始まりは···20話
4人「ただいま」
砂原「広瀬後で訪ねる。それまでに考えなさい。」
紗菜「はい··」
裕介「俺もちょっと部屋いくね。」
二人互いの部屋に帰る。
和人「なんだ皆疲れたか?」
鷲尾「そうじゃないよ。」
と車内での事を話した。
和人「それで裕介に叱られても正論で淡々とかえした紗菜に砂原が考えろと言った訳か。」
砂原「広瀬の言い分もそりゃもっともで分かるさ。でも裕介があんなに心配しているのに。自分の事をまるで他人事みたいに、、」
千尋「俺ちょっと部屋に行ってきますね。」
2階。紗菜と千尋の部屋は隣どうし。もう一つ納戸を挟んだ隣は大輔だ。更に中庭を挟んだ向かいに裕介、文太、創一の部屋が並んでいる。
千尋「紗菜窓あけて。コーヒー飲むといい。」
紗菜「ありがとうございます。」
千尋「疲れてないか?」
紗菜「はい。でも、今裕介さんに叱られてる最中で、砂原さんには少し考えなさい。って言われています。」
千尋「どうしてかわかる?」
紗菜「私··そうゆうのが欠落しているみたいに分からなくて。」
千尋「それだよ。自分の事を考えていないから裕介は
心配しているんだ。君自身がケガするとか、傷つくとか、自分に関して考えていないから。」
紗菜「考える前に行動してしまって。それにそこまで重要じゃない気がして。」
千尋「何が?」
紗菜「私の考えとか私自身が。。」
千尋「それを君の事を思って叱ろうとしている裕介や砂原さんに言えるのか?」
紗菜「今まで自分がなかったから分からない··」
千尋「君は君でいい。もっと自分自身を見なさい。俺は裕介の所に行ってくるよ。」
紗菜「ごめんなさい··」
また隣の窓が閉じ一人になった。
裕介の部屋
千尋「いるか?」
裕介「どうぞ。」
千尋「さっきまでリビングで紗菜の話をしていて、今少し紗菜と話をした。」
裕介「どうだったの?」
千尋「リビングでは紗菜は自分の事をまるで他人事みたいに考えている感じがするという話しになった。紗菜は誰かの気持ちを考えたり、くみ取る事に欠落していると言っていた。」
裕介「そう思うけど本当は違う気がするんだ。」
千尋「自分は重要じゃない気がするとの事だ。」
裕介「それは自分の事を客観視した時に考えとか、存在がって事?」
千尋「そんな感じだ。」
裕介「なんでだよ。紗菜は紗菜じゃないのか?」
千尋「俺達は今の彼女しかしらない。それだけでは彼女の全ては理解出来ないんじゃないか?私は自分がないって言っていた。それも関係してると思うぞ。」
裕介「自分がないってどうゆう意味でだ?俺が踏み入っていいのか。」
千尋「紗菜を支えたいと思っている裕介だから出来るんじゃないのか?皆二人の味方だ。全部を知って全部を愛してやれよ。」
裕介「分かった。もう一度きちんと伝えて、紗菜の気持ちを理解してから叱ってみるよ。」
千尋「今は砂原さんが紗菜と話をしてるだろうから、暫く待っていろ。じゃあな。」
砂原と紗菜
砂原「考えなさい。の意味は分かったか?」
紗菜「私が心配されている事に淡白にしか考えていなかった事ですか?」
砂原「その気持ちもきちんと見つめていないからだ。」
紗菜「その気持ち?」
砂原「自分のことも分かってないのに知ろうとしていないよな?」
紗菜「自分がどこにいるのかわからなくて。」
砂原「ならなぜ誰にも言わなかった?」
紗菜「言えないです。だって説明出来ないじゃないですか。」
砂原「一人の時に自分の事は少しずつ噛み砕いて処理するつもりだったのか?そばにいる裕介のことも考えろ。」
紗菜「裕介さん?」
砂原「どうして心配しているのか、どうして真剣に見つめながら叱ってくれるのか?広瀬のためになんだ。自分の気持ちを閉じ込める前に深呼吸しなさい。それから言葉の一つ一つを大切に受け止めて相手の気持ちを考えて話ししなさい。分かったか?」
紗菜「はい··」
砂原「俺も叱る時にはガッツリやらせてもらう。裕介の所には自分で行きなさい。」
紗菜「はい。」
砂原「その前に5分、気持ちの切り替えのcool down。それじゃあな。」
砂原が紗菜の部屋を後にした。
紗菜「私··」
トントン
裕介「はい。」
砂原「もう少しで広瀬くるとおもうぞ。じゃあな。」
裕介「ありがとう。」
裕介は座っていた椅子にしっかり腰かけた。
裕介「紗菜をきちんと知りたい。そして沢山話を聞いて。」
そう考えているうちに紗菜が訪ねてきた。
紗菜「失礼します。裕介さん大丈夫ですか?」
裕介「大丈夫だよ。入って」
と裕介が招き入れる。
裕介「砂原さんに相当叱られた?ちょっとぼーっとしてるね。」
紗菜「いえ··気持ちの切り替えのcool downしろと言われ、暫く考えてました。」
裕介「そう。落ち着いて自分のこと見つめられそう?」
紗菜「わかりません。でも、気持ちを閉じ込める前に深呼吸しようと思います。」
裕介「それがいいね。それじゃ俺がどうして車でしかろうとしたか分かる?」
紗菜「はい··私が無茶した事と、自分の事をきちんと考えようとしていなかったから。」
砂原「広瀬後で訪ねる。それまでに考えなさい。」
紗菜「はい··」
裕介「俺もちょっと部屋いくね。」
二人互いの部屋に帰る。
和人「なんだ皆疲れたか?」
鷲尾「そうじゃないよ。」
と車内での事を話した。
和人「それで裕介に叱られても正論で淡々とかえした紗菜に砂原が考えろと言った訳か。」
砂原「広瀬の言い分もそりゃもっともで分かるさ。でも裕介があんなに心配しているのに。自分の事をまるで他人事みたいに、、」
千尋「俺ちょっと部屋に行ってきますね。」
2階。紗菜と千尋の部屋は隣どうし。もう一つ納戸を挟んだ隣は大輔だ。更に中庭を挟んだ向かいに裕介、文太、創一の部屋が並んでいる。
千尋「紗菜窓あけて。コーヒー飲むといい。」
紗菜「ありがとうございます。」
千尋「疲れてないか?」
紗菜「はい。でも、今裕介さんに叱られてる最中で、砂原さんには少し考えなさい。って言われています。」
千尋「どうしてかわかる?」
紗菜「私··そうゆうのが欠落しているみたいに分からなくて。」
千尋「それだよ。自分の事を考えていないから裕介は
心配しているんだ。君自身がケガするとか、傷つくとか、自分に関して考えていないから。」
紗菜「考える前に行動してしまって。それにそこまで重要じゃない気がして。」
千尋「何が?」
紗菜「私の考えとか私自身が。。」
千尋「それを君の事を思って叱ろうとしている裕介や砂原さんに言えるのか?」
紗菜「今まで自分がなかったから分からない··」
千尋「君は君でいい。もっと自分自身を見なさい。俺は裕介の所に行ってくるよ。」
紗菜「ごめんなさい··」
また隣の窓が閉じ一人になった。
裕介の部屋
千尋「いるか?」
裕介「どうぞ。」
千尋「さっきまでリビングで紗菜の話をしていて、今少し紗菜と話をした。」
裕介「どうだったの?」
千尋「リビングでは紗菜は自分の事をまるで他人事みたいに考えている感じがするという話しになった。紗菜は誰かの気持ちを考えたり、くみ取る事に欠落していると言っていた。」
裕介「そう思うけど本当は違う気がするんだ。」
千尋「自分は重要じゃない気がするとの事だ。」
裕介「それは自分の事を客観視した時に考えとか、存在がって事?」
千尋「そんな感じだ。」
裕介「なんでだよ。紗菜は紗菜じゃないのか?」
千尋「俺達は今の彼女しかしらない。それだけでは彼女の全ては理解出来ないんじゃないか?私は自分がないって言っていた。それも関係してると思うぞ。」
裕介「自分がないってどうゆう意味でだ?俺が踏み入っていいのか。」
千尋「紗菜を支えたいと思っている裕介だから出来るんじゃないのか?皆二人の味方だ。全部を知って全部を愛してやれよ。」
裕介「分かった。もう一度きちんと伝えて、紗菜の気持ちを理解してから叱ってみるよ。」
千尋「今は砂原さんが紗菜と話をしてるだろうから、暫く待っていろ。じゃあな。」
砂原と紗菜
砂原「考えなさい。の意味は分かったか?」
紗菜「私が心配されている事に淡白にしか考えていなかった事ですか?」
砂原「その気持ちもきちんと見つめていないからだ。」
紗菜「その気持ち?」
砂原「自分のことも分かってないのに知ろうとしていないよな?」
紗菜「自分がどこにいるのかわからなくて。」
砂原「ならなぜ誰にも言わなかった?」
紗菜「言えないです。だって説明出来ないじゃないですか。」
砂原「一人の時に自分の事は少しずつ噛み砕いて処理するつもりだったのか?そばにいる裕介のことも考えろ。」
紗菜「裕介さん?」
砂原「どうして心配しているのか、どうして真剣に見つめながら叱ってくれるのか?広瀬のためになんだ。自分の気持ちを閉じ込める前に深呼吸しなさい。それから言葉の一つ一つを大切に受け止めて相手の気持ちを考えて話ししなさい。分かったか?」
紗菜「はい··」
砂原「俺も叱る時にはガッツリやらせてもらう。裕介の所には自分で行きなさい。」
紗菜「はい。」
砂原「その前に5分、気持ちの切り替えのcool down。それじゃあな。」
砂原が紗菜の部屋を後にした。
紗菜「私··」
トントン
裕介「はい。」
砂原「もう少しで広瀬くるとおもうぞ。じゃあな。」
裕介「ありがとう。」
裕介は座っていた椅子にしっかり腰かけた。
裕介「紗菜をきちんと知りたい。そして沢山話を聞いて。」
そう考えているうちに紗菜が訪ねてきた。
紗菜「失礼します。裕介さん大丈夫ですか?」
裕介「大丈夫だよ。入って」
と裕介が招き入れる。
裕介「砂原さんに相当叱られた?ちょっとぼーっとしてるね。」
紗菜「いえ··気持ちの切り替えのcool downしろと言われ、暫く考えてました。」
裕介「そう。落ち着いて自分のこと見つめられそう?」
紗菜「わかりません。でも、気持ちを閉じ込める前に深呼吸しようと思います。」
裕介「それがいいね。それじゃ俺がどうして車でしかろうとしたか分かる?」
紗菜「はい··私が無茶した事と、自分の事をきちんと考えようとしていなかったから。」
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