万事屋にお披露目
そんなアリスの表情を見て、くくく、と笑いをこらえる沖田。
「総悟のバカぁー!サディスティック!」
「ありがとうございやーす」
「褒めてないから!」
そう言ってアリスは部屋を飛び出していった。
「・・・・・・本当は、着替えのシーンは見てなかったんですけどねィ」
もう少し早く来てれば見れたのか、とちょっぴりだけ後悔する沖田。沖田がアリスの隊服スカート姿&ツインテールにときめいてたのは内緒。
総悟の変態、あのサド野郎。頭の中でぶつぶつと文句を言いながら歩くアリス。
なんだかなりゆきで外に出てしまったけど、せっかくスカートだし、髪も可愛くしたし、外に出て正解だったかも。
そうだ、万事屋に行ってみよっと!銀さんにスカート姿見せるんだ!
・・・・・・あれ?なんで銀さんオンリー?神楽ちゃんやついでにメガネ君もいるのに。銀さんオンリーになってしまったことに別に深い意味はないわよね、私。
まあいいや、3人に見せに行こうっと。
そう思いながらアリスは足早に万事屋へと向かった。
「銀さーん、その他さーん、いますか~?」
万事屋にたどり着いたアリス。
「北条さんですか?ささ、入ってくださ・・・・・・」
玄関に行き、出迎えた新八は絶句した。アリスのあまりの可愛さに。
お通ちゃんみたいに、いや、お通ちゃんより可愛いかも・・・・・・!
新八が急に固まったので不振に思うアリス。
「アリスアルか?久しぶりネ!こんなダメガネほっといて入るがいいネ!」
アリスは神楽に手を引かれ、中に入ることになった。
「銀ちゃん、アリスがきたアルよ」
「おお、よくきた・・・・・・なっ!?」
銀時もアリスのことを見た瞬間、固まった。でもすぐに
「何?その髪にそのスカート。おしゃれですか?可愛い格好してるじゃないの」
顎に手を当て、そう発言した。
「銀ちゃんなんかキモイアル。略さなかったら気持ち悪いアル。でも本当に可愛いネ!アリス~!」
そう言って神楽はアリスに抱きつき頬ずりをした。
アリスは照れくさそうに笑った。銀さんが、可愛いって言ってくれた。嬉しいな。
あのドS野郎はそんなこと思いもしなかったんだろうな。
と、また総悟のことを思い出し少し腹がたった。
「アリス?なんか顔が怖いアル。どうしたネ?女の子の日だったアルか?」
「ううん、違うの神楽ちゃん。それよりも、途中でケーキ買ってきたから、よかったら皆で食べましょう」
そう言ってアリスはケーキの箱を銀時に差し出した。
「マジで!?銀さん超嬉しいんですけどぉ!」
「北条さんは気がききますね、なんて良い人なんでしょう」
やっと動き始めた新八がこちらに向かってきた。そういうところも素敵です、と新八は心の中で思った。
そうして4人はケーキを食べることになった。
「銀ちゃん!そのショートケーキは私のネ!何とってんだコルァ」
「おいおい、お前にはそこのチョコケーキがあるでしょうが」
「今日はショートケーキの気分ネ!そのケーキをさっさと離すヨロシ。さもないとショートケーキの命が無いネ」
「いや意味わからんから!けっきょく腹におさめられてケーキの命なくなるでしょーが!」
銀時と神楽は言い争いを始めた。その様子を見てやれやれといった表情をする新八。
全部違う種類のケーキにしたのは間違いだったかしら、と苦笑いするアリス。
新八は最後に残ったのでいいです、北条さんが買ってきてくれたケーキならどれもおいしいですから。と言ってマロンケーキをとった。
なんだかんだいって、銀時はショートケーキを神楽に譲り、銀時はチョコケーキをとった。
その様子を見て、やっぱり銀さんって優しい。あれ?でもこれって、大人としては普通の対応?と心の中でアリスは思った。
「はぁ~食った食った」
「北条さん、ケーキありがとうございます」
「また買ってくるヨロシ!」
3人の満足そうな表情を見て、にこりと笑うアリス。
「新ちゃん?帰るわよ~?」
すると、新八の姉、志村妙が迎えに来た。
「あら、そちらの方は、もしかしてアリスさん?」
「はい、そうですけど、あなたは?」
「新ちゃんの姉の妙です。それにしても、新ちゃんから聞いていたとおり、可愛らしい方ね」
「新八君が、私の話しを・・・・・・?」
「もう新ちゃんったら、アリスちゃんの話しばかりするのよ~」
「ちょ、ちょっと姉上!辞めてくださいよ!」
もう、と言いながら新八は照れていた。
あんまり会ったことないのに、私の話しってなんだろう?とアリスは考えていた。
「それにしてもほんと素敵な人。うちのスナックすまいるで働いてもらいたいぐらいだわ」
スナックすまいる?お妙さん、そこで働いてるの?それにしても聞いたことのある店名だ。あ、いつだったか近藤さんが出かけた場所だ。お妙さん、近藤さんのこと知ってるかなぁ?
「あのお妙さんって、近藤さんって知ってます?真選組局長の・・・・・・!」
アリスは無邪気に聞くが妙は『近藤』という単語を聞くと同時に拳を勢いよく壁にめりつけ
「あら?誰かしらそれ。私はそんなゴリラは知らないわよ」
「総悟のバカぁー!サディスティック!」
「ありがとうございやーす」
「褒めてないから!」
そう言ってアリスは部屋を飛び出していった。
「・・・・・・本当は、着替えのシーンは見てなかったんですけどねィ」
もう少し早く来てれば見れたのか、とちょっぴりだけ後悔する沖田。沖田がアリスの隊服スカート姿&ツインテールにときめいてたのは内緒。
総悟の変態、あのサド野郎。頭の中でぶつぶつと文句を言いながら歩くアリス。
なんだかなりゆきで外に出てしまったけど、せっかくスカートだし、髪も可愛くしたし、外に出て正解だったかも。
そうだ、万事屋に行ってみよっと!銀さんにスカート姿見せるんだ!
・・・・・・あれ?なんで銀さんオンリー?神楽ちゃんやついでにメガネ君もいるのに。銀さんオンリーになってしまったことに別に深い意味はないわよね、私。
まあいいや、3人に見せに行こうっと。
そう思いながらアリスは足早に万事屋へと向かった。
「銀さーん、その他さーん、いますか~?」
万事屋にたどり着いたアリス。
「北条さんですか?ささ、入ってくださ・・・・・・」
玄関に行き、出迎えた新八は絶句した。アリスのあまりの可愛さに。
お通ちゃんみたいに、いや、お通ちゃんより可愛いかも・・・・・・!
新八が急に固まったので不振に思うアリス。
「アリスアルか?久しぶりネ!こんなダメガネほっといて入るがいいネ!」
アリスは神楽に手を引かれ、中に入ることになった。
「銀ちゃん、アリスがきたアルよ」
「おお、よくきた・・・・・・なっ!?」
銀時もアリスのことを見た瞬間、固まった。でもすぐに
「何?その髪にそのスカート。おしゃれですか?可愛い格好してるじゃないの」
顎に手を当て、そう発言した。
「銀ちゃんなんかキモイアル。略さなかったら気持ち悪いアル。でも本当に可愛いネ!アリス~!」
そう言って神楽はアリスに抱きつき頬ずりをした。
アリスは照れくさそうに笑った。銀さんが、可愛いって言ってくれた。嬉しいな。
あのドS野郎はそんなこと思いもしなかったんだろうな。
と、また総悟のことを思い出し少し腹がたった。
「アリス?なんか顔が怖いアル。どうしたネ?女の子の日だったアルか?」
「ううん、違うの神楽ちゃん。それよりも、途中でケーキ買ってきたから、よかったら皆で食べましょう」
そう言ってアリスはケーキの箱を銀時に差し出した。
「マジで!?銀さん超嬉しいんですけどぉ!」
「北条さんは気がききますね、なんて良い人なんでしょう」
やっと動き始めた新八がこちらに向かってきた。そういうところも素敵です、と新八は心の中で思った。
そうして4人はケーキを食べることになった。
「銀ちゃん!そのショートケーキは私のネ!何とってんだコルァ」
「おいおい、お前にはそこのチョコケーキがあるでしょうが」
「今日はショートケーキの気分ネ!そのケーキをさっさと離すヨロシ。さもないとショートケーキの命が無いネ」
「いや意味わからんから!けっきょく腹におさめられてケーキの命なくなるでしょーが!」
銀時と神楽は言い争いを始めた。その様子を見てやれやれといった表情をする新八。
全部違う種類のケーキにしたのは間違いだったかしら、と苦笑いするアリス。
新八は最後に残ったのでいいです、北条さんが買ってきてくれたケーキならどれもおいしいですから。と言ってマロンケーキをとった。
なんだかんだいって、銀時はショートケーキを神楽に譲り、銀時はチョコケーキをとった。
その様子を見て、やっぱり銀さんって優しい。あれ?でもこれって、大人としては普通の対応?と心の中でアリスは思った。
「はぁ~食った食った」
「北条さん、ケーキありがとうございます」
「また買ってくるヨロシ!」
3人の満足そうな表情を見て、にこりと笑うアリス。
「新ちゃん?帰るわよ~?」
すると、新八の姉、志村妙が迎えに来た。
「あら、そちらの方は、もしかしてアリスさん?」
「はい、そうですけど、あなたは?」
「新ちゃんの姉の妙です。それにしても、新ちゃんから聞いていたとおり、可愛らしい方ね」
「新八君が、私の話しを・・・・・・?」
「もう新ちゃんったら、アリスちゃんの話しばかりするのよ~」
「ちょ、ちょっと姉上!辞めてくださいよ!」
もう、と言いながら新八は照れていた。
あんまり会ったことないのに、私の話しってなんだろう?とアリスは考えていた。
「それにしてもほんと素敵な人。うちのスナックすまいるで働いてもらいたいぐらいだわ」
スナックすまいる?お妙さん、そこで働いてるの?それにしても聞いたことのある店名だ。あ、いつだったか近藤さんが出かけた場所だ。お妙さん、近藤さんのこと知ってるかなぁ?
「あのお妙さんって、近藤さんって知ってます?真選組局長の・・・・・・!」
アリスは無邪気に聞くが妙は『近藤』という単語を聞くと同時に拳を勢いよく壁にめりつけ
「あら?誰かしらそれ。私はそんなゴリラは知らないわよ」
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