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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第11話「二人になった宮藤」

坂本「黒江!そっちはどうなっている!?」

黒江「宮藤さんが飛んで行った以外は特に問題ないが…。」

坂本「宮藤の様子がおかしい…。それもここに降ろしてからの間で何かがあったはずだ。」

黒江「ふむふむ…。だがな…。」

坂本「お前の方では知らないようだな。」

黒江「まったくだ。」



そのころ上空



リーネ「芳佳ちゃん~!止まって~!!」

ミーナ「だめだわ、聞こえていないのかしら?」

バルクホルン「宮藤とまれ~!!」

シャーリー「ミーナ―中佐、私が全力で行って止めようか?」

ミーナ「ええ、お願い!!」

シャーリー「よっしゃ~!」

ルッキーニ「行け~!シャーリー!」

シャーリー「とりゃ~!」

ネウロイ「ヒィウン」

シャーリー「なんだ?こいつら。私の邪魔する気か?」

ミーナ「宮藤さんの方向にネウロイが集まっているはね。」

ラル「通さないつもりみたいだな。」

ロスマン「ですが、宮藤少尉を追いかけなければ…。」

サーシャ「このネウロイの数だと厳しいですね我々だけだと。」

バルクホルン「せめて宮藤だけでも連れて帰らなければ…。」



その頃坂本と黒江は…。



坂本「この先から声がするが何があったのだ?」

黒江「かなりの人の数だが…。」

坂本「おい!そこの衛生兵!何があった!?」

衛生兵「それが、宮藤少尉が倒れているのです!」

坂本「はあ!???」

黒江「確かなのか?坂本!待て!」

山川「芳佳ちゃん!しっかりして!!」

フェルナンディア「この状態…、さっき私が回復魔法をかけた時より消耗しているわ…。」

マリア「何とかならないのかしら?」

フェルナンディア「専門の医者に見せた方がいいでしょう。でも…。」

坂本「宮藤がいるのはここか!!!??」

土方「坂本少佐!」

坂本「土方!この状態を知っている限り説明しろ!?」

土方「はい、空へ行った宮藤さんの後に、作戦指令室にこの宮藤さんが現れたのです。そうしたら…。」

山川「もう一人の自分を止めないとって言った後に気絶しちゃったのです。」

坂本「その手にあるものは?」

山川「芳佳ちゃんが持っていたものです。何かの参考になればいいのですが…。」

黒川「どっちが本物だ?」

坂本「恐らくだが、その黒いのはネウロイのコアだ。」

周り「え!!??」

土方「坂本少佐!では破壊しないといけないのでは…。」

坂本「私の推測が正しいのであれば、破壊したら、宮藤は死ぬ。」

山川「だめです!!!」

坂本「それはわかっている!だが、もう一人をどうやって止めるかだが…。」

マリア「どいう意味です?」

坂本「どこからか知らないが、この近くに巣があることを知っているだけではなく、新烈風斬を撃とうと烈風丸の小型版を所持している。ミーナたちが追いかけているが…。」

宮藤「坂本さん…。」

坂本「!!!宮藤!」

山川「芳佳ちゃん!大丈夫!?」

フェルナンディア「動いちゃだめよ!?あんたは衰弱のレベルを大幅に下回っているんだから。」

宮藤「わかっています。だから、もう一人の私を頼みます。そのコアを持っていれば勝手に近づいてきますので…。」

山川「芳佳ちゃん!」

フェルナンディア「大丈夫よ。寝ただけよ。」

黒川「坂本、行く気か?」

坂本「ああ、これしか今は手掛かりがないし、宮藤の言葉だ。何か意図がある。」

山川「もう片方の芳佳ちゃんをお願いします。」

坂本「ああ、任せろ!」







坂本「ミーナ~!!!!」

ミーナ「美緒!?」

坂本「待たせたな~!」

ミーナ「何かわかったの?」

坂本「良くわからんが、この機体にある下の黒いのを守ってくれ。特にネウロイはな。」

ミーナ「それは!!!!」

ラル「まさか、研究所らしいところにあったコアか?」

坂本「いや、これは宮藤が持っていたものだ。」

リーネ「どいうことですか?坂本少佐?」

宮藤2「坂本さんそれを渡してください~!!!」

バルクホルン「おい銃を向けるな!!宮藤!!」

坂本「とりあえず、あの宮藤を戦艦大和まで連れて行く。誘導を私がするから、ネウロイが付いてこないように頼む。」

ミーナ「良くわからないけどそれがいいのね。」

坂本「戦艦大和では、今確保の準備が行われている。この手に賭けるしかない。」

ミーナ「わかったわ。501部隊!坂本少佐を支援します。」

501部隊「了解!」

ラル「我々もやるぞ!」

502部隊「おう!」



そして…



リーネ「見て、戦艦大和で何か広げている。」

ウルスラ「なるほどあの網を使用するわけですか。」

坂本「ここのまま、降りるぞ!」

服部「坂本少佐、それでは戦艦大和にぶつかってしまいます!」

坂本「宮藤が助かるのであれば、この機体を失うぐらい安いものだ。」

ミーナ「どうやってそのコアを取るの?」

竹井「黒江さんね。」

坂本「ああ、ここまでも賭けだが、ここからがもっと賭けになる。なんとかなってくれよ!!」



さて、もう一人の宮藤は捕まえることはできるのか?そして、作戦指令室に居た宮藤は回復するのか?この二人の違いは?又、この謎の黒いコアの正体とはいったい…。

続く
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