕はお先に寝ますね…。」

潤「分かりました。 私も明日仕事が有るので、同じ様に寝ますね。」

と、まさかの白石さん、仕事が有るとの事…その結果、僕と白石さんはほぼ同じ時刻で寝る事に。
布団に関しては僕は、別の部屋を使う事に…。
と思ったが…白石さんから…「少し離して使っても大丈夫でしょう」と言われて、同じ部屋に寝る事になった。

潤「じゃあ…おやすみなさいませ~。」

貴之「おやすみなさい…。」

僕は自分の布団に入ると…眠りに落ちた…。
何も無ければ良いと思うが…。
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