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「あん?べつにいーだろ、まだ完全に女の姿なったわけじゃねーし、遠目で見れば男に見えっからよ。大丈夫大丈夫ー!」
コナン「お前なぁ…」
平次「ちょおまてぇ!なんや、お前もしっとったんかいな!」
コナン「あぁ、こいつは元々知り合いだからよ。」
平次「なんやね…っ///」
高木「///」
着替え終わって出てきたゆりを見た平次と高木は顔を赤くするほど彼女に見とれた。
「何。やっぱり変…?」
コナン「いや、そうじゃなくて…」『相変わらずずば抜けた美人だよな…』
「まぁいいや。」
その後4人は蘭達のいる所へと戻った。
蘭・和葉「えっ…?」
驚くのもむりはない。突然女の姿になったレオに似ている女性がいたのだから。
「…」
蘭「すっごく綺麗!もったないよ!男装してるなんて!」
和葉「え、ちょおまって?蘭ちゃん、どういうことなん?!」
蘭「レオくん、本当は女の子で、男装してたみたいなんだけどね、私も初めて見たの!」
平次「なんで男装なんかしとったんや?」
コナン「ああああ!!ぼくといれー!」『聞くなよな…服部…』
「女だとなめられるから。」
高木「^^;」
平次「はぁ?」
「とにかく、事件も解決したし、私は帰りますね。」
毛利「いやぁ、そこのお美しいお嬢さん!是非ご一緒に食事でも…」
蘭「もう!お父さん!…あ、でも一緒にどうかな?」
世良「事件のことも話し合おうじゃないか!」
「…少しだけなら…」
和葉「うちもいろいろ聞きたいで!」
平次「ほなきまりやな!」
コナン「…;(オメーいいのかよ…;)」
「少し話したら帰る。」
そして蘭達はファミリーレストランコロンボに来ていた。
みんながそれぞれ注文していく中…
「コーヒー。」
ゆりはボソッとそれだけを頼んだ。
和葉「えっ?それだけなん?!」
平次「ちゃんと食っとらんやろ!細すぎんで!」
「別に…。肉付きよくなったら女っぽくなるから…」
平次「せやかてなぁ、女なんは事実やねんし限度っちゅうもんが…」
「お腹すいてないからいらない。」
「どういうこと?」
ウォッカ「へい、シェリーが姉の死の真相を知るまで薬を作らないと言い始めたんで兄貴がシェリーの気が変わるまで閉じ込めておけと…」
「そうなの?ジン。」
ジン「あぁ。…だが俺は短気なんでな。シェリーの気が変わる気配が無いようだからジワジワ痛めつけて殺してやるところだ。」
「ジワジワ?」
ウォッカ「ガス室に入れてきてやった。」
「そう。…クスッ…あの子も馬鹿な選択をしたものね。…私も用が済んだら見にいこうかしら。…苦しみのたうちまわる元同僚の姿をね。」
ベルモット「相変わらず悪趣味ね。」
「フフッ。…じゃあ出掛けてくるわ。」
ジン「せいぜい気をつけてな。」
「私がヘマするとでも?」
ジン「いや?シェリーの死に様を楽しみにしすぎてヘマをしないかとな。」
「フッ。そんなことあるわけないわ」
ジン「やっぱりお前は俺の思う通りの女だぜ。…流石だな。」
ベルモット「あまり彼女に偉そうな口は慎めとラムから言われたところなのに…彼女はもう、ラムより上の人間よ。」
「構わないわ。今ここにいる3人は私に何があっても裏切らないと約束してくれたから…信じてるわ。…なーんて、この世界じゃ通用しないわね、約束なんて」
ジン「フッ。…だが、案外その約束は…守られるかもな。」
「期待せずに信じてるわ。」
ジン「…」
ウォッカ「行ってらっしゃいませ!」
ベルモット「行ってらっしゃい」
そうしてゆりは背を向けてから姿を消した。
「…シェリー。」
灰原「!!」『ミスティ…見つかった…!!殺される…逃げなきゃ!…でもこの身体じゃ…』
コツ…コツ…
ゆりは1歩1歩灰原の姿になってしまったシェリーに近づいた。
そしてシェリーの頭に手を置くと
「ごめんなさい…。」
シェリー「え…」
「ごめんで済むことじゃないのはわかっているわ。…でも、あなたはまだ間に合う。…こんな姿にならせてしまって…ごめんなさい。もう少し早く来ていればこんな姿で逃げさせることにならなかったのに…。…貴女のお姉さんの望みは、お姉さんと貴女を解放すること。…さ、ここは私が見てるから、早く逃げて。」
シェリー「どうして…」
「さぁ。…ただの気まぐれよ………生きて、いつか会いましょう。…貴女とはまた会える気がするわ。宮野志保ちゃん。」
シェリー「…ありが…」
「早く行きなさい。お礼は次に生きて会える日までとっておくわ」
そしてその後、灰原哀として彼女は生きていた。
「シェリーがいないってどういうこと?」
ジン「あいつ、逃げやがった。」
「せっかく死に様を楽しみにしてきたのに…ざーんねん。」
ウォッカ「一体どうやって…」
「ま、見つけた時は殺せばいいわ。…脳天に拳銃打ち込んでやろっと♪」
ベルモット「貴女、相変わらずこわいわね」
「ま、いいけど。…それで?工藤新一についての死亡データの改ざんがあるかもしれないから私に探ってきてほしいと?」
ジン「あぁ。ミスティが年齢的にも高校生でおかしくないだろうってな。」
コナン「お前なぁ…」
平次「ちょおまてぇ!なんや、お前もしっとったんかいな!」
コナン「あぁ、こいつは元々知り合いだからよ。」
平次「なんやね…っ///」
高木「///」
着替え終わって出てきたゆりを見た平次と高木は顔を赤くするほど彼女に見とれた。
「何。やっぱり変…?」
コナン「いや、そうじゃなくて…」『相変わらずずば抜けた美人だよな…』
「まぁいいや。」
その後4人は蘭達のいる所へと戻った。
蘭・和葉「えっ…?」
驚くのもむりはない。突然女の姿になったレオに似ている女性がいたのだから。
「…」
蘭「すっごく綺麗!もったないよ!男装してるなんて!」
和葉「え、ちょおまって?蘭ちゃん、どういうことなん?!」
蘭「レオくん、本当は女の子で、男装してたみたいなんだけどね、私も初めて見たの!」
平次「なんで男装なんかしとったんや?」
コナン「ああああ!!ぼくといれー!」『聞くなよな…服部…』
「女だとなめられるから。」
高木「^^;」
平次「はぁ?」
「とにかく、事件も解決したし、私は帰りますね。」
毛利「いやぁ、そこのお美しいお嬢さん!是非ご一緒に食事でも…」
蘭「もう!お父さん!…あ、でも一緒にどうかな?」
世良「事件のことも話し合おうじゃないか!」
「…少しだけなら…」
和葉「うちもいろいろ聞きたいで!」
平次「ほなきまりやな!」
コナン「…;(オメーいいのかよ…;)」
「少し話したら帰る。」
そして蘭達はファミリーレストランコロンボに来ていた。
みんながそれぞれ注文していく中…
「コーヒー。」
ゆりはボソッとそれだけを頼んだ。
和葉「えっ?それだけなん?!」
平次「ちゃんと食っとらんやろ!細すぎんで!」
「別に…。肉付きよくなったら女っぽくなるから…」
平次「せやかてなぁ、女なんは事実やねんし限度っちゅうもんが…」
「お腹すいてないからいらない。」
「どういうこと?」
ウォッカ「へい、シェリーが姉の死の真相を知るまで薬を作らないと言い始めたんで兄貴がシェリーの気が変わるまで閉じ込めておけと…」
「そうなの?ジン。」
ジン「あぁ。…だが俺は短気なんでな。シェリーの気が変わる気配が無いようだからジワジワ痛めつけて殺してやるところだ。」
「ジワジワ?」
ウォッカ「ガス室に入れてきてやった。」
「そう。…クスッ…あの子も馬鹿な選択をしたものね。…私も用が済んだら見にいこうかしら。…苦しみのたうちまわる元同僚の姿をね。」
ベルモット「相変わらず悪趣味ね。」
「フフッ。…じゃあ出掛けてくるわ。」
ジン「せいぜい気をつけてな。」
「私がヘマするとでも?」
ジン「いや?シェリーの死に様を楽しみにしすぎてヘマをしないかとな。」
「フッ。そんなことあるわけないわ」
ジン「やっぱりお前は俺の思う通りの女だぜ。…流石だな。」
ベルモット「あまり彼女に偉そうな口は慎めとラムから言われたところなのに…彼女はもう、ラムより上の人間よ。」
「構わないわ。今ここにいる3人は私に何があっても裏切らないと約束してくれたから…信じてるわ。…なーんて、この世界じゃ通用しないわね、約束なんて」
ジン「フッ。…だが、案外その約束は…守られるかもな。」
「期待せずに信じてるわ。」
ジン「…」
ウォッカ「行ってらっしゃいませ!」
ベルモット「行ってらっしゃい」
そうしてゆりは背を向けてから姿を消した。
「…シェリー。」
灰原「!!」『ミスティ…見つかった…!!殺される…逃げなきゃ!…でもこの身体じゃ…』
コツ…コツ…
ゆりは1歩1歩灰原の姿になってしまったシェリーに近づいた。
そしてシェリーの頭に手を置くと
「ごめんなさい…。」
シェリー「え…」
「ごめんで済むことじゃないのはわかっているわ。…でも、あなたはまだ間に合う。…こんな姿にならせてしまって…ごめんなさい。もう少し早く来ていればこんな姿で逃げさせることにならなかったのに…。…貴女のお姉さんの望みは、お姉さんと貴女を解放すること。…さ、ここは私が見てるから、早く逃げて。」
シェリー「どうして…」
「さぁ。…ただの気まぐれよ………生きて、いつか会いましょう。…貴女とはまた会える気がするわ。宮野志保ちゃん。」
シェリー「…ありが…」
「早く行きなさい。お礼は次に生きて会える日までとっておくわ」
そしてその後、灰原哀として彼女は生きていた。
「シェリーがいないってどういうこと?」
ジン「あいつ、逃げやがった。」
「せっかく死に様を楽しみにしてきたのに…ざーんねん。」
ウォッカ「一体どうやって…」
「ま、見つけた時は殺せばいいわ。…脳天に拳銃打ち込んでやろっと♪」
ベルモット「貴女、相変わらずこわいわね」
「ま、いいけど。…それで?工藤新一についての死亡データの改ざんがあるかもしれないから私に探ってきてほしいと?」
ジン「あぁ。ミスティが年齢的にも高校生でおかしくないだろうってな。」
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