始まりは···143話
健吾「じゃ、紗菜ちゃんからお風呂いっといで。」
紗菜「私、最後がいいです。」
翠臣「はい紗菜ちゃんのバスタオルと着替え。ヨークベニマ●で買ったからシンプルだけど、後、これと、明日の服」
紗菜「えっアキちゃん買いすぎだよ。そのままでいいのに。お会計は?」
翠臣「カードだから見えないわ。はい、これ智也のボクサーとタンクトップ」
砂原「お会計は?」
翠臣「面倒な兄妹ね。」
紗菜「てっんっえ?アキちゃんどうして女性の下着··」
健吾「犯罪か?」
翠臣「似たような顔したあんたが言う?店員のおば様に彼女のをって言ったら探してくれたわ。。私の話だけで選んでくれたからサイズは分からないけど。」
紗菜「···あってる。」
砂原「ほらさー行ってこい。上がったら裕介に電話しろ。」
紗菜「はい。お先にすみません。」
健吾「所で一体どうなってるんだ?翠臣がこの前俺に取り寄せて欲しいと言ってた資料と関係あるのか?」
翠臣「あるわ。これみて。これが35年前椿家に智也が生まれた日、この日、広瀬の家にも息子が産まれてる。23年前紗菜が生まれた日も、広瀬家に同じく女の子が産まれてるの。」
健吾「それってまさか··」
砂原「偶然同じ日に生まれた俺達はすり替えられた。12年後に生まれた紗菜も。すり替えられたのが兄妹なのは偶然だったのかも知れないが。」
翠臣「その後智也は施設に預けられて、二才で砂原家に養子にいった。でも紗菜は··」
砂原「利用するために広瀬家におかれた。育った環境もまともではない。」
翠臣「広瀬家はまともな子供は出来ないようで、今一人息子はいるけど、私と育った子達と同じ。健吾なら分かるわよね?」
健吾「ああ。それが本当なら許せねーな。可愛い従姉妹苦しめやがって。翠臣と智也さんも大変だったよな。」
砂原「俺は何て事ない。今段々家族になってもきてるし。それより翠臣、両親は病死ではないよな?」
紗菜「上がりました。」
健吾「上がっちゃったのか。」
紗菜「···翠お兄ちゃん。私達兄妹じゃない。みんなでわけっこしよう?」
翠臣「紗菜··」
砂原「俺もいる。一人で辛い思いしないでくれ。やっと巡り会えた兄妹だろ。」
健吾「翠、大丈夫、もう泣けよ。俺風呂行ってくるぞ」
翠臣「ごめんなさい。俺は二人の救いにすらならなかった。··すり替えられた上の子も妹も知的障害等があって体も弱く長くは生きられなくて、両親は一生懸命育てていたけど、妹が亡くなってすぐ後、俺が二十歳の時に何か糸でも切れたように自殺してしまった。。三人で生きて行こうってどれだけ伝えても俺の言葉なんて届かなくて··二人に会わせられなくて··本当にごめんなさい。」
砂原「バカ野郎が。10年前に会った時に言っとけよ。」
砂原が翠臣を抱き寄せ背中をポンポンとした。
翠臣「ありがとう、兄さん、紗菜」
紗菜「教えてくれてありがとう。」
健吾「次どうする?」
翠臣「智也行ってらっしゃい。ってお風呂早くない?」
砂原「じゃ、おかりする。あ裕介に電話しろよ」
紗菜「はい。」
砂原お風呂にいく。
健吾「裕介さん?は誰?」
翠臣「紗菜ちゃんのlovers。私達の可愛い弟よ。」
健吾「へぇーいいなぁ若くて」
一方紗菜スマホを穴か飽きそうな位見つめてる。
健吾「見つめっと電話かがんのが?(見つめてると電話かかるの?)」
翠臣「緊張しすぎよ。智也に電話するんじゃないんだから。」
紗菜いざ···
紗菜「すみません紗菜です。」
裕介「良かった紗菜。ケガとかしてない?」
紗菜「はい。」
裕介「体調は?」
紗菜「平気です。」
裕介「因みにちょっとスピーカーにして」
紗菜「はい··?」
裕介「そこに智兄か翠兄いる?」
翠臣「私いるわよ?でももう少しで智也お風呂あがるから私も入ってくるわ。」
裕介「なら兄妹揃ったらもう一回電話して。」
翠臣「はいはい。」
裕介「今、ホテル?」
翠臣「従兄弟の家にいるわ。警察官で紗菜ちゃん並みに頭かたいわ。」
健吾「従兄弟の健吾です。君の彼女よりは頭かたくないぞ。」
裕介「なら大丈夫だねー後で宜しくね翠兄。」
翠臣「OK」
と電話を切った。
紗菜「··えっ私じゃだめ?」
砂原「アキあがったぞ。」
翠臣「智也ストップ。眼鏡は?」
砂原「そこら辺の鞄」
翠臣「あーこれね、コンタクト外すなら眼鏡持ちなさいな。行ってくるわね」
健吾「智也さんも綺麗な目ですね。本当叔母さんそっくり
··」
紗菜「健吾さんは目の色その目が地ですか?」
健吾「翠臣と似てるの顔だけ。」
砂原「本当にてるなぁ」
紗菜「お兄ちゃんとも似てますね。そう言えば私、親戚にあたる方初めてお会いしました。私も15まではいたのに··」
健吾「噂では聞いたんだ。青に茶色の目をした女の子がいるみたいだって。でもあの家の近くを通りかかったときいたのは別の息子で。ごめんな粘り強く探していたら··」
紗菜「分かるわけありませんよ。男か女かも分からない身なりをしていましたし、私は必要以外外に出なかったから。」
健吾「もっと早く気がつけたらよかった。」
砂原「過去を振り返るセリフを言っても仕方ない。これから深く永く付き合っていこうな。」
健吾「はい。」
翠臣「あがったわよ。」
紗菜「お帰りアキちゃん」
紗菜「私、最後がいいです。」
翠臣「はい紗菜ちゃんのバスタオルと着替え。ヨークベニマ●で買ったからシンプルだけど、後、これと、明日の服」
紗菜「えっアキちゃん買いすぎだよ。そのままでいいのに。お会計は?」
翠臣「カードだから見えないわ。はい、これ智也のボクサーとタンクトップ」
砂原「お会計は?」
翠臣「面倒な兄妹ね。」
紗菜「てっんっえ?アキちゃんどうして女性の下着··」
健吾「犯罪か?」
翠臣「似たような顔したあんたが言う?店員のおば様に彼女のをって言ったら探してくれたわ。。私の話だけで選んでくれたからサイズは分からないけど。」
紗菜「···あってる。」
砂原「ほらさー行ってこい。上がったら裕介に電話しろ。」
紗菜「はい。お先にすみません。」
健吾「所で一体どうなってるんだ?翠臣がこの前俺に取り寄せて欲しいと言ってた資料と関係あるのか?」
翠臣「あるわ。これみて。これが35年前椿家に智也が生まれた日、この日、広瀬の家にも息子が産まれてる。23年前紗菜が生まれた日も、広瀬家に同じく女の子が産まれてるの。」
健吾「それってまさか··」
砂原「偶然同じ日に生まれた俺達はすり替えられた。12年後に生まれた紗菜も。すり替えられたのが兄妹なのは偶然だったのかも知れないが。」
翠臣「その後智也は施設に預けられて、二才で砂原家に養子にいった。でも紗菜は··」
砂原「利用するために広瀬家におかれた。育った環境もまともではない。」
翠臣「広瀬家はまともな子供は出来ないようで、今一人息子はいるけど、私と育った子達と同じ。健吾なら分かるわよね?」
健吾「ああ。それが本当なら許せねーな。可愛い従姉妹苦しめやがって。翠臣と智也さんも大変だったよな。」
砂原「俺は何て事ない。今段々家族になってもきてるし。それより翠臣、両親は病死ではないよな?」
紗菜「上がりました。」
健吾「上がっちゃったのか。」
紗菜「···翠お兄ちゃん。私達兄妹じゃない。みんなでわけっこしよう?」
翠臣「紗菜··」
砂原「俺もいる。一人で辛い思いしないでくれ。やっと巡り会えた兄妹だろ。」
健吾「翠、大丈夫、もう泣けよ。俺風呂行ってくるぞ」
翠臣「ごめんなさい。俺は二人の救いにすらならなかった。··すり替えられた上の子も妹も知的障害等があって体も弱く長くは生きられなくて、両親は一生懸命育てていたけど、妹が亡くなってすぐ後、俺が二十歳の時に何か糸でも切れたように自殺してしまった。。三人で生きて行こうってどれだけ伝えても俺の言葉なんて届かなくて··二人に会わせられなくて··本当にごめんなさい。」
砂原「バカ野郎が。10年前に会った時に言っとけよ。」
砂原が翠臣を抱き寄せ背中をポンポンとした。
翠臣「ありがとう、兄さん、紗菜」
紗菜「教えてくれてありがとう。」
健吾「次どうする?」
翠臣「智也行ってらっしゃい。ってお風呂早くない?」
砂原「じゃ、おかりする。あ裕介に電話しろよ」
紗菜「はい。」
砂原お風呂にいく。
健吾「裕介さん?は誰?」
翠臣「紗菜ちゃんのlovers。私達の可愛い弟よ。」
健吾「へぇーいいなぁ若くて」
一方紗菜スマホを穴か飽きそうな位見つめてる。
健吾「見つめっと電話かがんのが?(見つめてると電話かかるの?)」
翠臣「緊張しすぎよ。智也に電話するんじゃないんだから。」
紗菜いざ···
紗菜「すみません紗菜です。」
裕介「良かった紗菜。ケガとかしてない?」
紗菜「はい。」
裕介「体調は?」
紗菜「平気です。」
裕介「因みにちょっとスピーカーにして」
紗菜「はい··?」
裕介「そこに智兄か翠兄いる?」
翠臣「私いるわよ?でももう少しで智也お風呂あがるから私も入ってくるわ。」
裕介「なら兄妹揃ったらもう一回電話して。」
翠臣「はいはい。」
裕介「今、ホテル?」
翠臣「従兄弟の家にいるわ。警察官で紗菜ちゃん並みに頭かたいわ。」
健吾「従兄弟の健吾です。君の彼女よりは頭かたくないぞ。」
裕介「なら大丈夫だねー後で宜しくね翠兄。」
翠臣「OK」
と電話を切った。
紗菜「··えっ私じゃだめ?」
砂原「アキあがったぞ。」
翠臣「智也ストップ。眼鏡は?」
砂原「そこら辺の鞄」
翠臣「あーこれね、コンタクト外すなら眼鏡持ちなさいな。行ってくるわね」
健吾「智也さんも綺麗な目ですね。本当叔母さんそっくり
··」
紗菜「健吾さんは目の色その目が地ですか?」
健吾「翠臣と似てるの顔だけ。」
砂原「本当にてるなぁ」
紗菜「お兄ちゃんとも似てますね。そう言えば私、親戚にあたる方初めてお会いしました。私も15まではいたのに··」
健吾「噂では聞いたんだ。青に茶色の目をした女の子がいるみたいだって。でもあの家の近くを通りかかったときいたのは別の息子で。ごめんな粘り強く探していたら··」
紗菜「分かるわけありませんよ。男か女かも分からない身なりをしていましたし、私は必要以外外に出なかったから。」
健吾「もっと早く気がつけたらよかった。」
砂原「過去を振り返るセリフを言っても仕方ない。これから深く永く付き合っていこうな。」
健吾「はい。」
翠臣「あがったわよ。」
紗菜「お帰りアキちゃん」
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