白の家に泊まる黒 二日目 朝昼篇
潤「んん…ふぁ…。」
いつもの朝、今日は仕事の為早めに起きる事に…。
ただ、今日に関しては大分違う事がある。
潤「あれ…? 黒沼さん…いない…。」
私の隣で寝ていた黒沼さんがいない事。
帰ってしまったのかと思うが…そうではない…。
実際…
トントン…ジュー…ジュー…。
キッチンから料理をする音が聞こえる。
どうやら、黒沼さんが料理をしているのだろう…。
パジャマ姿のまま、キッチンへと向かう。
潤「おはようございます~。」
貴之「あっ、おはようございます。」
潤「この匂い…今日は鮭ですか?」
貴之「えぇ、朝の活力には良いかなと思いまして。」
そして、私はまた別に気づいてしまったのが、キッチンに置いてある紙製の弁当箱。
潤「あれ? 黒沼さん、その紙のお弁当箱は?」
貴之「あぁ、これですか? これは白石さんのお昼のお弁当ですよ。 ロケ弁ってどんなのかは僕、分からないですけど、栄養面とか白石さんのプロポーション維持を考えてたらつい…。」
何と私のお弁当らしい。
私は近くでどんな中身かを確認すると、色とりどりで健康にも良さそうな感じで私の事を気遣ってくれてるのが良く分かる。
潤「何か…ありがとうございます…。」
貴之「いえいえ、まあ僕が出来るのはこのぐらいしか…無いと思うので。」
と彼は言うが、むしろ私にしてみれば、ありがたいにも程があるくらいだった。
私のプロポーションを維持する為に健康面や栄養面を考えて料理を作ってくれたり…。
私は正直、自宅で人の作った料理を食べたのは黒沼さんが初めてだ。
しかも、自宅でこうしてご飯を食べる事も、ましてや料理を食べるのも…正直言って、どのくらいぶりなのかが分からないくらいだ。
潤「(私…やっぱり…彼にどうしよう…。 想いを伝えるべきなのか…?)」
貴之「白石さん。」
潤「ん、はい!?」
貴之「早く、朝御飯食べましょう。 お仕事の為にも食べないと…。」
潤「あ、あぁ、そうでしたね!! 早速、食べましょうか!!」
私は、彼に言われて、久々の朝御飯を食べる事に。
朝御飯を食べ終えた後は、着替えや髪や歯磨き等の身支度も済ませ、仕事へ向かった。
勿論…あのお弁当も持って…。
今日の仕事は、ファッション雑誌の撮影。
動画と写真の両方を使うらしい。
そして、その使われる服装は…私の得意なパンツスーツ姿だ。
パシャ!
カメラマン「流石、業界内で1、2を争うパンツスーツの似合うモデルさんだよ!! 良いねーー!!」
私のパンツスーツ姿は、業界内でも1、2を争うくらい似合うらしい。
私はこんな事知らなかったが…。
パシャ! パシャ!
撮影はどんどん進み…気がつくと朝の10時から始まった撮影は3時間も経っていた…。
スタッフ「それじゃ、ここでお昼休憩ー!! 1時間後、また撮影開始しまーす!!」
「はーい!!」
ここで、お昼休憩となった。
私以外のモデルの人達は、別の場所でお昼を取る事に。
私は、撮影場所近くの部屋で黒沼さんが作ってくれたお弁当を食べる事にした。
紙のお弁当箱は2つ…。
どうやら、一つはご飯、一つはおかずという事なのだろう。
改めて中身を確認すると、やはり彩り豊富なお弁当で食べるのが勿体無いくらいだ。
きんぴらごぼうに…アスパラをお肉で巻いたものに、ほうれん草のおひたし等、栄養バランスが良く私の健康を気遣ってのおかずが豊富。
私はまず、そのアスパラの肉巻きを食べる事にした。
モグモグ…
潤「うん…うふふっ…美味しい…♡」
白いご飯と一緒に食べると、改めてお肉の焼き方も完璧で油っこくない感じがベストマッチ、白飯が少なくても合う。
こうして、つい夢中になってお弁当を食べ終えた後、歯磨きや後始末も終えて、残りの時間をスマホのゲームで時間を潰す事にした。
ゲームをやってる間、私は家に残ってる黒沼さんの事を考えてしまった…。
潤「(黒沼さん…今、何をしてるんだろうな…? ゲームをやるにも…私しかやり方を知らないし…。 そもそも、黒沼さん…何で時間を潰すんだろう? それが気掛かりだな…。)」
黒沼さんがどうやって時間を潰してるのか…。
まさかだと思うけど…朝から晩まで…竹刀の素振り…否定できないけど、あの真面目な黒沼さんならやりかねないな。
それに、やる物があまり無いし…ゲームをやるにも、勝手にやれるような人では無いからな…。
潤「(外出は無いな…後々面倒な事を引き起こす事を考えれば…いや、あの人の性格なら外出は難しいな…。)」
こんな心配事をしているうちに、休憩時間が終わる時刻にまで迫っていた。
私はスマホのゲームを終わらせ、また再び撮影現場に向かう。
スタッフ「白石さん、入りまーす。」
潤「また宜しくお願いしまーす。」
また再び撮影が始まった。
取り敢えず、考えをリセットして撮影に励む事にした。
パシャ! パシャ!
カメラマン「良いねーー! じゃあ、今度は潤ちゃんの得意な白のパンツスーツ行きますか!!」
潤「! 分かりました!!」
スタッフ「白石さん、着替え入りまーす。」
タッタッタッタッタッ…
いつもの朝、今日は仕事の為早めに起きる事に…。
ただ、今日に関しては大分違う事がある。
潤「あれ…? 黒沼さん…いない…。」
私の隣で寝ていた黒沼さんがいない事。
帰ってしまったのかと思うが…そうではない…。
実際…
トントン…ジュー…ジュー…。
キッチンから料理をする音が聞こえる。
どうやら、黒沼さんが料理をしているのだろう…。
パジャマ姿のまま、キッチンへと向かう。
潤「おはようございます~。」
貴之「あっ、おはようございます。」
潤「この匂い…今日は鮭ですか?」
貴之「えぇ、朝の活力には良いかなと思いまして。」
そして、私はまた別に気づいてしまったのが、キッチンに置いてある紙製の弁当箱。
潤「あれ? 黒沼さん、その紙のお弁当箱は?」
貴之「あぁ、これですか? これは白石さんのお昼のお弁当ですよ。 ロケ弁ってどんなのかは僕、分からないですけど、栄養面とか白石さんのプロポーション維持を考えてたらつい…。」
何と私のお弁当らしい。
私は近くでどんな中身かを確認すると、色とりどりで健康にも良さそうな感じで私の事を気遣ってくれてるのが良く分かる。
潤「何か…ありがとうございます…。」
貴之「いえいえ、まあ僕が出来るのはこのぐらいしか…無いと思うので。」
と彼は言うが、むしろ私にしてみれば、ありがたいにも程があるくらいだった。
私のプロポーションを維持する為に健康面や栄養面を考えて料理を作ってくれたり…。
私は正直、自宅で人の作った料理を食べたのは黒沼さんが初めてだ。
しかも、自宅でこうしてご飯を食べる事も、ましてや料理を食べるのも…正直言って、どのくらいぶりなのかが分からないくらいだ。
潤「(私…やっぱり…彼にどうしよう…。 想いを伝えるべきなのか…?)」
貴之「白石さん。」
潤「ん、はい!?」
貴之「早く、朝御飯食べましょう。 お仕事の為にも食べないと…。」
潤「あ、あぁ、そうでしたね!! 早速、食べましょうか!!」
私は、彼に言われて、久々の朝御飯を食べる事に。
朝御飯を食べ終えた後は、着替えや髪や歯磨き等の身支度も済ませ、仕事へ向かった。
勿論…あのお弁当も持って…。
今日の仕事は、ファッション雑誌の撮影。
動画と写真の両方を使うらしい。
そして、その使われる服装は…私の得意なパンツスーツ姿だ。
パシャ!
カメラマン「流石、業界内で1、2を争うパンツスーツの似合うモデルさんだよ!! 良いねーー!!」
私のパンツスーツ姿は、業界内でも1、2を争うくらい似合うらしい。
私はこんな事知らなかったが…。
パシャ! パシャ!
撮影はどんどん進み…気がつくと朝の10時から始まった撮影は3時間も経っていた…。
スタッフ「それじゃ、ここでお昼休憩ー!! 1時間後、また撮影開始しまーす!!」
「はーい!!」
ここで、お昼休憩となった。
私以外のモデルの人達は、別の場所でお昼を取る事に。
私は、撮影場所近くの部屋で黒沼さんが作ってくれたお弁当を食べる事にした。
紙のお弁当箱は2つ…。
どうやら、一つはご飯、一つはおかずという事なのだろう。
改めて中身を確認すると、やはり彩り豊富なお弁当で食べるのが勿体無いくらいだ。
きんぴらごぼうに…アスパラをお肉で巻いたものに、ほうれん草のおひたし等、栄養バランスが良く私の健康を気遣ってのおかずが豊富。
私はまず、そのアスパラの肉巻きを食べる事にした。
モグモグ…
潤「うん…うふふっ…美味しい…♡」
白いご飯と一緒に食べると、改めてお肉の焼き方も完璧で油っこくない感じがベストマッチ、白飯が少なくても合う。
こうして、つい夢中になってお弁当を食べ終えた後、歯磨きや後始末も終えて、残りの時間をスマホのゲームで時間を潰す事にした。
ゲームをやってる間、私は家に残ってる黒沼さんの事を考えてしまった…。
潤「(黒沼さん…今、何をしてるんだろうな…? ゲームをやるにも…私しかやり方を知らないし…。 そもそも、黒沼さん…何で時間を潰すんだろう? それが気掛かりだな…。)」
黒沼さんがどうやって時間を潰してるのか…。
まさかだと思うけど…朝から晩まで…竹刀の素振り…否定できないけど、あの真面目な黒沼さんならやりかねないな。
それに、やる物があまり無いし…ゲームをやるにも、勝手にやれるような人では無いからな…。
潤「(外出は無いな…後々面倒な事を引き起こす事を考えれば…いや、あの人の性格なら外出は難しいな…。)」
こんな心配事をしているうちに、休憩時間が終わる時刻にまで迫っていた。
私はスマホのゲームを終わらせ、また再び撮影現場に向かう。
スタッフ「白石さん、入りまーす。」
潤「また宜しくお願いしまーす。」
また再び撮影が始まった。
取り敢えず、考えをリセットして撮影に励む事にした。
パシャ! パシャ!
カメラマン「良いねーー! じゃあ、今度は潤ちゃんの得意な白のパンツスーツ行きますか!!」
潤「! 分かりました!!」
スタッフ「白石さん、着替え入りまーす。」
タッタッタッタッタッ…
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