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FBIの皆が空の誕生日会をしてくれているようだけど…正直空に顔をあわせてもらえすらしないだろうと思いながらもジョディさんの部屋のインターホンを鳴らした。
するとすぐに赤井さんがドアを開けてくれた。
赤井「意外と早かった…な…」
赤井さんは私の姿を見て驚いているようだった。
なぜだろう?ちゃんとスーツも着替え直したしおかしいところはないはずなのにな…
赤井「ゆり…酷い顔だぞ…それに痩せすぎだ。ちゃんと休んでるのか…?」
「え…?あ、休んでますよ^^」
赤井「…まぁいい、丁度始まったところだ。」
そう言って赤井さんは私に家に入るように言って前を歩いてくれる。
そしてリビングのドアを開けると空に私が来たことを伝えてくれたようだった。
空「え!ねーちゃん?…なんだよ、今更!俺別に会いたくなんてないし!!」
そんな声が聞こえて来て私はリビングの前で足を止めた。
赤井「そっぽを向いて拗ねているようだがそのうち機嫌も治るだろう。さぁ、入れ。」
「…おじゃまします…」
ジョディ「ゆり!!!きてくれた……の…ね…」
キャメル「ゆりさん………」
ジェームズ「!!」
全員私を見てなぜか驚いているようだった。
ジョディ「ちょっと…あなた、大丈夫?」
「え…?何がですか…?」
キャメル「顔色が悪いですよ…」
ジェームズ「日本警察はそんなに忙しいのか…?」
「いえ…そんなことないですよ…?」
空「なんだよ!!今更!帰れよ!!!!」
空は相変わらずこちらを見ようともせずに背中を向けている。
赤井「空。ゆりが誕生日祝いを持って来てくれたぞ。」
空「そんなのいらねーよ!」
赤井「空。」
「赤井さん、大丈夫です。空、お誕生日おめでとう。…ごめんね。私が来ちゃって嫌な思いさせちゃったね…もうしばらく来ないから今日だけ、許してね…もし気に入ったものがあったら持って帰って…?なかったら捨てていいから…。あと…ケーキもあるからね…?じゃあ、私、帰ります」
ジョディ「もう帰っちゃうの?!」
「あ、はは…^^;…せっかくの誕生日なのにこれ以上嫌な思いさせるわけにはいかないので^^;…すみません、空気悪くしちゃって…;お邪魔しました^^」
私はぺこりと頭を下げるとリビングから出ようとドアに手をかけた時だった。
空「え…?ねーちゃん…?」
ちらっとこちらを見たのか振り返ると空と目が合ってしまった。
空はなぜか驚いた顔をしていた。
「ごめんね、空。私はもう帰るからあとは楽しんでね…^^」
私はにこりと微笑むとその場を後にした。
空『ねーちゃんあんなに痩せて…疲れた顔してた…俺のせいなのかな…』
ジョディ「ちょっと…!シュウ!あの子あんなに窶れてたけど何が合ったの?!」
赤井「…自分を随分と追い込んでいるようだな…」
空にも拒まれたからのショックか、それとも今日の事件の疲労か。
一気に体はずんっと重くなっていった。
このまま帰りたいが仕事をしないといけない気がした。
トレーニングジムでシャワーだけ浴びると再び本部へと車を走らせる。
本部についても一向に車から降りる気にならない。
それよりもだんだんと頭痛が酷くなってきて少し仮眠をとろうにも零くんの言葉が頭をよぎって眠れない。
仕方なく車をゆっくり降りて本部へと歩いていった。
そこにはもう誰もいなくて、私1人だけがひっそりと仕事をしていた。
いつものように明日の上で体育座りをしてまるまってみたが今日の事件で相当冷えたのか寒気が止まらない。
少し休もう、そう思って私は椅子に横座りして肘掛に足を引っ掛けて椅子にお姫様抱っこされるかの様な形で休んだ。
仮眠室に行ってしまえば爆睡してしまいそうだから。
そう思って数分眠るつもりだが嫌なことばかり思い出すから暫く事件の資料を読むことにした。
気がつけば窓から見える空は明るくなっていて、酷くなった頭痛で視界を遮るように持っていた事件の参考資料の本を顔に乗せてそのまま目を閉じた。
風見「降谷さん!昨日は大丈夫でしたか?風邪とかひいてませんか?」
降谷「あぁ、あいつのおかげでな。」
風見「そうですか。それはよかったです。」
…ガチャッ…
降谷「おはよ…………!!」
風見「急にとまってどうしたんですか?おはようご…って!!矢神さん?!」
「…」
風見「降谷さん!!矢神さんが!!死体のようになってます!!」
降谷「…」
…トントン…
降谷「おい、ゆり、寝るならせめて仮眠室に行け」
「…」
風見「矢神さん昨日はちゃんと帰ったはずなのに…。」
「…っ」
ゆっくりと体を起こして事件の資料をぼやぁっと見つめた後、零くんと風見くんにおはようというと私は何事もなかったかのように椅子にちゃんと座ると再び事件の資料とにらめっこした。
風見「矢神さん昨日は帰ったんじゃなかったんですか?」
「あー、帰ったよ^^あさ出勤して、まだだれもこないと思って寝ちゃってった^^;」
風見「寝るならせめて仮眠室に行けばいいのに…」
「いやいや、ちょこっと寝るだけだからさ^^…っ」
するとすぐに赤井さんがドアを開けてくれた。
赤井「意外と早かった…な…」
赤井さんは私の姿を見て驚いているようだった。
なぜだろう?ちゃんとスーツも着替え直したしおかしいところはないはずなのにな…
赤井「ゆり…酷い顔だぞ…それに痩せすぎだ。ちゃんと休んでるのか…?」
「え…?あ、休んでますよ^^」
赤井「…まぁいい、丁度始まったところだ。」
そう言って赤井さんは私に家に入るように言って前を歩いてくれる。
そしてリビングのドアを開けると空に私が来たことを伝えてくれたようだった。
空「え!ねーちゃん?…なんだよ、今更!俺別に会いたくなんてないし!!」
そんな声が聞こえて来て私はリビングの前で足を止めた。
赤井「そっぽを向いて拗ねているようだがそのうち機嫌も治るだろう。さぁ、入れ。」
「…おじゃまします…」
ジョディ「ゆり!!!きてくれた……の…ね…」
キャメル「ゆりさん………」
ジェームズ「!!」
全員私を見てなぜか驚いているようだった。
ジョディ「ちょっと…あなた、大丈夫?」
「え…?何がですか…?」
キャメル「顔色が悪いですよ…」
ジェームズ「日本警察はそんなに忙しいのか…?」
「いえ…そんなことないですよ…?」
空「なんだよ!!今更!帰れよ!!!!」
空は相変わらずこちらを見ようともせずに背中を向けている。
赤井「空。ゆりが誕生日祝いを持って来てくれたぞ。」
空「そんなのいらねーよ!」
赤井「空。」
「赤井さん、大丈夫です。空、お誕生日おめでとう。…ごめんね。私が来ちゃって嫌な思いさせちゃったね…もうしばらく来ないから今日だけ、許してね…もし気に入ったものがあったら持って帰って…?なかったら捨てていいから…。あと…ケーキもあるからね…?じゃあ、私、帰ります」
ジョディ「もう帰っちゃうの?!」
「あ、はは…^^;…せっかくの誕生日なのにこれ以上嫌な思いさせるわけにはいかないので^^;…すみません、空気悪くしちゃって…;お邪魔しました^^」
私はぺこりと頭を下げるとリビングから出ようとドアに手をかけた時だった。
空「え…?ねーちゃん…?」
ちらっとこちらを見たのか振り返ると空と目が合ってしまった。
空はなぜか驚いた顔をしていた。
「ごめんね、空。私はもう帰るからあとは楽しんでね…^^」
私はにこりと微笑むとその場を後にした。
空『ねーちゃんあんなに痩せて…疲れた顔してた…俺のせいなのかな…』
ジョディ「ちょっと…!シュウ!あの子あんなに窶れてたけど何が合ったの?!」
赤井「…自分を随分と追い込んでいるようだな…」
空にも拒まれたからのショックか、それとも今日の事件の疲労か。
一気に体はずんっと重くなっていった。
このまま帰りたいが仕事をしないといけない気がした。
トレーニングジムでシャワーだけ浴びると再び本部へと車を走らせる。
本部についても一向に車から降りる気にならない。
それよりもだんだんと頭痛が酷くなってきて少し仮眠をとろうにも零くんの言葉が頭をよぎって眠れない。
仕方なく車をゆっくり降りて本部へと歩いていった。
そこにはもう誰もいなくて、私1人だけがひっそりと仕事をしていた。
いつものように明日の上で体育座りをしてまるまってみたが今日の事件で相当冷えたのか寒気が止まらない。
少し休もう、そう思って私は椅子に横座りして肘掛に足を引っ掛けて椅子にお姫様抱っこされるかの様な形で休んだ。
仮眠室に行ってしまえば爆睡してしまいそうだから。
そう思って数分眠るつもりだが嫌なことばかり思い出すから暫く事件の資料を読むことにした。
気がつけば窓から見える空は明るくなっていて、酷くなった頭痛で視界を遮るように持っていた事件の参考資料の本を顔に乗せてそのまま目を閉じた。
風見「降谷さん!昨日は大丈夫でしたか?風邪とかひいてませんか?」
降谷「あぁ、あいつのおかげでな。」
風見「そうですか。それはよかったです。」
…ガチャッ…
降谷「おはよ…………!!」
風見「急にとまってどうしたんですか?おはようご…って!!矢神さん?!」
「…」
風見「降谷さん!!矢神さんが!!死体のようになってます!!」
降谷「…」
…トントン…
降谷「おい、ゆり、寝るならせめて仮眠室に行け」
「…」
風見「矢神さん昨日はちゃんと帰ったはずなのに…。」
「…っ」
ゆっくりと体を起こして事件の資料をぼやぁっと見つめた後、零くんと風見くんにおはようというと私は何事もなかったかのように椅子にちゃんと座ると再び事件の資料とにらめっこした。
風見「矢神さん昨日は帰ったんじゃなかったんですか?」
「あー、帰ったよ^^あさ出勤して、まだだれもこないと思って寝ちゃってった^^;」
風見「寝るならせめて仮眠室に行けばいいのに…」
「いやいや、ちょこっと寝るだけだからさ^^…っ」
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