第35回 完結
銀時「信じられねぇよ。何が信じられねぇって最終回までこのぐだぐだ感が残るってのがすげぇよ。他の奴らもっとまともになってるよ?ナ●トだって最後は自分の夢叶えたうえで今は子供世代やってるしよォ、卍解の方だってあれもうあれだろ?なのにこの体たらくが抜けないのってここぐらいじゃねぇの?」
神楽「2か月やそこらで人間成長したりなんてしないアル。ワン●ースだって2年後で急成長を見せたけどあれは長年の積み重ねがあってこその成長ネ。何もなくたった2か月であそこまで成長できたら苦情殺到満員御礼アル」
新八「そんな悲しい満員御礼ある?」
神楽「このラジオにはそのくらいがぴったりネ。」
新八「そんなラジオでも終わるってなると考え深いですね」
銀時「そーだな。毎日卵かけご飯食わなくて済んだし、まぁそのくらいだな」
新八「オイ。そんなこと言ってるから第二弾の依頼が来ないんですよこのラジオ。お偉いさん頭抱えちゃってるって言うじゃないですか」
銀時「このラジオのお偉いさんってなんだよ。天人か?幕府の上層部が牛耳ってんのか?オイ。戌亥族用のドックフードでも宣伝してやろうか?コノヤロー」
新八「やめてくださいよ、目付けられたらどうするんですか。僕らただでさえあの時の事があるのに」
銀時「あの時ィ?俺ら何かアイツらにしたっけ?銀さん人にしたことは全部忘れるから忘れたわ」
新八「どや顔で言ってますけどそれ白い目向けられる奴ですよ」
神楽「銀ちゃん忘れたアルか?あれよ、あれ。ペスとかって奴が逃げ出したとか言ってたやつヨ。たこ焼きにし損ねたやつネ」
銀時「あーあれね。あのおかまバーで働いてた時の思い出したくねぇ記憶の時か」
新八「どっちも違いますし、それどっちも違う時の話です。」
銀時「あれ?あれって同じ日の出来事じゃなかったっけか?」
神楽「違うアル。最後ターミナルにドンキー●ング張りに張り付いて雄たけび上げてた時のあれネ」
銀時「あーそっちね。あれあん時隣にカッパが居た気がしたんだけどな」
新八「何の話してるんですか2人共。カッパじゃなくてあれ星坊主さんじゃないですか。あれですよ、戌亥族と言えば桂さんに巻き込まれた例の」
銀時「あれかァー!あの野郎、そうだ最初にアイツに巻き込まれて…次会ったら何か奢らせようぜ神楽」
神楽「ヒャッホイ!じゃあ私ケンタッ●ーのフライドチ●ンの皮がいいアル」
銀時「銀さんチョコレートパフェ3つゥ」
新八「最後までこうぐだぐだなのどうにかならないんですかねこれ」
銀時「んなに落ち込むなってぱっつァん。某お菓子がCMで言ってるだろうが。最後までチョコたっぷりみたいな。そのスタンスでいこう」
新八「チョコたっぷりは喜ばれますが、ぐだつくのは非難されると思います」
神楽「大丈夫ヨ、最終回は何だかんだみんな何割か優しい目で見守ってくれるアル。きっとここまでお付き合いしてくれた人は女神くらいの心の広さを持った女の子アルヨ。ワンチャンそれに賭けるネ」
新八「リスナーさんの度量に賭けるラジオってここ以外きっとないですよ」
銀時「斬新でいいじゃねぇか。他にないものを精神でやってきたこのコーナーを飾るにはぴったりの最後だな。」
新八「そうなんですかね。それよりさっきからゲストのお2人が見えないのですが」
銀時「あーアイツらね。麦わらがなんだのこうだの言いながら窓ぶち破って出て行ったぜ」
神楽「だから風通しいいアルな。また工事依頼して豪邸建ててもらおうヨ」
銀時「この家壊れる前は2階建ての豪邸だったことにしようぜ」
神楽「キャッホイ!これで押し入れ暮らしから解放されるアル!私テレビで見るようなベッドがいいアル」
銀時「ジャンプ部屋も1つ作ってのんびりできる部屋を作ってだな」
新八「何の話してんだ!?最終回ですよ、銀さん、神楽ちゃん。もっとこう今までの思い出振り返るとか」
銀時「今までの思い出ねぇ。つってもこのコーナー始まったのたった2か月前で懐かしむもなにもねぇよな」
神楽「そうアルヨ。最初の頃なんかCM挟みますとか言ってて後半全然なかったことしか覚えてないアル」
銀時「そりゃ神楽ァ。銀さんのゴーグル並みに触れちゃいけない話題だ、忘れろ。大人の事情ってやつだ」
神楽「大人って汚いアル!すぐ大人の事情、子供には分からない、で切り抜けようとして!子供にはダメとか言って自分はするし、それを指摘すると「大人はいいの」とか身勝手なこと言いだすし!もう私こんな生活嫌アル!」
銀時「バッキャロー、大人だってたまには嵌め外したい時くらいあるんだよ。それを子供に見つかって、それがいけないことだって分かってる分ちょっぴり恥ずかしくなって怒りをぶつけちまうんだ。わかってやれや」
新八「いやなんの話ですかもう。最終話の振り返りはどこにいったんですか」
銀時「振り返りはもうリスナーが勝手にやってくれるさ。あああん時あのキャラ完全空気だったよな、草とかって」
新八「どこまでリスナーさんに丸投げなんですかこのコーナー。最後までそんなんですか」
銀時「まぁいいじゃねぇか。もしかしたら第二弾あるかもよ?今度はインタビューじゃないかもよ?って濁して終わらせようや。大体がキャラの濃い連中の中に他の奴ら混同させたらああなるのは最初から分かってたんだから。そりゃ空気にもなるし、「あれあいつどうした?」感は拭えねえってのが今回で分かったんだから」
新八「そうですね、まさに猛獣の巣窟に草食動物放り込んだ図でしたからね。最終回はもっとビシッと決めたかったですが、今回でこのコーナーは最終回となりました。もしかしたら第二弾として始まる時も、インタビューではない形でお目にかかるかもしれません。その時はまたお相手してくださいね」
銀時「ドキドキインタビュー、ここまで見てくれてありがとな。またどっかで会おうぜ」
新八「じゃあまたどこかで!さようなら!」
神楽「またヨー!」
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