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坂本「宮藤…？」

宮藤（2）「坂本さん、私がわかるのです？」

ウルスラ「先ほどの、ウォーロック、覚えていますか？」

バルクホルン「まさか！！！」

マリア「私と同じように使っているようですね。」

ウルスラ「それだけではないです。あのウォーロックは、操っている本人の能力まで、コントロールできるというはわけですが…。」

ミーナ「どうしたの？」

ハルトマン「あ～、なんとなくわかってきた。」

ウルスラ「はい、この宮藤さんは、ネウロイ化した宮藤さんでそれも私たちの話を全く聞かなかった方です。なので、ここでどうなっても損するのは、敵さんだと私は踏んでいるのですが、私たちにまで攻撃が及ぶといけないので、すべての出入り口をふさいで、ウォーロックと、マロニーさんたちで戦ってもらいましょうか？」

マロニー「なぁ！？」

ミーナ「私の空間把握と…。」

ハイデマリー「私のアンテナがあればいけますね。」

バルクホルン「我々は、各箇所に立っていればいいわけだ。」

坂本「さて、どうする？マロニー？」

ラル「こちらには、権力も証拠もすべてそろっているからな。」

サーシャ「これらのものは、すべて隠滅は不可能です。」

マロニー「ぐぬぬぬ！」

三隅「私が何とかしますので！ここは、逃げてください！！」

マロニー「そうするか、ではさらばだ！」

坂本「させるか！」

黒江「行くぞ！坂本！！」

ウィッチC「…」

坂本「どけ～！」

ウィッチC「させない…。」

坂本「これは…。」

ラル「邪魔するわけか…。」

マルセイユ「この人数だとな…。」

ハルトマン「アフリカの星もねを上げるの？」

マルセイユ「まさか！！！お前もがんばれよ！」

ハルトマン「宮藤の分も返さないとね～！」

宮藤？？「呼びました？」

ハルトマン「あれ？また、宮藤の声が聞こえる？」

宮藤？？「ここですよ！ここ！」

ハルトマン「え？ここって？ええええ！！！！！！」

バルクホルン「どうした！？ハルトマン！」

マルセイユ「違う！上だ！！」

マロニー「なんだ～？！」

宮藤？？「お久しぶりです。マロニー大将。現実でお父さんの墓の無念を晴らせなかったのがゆういつの私の心残りでしょうか？そのためにここにいるような気がします。」

坂本「馬鹿な！？これは、どいうことだ！？」

ハルトマン「これは…？」

宮藤？？「坂本さん。黒江さん。」

坂本＆黒江「なんだ！？」

ミーナ「（どうなっているの？宮藤さんは基地で隔離状態なのにここに二人もというのは…。まさか、向こうで何かあったのではないか？でもひかりさんたちは…？あれは医学用の文章？『ごめんなさい、ミーナ中佐。芳佳ちゃんを止められませんでした。』どいう意味だろう？ただ、わかるのは、これは好機でもあれば最悪の結末にもなるということね。）」

宮藤？？「私の無念を果たせそうなのは、お二人だけです。魔法力をなくしたお二人に一時的でありますが、魔法力をお渡しします。」

坂本「待て、その魔法力は…。」

宮藤？？「私が生前残していた、一度は復帰した魔法力ですが、どっちみち死んでしまったので、すみませんが、使ってもらえませんか？それに、一発逆転の烈風斬が打てますよね？二人とも？」

マロニー「なに～！？そんなことには付き合っておれん！！私は帰る！」

宮藤？？「そうは、させません。」



バン！



マロニー「ぐひぁ～！」

バルクホルン「今のは…。」

宮藤？？「こっちには、今までの全線で戦ってきた人たちがいるのです。その人たちがいれば、私たちは無敵です！」

ミーナ「（今のは、リーネさんね。これは、チャンスだけどうまく利用しなくちゃ！）坂本少佐、命令です。宮藤さんの無念を晴らしてあげてください。その烈風丸で。」

坂本「しかし、ミーナ！宮藤は…。」

黒江「（落ち着け、あっちを見ろ！！）」

坂本「（うん！？なんだこんな時に…、リーネだと！？だとすると、さっきの射撃は…。）」

黒江「（そうなるな。おそらく私たちの作戦に少し乗っかるつもりなんだろう。安全策のつもりだが、本人にとっては危険だな。ミーナさん的にはこれに乗ったつもりで、烈風漸を討つふりをしろということだろ。それだけでもマロニーは、とどめを刺せる。）」

坂本「（わかった。）宮藤よ…。お前がそうなってしまったのはやはり上官の責任だ。最低でもその願いだけはかなえてあげたい。」

宮藤？？「では、この魔法力を上げます。」

坂本「これは…。」

黒江「なかなかの魔法力だな。」

宮藤？？「皆さんの健闘をここで、祈っています。」

黒江「なら。」

坂本「やるしかないな。」

ミーナ「ストライクウィッチーズ！」

ラル「及び、ブレイクウィッチーズ！」

ミーナ「全隊員！ネウロイかになっている人たちを捕獲せよ！」

ラル「及び！主犯格のマロニー元大将を完膚なきまでにせよ！」

周り「了解！」

マロニー「三隅！何とかしろ！そのためにお前を使っているのだろ！」

三隅「この状況では…。」

ひかり「三隅ちゃんは私たちが見張るので、何にもできません！！」

三隅「いつの間に！？」

ひかり「不思議な扉をくぐってきたよ！」

孝美「ここは、お任せください。」

竹井「坂本さん、そっちは、お願いします。」

マロニー「ぐぬぬぬ！」

坂本「まかせろ！」

バルクホルン「援護する！」

ハルトマン「ハンナ！遅れるなよ！」

マルセイユ「わかっている！」

ミーナ「ハイデマリーさん！私たちは美緒の指示出しを！」

ハイデマリー「了解です！」

マロニー「こうなれば、これで…。」

ウルスラ「あれは、簡易版のコアコントロールシステム装置。」

ペリーヌ「これですか。では、トネール！」

マロニー「ぎひゃ～！」

ミーナ「今よ！美緒！黒江さん！！」

坂本「わかった！」

黒江「私は、コアコントロールシステムの集まっている方をやる。お前は…。」

坂本「感謝する。」

マロニー「くっそ～！」

坂本「これで最後だ！マロニー！喰らえ～！烈風斬！！！！」

マロニー「ぎひゃ～！」バタン！！

坂本「これでいいか？宮藤…。」

宮藤？？「…」笑顔で消えてゆく

黒江「こちらも終わったぞ。」

ウルスラ「簡易版ともどもコアコントロールシステム装置は、壊れました。」

ミーナ「ここにいた、ウィッチたちも拘束完了よ。お疲れさま。」

ペリーヌ「終わりましてよ！豆狸！」

周り「え～！？」

宮藤「終わりました～？」

リーネ「芳佳ちゃん、まだ危ないかもしれないのだから出ちゃいけないよ？！」

ミーナ「もう大丈夫よ。宮藤さん。」

ラル「しかし、相手のシステムをここまで一瞬で、逆利用する考えを持つか。うちに本当に欲しい人材だな。」

ミーナ「駄目よ！」

坂本「すまんな、またお前に助けられたな。」

宮藤「いえいえ、終わったなら帰りましょう！おなか減りました！」

坂本「そうだな、帰るか！」

宮藤「はい！」



マロニーは倒され、いよいよ事故処理だが、あの謎の扉は何とかなるのか！？

続く