始まりは···21話
裕介「そうだね。紗菜ちゃん正義感強いと思うんだ。でもそれは悪い事じゃなく、いいと思う。それと同時に今回のような事があると心配になる。」
紗菜「ごめんなさい··本当はお巡りさんがいたからお任せすれば良かったのに。」
裕介「ケガしたりしなくてよかったよ。」
紗菜「ちゃんと空手はやっていたので。」
裕介「すごいね。もしかして警察官めざしてた?ほら、採用の細かい所も知っていたし、警察の人に二人で連行するか腰ひもしないとダメだって言ってたでしょ。」
紗菜「なろうとした時はありましたが、そんな事も言っていられなくなってしまって。大学は奨学金で。返済は早くしたくて今年初めには返し終わりました。」
裕介「そうか。大変だったね。でも今度からは俺も頼ってね。それからみんなも。一人じゃないんだから。」
紗菜「でもどうしていいのか分かりません。。桜··」
裕介「桜?」
紗菜「裕介さんも皆さんも、一人一人に向き合ってくれて私にまで··」
裕介「紗菜が大切だからだよ。だから優しくしたいし、気持ちが伝わって欲しいと思う。」
紗菜「私はどうしていればいいですか?今までなかった事がくると逃げてしまうかもしれません。」
裕介「愛からは逃げられないよ。俺も皆も人口センサーついてるエアコンみたいにおいかけるからね。」
紗菜「どうして私なんかに··?」
裕介「皆がみとめているからだよ。紗菜がとてもいい子だって。あわてなくていい。一進一退でも一歩一歩でもいいから、殻を少しずつとっていこうね。」
紗菜「ありがとうございます。」
裕介「あと、これから恋人として宜しくお願いします。」
紗菜「えっあのいいんですか?」
裕介「好きだから言ってるんだよ。」
紗菜「はい。私こそ。。」
裕介「って事でルームメイトの桜庭裕介の話しは終わり。ここからは恋人として言うよ?」
紗菜「はい。」
裕介「もしまた、不要な遠慮や心配をしたり、自分を大切にしなかった時は罰を受けてもらうからね」
紗菜「罰ですか?」
裕介「その時によって変わるから。無茶したり黙って自己解決しようとしたりしないこと。」
紗菜「なるべくそうします。」
裕介「ん?もう少し努力しようか。」
紗菜「はい··」
裕介「どんな事でも話してほしい。無理にとは言わないから少しずつね。」
紗菜「はい。」
裕介「それからしっかり食べて、よく寝る事。楽しく仕事する事。ここにいる皆とか会社の仲間をきちんとファミリーだと思って接してほしい。」
紗菜「はい。」
裕介「分かったら改めまして。俺は桜庭裕介です。これから君を大切にしていきます。」
紗菜「広瀬紗菜です。至らない未熟者ですが、宜しくお願いします。」
和人「おーい夕飯だぞ。随分長話だったなぁ。裕介最近説教がましくなったんじゃないか?」
紗菜「そんなにお説教されてません。」
和人「砂原と剛、昼飯食って帰ったぞ。」
裕介「そう言えば結構時間経ってるね」
紗菜「今日の片付け私やります!」
和人「おっ助かるなぁ」
裕介「あとは、ちぃちゃんと大ちゃん当番だからいいね。」
和人「デカイの並んでたら紗菜潰れちまう。」
裕介「大丈夫紗菜ちゃんなら回し蹴りで一蹴出来るから。」
紗菜「そんなにじゃありません。」
和人「紗菜は空手強いのか?すごいなぁ」
裕介「ほらいくよー」
紗菜「はい。」
リビング
千尋「裕介説教が長いなんて親父になったんじゃないのか?」
紗菜「ふふ。和人さんと菊原さん似たような事言ってますね。」
千尋「菊?誰の事だ?」
裕介「あからさまなボケ片したね。」
紗菜「ち··ひろさん。」
文太「あっ菊さんズルいおれは?」
紗菜「栗巻さん、清田さん、朝比奈さん」
和人「面倒回避に一気に言ったなぁ」
創一「三人だけはなしだろ。」
紗菜「半分半分です。」
裕介「全員名前にしなさい。」
紗菜「少しずつ··」
和人「今日は紗菜も片付けするそうだ。ちぃ、大宜しくな。」
二人「はぁーい。」
和人「席につけ。では、いただきます。」
皆「いただきます。」
テレビ「ニュースをお伝えいたします。先日毒物騒ぎがありました、海南ホテルの立ち入りが解除されました。ホテル側によりますと当日使われていた宿泊簿の一部が紛失しており、宿泊していた方数名に連絡出来ていないとの事です。こちらから職場やお名前の分かる方に呼びかけさせていただきます。κκ商事○○様、◁◁県からお越しのхх様、六本木アートフォーラム広瀬紗菜様、ニュースにお気づきになられましたら、ご連絡お願いいたします。」
紗菜明らかに動揺している。
紗菜「このニュース全国版ですか。」
和人「そうだな。荷物取りに行くのか?」
紗菜「はい··すみません明日ご飯作りと片付けをします。ご馳走さまでした。いっいってきます。」
裕介「紗菜?まだ食べ終わってないだろう。」
紗菜がバッグを持って小鳥遊邸を飛び出した。
タクシーを拾いホテルに向かった。
紗菜「どうしよう··せっかく··」
小鳥遊邸
電話がなった。
創一「はい、小鳥遊邸です。」
砂原「創一か?広瀬いるか?」
創一「それがついさっき、、」
砂原「まずいな分かった。」
さっさと電話が切れてしまった。また修羅場るみたいです。
紗菜「ごめんなさい··本当はお巡りさんがいたからお任せすれば良かったのに。」
裕介「ケガしたりしなくてよかったよ。」
紗菜「ちゃんと空手はやっていたので。」
裕介「すごいね。もしかして警察官めざしてた?ほら、採用の細かい所も知っていたし、警察の人に二人で連行するか腰ひもしないとダメだって言ってたでしょ。」
紗菜「なろうとした時はありましたが、そんな事も言っていられなくなってしまって。大学は奨学金で。返済は早くしたくて今年初めには返し終わりました。」
裕介「そうか。大変だったね。でも今度からは俺も頼ってね。それからみんなも。一人じゃないんだから。」
紗菜「でもどうしていいのか分かりません。。桜··」
裕介「桜?」
紗菜「裕介さんも皆さんも、一人一人に向き合ってくれて私にまで··」
裕介「紗菜が大切だからだよ。だから優しくしたいし、気持ちが伝わって欲しいと思う。」
紗菜「私はどうしていればいいですか?今までなかった事がくると逃げてしまうかもしれません。」
裕介「愛からは逃げられないよ。俺も皆も人口センサーついてるエアコンみたいにおいかけるからね。」
紗菜「どうして私なんかに··?」
裕介「皆がみとめているからだよ。紗菜がとてもいい子だって。あわてなくていい。一進一退でも一歩一歩でもいいから、殻を少しずつとっていこうね。」
紗菜「ありがとうございます。」
裕介「あと、これから恋人として宜しくお願いします。」
紗菜「えっあのいいんですか?」
裕介「好きだから言ってるんだよ。」
紗菜「はい。私こそ。。」
裕介「って事でルームメイトの桜庭裕介の話しは終わり。ここからは恋人として言うよ?」
紗菜「はい。」
裕介「もしまた、不要な遠慮や心配をしたり、自分を大切にしなかった時は罰を受けてもらうからね」
紗菜「罰ですか?」
裕介「その時によって変わるから。無茶したり黙って自己解決しようとしたりしないこと。」
紗菜「なるべくそうします。」
裕介「ん?もう少し努力しようか。」
紗菜「はい··」
裕介「どんな事でも話してほしい。無理にとは言わないから少しずつね。」
紗菜「はい。」
裕介「それからしっかり食べて、よく寝る事。楽しく仕事する事。ここにいる皆とか会社の仲間をきちんとファミリーだと思って接してほしい。」
紗菜「はい。」
裕介「分かったら改めまして。俺は桜庭裕介です。これから君を大切にしていきます。」
紗菜「広瀬紗菜です。至らない未熟者ですが、宜しくお願いします。」
和人「おーい夕飯だぞ。随分長話だったなぁ。裕介最近説教がましくなったんじゃないか?」
紗菜「そんなにお説教されてません。」
和人「砂原と剛、昼飯食って帰ったぞ。」
裕介「そう言えば結構時間経ってるね」
紗菜「今日の片付け私やります!」
和人「おっ助かるなぁ」
裕介「あとは、ちぃちゃんと大ちゃん当番だからいいね。」
和人「デカイの並んでたら紗菜潰れちまう。」
裕介「大丈夫紗菜ちゃんなら回し蹴りで一蹴出来るから。」
紗菜「そんなにじゃありません。」
和人「紗菜は空手強いのか?すごいなぁ」
裕介「ほらいくよー」
紗菜「はい。」
リビング
千尋「裕介説教が長いなんて親父になったんじゃないのか?」
紗菜「ふふ。和人さんと菊原さん似たような事言ってますね。」
千尋「菊?誰の事だ?」
裕介「あからさまなボケ片したね。」
紗菜「ち··ひろさん。」
文太「あっ菊さんズルいおれは?」
紗菜「栗巻さん、清田さん、朝比奈さん」
和人「面倒回避に一気に言ったなぁ」
創一「三人だけはなしだろ。」
紗菜「半分半分です。」
裕介「全員名前にしなさい。」
紗菜「少しずつ··」
和人「今日は紗菜も片付けするそうだ。ちぃ、大宜しくな。」
二人「はぁーい。」
和人「席につけ。では、いただきます。」
皆「いただきます。」
テレビ「ニュースをお伝えいたします。先日毒物騒ぎがありました、海南ホテルの立ち入りが解除されました。ホテル側によりますと当日使われていた宿泊簿の一部が紛失しており、宿泊していた方数名に連絡出来ていないとの事です。こちらから職場やお名前の分かる方に呼びかけさせていただきます。κκ商事○○様、◁◁県からお越しのхх様、六本木アートフォーラム広瀬紗菜様、ニュースにお気づきになられましたら、ご連絡お願いいたします。」
紗菜明らかに動揺している。
紗菜「このニュース全国版ですか。」
和人「そうだな。荷物取りに行くのか?」
紗菜「はい··すみません明日ご飯作りと片付けをします。ご馳走さまでした。いっいってきます。」
裕介「紗菜?まだ食べ終わってないだろう。」
紗菜がバッグを持って小鳥遊邸を飛び出した。
タクシーを拾いホテルに向かった。
紗菜「どうしよう··せっかく··」
小鳥遊邸
電話がなった。
創一「はい、小鳥遊邸です。」
砂原「創一か?広瀬いるか?」
創一「それがついさっき、、」
砂原「まずいな分かった。」
さっさと電話が切れてしまった。また修羅場るみたいです。
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