始まりは···142話
紗菜「ンック··ゲホッ」
砂原「目を見て話してみろよ。」
お腹に響く位の低い声に紗菜は首をふった。
紗菜「でき··ヒッ··ゲホッま··せん。ゲホッ··クスッ」
ずっと紗菜の小さな肩が泣きながら震えていた。本当なら背中をさすって「もういい」と言ってやりたい。だがあんなにも裏切られて傷ついたのに、また同じ事をしようとした(砂原はそう思っている)のを許す事はできなかった。
家の中、、▽▽▽に先程警察署で紗菜の話を聞いていた同僚►►から着信。
▽▽▽「はい。」
►►「さっきの子気になってちょっと調べたんだ。東京の会社に電話して聞いたら呼び出しか何かで、こちらの役所に来たみたいだな。」
▽▽▽「それで?」
►►「個人情報だのどうのでなかなか役所の奴口を割らなかったんだが、元々住んでいた家の奴らが生活保護申請したらしくて、さっきの子は私は娘ではないと言って、役所では中学までの事はこちらに載ってるんだから、名前や何かが変わろうが親をみるのは義務だろう?って話が平行線になったらしい。」
▽▽▽「役所からはどうしたか分かるか?」
►►「病院に向かって検査をしてたみたいだ。それからここに来てさっきの話しになったんだが。」
▽▽▽「ならあの子もしかして··ありがとう!恩に着る」
►►「従姉妹何だろ?ちゃんと真っ直ぐな道に戻してやれ」
▽▽▽は急いでランクルに向かった。一向に話しは進んでないようだ。
コンコン。ドアをノックした。
▽▽▽「すみませんいいですか?」
砂原「ああ。」
▽▽▽「君、苦しかったろう?一人で立ち向かって行ったんだもんな。」
砂原「どういう事ですか?」
▽▽▽「役所から会社に電話着たんだろ?だからこっちに来たんだよな。広瀬家の娘じゃないと言うのを証明するのに。」
砂原「どうして勝手に」
紗菜「ずっと··迷惑ッかけているのに··また繰り返しゲホッ··ごめん··ンック··なさい。ゲホッゲホッ」
▽▽▽「ほら家に入って。中で落ち着いて話そうな。」
二人「お邪魔します。」
▽▽▽「ソファ座って。こんなに泣き腫らして。しゃーしておぎな。(冷しておきな)」
紗菜「ありゲホッが··とうございます。」
···カチャ·····
紗菜「クスッ··クッ」
▽▽▽「泣きすぎ。」
砂原「電話があった時にすぐ話せば良かっただろ。」
紗菜「会社に電話着たから··またそこから色々ゲホッ··調べられたりンック··手当たり次第に嗅ぎ回られなくなかった。ヒッ··ンッゲホッゲホッ」
▽▽▽「なぁ翠臣もう入っていいんじゃないか?」
玄関で入ろうか迷っていたようだ。
翠臣「そっと帰って来たんだけど。」
▽▽▽「俺警察だからな。」
翠臣「紗菜ちゃん、もう私はどうであれ智也がいるじゃないの。」
と紗菜を抱き寄せた。
紗菜「イヤダ··せっかくゲホッきょ··うだいって分かったのに。みんな··大切ゲホッなのにクスッ··兄妹の証拠··いっぱいあるのにンック··紙切れ一枚にケホッ勝てない。スンッごめんなさい」
砂原「この泣き虫が!いい加減目を見ろ。(砂原紗菜の顔を上に向かせ目をグッとみながら1つ1つ言い聞かせた)いいか?俺達はお前にとっての切り札だ。どっからどう調べても血は繋がってるし、三人が遺伝的に引っ張ってる同じ所もあるだろう?紙切れ一枚に勝てない?勝負札も持たずに勝手な事するからだ。一人でなんか背負うな。そんな紙切れ握りつぶしてやる。顔洗ってこい。」
紗菜「ごめん··なさい」
翠臣「ほら右側に洗面台あるから。タオルこれ使いなさい。」
紗菜「ありがンッ··ケホッとう」
翠臣「私ご飯作るわね。」
数分後····
紗菜「あっ」
砂原「なんだ」
紗菜「あの··」
紗菜がタオルで目を隠している。
砂原「隠すなんて今更だ。泣き腫らし目なんてみなれてる。」
紗菜「腫れてません。ごめんなさい。コンタクト流しちゃいました。」
▽▽▽「目悪いの?」
紗菜「あっいえその···」
砂原「あーめんどくさい!」
バサッ。紗菜からタオルをとりあげた。
紗菜ちゃん「お兄ちゃん!」
▽▽▽「あー綺麗だなぁ翠臣と同じ目の色か。お兄さんも?」
砂原「俺もだ。腕にも三兄弟同じホクロがある。」
▽▽▽「本当DNA強いなぁ。あっすみませんずっときいてなかった。自己紹介しませんか?」
翠臣「私、椿翠臣よ」
▽▽▽「そりゃ知ってる。俺は椿健吾」
砂原「砂原智也二人の上司でも有ります。」
翠臣「大丈夫よ智也、一番年上だからタメ語で」
砂原「翠臣お前な。」
健吾「従兄弟だしいいじゃないですか。で君は紗菜ちゃんだね。俺と同業者なんだって?」
紗菜「違います。兄達の部下です。」
翠臣「本当真面目ね。じゃご飯にしましょ。」
でご飯も終わる頃
健吾「それしか食べないのか?それで警察の仕事出切る?」
砂原「だからニューヨークだけなんだ。そのコート称号ついてる。」
紗菜「裏にしてた方は制服です。」
健吾「えっ特注の制服?凄いね。この階級は?」
紗菜「日本のおまわりさんの一番下です。」
健吾「Siri*****の意味教えて。」
Siri「お調べできませんでした。」
(↑すみませんSiriのお返事テキトーにかいてます。)
紗菜「何故検索してみたんですか?」
翠臣「紗菜ちゃんが誤魔化すからよ。」
砂原「巡査部長と警部補の間だったな。」
健吾「10コ下の子にすぐ抜かれるなぁ。俺警部補だから。これはいい自慢になりそうだ。従兄弟一気に増えたし。」
砂原「目を見て話してみろよ。」
お腹に響く位の低い声に紗菜は首をふった。
紗菜「でき··ヒッ··ゲホッま··せん。ゲホッ··クスッ」
ずっと紗菜の小さな肩が泣きながら震えていた。本当なら背中をさすって「もういい」と言ってやりたい。だがあんなにも裏切られて傷ついたのに、また同じ事をしようとした(砂原はそう思っている)のを許す事はできなかった。
家の中、、▽▽▽に先程警察署で紗菜の話を聞いていた同僚►►から着信。
▽▽▽「はい。」
►►「さっきの子気になってちょっと調べたんだ。東京の会社に電話して聞いたら呼び出しか何かで、こちらの役所に来たみたいだな。」
▽▽▽「それで?」
►►「個人情報だのどうのでなかなか役所の奴口を割らなかったんだが、元々住んでいた家の奴らが生活保護申請したらしくて、さっきの子は私は娘ではないと言って、役所では中学までの事はこちらに載ってるんだから、名前や何かが変わろうが親をみるのは義務だろう?って話が平行線になったらしい。」
▽▽▽「役所からはどうしたか分かるか?」
►►「病院に向かって検査をしてたみたいだ。それからここに来てさっきの話しになったんだが。」
▽▽▽「ならあの子もしかして··ありがとう!恩に着る」
►►「従姉妹何だろ?ちゃんと真っ直ぐな道に戻してやれ」
▽▽▽は急いでランクルに向かった。一向に話しは進んでないようだ。
コンコン。ドアをノックした。
▽▽▽「すみませんいいですか?」
砂原「ああ。」
▽▽▽「君、苦しかったろう?一人で立ち向かって行ったんだもんな。」
砂原「どういう事ですか?」
▽▽▽「役所から会社に電話着たんだろ?だからこっちに来たんだよな。広瀬家の娘じゃないと言うのを証明するのに。」
砂原「どうして勝手に」
紗菜「ずっと··迷惑ッかけているのに··また繰り返しゲホッ··ごめん··ンック··なさい。ゲホッゲホッ」
▽▽▽「ほら家に入って。中で落ち着いて話そうな。」
二人「お邪魔します。」
▽▽▽「ソファ座って。こんなに泣き腫らして。しゃーしておぎな。(冷しておきな)」
紗菜「ありゲホッが··とうございます。」
···カチャ·····
紗菜「クスッ··クッ」
▽▽▽「泣きすぎ。」
砂原「電話があった時にすぐ話せば良かっただろ。」
紗菜「会社に電話着たから··またそこから色々ゲホッ··調べられたりンック··手当たり次第に嗅ぎ回られなくなかった。ヒッ··ンッゲホッゲホッ」
▽▽▽「なぁ翠臣もう入っていいんじゃないか?」
玄関で入ろうか迷っていたようだ。
翠臣「そっと帰って来たんだけど。」
▽▽▽「俺警察だからな。」
翠臣「紗菜ちゃん、もう私はどうであれ智也がいるじゃないの。」
と紗菜を抱き寄せた。
紗菜「イヤダ··せっかくゲホッきょ··うだいって分かったのに。みんな··大切ゲホッなのにクスッ··兄妹の証拠··いっぱいあるのにンック··紙切れ一枚にケホッ勝てない。スンッごめんなさい」
砂原「この泣き虫が!いい加減目を見ろ。(砂原紗菜の顔を上に向かせ目をグッとみながら1つ1つ言い聞かせた)いいか?俺達はお前にとっての切り札だ。どっからどう調べても血は繋がってるし、三人が遺伝的に引っ張ってる同じ所もあるだろう?紙切れ一枚に勝てない?勝負札も持たずに勝手な事するからだ。一人でなんか背負うな。そんな紙切れ握りつぶしてやる。顔洗ってこい。」
紗菜「ごめん··なさい」
翠臣「ほら右側に洗面台あるから。タオルこれ使いなさい。」
紗菜「ありがンッ··ケホッとう」
翠臣「私ご飯作るわね。」
数分後····
紗菜「あっ」
砂原「なんだ」
紗菜「あの··」
紗菜がタオルで目を隠している。
砂原「隠すなんて今更だ。泣き腫らし目なんてみなれてる。」
紗菜「腫れてません。ごめんなさい。コンタクト流しちゃいました。」
▽▽▽「目悪いの?」
紗菜「あっいえその···」
砂原「あーめんどくさい!」
バサッ。紗菜からタオルをとりあげた。
紗菜ちゃん「お兄ちゃん!」
▽▽▽「あー綺麗だなぁ翠臣と同じ目の色か。お兄さんも?」
砂原「俺もだ。腕にも三兄弟同じホクロがある。」
▽▽▽「本当DNA強いなぁ。あっすみませんずっときいてなかった。自己紹介しませんか?」
翠臣「私、椿翠臣よ」
▽▽▽「そりゃ知ってる。俺は椿健吾」
砂原「砂原智也二人の上司でも有ります。」
翠臣「大丈夫よ智也、一番年上だからタメ語で」
砂原「翠臣お前な。」
健吾「従兄弟だしいいじゃないですか。で君は紗菜ちゃんだね。俺と同業者なんだって?」
紗菜「違います。兄達の部下です。」
翠臣「本当真面目ね。じゃご飯にしましょ。」
でご飯も終わる頃
健吾「それしか食べないのか?それで警察の仕事出切る?」
砂原「だからニューヨークだけなんだ。そのコート称号ついてる。」
紗菜「裏にしてた方は制服です。」
健吾「えっ特注の制服?凄いね。この階級は?」
紗菜「日本のおまわりさんの一番下です。」
健吾「Siri*****の意味教えて。」
Siri「お調べできませんでした。」
(↑すみませんSiriのお返事テキトーにかいてます。)
紗菜「何故検索してみたんですか?」
翠臣「紗菜ちゃんが誤魔化すからよ。」
砂原「巡査部長と警部補の間だったな。」
健吾「10コ下の子にすぐ抜かれるなぁ。俺警部補だから。これはいい自慢になりそうだ。従兄弟一気に増えたし。」
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