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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
目次

第17話『テスト』の時間  2時間目

殺センセー「第二の刃を持たざる者は、暗殺者の資格なし!!」



殺センセーはそういうと、自分の体ごとグルグルグルグル回り、大きな竜巻作った。

そして、大きな砂埃がはれたかと思うと、校庭は雑草一本なくとってもきれいな校庭が現れた。



殺センセー「校庭に雑草や凸凹がおおかったのでね、手入れしました。」

E組【おおおお!!】

殺センセー「先生は、地球を消せる超生物です。この一帯を平らにする等容易い事です。もしも君たちが、自信を持てる第二の刃を示せなければ、先生の相手に値する暗殺者はこの教室にはいないとみなし、校舎ごと平らにして先生は去ります。」

渚「第二の刃・・・いつまでに。」

殺センセー「決まっています。明日です!明日の中間テスト、クラス全員50位いないに入りなさい!」



E組【ええええええええ!!!】

殺センセーのとんでもない発言に、クラス全員の驚きの声が響いた。



殺センセー「君たちの第二の刃は先生がすでに育てています。本校舎の先生たちに劣るほど先生はトロい教え方はしていません。自身をもって、その刃を振るって来なさい!ミッションを成功させ、恥じることなく笑顔で胸を張るのです。自分たちがアサシンであり、E組であることに・・・。」









そして、次の日、中間テストの日がやってきた。

テストは全校生徒が本校舎で受ける決まりになったいた。

つまり、E組だけアウェーでの戦いになるみたいだ。



コナン達は、一応大学に通っているという学歴があることから、テストの対象外ということで、テストが受けられないみたいだった。

なので、コナン達はE組の校舎でお留守番をしている。

コナンは、教室でFBIから依頼された事件の推理をメールで送ったりと事務的なことをしてる。その横では、哀が、なにかの実験をしている。



そんな中、イリーナが、殺センセーにナイフを投げようとしているところを目撃する。



イリーナ「ねぇ、本気なの?!クラス全員50位以内に入らなければ出ていくって。」

殺センセー「はい!」

イリーナ「できるわけないじゃない!この間まで底辺の成績だったんでしょ?あの子たち!」

殺センセー「どうでしょう?この間までは知りませんが、今は私の生徒達です。ピンチのときでもきっと自分をまもってくれる。私が彼らに授けているのはそういう武器です。」



コナン「ピンチの時でも自分を守る武器・・・か。それ、7年前に教えて欲しかったな。」

哀「あなたのは、無謀な行動力のせいでしょ?自業自得ってやつよ。」

殺センセー「あぁ、君たちでしたか・・君たちにはほんと、結局試験を受けさせもしてくれないなんて、すみませんです。」

コナン「あぁ、そのことは何にもきにしていない。なんなら、たまっていた事務仕事がはかどっていい時間だから、大丈夫だ。」

殺センセー「そういってくれるのはとても助かります。」







そして、次の日、テスト結果がくばられた。・・・らしいが。次の日、コナンと哀は、どうしてもはずせないFBIの捜査会議のため、駅前の億ションの自宅で、Skypeのビデオ通話機能をつかっての参加をするため、クラスメイトのテスト結果がきになったがしょうがなくお休みにした。





ジェイムズ「・・・これが、この事件の概要なんだが、ここまで、大丈夫かい?」

コナン「あぁ、よくわかりました。ちなみに、現場の写真を、こっちのパソコンにおくっといてくれると助かります。」

哀「あと、死体の解剖結果と遺留品の写真等も、送って。」

ジェイムズ「では、また質問があったら言ってくれ。できる限り対応させてくれ。」

今回の捜査協力の件がひと段落したかと思うと、横にいたジョディが赤井を見て話しかけた。

ジョディ「ところで秀!あなたの妹の真澄ちゃん、これが初現場だったわよ。」

秀一「おう。そうか。」

コナン「世良か。なつかしいな。」

哀「あぁ、あの男っぽい子、いたわね。そういえば。」

コナン達の薄い反応に、ジョディは呆れた顔をする。

ジョディ「もう!いくら姿を隠してるからって、あなた達はあの子たちの近況を知る権利はあるのよ?もっと興味をもったらどう?」

秀一「おい、ジョディ、やめてやれ。」

コナン「秀一さんもジョディさんも、そんな気にしなくていいですよ。俺たちは、「赤井」です。それ以上いわせないでください。」





すると、背後から、さっきまでなかった気配を感じ、振り返る。

コナン、哀「!!!」



殺センセー「ヌルフフフ!いやはや、こんな立派なお家に住んでるなんて、先生、羨ましいです。」

コナン「殺センセー??また、マッハできたんですか!変装もしないで、誰にもみられてないですよね!」

殺センセー「マッハでここまで飛んで、そこの窓から入りました。」

哀「それを不法侵入というのよ。」

哀のもっともな言葉に、殺センセーは冷や汗をかく。



すると、まだ通話がつながっていたFBI本部のメンバが、殺センセーの登場に、驚いていた。

ジェイムズ「おぉぉ!このタコみたいな生物が例の超生物だな!」

ジョディ「ほんとに、タコみたいね!」

殺センセー「これはこれは、FBIの方々ですね。お初にお目にかかります。私、殺センセーといいます。以後、お見知りおきを!」



ジェイムズたちの自己紹介がおわったところで、殺センセーが、ここにきた目的を思い出す。



殺センセー「あ、そうそう、中間テストの結果です。浅野学長がテスト二日前に出題範囲を大幅に変え、そのことをE組にだけ伝達していなかったことにより、みなさんがんばっていましたが、クラス全員50位以内にはいることができませんでした。」

哀「え・・じゃぁ。」

殺センセー「ですが、カルマくんが、全教科ほぼ100点をとることができました。なんとも末恐ろしい子です。なので、これからも、私はE組でみなさんに暗殺を教えていくつもりです。コナンくんたちも、これからもよろしくおねがいしますね。では、私はこれで、失礼いたします。また、学校でお会いしましょう!」



と言い、殺センセーは、また窓から帰っていった。



To be continue
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