第7話『カルマ』の時間 2時間目
コナン達が転校し、業が謹慎明けで登校してきた次の日、
コナン「お、渚に茅野、おはよ!」
哀「おはよう。」
渚「あ、コナン君に哀さん、おはよー。」
茅野「おっはよー!」
長い山道を登校する途中、クラスメイトに会い挨拶をする。
コナン(なんか、こうやって歩いて登校するのって、二度目の小学生以来だな。こうやって途中友達に会って挨拶したり、なんか懐かしいな。)
コナンがそんなことをおもっていると、横を歩く哀が、小声で話しかける。
哀「ちょっと、今懐かしいなとか思ってないでしょうね。」
コナン「さすが哀、俺のことはなんでもお見通しだな。」
哀「だな。じゃないわよ。ほんと、いいかげん忘れなさいよ。」
コナン「あぁ、すまないな。」
コナン達が小声で話しているのを、変に思う渚。
渚(昔のことかな?でも、なんで昔のことを思い出しただけであんなに怒られているのかわからないけど、この二人の一つの謎として、後でメモしておこうかな)
そんな感じで仲良く校舎までやってきた4人。
教室に入ろうとしたところで、教室の扉に人だかりができていた。
渚「あれ、杉野達、そんなところで何してんの?」
杉野「あぁ、渚おはよ!実はよ、あれ見ろよ。」
杉野に言われ教室の中を見ると、教卓の上にタコがナイフで釘付けになっていた。
コナン「ハハ、こりゃすげーな。業がやったんだろ?」
と、コナン君は一瞬見ただけで、これをやった犯人を言い当てた。
渚「昨日の今日だから、僕たちはすぐに犯人が分かったけど、転校してきたばっかですぐに犯人をいいあてるなんて、すごい推理力だね。」
コナン「あぁ、あえてタコを選んでるところと業のちょっとした殺気・・とかが気になっただけだよ」
そんな釘付けのタコを横目に、みんなとりあえず席につく。
どうすんだよこれ、という雰囲気のまま、もう始業のチャイムが鳴るところだったので、しょうがなくタコはそのままにして、始業のチャイムを待つ。
キーンコーン、カーンコーン
始業のチャイムとともに、殺センセーが教室に入ってくる。
ガラガラ
殺センセー「みなさん、おはようございます。」
・・・・・・・・・・・・。しーーーーん。
いつもなら返事が返ってくるのに、今日はみんな、居たたまれないという空気。
徐に教卓をみると、そこには無残にも釘付けになったタコ。
業「あ、ごめーん。殺センセーと間違えて殺しちゃった。捨てとくからこっち、もってきてよ。」
殺センセー「・・・わかりました。」
業(来いよ、殺センセー。体は殺せなくても、心から徐々に壊してやるよ。)
殺センセーがタコをもってカルマの近くまで行くと、一瞬で、どこかのミサイルをもってきて、なぜか音速でタコ焼きを焼きはじめた。
殺センセー「見せてあげますよ、業君。この自衛隊のミサイルの火力の強さを。・・・・センセーは暗殺者を決して無事には帰さない。」
そして、殺センセーはマッハで作ったタコ焼きを業に食べさせ、
殺センセー「その顔色だと、朝を食べていませんね?これを食べれば、健康優良児に近づけますよ。業君?先生はね、手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者の刃を・・今日一日、本気で殺しにくるがいい!そのたびに先生は君の手入れをする。放課後までに、君の心をピカピカに磨いてあげましょう!」
そして一時間目、数学の授業、
殺センセーが黒板に書きながら説明をしている
殺センセー「と、このように、どうしてもこの数字があまってしまう。そんなお悩みのあなた!大丈夫、ぴったりの方法を用意しました。先生と一緒に解いてみましょう。」
黒板に数式を書く殺センセー、その一番後ろの席で、カルマはふところから銃をだし撃とうとしたその時、見えない速さで銃を奪い、
「あ、業くん、銃をだしてから撃つまでの時間が遅すぎます。暇だったので、ネイルアートをしてみました。」
殺センセーがそういうので、カルマを見てみると、細かいところまで、しっかりネイルされていた。
4時間目家庭科
殺センセー「どうです?不和さんの班はできましたか?」
不和「うーん、できたけど味がいまいち・・」
業「え、みせてみせて!」
といいながら、殺センセーに近づき勢いよくナイフを振るう。
だが、ナイフは止められ、しかも、
殺センセー「業くん、エプロンをお忘れですよ!」
といい、カルマにフリフリのエプロンを着せ、カルマは顔があかくなっていた。
殺センセー「ご心配なさらず、スープは無事です。ついでに砂糖を少々加えておきました。」
コナン(業もしつこいやつだな。ターゲットは十分警戒してるし、ありゃ、無理だな。)
哀(あれはただの駄々っ子って感じね。先生という存在に嫌な思い出でもあるんでしょうね。)
哀とコナンは目でそんな会話をしていた。
放課後、カルマは崖の上で端っこに座りくやしそうな顔をしていた。
そこに、渚がなぐさめにやってきたが、その後ろに殺センセーが黄色と緑のしましまな顔でおちょくるように言ってきた。
その様子を木の上で気配を殺し見届けている二つの影。
哀「ねえ、あいつ絶対飛び降りるわよ?」
コナン「マッハのやつがいるんだからなんとかなるだろ。」
と言ってる間に、カルマは飛び降りた。しかも銃をかまえて。でも、殺センセーがマッハでカルマの下に触手で網目状の網を作りカルマは助かった。
コナン「ほら、なんとかなった。それにほら見ろよ、業の顔つきもだいぶましになった」
哀「そうね。だいぶよくなったわ。さ、見届けたんだし、私たちも帰るわよ。」
To be continue
コナン「お、渚に茅野、おはよ!」
哀「おはよう。」
渚「あ、コナン君に哀さん、おはよー。」
茅野「おっはよー!」
長い山道を登校する途中、クラスメイトに会い挨拶をする。
コナン(なんか、こうやって歩いて登校するのって、二度目の小学生以来だな。こうやって途中友達に会って挨拶したり、なんか懐かしいな。)
コナンがそんなことをおもっていると、横を歩く哀が、小声で話しかける。
哀「ちょっと、今懐かしいなとか思ってないでしょうね。」
コナン「さすが哀、俺のことはなんでもお見通しだな。」
哀「だな。じゃないわよ。ほんと、いいかげん忘れなさいよ。」
コナン「あぁ、すまないな。」
コナン達が小声で話しているのを、変に思う渚。
渚(昔のことかな?でも、なんで昔のことを思い出しただけであんなに怒られているのかわからないけど、この二人の一つの謎として、後でメモしておこうかな)
そんな感じで仲良く校舎までやってきた4人。
教室に入ろうとしたところで、教室の扉に人だかりができていた。
渚「あれ、杉野達、そんなところで何してんの?」
杉野「あぁ、渚おはよ!実はよ、あれ見ろよ。」
杉野に言われ教室の中を見ると、教卓の上にタコがナイフで釘付けになっていた。
コナン「ハハ、こりゃすげーな。業がやったんだろ?」
と、コナン君は一瞬見ただけで、これをやった犯人を言い当てた。
渚「昨日の今日だから、僕たちはすぐに犯人が分かったけど、転校してきたばっかですぐに犯人をいいあてるなんて、すごい推理力だね。」
コナン「あぁ、あえてタコを選んでるところと業のちょっとした殺気・・とかが気になっただけだよ」
そんな釘付けのタコを横目に、みんなとりあえず席につく。
どうすんだよこれ、という雰囲気のまま、もう始業のチャイムが鳴るところだったので、しょうがなくタコはそのままにして、始業のチャイムを待つ。
キーンコーン、カーンコーン
始業のチャイムとともに、殺センセーが教室に入ってくる。
ガラガラ
殺センセー「みなさん、おはようございます。」
・・・・・・・・・・・・。しーーーーん。
いつもなら返事が返ってくるのに、今日はみんな、居たたまれないという空気。
徐に教卓をみると、そこには無残にも釘付けになったタコ。
業「あ、ごめーん。殺センセーと間違えて殺しちゃった。捨てとくからこっち、もってきてよ。」
殺センセー「・・・わかりました。」
業(来いよ、殺センセー。体は殺せなくても、心から徐々に壊してやるよ。)
殺センセーがタコをもってカルマの近くまで行くと、一瞬で、どこかのミサイルをもってきて、なぜか音速でタコ焼きを焼きはじめた。
殺センセー「見せてあげますよ、業君。この自衛隊のミサイルの火力の強さを。・・・・センセーは暗殺者を決して無事には帰さない。」
そして、殺センセーはマッハで作ったタコ焼きを業に食べさせ、
殺センセー「その顔色だと、朝を食べていませんね?これを食べれば、健康優良児に近づけますよ。業君?先生はね、手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者の刃を・・今日一日、本気で殺しにくるがいい!そのたびに先生は君の手入れをする。放課後までに、君の心をピカピカに磨いてあげましょう!」
そして一時間目、数学の授業、
殺センセーが黒板に書きながら説明をしている
殺センセー「と、このように、どうしてもこの数字があまってしまう。そんなお悩みのあなた!大丈夫、ぴったりの方法を用意しました。先生と一緒に解いてみましょう。」
黒板に数式を書く殺センセー、その一番後ろの席で、カルマはふところから銃をだし撃とうとしたその時、見えない速さで銃を奪い、
「あ、業くん、銃をだしてから撃つまでの時間が遅すぎます。暇だったので、ネイルアートをしてみました。」
殺センセーがそういうので、カルマを見てみると、細かいところまで、しっかりネイルされていた。
4時間目家庭科
殺センセー「どうです?不和さんの班はできましたか?」
不和「うーん、できたけど味がいまいち・・」
業「え、みせてみせて!」
といいながら、殺センセーに近づき勢いよくナイフを振るう。
だが、ナイフは止められ、しかも、
殺センセー「業くん、エプロンをお忘れですよ!」
といい、カルマにフリフリのエプロンを着せ、カルマは顔があかくなっていた。
殺センセー「ご心配なさらず、スープは無事です。ついでに砂糖を少々加えておきました。」
コナン(業もしつこいやつだな。ターゲットは十分警戒してるし、ありゃ、無理だな。)
哀(あれはただの駄々っ子って感じね。先生という存在に嫌な思い出でもあるんでしょうね。)
哀とコナンは目でそんな会話をしていた。
放課後、カルマは崖の上で端っこに座りくやしそうな顔をしていた。
そこに、渚がなぐさめにやってきたが、その後ろに殺センセーが黄色と緑のしましまな顔でおちょくるように言ってきた。
その様子を木の上で気配を殺し見届けている二つの影。
哀「ねえ、あいつ絶対飛び降りるわよ?」
コナン「マッハのやつがいるんだからなんとかなるだろ。」
と言ってる間に、カルマは飛び降りた。しかも銃をかまえて。でも、殺センセーがマッハでカルマの下に触手で網目状の網を作りカルマは助かった。
コナン「ほら、なんとかなった。それにほら見ろよ、業の顔つきもだいぶましになった」
哀「そうね。だいぶよくなったわ。さ、見届けたんだし、私たちも帰るわよ。」
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