56
コナン「灰原…?」
和葉「せやで!この子の言う通り!休んどかな…!」
「大丈夫、こういうのは慣れだから。」
蘭「慣れって…」
「それに、傷口はもう殆ど塞がってるし。何かあればキッドに助けてもらうから」
灰原「そんなこと言ったってね!あなた、この暗号の相手が誰だかわかって…」
「今は組織の人間じゃないよ。きっと。現組織の人間はこんなことしない。…するとすれば、裏切り者のビスコタ。」
コナン「ビスコは死んだんじゃ…?」
「いえ、彼とは別のビスコタ。死んだのはビスコ。」
キッド「それじゃぁお前の髪を…」
「その話はいいわ。…とりあえず、ここに書いてある通り、カップルをペアにハイドシティホテルにいてもらう。恐らくこの暗号自体が楽譜であることと舞台というところからみてハイドシティホテルのコンサートホール。花屋敷の事件の裏で手を引いてたのも恐らく彼ね。」
服部「手法が同じっちゅうことか。」
「恐らく彼の一番の狙いは私と灰原哀ちゃん。でも…まぁ、全員狙われてることに変わりはないわ。警察は18時からコンサートホールでするコンサートの関係者を洗ってもらって、ここにいる人達は私の指示で動いて欲しい。」
全員「了解/わかった」
「最初は全員一緒にいるけど、バラバラになったときのことを言いますね。ジョディーさんは射撃の腕が良いから私と反対側の方向から。あと赤井さんも固定の位置からいつでも発砲できるようにして下さい。安室さんはこの一般の人たちの護衛、とくにそこの灰原哀ちゃんをよろしくお願いします。」
3人「了解。」
「高木刑事と佐藤刑事も安室さんと行動を共に。目暮警部はその時の状況で警察に指示を。蘭と和葉ちゃんは工藤新一に変装したキッドと平次と普通にカップルとして行動してて、何かあれば周りの怪しい人達は1人残らず片してほしい。…平次とコナンくんはビスコタと予想される事を考えて。あ、でも一応、灰原哀ちゃんはコナンくんとペアで。…恐らくその都度暗号を送ってくるはずだから。3人の頭で考えて。」
「灰原哀ちゃんは、ひとりにならず、必ず蘭か和葉ちゃんと行動すること。」
「キッドは蘭ちゃんと行動しながら、何かあれば私と連絡をとってもらう。それで動くわよ。…それじゃぁ指示に従って、後は臨機応変に。…危ないと思えば自分第一で避難すること。」
全員「了解!」
服部「ほんまに大丈夫なんかいな。」
「まぁ、傷の方は余裕で。」
服部「傷の方は…?」
「………まぁなんとかなると思う。」
服部「何かあったらすぐ言えよ!」
「うん。ありがとう。」
服部「それにしてもあんだけ銃撃受けたやつに見えんくらいピンピンしとるなぁ。…工藤もちっちゃいねーちゃんもまだ痛そうにしとんでー?ゆりの体はどーなっとんねんっちゅう話や」
「まぁ、組織にいた頃から慣れてるからね。それと、組織については他言無用だからね。」
服部「わかっとるわかっとる!まだわいも殺されたないからな!」
「その割に無茶するけどねー」
服部「悪かったって!ほんまかんにんな??」
「まぁいいけど、私がいないところではあんな無茶言わないでよね。」
服部「あーあ、女に守られるなんてだっさいなぁ。」
「ふふっ。和葉ちゃんの方がよっぽど強そうだものね。」
服部「あいつは別もんや、あらバケモンやで。」
「それを言うなら蘭もなかなかみたいじゃない?」
服部「せや。和葉超える奴がおったなぁ。」
「ま、とにかく今回どうなるかわからないからよろしくね。」
服部「あぁ、まかせとき!工藤もおることやし、謎解きなら任せ!」
「たのもしいね。それじゃ、そろそろ持ち場に着くから。またあとで」
服部「おう!ほな!」
…和葉side…
和葉「なぁ、蘭ちゃん」
蘭「なあに?」
和葉「平次、ゆりちゃんのこと、好きなんやろか。」
蘭「え?」
和葉「ゆりちゃんも平次も下の名前で呼び合ってるし…すごい仲よさげで…」
…inコンサートホール…
佐藤「今日はピアノとバイオリンのコンサートみたいね。」
「恐らく私が舞台に呼ばれたときに相手は動き出すはず。…会場がパニックになる事を考えた上で警備を強化してください。」
目暮「あぁ。」
…そしてコンサートは幕を開けた。
和葉「綺麗な音やなぁ~。ほんまにこんなところで事件おきるん…」
…スパンッ…
和葉「なにこれ、カード?…何か書いてるで!」
服部「ちょっとかしてみ!」
ジョディー「暗号だわ。」
安室「これは…」
服部「舞台に立った瞬間に攻撃がはじまるってこっちゃな。」
コナン「客席をパニックにするつもりみたいだが、それをどう回避するか挑戦してきてやがる。」
灰原「間違いなくビスコタのやり方ね。…彼は面白くなることは自分に不利であってもやり遂げるからね。」
キッド「おい、ゆり…あれ、天井にナイフか何かが釣られてる。」
「…花屋敷とおなじだわ。」
………さーて!今回のスペシャルゲストを呼びましょう!!ミスティ!!
灰原「やっぱりあなた…!!」
「…この事件が片付いたらきちんと話すわ。」
和葉「せやで!この子の言う通り!休んどかな…!」
「大丈夫、こういうのは慣れだから。」
蘭「慣れって…」
「それに、傷口はもう殆ど塞がってるし。何かあればキッドに助けてもらうから」
灰原「そんなこと言ったってね!あなた、この暗号の相手が誰だかわかって…」
「今は組織の人間じゃないよ。きっと。現組織の人間はこんなことしない。…するとすれば、裏切り者のビスコタ。」
コナン「ビスコは死んだんじゃ…?」
「いえ、彼とは別のビスコタ。死んだのはビスコ。」
キッド「それじゃぁお前の髪を…」
「その話はいいわ。…とりあえず、ここに書いてある通り、カップルをペアにハイドシティホテルにいてもらう。恐らくこの暗号自体が楽譜であることと舞台というところからみてハイドシティホテルのコンサートホール。花屋敷の事件の裏で手を引いてたのも恐らく彼ね。」
服部「手法が同じっちゅうことか。」
「恐らく彼の一番の狙いは私と灰原哀ちゃん。でも…まぁ、全員狙われてることに変わりはないわ。警察は18時からコンサートホールでするコンサートの関係者を洗ってもらって、ここにいる人達は私の指示で動いて欲しい。」
全員「了解/わかった」
「最初は全員一緒にいるけど、バラバラになったときのことを言いますね。ジョディーさんは射撃の腕が良いから私と反対側の方向から。あと赤井さんも固定の位置からいつでも発砲できるようにして下さい。安室さんはこの一般の人たちの護衛、とくにそこの灰原哀ちゃんをよろしくお願いします。」
3人「了解。」
「高木刑事と佐藤刑事も安室さんと行動を共に。目暮警部はその時の状況で警察に指示を。蘭と和葉ちゃんは工藤新一に変装したキッドと平次と普通にカップルとして行動してて、何かあれば周りの怪しい人達は1人残らず片してほしい。…平次とコナンくんはビスコタと予想される事を考えて。あ、でも一応、灰原哀ちゃんはコナンくんとペアで。…恐らくその都度暗号を送ってくるはずだから。3人の頭で考えて。」
「灰原哀ちゃんは、ひとりにならず、必ず蘭か和葉ちゃんと行動すること。」
「キッドは蘭ちゃんと行動しながら、何かあれば私と連絡をとってもらう。それで動くわよ。…それじゃぁ指示に従って、後は臨機応変に。…危ないと思えば自分第一で避難すること。」
全員「了解!」
服部「ほんまに大丈夫なんかいな。」
「まぁ、傷の方は余裕で。」
服部「傷の方は…?」
「………まぁなんとかなると思う。」
服部「何かあったらすぐ言えよ!」
「うん。ありがとう。」
服部「それにしてもあんだけ銃撃受けたやつに見えんくらいピンピンしとるなぁ。…工藤もちっちゃいねーちゃんもまだ痛そうにしとんでー?ゆりの体はどーなっとんねんっちゅう話や」
「まぁ、組織にいた頃から慣れてるからね。それと、組織については他言無用だからね。」
服部「わかっとるわかっとる!まだわいも殺されたないからな!」
「その割に無茶するけどねー」
服部「悪かったって!ほんまかんにんな??」
「まぁいいけど、私がいないところではあんな無茶言わないでよね。」
服部「あーあ、女に守られるなんてだっさいなぁ。」
「ふふっ。和葉ちゃんの方がよっぽど強そうだものね。」
服部「あいつは別もんや、あらバケモンやで。」
「それを言うなら蘭もなかなかみたいじゃない?」
服部「せや。和葉超える奴がおったなぁ。」
「ま、とにかく今回どうなるかわからないからよろしくね。」
服部「あぁ、まかせとき!工藤もおることやし、謎解きなら任せ!」
「たのもしいね。それじゃ、そろそろ持ち場に着くから。またあとで」
服部「おう!ほな!」
…和葉side…
和葉「なぁ、蘭ちゃん」
蘭「なあに?」
和葉「平次、ゆりちゃんのこと、好きなんやろか。」
蘭「え?」
和葉「ゆりちゃんも平次も下の名前で呼び合ってるし…すごい仲よさげで…」
…inコンサートホール…
佐藤「今日はピアノとバイオリンのコンサートみたいね。」
「恐らく私が舞台に呼ばれたときに相手は動き出すはず。…会場がパニックになる事を考えた上で警備を強化してください。」
目暮「あぁ。」
…そしてコンサートは幕を開けた。
和葉「綺麗な音やなぁ~。ほんまにこんなところで事件おきるん…」
…スパンッ…
和葉「なにこれ、カード?…何か書いてるで!」
服部「ちょっとかしてみ!」
ジョディー「暗号だわ。」
安室「これは…」
服部「舞台に立った瞬間に攻撃がはじまるってこっちゃな。」
コナン「客席をパニックにするつもりみたいだが、それをどう回避するか挑戦してきてやがる。」
灰原「間違いなくビスコタのやり方ね。…彼は面白くなることは自分に不利であってもやり遂げるからね。」
キッド「おい、ゆり…あれ、天井にナイフか何かが釣られてる。」
「…花屋敷とおなじだわ。」
………さーて!今回のスペシャルゲストを呼びましょう!!ミスティ!!
灰原「やっぱりあなた…!!」
「…この事件が片付いたらきちんと話すわ。」
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