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真っ白なパンツスーツを着た嫁は一家の癒し

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: rodann
目次

パンツスーツ嫁 パンツスーツ姿でプライベート満喫 その1

潤「あぁ〜…ヒマ。」

皆さん、どうも!
私は黒沼潤です。
突然ですが…私、ヒマです。
今日は、うちの夫や子供達が家にいない為、家では私1人です。
配信しようと思いましたが、そんなに頻度多くする意味も無いですからね…。
ゲームするにもそんな気力が無い…ログインボーナス適当に貰って…というだけにしてる…。
今日は脱力感が半端ない…。
取り敢えず、このヒマな時間をどうにかしたい。

潤「あ〜どうしよう……あっ、そうか! こういう日はお出掛けしよっ!」

私は咄嗟に外出する事を思いついた!
たまには外出しないと、気分も気持ちも晴れないからね。

潤「そうと決まれば、何に着替えようかな~?」

私はクローゼットから服を探し始めた。

潤「ん~…ジーンズとかはあまり種類が無いからなぁ…短パンは恥ずかしいし…上は直ぐに決まるんだけど…。」

だが、着替えは難航していた…。
勿論、着る服はあるが…私自身がその服に満足しないからだ。
その為、折角なのに時間だけが過ぎていく。

潤「ん~…というか…白のパンツスーツ、こんなにあるのか…。」

クローゼットの中に大量にある白のパンツスーツを見て呆れる私。

潤「幾ら気に入ってるとは言え…こんなにあると…。」

私は、このパンツスーツを見てある事を思いつく。

潤「どうせなら、パンツスーツで出掛けようか! 色々と時間が勿体無いし!」

そう、私は思い切ってパンツスーツでお出掛けしようと思ったのだ!
というか、こんなにパンツスーツ着てるなら、むしろ私服よりもこっちの方が私服かもしれん。
私は早速着替え始める。

潤「うーん、何だろう…パンツスーツ着替える方が何か…楽だな…。 えー何この…慣れた手つきは…自分でも恐ろしい。」

手慣れた手つきでパンツスーツ姿に変わる私。
それだけ効率的にパンツスーツに着替えるのは、それだけ着こなしたからだろう。
多分、ここ数年ならば間違いなく一番。
そりゃそうか、むしろ動画配信でも着替えたりしてるから、効率的に着替えるのは妥当か。

潤「よしっ! 準備完了!」

私は、一張羅の白のパンツスーツ姿に着替えた。
勿論、セミフレアのパンツで中はタンクトップだ。
メイクや荷物の準備を終えると…今度は玄関で履くものをどれにするか探してた。

潤「履くものは〜…まあ、白のパンプスでいっか。」

履くものは、このパンツスーツの色に合わせて白のパンプスにした。
そしてパンプスを履き終わるといざ、ドアを開けて外出開始。
ドアの施錠も忘れずに。

潤「うーん、何だろう。 この姿で歩くのは恥ずかしいかな…?」

私はいざ外出をしようとするが、格好が周りと浮いてしまってる感じがして少し恥ずかしくなってしまう。
だが、それでも私は負けずに堂々と歩き出す。

潤「どこへ行こうかな…やっぱ、ショッピングモールへ行こうかな? 大型のモールに。」

私は先に何処へ行くか考えた。
その場所は大型のショッピングモール、そこに行く事を決め、ショッピングモール行きのバス停でバスを待つ事にした。
既に何人か並んでるが、私もバスに乗る為、その列に並ぶ。

潤(やっぱり、平日でも行く人は行くんだな…。)

平日でも行く人がいるのは驚きだ。
まあ、皆が皆休みだったり仕事だったり、色々ある。
だが…

潤(スゴい見られてるな〜やっぱり、パンツスーツ姿は注目されるんだな。)

やはり、周りはパンツスーツ姿の私に注目している。
そりゃそうか、こんなパンツスーツ姿で出掛ける人なんてあり得ないんだもの。
私服代わりにして出掛けてる人なんて。
しかも余計、色も白と目立つからな〜。

ブロロロ…

そしてバスが到着し、バス停で並んでた人達が次々に乗り込んでいく。
勿論、私もバスに乗り込む。

幸いにも席は空いていた為、私は座る事が出来た。
その後も次々とバスに乗り込んでいき、そして全員乗った後、バスは動き出した。

目的地の大型ショッピングモールには片道で約20分程、大きく揺れる車内では立ってる乗客が右に左に大きく揺れていく。
席に座れて良かったと心の底から思った。
ただでさえも気に入ってる服で、揺れる車内で耐えるのは大変なヒール。
下手すれば、転んでしまう可能性があった。

潤(この間に何をしようかな…。)

ただ、目的地のショッピングモールに着くまでは20分程ある為、この間に何をしようか悩む。
スマホのゲームをやっても良いが、それでは面白みが無いし、夢中になりすぎて、降り損ねる可能性もあるからだ。

目的地に着くまでは我慢するしか無い。

潤(けど、暇だな…。 まあ、景色を見よ。)

私は窓から見える景色を見て気を紛らわした。
流れて行く風景、車で行くルートとは違うからか意外と楽しめる。
車では味わえないものが味わえる。

潤(こういうのも、たまには良いかな。)

しかしながら、停まる度に乗客が1人また1人とバスに乗り込んでいく。
車内の密集率がどんどん高くなっていく。
改めて席に座れて良かったと心の底から思った。
こんな状態でもみくちゃにされたら、最悪このパンツスーツが破れてしまうかも知れない。
そうなったら落ち込むだけでは済まない…。

潤「帰りのバスの時刻も確認しないとな…。」
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