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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第9話 「真相」

扶桑



山川&宮藤「美味しそう~。」

バルクホルン「これは…。」

ハルトマン「トゥルーデ早く食べようよ~!」

バルクホルン「ハルトマン。少し黙ってそこに居ろ!」

黒江「なかなか美味しそうだろ!」

竹井「黒江。ところで、美緒からは何だって?」

黒江「先ほども言った通り、宮藤博士の娘を元気にさせろとは言われた。やり方は任せる。だって。」

孝美「相変わらず、大雑把ですね…。」

黒江「まあ、坂本だからな。」

宮藤「昔からあんな感じなのですね。坂本さんは…。」

黒江「まあ、ここまで来たら、いろんなお土産を持って帰れば、坂本も喜ぶだろ。」

宮藤「何かわかったのでしょうか?向こうは?」

バルクホルン「今日は気にするな、宮藤。向こうは向こうに任せておけばいい。」

黒江「そうだな、早速この目の前の豪華なご飯を食べて自慢してやるか!」

宮藤「はい!」



そのころミーナと坂本の調査隊チームは…



坂本「この洞窟は、どこまで続いているのだ?」

ラル「かれこれ1時間半は歩いているか。」

ウルスラ「この方角は、宮藤博士の研究所後の場所です。」

ミーナ「何か、危ない気配だから全員、武装装備!」

周り「了解!」

坂本「大きな、部屋に出たぞ。」

ミーナ「これは!!」

ラル「何かの研究所の後だが…、うむ、廃棄されてから余り時間がたっていないな。」

ロスマン「ここにウォーロックがいたのでしょうか?」

坂本「宮藤との話が少し違うな。」

ミーナ「ええ。ここがウォーロックなら、コアの研究の配線がかなりあるはず。」

坂本「だが、ここにはそいうものがない。そして…」

ウルスラ「撤去した痕跡もないです。」

坂本「なら、あの事件の後にこの空洞が作られたことになるな。」

ミーナ「ええ。書類か証拠があればいいのだけど…。」

サーシャ「これなど、どうでしょう?」

ミーナ「これは…?」

サーシャ「あちらの棚に残っていたものです。」

ラル「ロスマン。お前が手にしているものは?」

ロスマン「隊長、コアの詳細書類みたいのが見つかりました。」

周り「!!!」

ロスマン「ただ、暗号で書かれており、解読が必要です。」

ラル「そうか。」

坂本「それでも、上層部を突っつくには、いい材料になる。」

ミーナ「その他には…。」

ルッキーニ「ねぇねぇ。あっちに何かあるよ~!」

ラル「これは…?」

坂本「ネウロイのコアか!」

ウルスラ「待ってください。どうやら人工のものだと思われます。」

マルセイユ「なに!?」

ミーナ「どいうこと?」

ウルスラ「まず、色が違います。このコアは真っ黒です。コアは赤いものだと共通認識しています。そして、良く見ると欠けています。」

坂本「確かに、下の方が少し、欠けているな。」

ウルスラ「この状態での、回復力は通常のネウロイなら、あるかと思います。もしくはないなら消滅されているはずです。」

ラル「なら、このコアは。」

ウルスラ「ここからは空想ですが、今回の新型謎のコアの失敗作ではないかと思います。」

ミーナ「とりあえず、ここまでにしましょう。宮藤さんにも説明ができる内容は確保できたし、危険を冒してまで、これ以上捜査を進めるには、時間的にも厳しいので。」

坂本「そうだな。ここまでの説明を書類にまとめるか。最低でも宮藤に納得してもらえるためにな。」



そのころ、宮藤たちは…。



宮藤「気持ちいい~。」

山川「そうだね~芳佳ちゃん。」

バルクホルン「これはなかなかの景色だな。」

竹井「良く取れたね。予約。」

黒江「私の個人的に、お世話になっているところだからすぐに取れたよ。」

サーニャ「扶桑のお風呂はいいね。」

エイラ「ここはな。私的にはサウナの方がいいけどな!」

リーネ「芳佳ちゃん、あれ、な~に?」

宮藤「なになに?…。」

ひかり「あれって…。」

黒江「ネウロイだ!」

竹井「全員!建物の中へ!」

宮藤「は、はい!」

バルクホルン「服を着て出撃するぞ!ハルトマン!」

ハルトマン「え~!ここ、私たちの管轄外だよ~!」

バルクホルン「ネウロイが出たらそんなこと関係なしだ!早くしろ!」



そのころ~



ミーナ「ふう~。何とか書類は完成したね。」

坂本「これで宮藤が何とか機嫌を直してもらえればな。」

ラル「そうだが、彼女は怒ると怖いのか?」

坂本「いや、あそこまで怒ったのは初めて見た。」

ミーナ「いつも、みんなの安全と平和のことを考えてくれているからね。」

ロスマン「優しい方ですね」

サーシャ「宮藤博士の娘らしいという感じですかね。」

坂本「理想像ではあるな。うちの服部が、ほれぼれするぐらいだからな。宮藤に。」

マルセイユ「お~い!大変だ!扶桑で新型ネウロイが出たみたいだ!」

周り「!!!」

坂本「場所は!」

菅野「北海道だ!今孝美たちがいるのって…。」

ロスマン「しかし、どうやって行けば…。」

坂本「あの扉を使うぞ!」

サーシャ「なるほど確かに早く着きますね。」

ラル「ストライカーユニットを持って出撃だ。」

ミーナ「私たちも出るはよ!」

シャーリー「ああ!」

ルッキーニ「あいあいさー!」

坂本「私は寄るところがある。先に向かってくれ!」

ミーナ「ちょっと!美緒!!」



果たしてこの事態を回避できるのか、新型ネウロイの威力とは?

続く
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