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真っ白なパンツスーツを着た嫁は一家の癒し

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: rodann
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パンツスーツ嫁、第2回で本業を魅せる 後編

まさかの100人超えの視聴者に驚いた私は、大急ぎで次のパンツスーツに着替えた。
そして…またもカメラの前に現れる。

潤「どうもー、お待たせしました~! 今度はネイビーのパンツスーツ姿でやってきました~!!」

今度はネイビーのパンツスーツ姿でやってきた私。

潤「えーと、このスーツは…大体2年くらい…つい最近購入したスーツですね! 結婚後に旦那と一緒に購入した物ですね。 確か…子供が産まれて1年経った時の記念という事で、私へのご褒美という形で購入した物ですね。」

このネイビーのパンツスーツは結婚後に買ったスーツ。
貴之君と一緒に何度も何度も選んでやっとの思いで買ったスーツだ。
私は…このスーツの思いからか…こんな話をし始める…。

潤「実は私、あの…今子供もいて、3人もいるんですけども…。 子供達も旦那も私のパンツスーツ姿スゴい楽しみにしているんですよね。 実はこのスーツ、双子の娘の入園式の時に着た物でして…入園式の際、他のお母さん達が私の格好を見て、カッコいいとか…素敵とか…何か恥ずかしかったです。 余計、私背高いですから目立ちますし(笑)」

このネイビーのスーツは、みふとゆきの入園式の際に着たスーツでもある。
あの時はスゴい注目されたな…私がかなり目立ってたみたいで恥ずかしかった…。
あんなにパンツスーツの似合う女の人見たこと無いよね?

潤「まあ…そんな話はさておいて…では始めまーす!」

トークを終わらせた後、私はこのネイビーのスーツでモデルウォークやポージングを行う事に、ヒールの音がカツカツと目立つが、あまり気にせず私は続けていく。

そんな中で私は配信中にコメントを確認すると、
「何で白のヒールを履き続けてるんですか?」というコメントが…それについて私は答える事にした。

潤「私が白のヒールを履く理由…そうですね、やっぱり頑張った証として履くからですかね? 黒とかだと分からないですから…白だとそれが分かりやすいし…自分自身を奮い起たせる為の事かもしれませんね。 後は単純に好きという事…かも?」

白のヒールに関してはこれで終わらせて…
いよいよ…最後のスーツに行こうと思う…。

潤「では、最後になりますが…ちょっと着替えてきまーす! 待っててくださいね~。」

私は着替え部屋に向かい、遂に最後の真打ちとなる例のスーツに着替える。
私の真骨頂…そして、運命を変えたあのスーツに…!

カッ…カッ…

潤「戻りました~。 最後はこの白のパンツスーツで行きますね~!!」

そう、白のパンツスーツ姿で私はカメラの前にやってきた。
やっぱり、一番この色が落ち着く…!

潤「えーとですね…この白のパンツスーツはですね…。 私の一番思いれのあるスーツです! 私と旦那を繋ぎ止めてくれた最高のスーツです! このスーツ自体は私が20歳頃に貰った物でして、正直このスーツのおかげで私は今までの生活が変わって、家庭も持つようになりました!」

私はこのスーツでのエピソードを話し始める。

潤「私と旦那が初めて会ったのは、今から4年前ですね、私は友人に誘われたお見合いパーティーで私は友人に白いパンツスーツで来た方が良いよって言われて…まあこのスーツを着たんですが…周りはドレスとかフリフリのスカート姿とかで本当に目立っていたから、私のパンツスーツの格好が逆に恥ずかしく思えたんですよね。」

「で…帰りそうになった時、旦那が私に声を掛けてきて…!! それから恋に発展したんですよ~!! まあ、旦那も旦那で私が何でパンツスーツでやって来たのか気になったみたいで…えへへ。」

あの時の事を思い出して、私は不思議とテンションが上がってしまう。

潤「あ、でもその時の旦那は普通に会社で着るような地味な黒のスーツ姿でしたけどね。 今思えば…お互いに個性的に目立ってた二人がまさかの人生大勝ちですからね。 誰も想像つかないと思う(笑)」

と、弾ませたトークを私は一旦終わらせて、この白のパンツスーツで例のモデルウォークやポージングを行う事にした。
やはり、私の大好きな色のパンツスーツだからか動きは軽やかに出来てしまう。

そして…

潤「今日はこんな私の配信を見てくださり、ありがとうございます~。 ではまた予定が分かり次第、この配信を行います~。 それではっ!」

配信終了のお知らせをして、私は配信を終了させた。
気になった登録者数を確認すると…

潤「おおっ、600人超えた! まさかの200人位増えたの!?」

何と登録者は600人に増えたのだ。
まさかの結果に私はちょっと驚きを隠せないでいる。
それもそのはず、やってる事はただゲームの実況とモデルの私オリジナルのショーの配信だけなのだから。
それでこれだけの興味を持ってくれるのは本当に驚いてる。

後日…仕事が無かった私だったが、この事を事務所に行って社長や社員さんに伝えると…。

社員「これなら…まあ、配信の頻度を上げても良さそう。」

社長「そうだな、取り敢えず配信の頻度を上げる為に仕事はこちらで選んでおいたりするから。」

潤「すいません、誠に私の勝手な行動で、本当にありがとうございます。」

事務所もこの結果を見て、私の配信の為にスケジュールを考えたり、仕事の量を考えたりと協力な姿勢を本格的にしてる。
本当に申し訳無いなぁ…。

まあ、貴之君はこれを知った後めちゃくちゃ喜んでたけどね、挙げ句の果てに「僕もやろうかな」と言う感じだった(笑)
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