5
無事に麦わらの一味となったものの、どう接すればいいかわからなかった。
ただ私はこの船のために出来ることがないかとその夜、私は海の見張りをすることにした。
ナミ「船の見張りなんて男達に任せとけばいいのよ!それにまだあんた病み上がりなんだから!」
とナミは言ってくれたけど私なんかが皆と一緒に寝るのは気が引けたので船の帆の上の方で見張りをするとゾロに言って見張り番を代わってもらった。
いつもと変わらない見張りなのに今日は違った景色が見える。
ずっと見たかったあの街以外の景色…
「キレイ…」
私はそう呟いたと同時に涙が溢れてきた。
私は眠ることなく翌朝を迎えた。
ナミ「みんなー!ご飯よー!」
ナミの声が聞こえたと同時にルフィ達がばたばたと食事の席についているのが見えた。
『皆でご飯を食べるってどんな気分なんだろ…』
私はそう思いながらも見張り台から降りなかった。私にまで言われているなんて思わなかったから。
ナミ「ユリエー!何してんの!ほらはやくしないとご飯さめちゃうわよー!」
私はそう言われて見張り台を降りていった。
私なんかが混ざっていいのか…そう思っているとロビンが私の手を引いていってくれた。
サンジ「ユリエちゃんの席はここだよーっ!今日も美しい!!」
そう言ってサンジが椅子をひいてくれた。
「あ、ありがとう…」
ロビン「いつもああなのよ^^さ、座って^^」
「うん」
私は言われた席に座ると目の前のご馳走に驚いた。
全員「「「いただきます!」」」
それぞれにいただきますと言うと皆食事に手をつけていた。
サンジ「ほら、ユリエちゃんも食べな!」
「ありがとう…いただきます」
私はサンジに言われて目の前のスープを口に運んだ。
「美味しい…」
サンジ「そりゃよかった!沢山召し上がれ」
「これ、全部サンジが作ったの?」
サンジ「ああ!そうだよ」
「凄い…私こんなに美味しいご飯初めて…!」
私はあまりの美味しさに思わず笑顔になった。
サンジ「///」
皆んなとご飯を食べるのはとても賑やかで楽しかった。
ルフィがウソップのご飯を横取りしたり、他愛もない会話もきいて。
生きてるうちにこんな経験ができるなんて思ってもいなかったからすごく嬉しかった。
食事を終えた私はフランキーの元へ行った。
「フランキー、その…今忙しい?」
フランキー「ん?どうした?」
「船の掃除でもしようと思うんだけど、触っちゃだめな場所とかあったり教えて欲しくて…」
フランキー「おお!そりゃ感心だな!よし、今から船の案内してやる!」
「ありがとう!」
私はフランキーの後をついて船の中の見学をした。
フランキー「まぁ基本的に皆の私物さえ触らなきゃ大丈夫だ!」
「ありがとう!」
私はフランキーにお礼を言うと船の掃除をすることにした。
私が掃除をしているとチョッパーがあわてて私の方にやってきた。
チョッパー「ユリエ!!」
「どうしたの?チョッパー」
チョッパー「まだ傷口も完全に塞がってないのに無理して動いちゃだめだぞ!」
「もう大丈夫だよ?チョッパーがちゃんと手当してくれたから痛くないし、それに…私がみんなにしてあげられることは何もないから掃除くらい、ね?」
チョッパー「うぅん…む、無理だけはするなよ!」
「ありがとう、チョッパー」
ロビン「ユリエ、ちょっといいかしら?」
「うん」
掃除を終えてすぐ、私はロビンに呼び出された。
ロビン「ここ、なんて書いてあるのかしら?」
「あぁ、それは…」
ロビン「へぇ、まさかそんな歴史があったなんて…」
「あ、そこの話なら別の古書に詳しく書いてあるよ」
ロビン「どの本か教えてもらえる?」
「えっと確か…あった、これかな」
ロビン「ありがとう^^…どう?この船の居心地は」
「まだ信じられないことばっかり…。誰かとご飯を食べたり、誰かがご飯を作ってくれたり、私にとってはじめてのことだから…嬉しい…けど…」
ロビン「けど?」
「どう接していいかわからない…私は今皆にしてあげられることはほとんどないから…」
ロビン「そう。…大丈夫よ、ここの皆は優しいから^^それに…あなたにもできることはあるわ^^」
『私にも出来ること…か…」「…ちょっと外行ってくる」
ロビン「行ってらっしゃい^^」
外に出るとルフィとウソップとチョッパーがじゃれ合っていた。
なんだか楽しそうだと思って私は離れたところで3人を見ていた。
ルフィ「おーい!ユリエもこっち来いよー!」
「え?」
チョッパー「ウソップの曲芸おもしろいぞ!」
ウソップ「あ、それっ!」
ルフィ・チョッパー「「あはははは!!!」」
私は3人の方へと足を運んだ。
ルフィ「あ!そういや歓迎会がまだだったな!よーし!今日は宴だー!!」
私がルフィ達の近くまで来るとルフィは突然叫んだ。
チョッパー「でもこの前の島で買い出しできなかったけどそんな食料あるのか?」
サンジ「食材ならユリエちゃんが持ってきてくれてるやつが沢山あるぞ!」
チョッパー「サンジ!」
ゾロ「お!酒か?」
近くで筋トレしていたゾロがにやりと笑っていた。
ナミ「お酒はおあずけ!あんた飲みすぎなのよ!もうほとんどないわよ!」
「お酒…?」『昔本で読んだことあるな…』
ルフィ「酒はなくても宴だー!!あ、そうだユリエもウソップの…」
「私、ちょっとやること思い出したからまた後で見せて!」
ウソップ「よーし!今夜の宴までに腕を磨くぞー!(変顔)」
チョッパー・ルフィ「「ぎゃはははは!!」」
ただ私はこの船のために出来ることがないかとその夜、私は海の見張りをすることにした。
ナミ「船の見張りなんて男達に任せとけばいいのよ!それにまだあんた病み上がりなんだから!」
とナミは言ってくれたけど私なんかが皆と一緒に寝るのは気が引けたので船の帆の上の方で見張りをするとゾロに言って見張り番を代わってもらった。
いつもと変わらない見張りなのに今日は違った景色が見える。
ずっと見たかったあの街以外の景色…
「キレイ…」
私はそう呟いたと同時に涙が溢れてきた。
私は眠ることなく翌朝を迎えた。
ナミ「みんなー!ご飯よー!」
ナミの声が聞こえたと同時にルフィ達がばたばたと食事の席についているのが見えた。
『皆でご飯を食べるってどんな気分なんだろ…』
私はそう思いながらも見張り台から降りなかった。私にまで言われているなんて思わなかったから。
ナミ「ユリエー!何してんの!ほらはやくしないとご飯さめちゃうわよー!」
私はそう言われて見張り台を降りていった。
私なんかが混ざっていいのか…そう思っているとロビンが私の手を引いていってくれた。
サンジ「ユリエちゃんの席はここだよーっ!今日も美しい!!」
そう言ってサンジが椅子をひいてくれた。
「あ、ありがとう…」
ロビン「いつもああなのよ^^さ、座って^^」
「うん」
私は言われた席に座ると目の前のご馳走に驚いた。
全員「「「いただきます!」」」
それぞれにいただきますと言うと皆食事に手をつけていた。
サンジ「ほら、ユリエちゃんも食べな!」
「ありがとう…いただきます」
私はサンジに言われて目の前のスープを口に運んだ。
「美味しい…」
サンジ「そりゃよかった!沢山召し上がれ」
「これ、全部サンジが作ったの?」
サンジ「ああ!そうだよ」
「凄い…私こんなに美味しいご飯初めて…!」
私はあまりの美味しさに思わず笑顔になった。
サンジ「///」
皆んなとご飯を食べるのはとても賑やかで楽しかった。
ルフィがウソップのご飯を横取りしたり、他愛もない会話もきいて。
生きてるうちにこんな経験ができるなんて思ってもいなかったからすごく嬉しかった。
食事を終えた私はフランキーの元へ行った。
「フランキー、その…今忙しい?」
フランキー「ん?どうした?」
「船の掃除でもしようと思うんだけど、触っちゃだめな場所とかあったり教えて欲しくて…」
フランキー「おお!そりゃ感心だな!よし、今から船の案内してやる!」
「ありがとう!」
私はフランキーの後をついて船の中の見学をした。
フランキー「まぁ基本的に皆の私物さえ触らなきゃ大丈夫だ!」
「ありがとう!」
私はフランキーにお礼を言うと船の掃除をすることにした。
私が掃除をしているとチョッパーがあわてて私の方にやってきた。
チョッパー「ユリエ!!」
「どうしたの?チョッパー」
チョッパー「まだ傷口も完全に塞がってないのに無理して動いちゃだめだぞ!」
「もう大丈夫だよ?チョッパーがちゃんと手当してくれたから痛くないし、それに…私がみんなにしてあげられることは何もないから掃除くらい、ね?」
チョッパー「うぅん…む、無理だけはするなよ!」
「ありがとう、チョッパー」
ロビン「ユリエ、ちょっといいかしら?」
「うん」
掃除を終えてすぐ、私はロビンに呼び出された。
ロビン「ここ、なんて書いてあるのかしら?」
「あぁ、それは…」
ロビン「へぇ、まさかそんな歴史があったなんて…」
「あ、そこの話なら別の古書に詳しく書いてあるよ」
ロビン「どの本か教えてもらえる?」
「えっと確か…あった、これかな」
ロビン「ありがとう^^…どう?この船の居心地は」
「まだ信じられないことばっかり…。誰かとご飯を食べたり、誰かがご飯を作ってくれたり、私にとってはじめてのことだから…嬉しい…けど…」
ロビン「けど?」
「どう接していいかわからない…私は今皆にしてあげられることはほとんどないから…」
ロビン「そう。…大丈夫よ、ここの皆は優しいから^^それに…あなたにもできることはあるわ^^」
『私にも出来ること…か…」「…ちょっと外行ってくる」
ロビン「行ってらっしゃい^^」
外に出るとルフィとウソップとチョッパーがじゃれ合っていた。
なんだか楽しそうだと思って私は離れたところで3人を見ていた。
ルフィ「おーい!ユリエもこっち来いよー!」
「え?」
チョッパー「ウソップの曲芸おもしろいぞ!」
ウソップ「あ、それっ!」
ルフィ・チョッパー「「あはははは!!!」」
私は3人の方へと足を運んだ。
ルフィ「あ!そういや歓迎会がまだだったな!よーし!今日は宴だー!!」
私がルフィ達の近くまで来るとルフィは突然叫んだ。
チョッパー「でもこの前の島で買い出しできなかったけどそんな食料あるのか?」
サンジ「食材ならユリエちゃんが持ってきてくれてるやつが沢山あるぞ!」
チョッパー「サンジ!」
ゾロ「お!酒か?」
近くで筋トレしていたゾロがにやりと笑っていた。
ナミ「お酒はおあずけ!あんた飲みすぎなのよ!もうほとんどないわよ!」
「お酒…?」『昔本で読んだことあるな…』
ルフィ「酒はなくても宴だー!!あ、そうだユリエもウソップの…」
「私、ちょっとやること思い出したからまた後で見せて!」
ウソップ「よーし!今夜の宴までに腕を磨くぞー!(変顔)」
チョッパー・ルフィ「「ぎゃはははは!!」」
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