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ヤンデレ梨子

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
目次

ヤンデレ梨子2

裕「.....」ぱちり





裕「あれ、ここどこだ....?そうか、昨日梨子の家に行って....それから.....って、なんで梨子が下着姿で横に寝てるんだ!?!?」




梨子「ん....おはよう、裕くん♡」ギュッ


裕「え...え!?//な、なななんで!?」


梨子「.....まさか、覚えてないの?」


梨子「あれだけ私を愛してくれたのに.....♡」

裕「え.....」サーッ




ふふっ、一気に顔が青くなっていく....♡

梨子「私、初めてだったんだよ....?」

裕「え、でも、俺そんな覚えは.....」















梨子「ひどいよ.....ずっと、一緒にいてくれるって言ったのに....責任取ってくれるって言ったのに.」ウルウル


梨子「私のこと、捨てるの.....?」








裕「ほ、本当に覚えがないんだ!!まったく!」


梨子「....そっか。じゃあ仕方ないね。」

















梨子「みんなに、あなたに犯されたって言うから.....」


裕「え、あ、お、犯された?何言ってるんだ梨子....?」

梨子「あれだけ私を愛してるって、何度も何度も言って....ぜんぶウソだったんだね。」


梨子「千歌ちゃんや曜ちゃん、どんな顔するだろうなあ....。先生や保護者にもこのこと知れ渡ったら、裕くんはもう学校にいれなくなるかも。」


裕「......何をしたら、許してくれるんだ?」
















梨子「責任とって、私と.....付き合って?」

梨子「曜ちゃんと別れなくていいからね?最後に私を選んでくれたらそれでいいから....。」

梨子「だからよろしくね、裕くん....♡」















1ヶ月後

梨子「今日もありがとう。すごく楽しかったよ。」

裕「こちらこそ。」

あれから私と裕くんは恋仲になった。
そしてたくさん一緒の時間を過ごした。恋人らしいこともたくさんした。
裕くんは私を拒むことなく受け入れてくれ、より一層私に構ってくれるようになった。より一層優しくしてくれるようになった。毎日好きって言ってくれるようになった。
こんなに幸せな毎日を送っていいのかな、と思う。

梨子「それじゃあ、また.....」


















曜「ねえ、なにしてるの?」

梨子「よ、曜ちゃん!?!?」

裕「曜!?なんでここに!?」


曜「白々しいね。ここ最近ずっと怪しいと思ってたんだ。それで今日2人をつけてみたらこの有様だよ。」


曜「私知ってるんだよ?2人が隠れて学校でキスしてることも。」


曜「裕くん、なんでこんなことしてるの?裕くんは私なんかより清楚でおしとやかで上品な梨子ちゃんの方が好きだったの.....?」ウルウル


裕「.....」


曜「なんで、黙ってるの!?!?何か言ってよ!!」


裕「....俺は梨子に酷いことをしてしまったんだ。」

曜「答えになってないよ!!義務感で梨子ちゃんと恋人みたいなことしてるの....?」

裕「梨子に無責任なことを言って、無責任な行為をしてしまった....!」

曜「なに、それ....!!」

梨子「もうやめて!!!!!」




梨子「本当のこと、話すね。」




私は全てを話すことにした。
裕くんは、許してくれる。そして私を最後に絶対に選んでくれる。
だから話すことにした
















梨子「....これが、真実。」


曜「.....最低だね、梨子ちゃん。」


梨子「ごめんなさい、本当にごめんなさい....!でも、裕くんのことが好きで好きでどうしようもなかったの!だから....」















裕「梨子」

裕「俺のこと、ずっと騙してたんだな。」

梨子「ゆ、裕くん....?」

裕「俺、あれからずっとずっと悩み続けてきたんだ。ずっとずっと辛かったんだ。」















裕「それが全て嘘?俺の方が好きだから騙した?」










裕「最低だな。もう梨子の事なんて嫌いだ。」




裕「もう俺に....近付かないでくれ。」





梨子「....え?」







裕「曜、本当にごめん。許してもらえるなんて思ってない....でも、曜が良いというなら....もう一度曜と俺は....!」


曜「ううん、私の方こそ気付いてあげられなくてごめんね....!」






曜「というわけで、もう私たちに近づかないでね。桜内さん。」



曜「.....行こ、裕くん。」

裕「うん。」




梨子「え....?ま、待って!裕くん!!!」


嘘だ、嘘だ、嘘だ
裕くんが私のことを嫌い?そんなはずない!だってあれだけ私に優しくしてくれたのに!!!!


裕「さよなら、桜内さん。」



梨子「あ........」


パリン、となにか割れる音がした。
俺はもう振り返ることはしなかった





















2週間後

曜「裕くんっ、一緒に帰ろ?♪」

裕「おっけい!」















曜「今日の晩御飯は何食べたい?」

裕「えーと、オムライス!」

曜「とびっきりおいしいの作るねっ!♪」






あれ以来俺と曜は仲をより一層深めた。
性行為もキスも済ませた。
曜の事をもう絶対に裏切らないと誓った。













そして...彼女が学校に来なくなって2週間が経った。
先生の話によると、体調を崩しているとしか教えてくれなかった。
ただ、身体的なものじゃなく精神的なものが大きいと言っていた。

その原因は....俺だ。あの時は怒りが勝ってしまい、彼女に酷いことを言ってしまった。本当は彼女と仲直りしたいとムシのいい話だが思ってしまっている。
だけど、俺が彼女に何かを言う資格はもうないと思っている。ただ彼女を悩ませてる原因の多くが俺ならば...俺が彼女と関わることによって彼女が元気になってくれるなら....また、昔の関係には戻れるかもしれないなら.....俺は全力を尽くしたい。
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