57
…彼女は今のバイオリンとピアノのコンチェルトを1人で再現します!!…
「ただの再現は面白くありません。…少しヒヤッとする演出がありますが、どうぞ楽しんでみて下さい。」
…♪♪♪♪♪…
キッド「くるぞ。」
…シュッ!スパンッ!!スパッスパッ!!…
服部「全く同じやんけ!…それにしても、ゆりの一言がなければパニックになっとったで。」
コナン「あぁ。」
灰原「それにしても、長いわ…」
キッド「多分本当の狙いは…」
…♪♪♪………
キッド「演奏を終わらせた?」
「皆様、今夜は楽しんで頂けたでしょうか?少し予定より早いですが、皆様の歓声でこのシャンデリアが落ちそうなくらいです。」
…ハハハハ…!!
服部「シャンデリアが落ちそう…なんや、この引っ掛かりは…」
コナン「上だ!!やばいぞ、もうすぐ会場はパニックだ!!」
ジョディー「全員持ち場に着くわよ!!」
FBI「ああ。/はい!!」
キッド「蘭達もそなえろ!!俺はゆりの援護に回る!!頼んだぞ!」
………ガシャンッ!!…………
「ふーぅ、危機一髪。」
…キャァァァァア!!!…
「さてと、そろそろビスコタが姿をあらわす場所を彼らに暗号として送ってるはずだわ。」
コナン(電話)「会場の人間が出た時が勝負だ!!本人はここに姿をあらわす!恐らく仲間達は外の警察たちを狙う!!」
「ジョディーさんと赤井さんは外の援護に回って!安室さんと佐藤刑事と高木刑事は蘭たちの方の援護を!平次はコナンくんと灰原哀ちゃんを抱えてて!」
全員「了解!!」
灰原「!!」『嫌な空気…この感じ…ベルモット…!!』
「平次たちは隙を見て全員抜け出して!!」
平次「まかせとき!…和葉、いくで!」
ビスコタ「おやおや、すぐに姿を現してくれたな、ミスティ。…お前は俺を裏切った。」
「何を言ってるのよ。組織を裏切ったのはあなたの方よ。」
ビスコタ「だまれ!!お前さえいなければ俺は今頃組織のNo.2だった!!」
「はっ。飛んだ逆恨みね。」
ビスコタ「シェリーを出してもらおうか。」
「シェリー?組織の裏切り者なんて始末したわよ。」
ビスコタ「はっはっはっ!わかってるんだぞ?お前がシェリーを取り逃がしたことはな!」
「はっ、どこのガセネタかしら。」
ビスコタ「あの薬はまだ試作段階だったが、お前に飲ませて正解だったよ。…ま ただの失敗作でなく、お前の色素を操作するなんてなぁ…完成させたいんだ、一粒で痕跡なく殺せる薬をな!!」
「何を言って…」
ビスコタ「そうすればその薬は売れて大儲けだ!!そのためにシェリーが必要だ。」
「ばかね、彼女がそっちに出向いた時点で、あんたもろとも…」
「快斗、はなれ…てて…」
ビスコタ「何をしても無駄だぞ?…まぁ、お前が持つ薬のデータを渡せば苦しまずに殺してやるよ…さぁ…」
…ドンッ…!!
ビスコタ「!!…………な、ぜだ…FBI…は………」
ベルモット「ばかね。裏切り者がミスティに舐めた口きかないでくれる。」
「ありがと。」
ベルモット「こいつが飲ませた薬は色素操作だったのね。」
「ええ。」
ベルモット「ゆりが可愛がる子は始末しないでおくわ。…私は組織の裏切り者というのにも恥ずかしい奴を始末しに来ただけなの。」
「ありがとう。」
ベルモット「シェリーに言っておいて。あくまでミスティの解毒剤ができるまでよ。それからどうするかはゆり次第だからせいぜい、気をつけなさいってね。」
「ベルモットは優しいのね。」
ビスコタ「はっ…………友情ごっこの馬鹿どもめ。俺はまだ…死なねえよ!!……………お前らが………死ねぇぇぇえ!!!」
…ズババババ!!!
「ベルモット!伏せて!」
…バンバンッ!!
「…ばかはどっちよ。…ただ、貴女をこんな風にしてしまったのは私………その償いで組織が消えるまで………解毒剤は………作らないわ」
ビスコタ「ばか…な…」
「ごめんね、ビスコタ…」
…ドンッ…
キッド「大丈夫か?」
「えぇ、球はくらってないわ。…」
ベルモット「優しすぎるのもどうかと思うわ。早めにとどめをさすことね。」
「…それより、ベルモットも、バレたら、これでジン達を裏切ったことになるわよ…」
ベルモット「ばかね。…私は貴女についていくだけよ。」
「ありがと。サツが来る前に、ベルモットは逃げて」
ベルモット「ええ、まかせて、私も彼と同じで変装が得意なの。」
キッド「げっ…ばれてたのかよっ」
「ベルモットも、変装が得意なのよ。」
ベルモット「じゃあね。………少しは高校生楽しみなさいよ」
「ありがとっ」
そしてベルモットが姿を消すと同時に、FBIと、外に出ていたコナンたちが戻ってきた。
キッド「ビスコタはこっちだ!」
目暮「死んでるのか?!」
「急所は、はずしてます。」
目暮「外はもうおさまった、急いで犯人を確保と救護に当たれ!!」
ビスコタ「…くっ…なぜだ…!!なぜ!!殺さない!!…にくいはずだろう!!」
「だめよ。恨むのは、自分だけでいいのよ。ごめんね、ビスコタ…」
ビスコタ「うそだ………なんで……うわぁぁぁあ!!!」
「ただの再現は面白くありません。…少しヒヤッとする演出がありますが、どうぞ楽しんでみて下さい。」
…♪♪♪♪♪…
キッド「くるぞ。」
…シュッ!スパンッ!!スパッスパッ!!…
服部「全く同じやんけ!…それにしても、ゆりの一言がなければパニックになっとったで。」
コナン「あぁ。」
灰原「それにしても、長いわ…」
キッド「多分本当の狙いは…」
…♪♪♪………
キッド「演奏を終わらせた?」
「皆様、今夜は楽しんで頂けたでしょうか?少し予定より早いですが、皆様の歓声でこのシャンデリアが落ちそうなくらいです。」
…ハハハハ…!!
服部「シャンデリアが落ちそう…なんや、この引っ掛かりは…」
コナン「上だ!!やばいぞ、もうすぐ会場はパニックだ!!」
ジョディー「全員持ち場に着くわよ!!」
FBI「ああ。/はい!!」
キッド「蘭達もそなえろ!!俺はゆりの援護に回る!!頼んだぞ!」
………ガシャンッ!!…………
「ふーぅ、危機一髪。」
…キャァァァァア!!!…
「さてと、そろそろビスコタが姿をあらわす場所を彼らに暗号として送ってるはずだわ。」
コナン(電話)「会場の人間が出た時が勝負だ!!本人はここに姿をあらわす!恐らく仲間達は外の警察たちを狙う!!」
「ジョディーさんと赤井さんは外の援護に回って!安室さんと佐藤刑事と高木刑事は蘭たちの方の援護を!平次はコナンくんと灰原哀ちゃんを抱えてて!」
全員「了解!!」
灰原「!!」『嫌な空気…この感じ…ベルモット…!!』
「平次たちは隙を見て全員抜け出して!!」
平次「まかせとき!…和葉、いくで!」
ビスコタ「おやおや、すぐに姿を現してくれたな、ミスティ。…お前は俺を裏切った。」
「何を言ってるのよ。組織を裏切ったのはあなたの方よ。」
ビスコタ「だまれ!!お前さえいなければ俺は今頃組織のNo.2だった!!」
「はっ。飛んだ逆恨みね。」
ビスコタ「シェリーを出してもらおうか。」
「シェリー?組織の裏切り者なんて始末したわよ。」
ビスコタ「はっはっはっ!わかってるんだぞ?お前がシェリーを取り逃がしたことはな!」
「はっ、どこのガセネタかしら。」
ビスコタ「あの薬はまだ試作段階だったが、お前に飲ませて正解だったよ。…ま ただの失敗作でなく、お前の色素を操作するなんてなぁ…完成させたいんだ、一粒で痕跡なく殺せる薬をな!!」
「何を言って…」
ビスコタ「そうすればその薬は売れて大儲けだ!!そのためにシェリーが必要だ。」
「ばかね、彼女がそっちに出向いた時点で、あんたもろとも…」
「快斗、はなれ…てて…」
ビスコタ「何をしても無駄だぞ?…まぁ、お前が持つ薬のデータを渡せば苦しまずに殺してやるよ…さぁ…」
…ドンッ…!!
ビスコタ「!!…………な、ぜだ…FBI…は………」
ベルモット「ばかね。裏切り者がミスティに舐めた口きかないでくれる。」
「ありがと。」
ベルモット「こいつが飲ませた薬は色素操作だったのね。」
「ええ。」
ベルモット「ゆりが可愛がる子は始末しないでおくわ。…私は組織の裏切り者というのにも恥ずかしい奴を始末しに来ただけなの。」
「ありがとう。」
ベルモット「シェリーに言っておいて。あくまでミスティの解毒剤ができるまでよ。それからどうするかはゆり次第だからせいぜい、気をつけなさいってね。」
「ベルモットは優しいのね。」
ビスコタ「はっ…………友情ごっこの馬鹿どもめ。俺はまだ…死なねえよ!!……………お前らが………死ねぇぇぇえ!!!」
…ズババババ!!!
「ベルモット!伏せて!」
…バンバンッ!!
「…ばかはどっちよ。…ただ、貴女をこんな風にしてしまったのは私………その償いで組織が消えるまで………解毒剤は………作らないわ」
ビスコタ「ばか…な…」
「ごめんね、ビスコタ…」
…ドンッ…
キッド「大丈夫か?」
「えぇ、球はくらってないわ。…」
ベルモット「優しすぎるのもどうかと思うわ。早めにとどめをさすことね。」
「…それより、ベルモットも、バレたら、これでジン達を裏切ったことになるわよ…」
ベルモット「ばかね。…私は貴女についていくだけよ。」
「ありがと。サツが来る前に、ベルモットは逃げて」
ベルモット「ええ、まかせて、私も彼と同じで変装が得意なの。」
キッド「げっ…ばれてたのかよっ」
「ベルモットも、変装が得意なのよ。」
ベルモット「じゃあね。………少しは高校生楽しみなさいよ」
「ありがとっ」
そしてベルモットが姿を消すと同時に、FBIと、外に出ていたコナンたちが戻ってきた。
キッド「ビスコタはこっちだ!」
目暮「死んでるのか?!」
「急所は、はずしてます。」
目暮「外はもうおさまった、急いで犯人を確保と救護に当たれ!!」
ビスコタ「…くっ…なぜだ…!!なぜ!!殺さない!!…にくいはずだろう!!」
「だめよ。恨むのは、自分だけでいいのよ。ごめんね、ビスコタ…」
ビスコタ「うそだ………なんで……うわぁぁぁあ!!!」
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