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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
目次

第10話『E組の存在』の時間

イリーナが、殺センセーに手入れされた次の時間の英語の授業、

英語の授業の担当はイリーナだが、やはり各自自習、授業をする気はまったくないらしい。

イリーナは教卓の椅子に座り、タブレットをいじりながら、次の作戦を考えていた。でも、Wi-Fiがうまく入らないことにイラ立っていた。



ビッチ「あーもー!なんでWi-Fiはいんないのよ、このボロ校舎!」

業「ふふふ!必死だね、ビッチ姉さん。あーんなことされてプライド、ズタズタだね。」



カルマがイリーナをからかうとイリーナはギッ!と睨みつけた。

そして、磯貝がみんなを代表して、イリーナに話しかけた。



磯貝「先生、授業してくれないなら、殺センセーと変わってくれませんか?俺ら、今年受験なんで・・・。」



磯貝が、気を使いながら優しく言うと、イリーナは、



ビッチ「ははは!あの凶悪生物に教わりたいの?地球の危機と受験を比べられるなんて、ガキはいいわね!それに、聞けばあんたたちE組って、この学校の落ちこぼれなんですって!勉強なんて今更したって意味ないでしょ?あ、そうだ。こうしましょう?私が、暗殺に成功したら、1人500万円ずつわけてあげるわ!そしたら無駄な勉強するより、ずっと有益でしょ?」



クラスのみんなは、イリーナの言葉に下を向き、肩を震わし悔しそうな顔をしていた。



コナン(ありゃ、イリーナのやつ、地雷踏んだな。)

哀(馬鹿な女。あの子たちにそんなこと言うなんて、暗殺者としてどうかと思うわ。)

コナンと哀がそんなことを思っていると、生徒達がイリーナに、



【出てけよ。・・・・出てけーーー!殺センセーに変われーー!!!】



と、消しゴムやらなんやらを投げながら騒ぐ。

イリーナは、そんな生徒達の迫力に負け、教室を出ていく。







イリーナが出ていき、少し落ち着いた教室では、みんなそれぞれ自習を再開していた。

そのなかでコナンと哀は、イリーナにつけた盗聴器で、イリーナを烏丸の会話を聞いていた。



ビッチ「なんなのよあのガキども!こんないい女と同じ空間にいられるだけでもありがたいと思わないの!!」

烏丸「ありがたいとおもわないから、軽く学級崩壊してるんだろうが。はぁ・・彼らにちゃんと誤ってこい、このままここで暗殺を続けたいならなおさらな。」

ビッチ「なんで!先生なんて経験ないし、このまま暗殺だけに集中させてよ!」

烏丸「はぁ・・・しかたない、ついてこい」









烏丸がそういうと、二人はどこかに歩いていく。

歩いた時間と周りの音から、この時間、いつも裏山でテストを作成している殺センセーのところにいったみたいだ。



ビッチ「なんだか、変に時間をかけてるのね、マッハ20なんだから、問題作りくらいすぐでしょうに。」

烏丸「一人一人問題が違うんだ。」

ビッチ「へっ!!」

烏丸「苦手教科や得意科目に合わせて、クラス全員の全問題を作りわけているんだ。高度な知能とスピードを持ち、地球を滅ぼす危険生物、そんな奴の教師の仕事は完璧に近い。」



そしてまた、烏丸とイリーナは歩きだした。

コナン「哀、あのセンセーは教師の鏡だな。さすがに生徒一人ひとり問題を変えてるなんて、知らなかったな。」

哀「そうね。ってか秀一さんからline来ていたわよ。」



哀がそういい、コナンに自分のスマフォを見せる。

赤井(では、今日は迎えに行こう。それで、ついでにそのビッチ先生とやらと話しをしよう。)

という内容だった。内容を確認にたコナンは、赤井に、(了解!)のスタンプを送った。



そうこうしていると、烏丸とイリーナは校庭の方に移動したらしい。





烏丸「生徒達も見てみろ!」

ビッチ「はぁ?ただ遊んでいるだけじゃない。」

烏丸「動く的に正確にナイフを当てる、俺が考えた、暗殺バドミントンだ。ターゲットと教師、アサシンと生徒、あの怪物のせいで生まれたこの奇妙な教室では、だれもが二つの立場を両立している。・・・お前はプロであることを強調するが、教師を両立できないなら、ここではプロとしてもっとも劣るということだ。」

ビッチ「・・・・!」

烏丸「ここにとどまって教師を続けるなら、見下した目で生徒をみるな!」



ビッチ「・・・っはぁ!」





そこまでの烏丸とイリーナの会話を聞いた哀とコナンは、

哀「あの、防衛相の烏丸って人、どっちの味方なのかしら・・。」

コナン「そりゃ、自分自身よくわかってないんじゃないか?このイリーナへの対応も、上からの指示でもないだろうに、無意識でイリーナの世話してんだろうよ。」

と、烏丸の面倒見のよさに、よくやるよ・・・と思っていた。













しばらくすると、教室の扉が開いて、イリーナが教室に入ってきた。

そして、そのままチョークを持ち、黒板に英文を書いていく。



ビッチ「You are incredible in bed. Repeat.」

イリーナのその言葉に、生徒達は徐々に席に着き、黒板の英文を復唱する。



ビッチ「アメリカのVIPに暗殺したとき、まずとのボディーガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は、(ベッドでの君はすごいよ。)」



イリーナが教えてくれた訳に、生徒達は赤面する。中学生に何いわせてんだ、と。



ビッチ「外国語を短い間に習得するには、その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよくいわれるわ。相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようとするのね。だから、私の授業では、外国人の口説き方を教えてあげる。プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ、身に着ければ、実際に外国人に会ったときに必ず役に立つわ。」



外国人と仲良くなれるかもと、数人が少し上の空だった。



To be continue
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