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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第7話「宮藤と父親の墓~後編~」

ラル「宮藤博士の口癖だと?」

服部「宮藤さん、それは今関係…。」

宮藤「あるのです!!坂本さん答えてください!!」

坂本「【その力を 多くの人を守るために】っだ。間違えているか?」

宮藤「では、このお墓を見てください。この文字を!」

坂本「何を言う、この言葉が書いてあるはず…。」

そこには、「宮藤一郎、異国の地でここに眠る。世界の為に」と書いてあった。

宮藤「どうおもいますか!?完全に!あれからお墓が変わっていますよね!?ていうことはこのお墓は偽物ですよね!?なら壊しても文句ないのです!」

ミーナ「確かに、言葉が変わっているわ。どうなっているのかしら?」

ラル「それは、本当か!?」

バルクホルン「私もお供えしたことがあるしな、記憶にしているな、その言葉は。」

リーネ「坂本さん!とりあえず、芳佳ちゃんを落ち着かせるために戻りませんか!?」

エイラ「このままでは、海に落ちるな、誰か…。」

坂本「宮藤!お前の怒りはもっともだ!だが、すまないがこの件も、私は最低でも知らないのだ。少し、ほんの少しでいいのだ。ここに立ち寄った上層部…、つまりマロニーの事件で立ち寄った人たちを洗ってみる。それと、宮藤の博士のお墓はここ以外はお前が扶桑で作っていない限りここだけだ。それをお前がたとえ許可したとしても我々が止めている!!そんな勝手な真似は!」

ミーナ「そうよ!宮藤さん!この件は、一旦明日の朝まで時間を頂戴!それまでに調べつくすわ!リーネさん!サーニャさん!エイラさん!そして、バルクホルンにハルトマン!明日の朝、私たちが行くまで宮藤さんを頼むわ!」

バルクホルン「ああ、わかった!」

ラル「孝美・ひかり。お前ら二人も頼めるか?」

孝美・ひかり「了解!」

宮藤「ミーナ中佐。明日の朝までですよ!明日の朝以降、もしなんにもわからなければここを破壊します!」

マリア「そうはさせません。全力で私たちが捜査します。安心してください。宮藤さん。あなたの怒りはもっともです。これほどの悲しみと怒りはあなたしかわからないと思います。竹井さん、宮藤さんに今日、楽しいことをさせてあげて下さい。これは私からではなく、ロマーニャ公国第一公女としての命令です。」

竹井「わかりました!」

坂本「そんな怖い顔をするな。私たちがお前の分まではらして見せる。約束しよう!」

宮藤「約束ですよ!」

坂本「はっはっは!私が約束を破ったことがあるか?」

宮藤「ないですけど…。」

坂本「なら、もう今日は休め。ここは我々に任せ、どこかで遊んで来い。」

サーシャ「こんな事態なのです。気分転換が必要です。何も考えずここは本当に任せてください。これだけのメンバーがいれば大丈夫です。」

坂本「そうだな…。土方を呼んで、山川さんを連れてくるか!」

宮藤「え?」

服部「そお言えば、かなりの仲良しですよね。山川さんとは。」

坂本「お前も知ってそうだからお前も行け!服部!」

服部「わかりました!任命を受けます!」

宮藤「え~と?」

坂本「そうと決まればさっさと連れていけ!」

バルクホルン「行くぞ!宮藤!」

サーニャ「行こう。芳佳ちゃん!」

宮藤「リーネちゃん?」

リーネ「行こうか!芳佳ちゃん!」

宮藤「助けて~!」



坂本「行ったか。」

ミーナ「大丈夫だといいのだけど…。」

サーシャ「これはショックより怒りが爆発してもおかしくないですね。」

ラル「そうだな。」

マリア「宮藤さんの為にも、操作をしっかりと明日の朝までに終わらせましょう。何が何でも。」

マルセイユ「この調子だと、本当に壊しそうだからな。」

坂本「それが罠の場合が殆どだ。それが怖い。」

ミーナ「まずは仕掛けがないことと、この地下に本当に空洞があるかを調べましょう!」

坂本「私は並行して、マロニーの時にかかわった上層部メンバーを調べる。宮藤の約束を果たすためにもな!」

マリア「坂本少佐、お手伝いします。私ができるのはおそらくそちら方面かと思いますので。」

坂本「助かります。」

ラル「ミーナ。仕掛けはどうやって調べるのだ?」

ミーナ「ウルスラ―ハルトマンさんが来ているから、彼女に頼むわ。信頼もできるし。うちのエーリカの妹だからね。」

ロスマン「それは信頼度がかなり厚そうですね。助かります。」

坂本「各自さっそく作業に入ろう。そう時間もない。各方面よろしく頼む。」

周り「了解!」

そのころ宮藤は…。

宮藤「みっちゃん。私誘拐されたよ~!」

山川「それは、芳佳ちゃんが悪いかな~話を聞く限り。怒るのはわかるけど…、暴走しすぎだよ~。」

リーネ「落ち着いた?芳佳ちゃん!」

バルクホルン「お前の好きな場所いこうか?」

宮藤「バルクホルンさん、いいのですかそれ?」

竹井「宮藤さん、ロマーニャ公国第一公女のマリア様から私はそのように命令受けているから、宮藤さんには悪いけど私を助けると思って、参加してくれない?」

宮藤「でも大事なお金じゃあ…。」

バルクホルン「お前が気にすることではない。今回の連中から没収しないといけないからな。

そこから出るお前当ての謝罪金の前金だとでも思ってくれ。それでもかなり少ないがな。」

竹井「それは私も思っているところよ。だから、金額面はあんまり考えなくっていいよ。」

宮藤「う~ん。そう言われてもな~、あ!」

バルクホルン「どうした?行きたい場所あったか?」

宮藤「皆さんで家に来ませんか?」

周り「え?」

サーシャ「芳佳ちゃんの家?」

ハルトマン「しかし扶桑は飛行機で何日だっけ?」

バルクホルン「確か7日だな。」

宮藤「いやだな、あそこに扉あるじゃないですか!」

山川「芳佳ちゃん、まさかあれを?」

宮藤「バルクホルンさん、まさか危険だから、使っちゃいけないとか言いませんよね?」

バルクホルン「確かに安全確保できているが…。それでいいのか?」

宮藤「竹井大尉とバルクホルン大尉にはうちのお母さんとお祖母ちゃんにこのことを伝えてもらいま~す。」

竹井「なるほどご両親に…。」

バルクホルン「その使い方があったか。確かにこうなっては、謝罪に伺った方がいいしな。それも早めがいい。」

ハルトマン「でもトゥルーデ。それじゃ、宮藤の休息にはならないよ?下手したら、お母さんたちに宮藤も怒られるじゃないのかな?」

バルクホルン「一理あるな…。」

宮藤「それじゃあ、明日の坂本さんとの合流地点を、横須賀基地に変更で。それまでは扶桑の温泉でのんびりしましょ!家にはみんなで行くということで。」

バルクホルン「その方がいいな。了解した!ミーナに連絡してくる。」

山川「楽しみだね~有名ウィッチの皆さんとの地元巡りは。」

宮藤「みんなに自慢できるね!」

こうして、急遽決まった宮藤の里帰り。果たして、宮藤博士の墓をいじったのは誰なのか?

続く
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