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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第10話「宮藤の暴走」

宮藤一行は、突如出現したネウロイに対抗するために空へと上がっていた。



宮藤「きつい…。」

リーネ「このままじゃ、魔力が持たないよ~!」

竹井「せめて、現地の人たちの避難が終わるまでは…。」

バルクホルン「しかし、妙に変だ。」

ハルトマン「宮藤に攻撃が集中しているね。」

バルクホルン「ああ、このネウロイ。誰かに操られているのか?」

孝美「それが妥当だけど、いまは、宮藤さんを援護しつつ、地上の人たちが避難を終わるのを待ちましょう。」

サーシャ「エイラ、あれ。」

エイラ「あれ?ミーナ中佐たちだ。」

ミーナ「みんな大丈夫?」

ラル「孝美もひかりも御苦労さん。」

ペリーヌ「リーネさん大丈夫ですか?」

リーネ「私より芳佳ちゃんが…。」

宮藤「はぁはぁ…」

ミーナ「宮藤さんの魔法力だけ激しいく消耗しているの?」

バルクホルン「ネウロイが、宮藤ばかり強烈なビーム光線を撃ってくるんだ!」

ラル「なに!」

ロスマン「でしたら、宮藤さんも避難した方がいいかもしれません。」

ミーナ「ネウロイの狙いは宮藤さんよ。それは間違いないは。」

バルクホルン「決定だな。宮藤!お前は山川さんと合流…。」

リーネ「芳佳ちゃん!上!」

宮藤「え?」

坂本「まにあえ~!!!」



ドドドドドカン



宮藤「坂本さん?…。」

リーネ「芳佳ちゃん!」

ミーナ「宮藤さん!」

バルクホルン「宮藤!!!」

坂本「任せろ!!」



その声がこだましたとたんに一機の戦闘機が現れた。



服部「あれは!?」

バルクホルン「なんだ?どこの機体だ?」

ウルスラ「最新型のゼロ戦です。」

ハルトマン「あれ?ウルスラ?来ていたの?」

ウルスラ「坂本少佐に、戦艦大和の運用を任されて指示だけして飛び出してきました。」

ミーナ「そうなの?」

サーシャ「ところで先ほどからの砲弾は、その戦艦大和からですか?」

ウルスラ「そのとおりです。特殊のシールド弾を撃っています。」

サーニャ「だから、先ほどからシールドが出ているのですね。」



そのころ、宮藤を助けて地上に降りた坂本は…。



坂本「宮藤!!大丈夫か!!」

マリア「すぐ応急手当を!」

山川「芳佳ちゃんしっかりして‼‼」

坂本「衰弱しきっている…。誰か回復魔法を!その方が早い‼‼」

フェルナンディア「私ので良ければですが…。」

マリア「フェルナンディアさん。頼みます。」

坂本「私はその間に、衛生兵を探してくる!!」

黒江「その必要はない!!」

坂本「黒江!」

黒江「私が連れてきたが、ここは安全か?」

坂本「503・505部隊の人たちを連れてきたから大丈夫だ。その人たちに大和の安全を任せている。」

黒江「よくそんな早くに集めれたな。」

坂本「声をかけられていたからな。何かあった時は呼んでくれっと。」

黒江「そうか。」

坂本「少しミーナに話してくる。すまんが宮藤を頼むぞ!」

フェルナンディア「まかせなさ~い。」



上空



坂本「ミーナ!!」

ミーナ「美緒!まさかまた大和を連れてくるなんて。」

坂本「使えるものは使うべきだ!それより、その大和に、特殊武器を積んでいる。ネウロイを一掃するならそれを使う必要があるかもしれない。」

ウルスラ「ミーナ中佐。先ほど話していた武器のことです。」

ミーナ「地雷砲弾?だっけ?」

坂本「それと、新烈風斬が撃てる装置だ。そちらは私がやるとしても…。」

ミーナ「危険すぎるは!!またあの時と同じことをするの!?」

坂本「なら、だれがやるのだ?魔法力は要らないが、誰かが、突撃していかないといけないのだぞ!?」

宮藤「私がやります!」

周り「!!!」

坂本「宮藤!」

リーネ「芳佳ちゃん!無理だよ!そんなフラフラだと!」

フェルナンディア「私はもちろん止めたんだけどね。宮藤ちゃんがどうしても行くって聞かないから…。」

ラル「宮藤少尉。君の気持は素晴らしいが、そのままでは、死ぬ危険性もありえる。」

坂本「そうだぞ!宮藤!!今のお前では…。」

宮藤「だから、坂本さん!私が新烈風斬を撃ちに行きますから、その護衛をお願いします。」

バルクホルン「なるほど、そいうことか。」

ラル「魔力のいらない兵器ならそこまで全員で運べばいいというわけか。」

宮藤「それに、私は以前に一度やったことがあります。経験者の方が成功確率が上がります。」

ミーナ「それでも危険よ!!」

宮藤「今ならまだ間に合います。奥にあるできかけの巣ごと吹き飛ばせます。」

坂本「誰だ!!宮藤にその情報を聞かせたやつは‼‼」

ミーナ「少し待って、その話ホントなの!?」

マルセイユ「我々も戦っていたが全くその気配はなかったぞ!?」

宮藤「衛生兵さんたちがこそこそ話していたのでそれを聞いていたのです。」

坂本「あいつら…。後で覚えていろよ!」

ミーナ「宮藤さん!巣が相手ならなおさらこの作戦は承認できないわ!」

宮藤「それでも…。私にはこれがあります。」



服の間から一つの刀を出した。



ペリーヌ「それは!?」

リーネ「烈風丸!?」

坂本「バカな!?戦艦ヤマトにないものどことか、お蔵入りになったものだぞ!」

ウルスラ「いえ、違います坂本少佐。それは烈風丸ではなく…。」

宮藤「新烈風丸です!」

サーニャ「何が違うの?」

宮藤「魔力の出方が違うものです!」

ラル「安全に改良されたものか。」

坂本「違うそれは…」

ウルスラ「一部の上層部によって、作られた魔改造の出力レベルを大幅に上げたものになっているのです。」

ミーナ「何故そんなものがあるのよ!」

宮藤「私なら大丈夫です!」

坂本「だめだ!上官命令だ!!宮藤それを私に渡せ!!」

ミーナ「その通りよ!宮藤少尉!!それは合ってはいけないものよ。こちらで処分するから大人しく渡して!」

リーネ「芳佳ちゃん…。ダメだよ…。そんなことしては…。」

サーニャ「芳佳ちゃん…。」

宮藤「私は、お父さんとの約束を守りに行きます!」

リーネ「待って、待って!芳佳ちゃん!!」

坂本「だめだ!宮藤!!…。くそ~こんな時に燃料が…。」

ミーナ「坂本少佐は地上に降りてこのことの再度確認を。それ以外の人は私に続いて宮藤少尉を無傷で捕獲。必ず!!無傷でお願い!!」

周り「了解!」



坂本「(宮藤があそこまで頑固になるのは珍しい…。それも間違えた方向に…。以前は私もその間違いの状態だった。だけどそこに宮藤が助けてくれた。その宮藤がなぜあそこまでに…。恐らく、私のいない間に何か宮藤にとって最悪なことを地上のやつが言ったのだな。それしか考えにくいな。まずは黒江と相談だ。)」



ここに来ての、宮藤の暴走…。さてそれをそそのかしたのはいったい誰なのか?

続く
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