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灰原「ええ、そうよ。彼女を散々苦しめた後、奴らは弱った彼女の記憶操作し、この映像は全て未来を予想した作り物。大切な人を守るための良い組織だと感情を植え付けたのよ。」
安室「それじゃあ彼女は組織の仲間…!!」
灰原「いいえ、彼女は初めて殺しを依頼された日。…殺すはずの相手が幼馴染のうちの1人の生き別れた弟だったのよ。…その弟は彼女に組織の真相を教えると、全てのデータが入ったUSBを預け、そのまま自害したわ。…ちゃんと、ゆりが殺したと組織は勘違いをせざるを得ないようにね。それから組織はゆりを洗脳しきったと勘違いして今でも信用し、No.2に居るの。…でも組織を潰すためにFBIや警察にいつでも動けるようにしてもらうため、関わりはどんどん増えていって、逆に組織の信用を無くさないためにFBIや警察に潜入捜査してると言うためにどんどん組織に溺れて行って。…辛い経験が多いからこそ簡単に人を裏切れない性格になったから、いつしか組織の人間でさえも更生してほしいと願ってた。…なぜかベルモットはそれに賛同してあの日も助けてくれたみたいだけど。」
ポアロでの一件があってから、平次はゆりに会うことなく大阪に帰り、その後は周囲の人間にゆりは貼り付けた笑顔で何事もなかったかのように接した。
そしてそんな日から1ヶ月後、ゆりは大阪府警の手伝いとして平蔵から直々に連絡があり、ゆりは平次の家に1ヶ月ほどお邪魔することになった。
in大阪
静華「ようこそいらっしゃい^^さぁ、あがってあがって!平蔵さんも今日はゆりちゃんと話したいゆうて家おるから!」
「そうなんですか?…お邪魔します。」
平蔵「よう来てくれたな!おおきに。」
「いえ、こちらこそ急にお邪魔することになって…1ヶ月も泊めて頂くことになってすみません。」
静華「かまへんかまへん!平蔵さんのお手伝いの為に来てもろてんのやからこれくらい当たり前やで!」
「ありがとうございます。あ、これよかったら…お口に合うかわかりませんが…」
静華「まぁ!そんな気いつかわんでええんよ~?…でもおおきにな^^」
「いえ…。………まさか平蔵さん直々に呼んでいただけるなんて思ってもみませんでしたので嬉しい限りです。…全力で捜査協力させて頂きます。」
平蔵「こら頼もしいな!平次とは大違いや(笑)平次から話は聞いとったけど…」
「………もしかして、平次のお父上様…」
平蔵「おお!せやで!なんや先ゆーとったらよかったなぁ!」
「あ、いえ…」
平蔵「そうや!君は潜入捜査のプロって聞いたけど…」
「…いえ、そんな事は…」
平蔵「そない謙遜せんでも!…実は君を大阪に呼んだのは潜入捜査を手伝うて貰いたいのやけど…」
「そういうことでしたら構いませんよ」
平蔵「そらおおきにな!いやぁ、拳銃の腕も凄いって平次から聞いとったから、高校生に頼むことやないんやけど、君がおった方がなんや、わいとしては安心なんや」
「いえ、警察の方々の足元にも及びません…」
静華「いやぁ、ほんま謙虚なんやからぁ~!平次にも見習って貰いたいくらいやわぁ!笑」
平次「誰に見習って貰いたいやて?」
平蔵「なんや、帰っとったんかいな。
今平次が言うとった美人で凄腕の高校生FBIの子に来てもろたところや。暫く1ヶ月くらいここで住んでもらうから、ちゃーんと平次も捜査に加わるつもりなんやったらこの子を見習って…」
平次「はぁ?!」
「…迷惑は極力かけないようにしますから。」
平蔵「いやぁ、むしろこっちがかけてまいそうや(笑)…あ、せや、ゆりちゃんに聞きたいことあったんやけど…前も何回か大阪来たことあるみたいて平次に聞いたんやけど…なんのヤマやったんや?」
「あれは…………。」
平次『あかん、もし昔のあの事件について調べとったんなら…』
「私がお手伝いするまでもなく解決した事件でしたので^^」
平蔵「なんや、ほーかほーか。ほな向こうでの話とか…」
平次「ちょ、ちょお!親父!話あんねん、ちょっと来てや!」
平蔵「なんやねん、今ゆりちゃんと話しとるのに…」
平次「ええから!!」
そう言うと平次は父をつれて外へ出た。
平蔵「なんや、急に失礼なやっちゃな!」
平次「あんま、あいつに過去のこと聞いたらあかん…」
平蔵「何かあったんか?」
平次「あいつは…………。詳しくはまだ言えんけど、大きなトラウマがあるみたいやから…」
平蔵「ほーか。…そういうことならしゃあないな。…平次、守ったりや。」
平次「あぁ。当たり前や」
平蔵「ほな戻って晩飯にしよか。」
平次「あぁ。」
その頃ゆりは…
静華「なんや、平次が急にごめんな?」
「いえ、何かあったのかもしれませんし」
静華「まぁ、大したことない思うけど^^…平次達が戻ってきたら晩御飯にしよか^^」
「はい…何かお手伝いします」
静華「ええよええよ!せっかく遠いところから来てもろたんに…悪いわぁ」
「いえ、1ヶ月も何もしないでお邪魔するわけにはいきませんから…。お邪魔でなければお手伝いさせて下さい^^」
安室「それじゃあ彼女は組織の仲間…!!」
灰原「いいえ、彼女は初めて殺しを依頼された日。…殺すはずの相手が幼馴染のうちの1人の生き別れた弟だったのよ。…その弟は彼女に組織の真相を教えると、全てのデータが入ったUSBを預け、そのまま自害したわ。…ちゃんと、ゆりが殺したと組織は勘違いをせざるを得ないようにね。それから組織はゆりを洗脳しきったと勘違いして今でも信用し、No.2に居るの。…でも組織を潰すためにFBIや警察にいつでも動けるようにしてもらうため、関わりはどんどん増えていって、逆に組織の信用を無くさないためにFBIや警察に潜入捜査してると言うためにどんどん組織に溺れて行って。…辛い経験が多いからこそ簡単に人を裏切れない性格になったから、いつしか組織の人間でさえも更生してほしいと願ってた。…なぜかベルモットはそれに賛同してあの日も助けてくれたみたいだけど。」
ポアロでの一件があってから、平次はゆりに会うことなく大阪に帰り、その後は周囲の人間にゆりは貼り付けた笑顔で何事もなかったかのように接した。
そしてそんな日から1ヶ月後、ゆりは大阪府警の手伝いとして平蔵から直々に連絡があり、ゆりは平次の家に1ヶ月ほどお邪魔することになった。
in大阪
静華「ようこそいらっしゃい^^さぁ、あがってあがって!平蔵さんも今日はゆりちゃんと話したいゆうて家おるから!」
「そうなんですか?…お邪魔します。」
平蔵「よう来てくれたな!おおきに。」
「いえ、こちらこそ急にお邪魔することになって…1ヶ月も泊めて頂くことになってすみません。」
静華「かまへんかまへん!平蔵さんのお手伝いの為に来てもろてんのやからこれくらい当たり前やで!」
「ありがとうございます。あ、これよかったら…お口に合うかわかりませんが…」
静華「まぁ!そんな気いつかわんでええんよ~?…でもおおきにな^^」
「いえ…。………まさか平蔵さん直々に呼んでいただけるなんて思ってもみませんでしたので嬉しい限りです。…全力で捜査協力させて頂きます。」
平蔵「こら頼もしいな!平次とは大違いや(笑)平次から話は聞いとったけど…」
「………もしかして、平次のお父上様…」
平蔵「おお!せやで!なんや先ゆーとったらよかったなぁ!」
「あ、いえ…」
平蔵「そうや!君は潜入捜査のプロって聞いたけど…」
「…いえ、そんな事は…」
平蔵「そない謙遜せんでも!…実は君を大阪に呼んだのは潜入捜査を手伝うて貰いたいのやけど…」
「そういうことでしたら構いませんよ」
平蔵「そらおおきにな!いやぁ、拳銃の腕も凄いって平次から聞いとったから、高校生に頼むことやないんやけど、君がおった方がなんや、わいとしては安心なんや」
「いえ、警察の方々の足元にも及びません…」
静華「いやぁ、ほんま謙虚なんやからぁ~!平次にも見習って貰いたいくらいやわぁ!笑」
平次「誰に見習って貰いたいやて?」
平蔵「なんや、帰っとったんかいな。
今平次が言うとった美人で凄腕の高校生FBIの子に来てもろたところや。暫く1ヶ月くらいここで住んでもらうから、ちゃーんと平次も捜査に加わるつもりなんやったらこの子を見習って…」
平次「はぁ?!」
「…迷惑は極力かけないようにしますから。」
平蔵「いやぁ、むしろこっちがかけてまいそうや(笑)…あ、せや、ゆりちゃんに聞きたいことあったんやけど…前も何回か大阪来たことあるみたいて平次に聞いたんやけど…なんのヤマやったんや?」
「あれは…………。」
平次『あかん、もし昔のあの事件について調べとったんなら…』
「私がお手伝いするまでもなく解決した事件でしたので^^」
平蔵「なんや、ほーかほーか。ほな向こうでの話とか…」
平次「ちょ、ちょお!親父!話あんねん、ちょっと来てや!」
平蔵「なんやねん、今ゆりちゃんと話しとるのに…」
平次「ええから!!」
そう言うと平次は父をつれて外へ出た。
平蔵「なんや、急に失礼なやっちゃな!」
平次「あんま、あいつに過去のこと聞いたらあかん…」
平蔵「何かあったんか?」
平次「あいつは…………。詳しくはまだ言えんけど、大きなトラウマがあるみたいやから…」
平蔵「ほーか。…そういうことならしゃあないな。…平次、守ったりや。」
平次「あぁ。当たり前や」
平蔵「ほな戻って晩飯にしよか。」
平次「あぁ。」
その頃ゆりは…
静華「なんや、平次が急にごめんな?」
「いえ、何かあったのかもしれませんし」
静華「まぁ、大したことない思うけど^^…平次達が戻ってきたら晩御飯にしよか^^」
「はい…何かお手伝いします」
静華「ええよええよ!せっかく遠いところから来てもろたんに…悪いわぁ」
「いえ、1ヶ月も何もしないでお邪魔するわけにはいきませんから…。お邪魔でなければお手伝いさせて下さい^^」
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