始まりは···26話
砂原「鷲尾は新しい案をまとめて大学にすぐにいけ。」
鷲尾「はい。じゃ椿さん、広瀬宜しく」
アキオ「私が紗菜ちゃん宜しくすればいいかしら?」
砂原「鷲尾の区切りが悪いな。」
鷲尾「すみませんね。わたくしの企画宜しくお願いします。ではお先に」
鷲尾が一足早くデスクに戻る。
二人「はーい。」
去り際の背中に返事をしておいた気の合う二人。
紗菜「でも私たち鷲尾さんが大学で話を詰めてきてからでないとうごけませんね。」
砂原「椿はちぃさまにアポイントとるだろう?広瀬はデスクに戻って俺の書類手伝うだろう?いっぱいあるな。」
アキオ「部長、然り気無く紗菜ちゃんに書類手伝わせようとしてます。」
砂原「然り気無くないぞ?大々的にだ。」
紗菜「書類ですね。分かりました。」
アキオ「やるんだ?」
紗菜「戻りますよ。」
3人がデスクに戻ってきた。
砂原「広瀬この書類頼む。椿、アポ確できたら、これな。」
アキオ「分かりました。」
それぞれ分担された仕事をこなし、、
アキオ「ちぃさまOKです。」
砂原「おーさすがだな。」
紗菜「鷲尾さんからです。個展に生徒さんの作品も出すそうです。それから、教授の代わりにゆ··桜庭さんの作品が増えるとの事でした。」
砂原「分かった。」
紗菜「あとは作品を搬送してくれる業者も決まりました。」
砂原「早いな。あとは展示する場所か··」
アキオ「ブライダルで使われている会場ならかりられそうです。広さも十分あります。」
砂原「二人とも読みが凄いな。俺寝てても大丈夫そうだ」
二人「確認と判子はお願いします。」
砂原「了解」
そんなこんなで定時。
女子社員a「広瀬さんお電話入ってます。二番です」
紗菜「すみませんありがとうございます。」
電話をとる紗菜
紗菜「お電話代わりました広瀬です。」
紗菜の本当の母親(以下母)「あら~紗菜ちゃん立派になったのね。最近全然顔を見せてくれないからママ心配になっちゃって。」
紗菜「お掛け間違いではないでしょうか?」
母「娘の可愛い声聞き間違えるわけないでしょう。今ママねお兄ちゃんも結婚して(うそ。引きこもり、ニート)パパと二人でさみしいのよ。紗菜ちゃんがよかったらこっちに帰って来てほしいなって。」
紗菜「そんなの嘘ですよね。」
母「嘘なんかじゃないわ。私には貴女が必要なの(搾取子として)今まではママがどうかしてた。紗菜ちゃんを傷つけちゃったわよね?」
紗菜「分かっていてどうして?」
母「どうしようも出来なかったのよ。でも今なら紗菜ちゃんを大切にしてあげられる。だからママの元に帰ってきてほしいの。ママには紗菜ちゃんだけなの。」
紗菜「私だけ··」
母「そうよ。もう今日にでも帰って来てママに顔をみせてほしいの。ママ紗菜ちゃんを抱き締めたいわ。」
紗菜「本当に?」
母「ええ勿論よ。私の大事な娘じゃない。帰ってらっしゃい。ママ紗菜ちゃんの好きな物沢山こさえておくから。」
紗菜「本当に大事?」
母「大事よ。早く紗菜ちゃんの手を握りたいわ」
紗菜「考えます。それじゃ」
と電話を切った。
アキオ「紗菜ちゃん電話終わった?玄関まで一緒に行きましょう。」
紗菜「うん。ねぇアキちゃん、母親ってどんな感じ?」
アキオ「いきなりどうしたの?私は男だからなんとも言えないけど、強くて、明るくて、子供を大切にしてくれるんじゃないかしら?時に叱られたり、ケンカになったりもするけどね。」
紗菜「そっか。。ありがとう。じゃーねアキちゃん。今日私こっちだから。」
アキオ「そう?気をつけてね紗菜ちゃん。」
アキオ何かを察知したように砂原に電話する。
アキオ「椿です。紗菜ちゃんバス停方面行きましたが、鷲尾君と合流するんですか?」
砂原「そんな話しはきいていないな。何かあったのか?」
アキオ「定時前に紗菜ちゃんに電話が着ていた事位ですかね?後ちょっと不思議な質問をされました。」
砂原「不思議な質問?」
アキオ「母親ってどんな感じかって。」
砂原「母親··分かった。ありがとう椿も気をつけて帰れよ。」
砂原慌てて鷲尾に電話する。
砂原「鷲尾今、裕介といるか?」
鷲尾「はい。います。」
砂原「至急頼みがある。高速乗って今から言う所にいってくれ。」
鷲尾「二人でですか?」
砂原「ああ。俺もすぐ向かう。」
とカバン、上着をガサッと持ち会社を出た。
砂原「バスと電車なら三時間ちょいか。なら俺は··」
砂原は車を飛ばし紗菜が乗るであろう特急の一本前に乗り込んだ。
砂原「これなら途中乗り換えしても広瀬より少し早めにつくはずだ。」
砂原にとって紗菜の行動は手に取るように分かる。
砂原「俺だ特急に乗る事ができた。そっちはどうだ?」
裕介「今から高速乗ります。」
砂原「お互いギりで先に着けそうだな。」
裕介「もしかして紗菜ちゃん何かあったんですか?」
砂原「母親が接触してきた可能性が高い」
裕介「紗菜ちゃんの?それが何故大騒ぎになるんですか?」
砂原「後で話す。1分でも早く着けるようにしてくれ。」
裕介「分かりました」
と電話を切り暫く携帯を握りしめた。
鷲尾「はい。じゃ椿さん、広瀬宜しく」
アキオ「私が紗菜ちゃん宜しくすればいいかしら?」
砂原「鷲尾の区切りが悪いな。」
鷲尾「すみませんね。わたくしの企画宜しくお願いします。ではお先に」
鷲尾が一足早くデスクに戻る。
二人「はーい。」
去り際の背中に返事をしておいた気の合う二人。
紗菜「でも私たち鷲尾さんが大学で話を詰めてきてからでないとうごけませんね。」
砂原「椿はちぃさまにアポイントとるだろう?広瀬はデスクに戻って俺の書類手伝うだろう?いっぱいあるな。」
アキオ「部長、然り気無く紗菜ちゃんに書類手伝わせようとしてます。」
砂原「然り気無くないぞ?大々的にだ。」
紗菜「書類ですね。分かりました。」
アキオ「やるんだ?」
紗菜「戻りますよ。」
3人がデスクに戻ってきた。
砂原「広瀬この書類頼む。椿、アポ確できたら、これな。」
アキオ「分かりました。」
それぞれ分担された仕事をこなし、、
アキオ「ちぃさまOKです。」
砂原「おーさすがだな。」
紗菜「鷲尾さんからです。個展に生徒さんの作品も出すそうです。それから、教授の代わりにゆ··桜庭さんの作品が増えるとの事でした。」
砂原「分かった。」
紗菜「あとは作品を搬送してくれる業者も決まりました。」
砂原「早いな。あとは展示する場所か··」
アキオ「ブライダルで使われている会場ならかりられそうです。広さも十分あります。」
砂原「二人とも読みが凄いな。俺寝てても大丈夫そうだ」
二人「確認と判子はお願いします。」
砂原「了解」
そんなこんなで定時。
女子社員a「広瀬さんお電話入ってます。二番です」
紗菜「すみませんありがとうございます。」
電話をとる紗菜
紗菜「お電話代わりました広瀬です。」
紗菜の本当の母親(以下母)「あら~紗菜ちゃん立派になったのね。最近全然顔を見せてくれないからママ心配になっちゃって。」
紗菜「お掛け間違いではないでしょうか?」
母「娘の可愛い声聞き間違えるわけないでしょう。今ママねお兄ちゃんも結婚して(うそ。引きこもり、ニート)パパと二人でさみしいのよ。紗菜ちゃんがよかったらこっちに帰って来てほしいなって。」
紗菜「そんなの嘘ですよね。」
母「嘘なんかじゃないわ。私には貴女が必要なの(搾取子として)今まではママがどうかしてた。紗菜ちゃんを傷つけちゃったわよね?」
紗菜「分かっていてどうして?」
母「どうしようも出来なかったのよ。でも今なら紗菜ちゃんを大切にしてあげられる。だからママの元に帰ってきてほしいの。ママには紗菜ちゃんだけなの。」
紗菜「私だけ··」
母「そうよ。もう今日にでも帰って来てママに顔をみせてほしいの。ママ紗菜ちゃんを抱き締めたいわ。」
紗菜「本当に?」
母「ええ勿論よ。私の大事な娘じゃない。帰ってらっしゃい。ママ紗菜ちゃんの好きな物沢山こさえておくから。」
紗菜「本当に大事?」
母「大事よ。早く紗菜ちゃんの手を握りたいわ」
紗菜「考えます。それじゃ」
と電話を切った。
アキオ「紗菜ちゃん電話終わった?玄関まで一緒に行きましょう。」
紗菜「うん。ねぇアキちゃん、母親ってどんな感じ?」
アキオ「いきなりどうしたの?私は男だからなんとも言えないけど、強くて、明るくて、子供を大切にしてくれるんじゃないかしら?時に叱られたり、ケンカになったりもするけどね。」
紗菜「そっか。。ありがとう。じゃーねアキちゃん。今日私こっちだから。」
アキオ「そう?気をつけてね紗菜ちゃん。」
アキオ何かを察知したように砂原に電話する。
アキオ「椿です。紗菜ちゃんバス停方面行きましたが、鷲尾君と合流するんですか?」
砂原「そんな話しはきいていないな。何かあったのか?」
アキオ「定時前に紗菜ちゃんに電話が着ていた事位ですかね?後ちょっと不思議な質問をされました。」
砂原「不思議な質問?」
アキオ「母親ってどんな感じかって。」
砂原「母親··分かった。ありがとう椿も気をつけて帰れよ。」
砂原慌てて鷲尾に電話する。
砂原「鷲尾今、裕介といるか?」
鷲尾「はい。います。」
砂原「至急頼みがある。高速乗って今から言う所にいってくれ。」
鷲尾「二人でですか?」
砂原「ああ。俺もすぐ向かう。」
とカバン、上着をガサッと持ち会社を出た。
砂原「バスと電車なら三時間ちょいか。なら俺は··」
砂原は車を飛ばし紗菜が乗るであろう特急の一本前に乗り込んだ。
砂原「これなら途中乗り換えしても広瀬より少し早めにつくはずだ。」
砂原にとって紗菜の行動は手に取るように分かる。
砂原「俺だ特急に乗る事ができた。そっちはどうだ?」
裕介「今から高速乗ります。」
砂原「お互いギりで先に着けそうだな。」
裕介「もしかして紗菜ちゃん何かあったんですか?」
砂原「母親が接触してきた可能性が高い」
裕介「紗菜ちゃんの?それが何故大騒ぎになるんですか?」
砂原「後で話す。1分でも早く着けるようにしてくれ。」
裕介「分かりました」
と電話を切り暫く携帯を握りしめた。
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