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Detective Hitman

原作: 名探偵コナン 作者: 豆太
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第18話 『修学旅行』 一時間目

中間テストが終わり、一週間が過ぎたある日、



渚「コナン君たちは、どの班に入るかきめた?」

コナン「んん?何が?」

茅野「何言ってんのコナン君。来週は就学旅行じゃん!」

哀「あら、行先はどこなの?」

渚「行先は、京都だよ!みんなそれぞれ班で行動するんだけど、よかったら、一緒の班で行動しない?」

コナン「京都かぁ、・・・。うん。渚がいいなら、一緒の班でもいいか?」

哀「私も、この探偵さんと同じ班でもいいかしら?」



茅野「探偵さん、って・・・。」

業「まぁ、人数多いけど、そこはまぁいいんじゃない?」

奥田「はい!私も、哀ちゃんと一緒の班がいいです!」

奥田さんは、この間の毒の一件から、哀ことを慕っているみたいだ。



殺センセー「まったく、三年生も始まったばかりだというのに、修学旅行とは、先生、あんまり気乗りがしません・・・///。」

舞子の恰好をして、とっても行く気満々の殺センセー

前原「ウキウキじゃねーか!」

岡島「しかも舞子かよ!」

三村「なぜか似合ってるよ!」

適格なツッコミ、さすがE組。

殺センセー「ははは、ばれましたか。正直、君たちとの旅行が楽しみで仕方ないのです。」

茅野「ハハハハハ。」









その日の体育の時間、

烏丸「知っての通り、来週から修学旅行だ。楽しい時間を極力邪魔したくはないが、これも任務だ。」

渚「ってことは、あっちでも暗殺?」

烏丸「あぁ、そうだ。京都の町は、こことは違い広く複雑、しかも君たちは班ごとに行先を決める。やつはそれに付き合う予定だ。スナイパーにとっては絶好のロケーション、すでに国は狙撃のプロを手配した。成功した場合、貢献度に応じて、百億円のなかから分配される。暗殺向けのコース選びをよろしく頼む。」









次の休み時間、渚たちとどこに行くかと話ていると、殺センセーがなにやら分厚い本をもってみんなにマッハで配っていた。



殺センセー「一人一冊です!」

磯貝「なんですか?」

殺センセー「修学旅行のしおりです。」

前原「重っ!!辞書だろこれ!!」

殺センセー「イラスト解説に、全観光スポット、お土産ショップTop100、旅の護身術の入門から応用編まで、昨日徹夜で作りました。」

コナン「初回特典付録?もある。」

哀「テンションが上がりすぎね。」



暗殺も取り入れつつの修学旅行に、3-Eの生徒達はとても楽しそうに計画をたてている。













赤井家、自宅にて、



コナンは、自分のノートパソコンでこの間のFBIの事件の推理を資料と照らし合わせながら文章を打ち込んでいると、ふと、

「修学旅行・京都」という言葉に、7年前、哀に無理やり許可をもらい、大人に戻る薬を使って蘭達と修学旅行にいったこともあったなと思い出した。

その時、当時大阪、京都といえば絶対欠かせないあいつにも、いろいろ協力してもらったな。二年前くらいまでは、相変わらずのお節介焼きのテンションで大学生探偵として、事件に首を突っ込んでいたみたいでネットでもその活躍の記事が載っていて、よくみていた。

あまり検索すると、哀に怒られるので、詳しいことは調べないようにしているが、今回、また京都、ということもあり、もしかしたら会うかもしれない。会おうとおもってなくても、なぜかあいつは俺の前に現れる。なので、向かいに座り、自分もノートパソコンでいろいろ打ち込んでいる哀に相談してみる。



コナン「哀、やっぱり大阪京都といえばあいつを思い出すんだが・・・。」

哀「ふふ。そういうと思ったわ。あなたもあの大阪の探偵さんも、異常なくらい気が合っててご執心だったものね。」

コナン「あぁ、すげー言われようだな。あいつ、こっちが連絡しなくてもなぜかすげー確立で俺の前に現れるだろ?今回、予告なく偶然にも出くわしてしまう可能性だってある。俺、そしたら、ポーカーフェイスでいられる自信はねーんだが・・・。」

哀「なにそれ、BL的展開?」

コナン「おい、やめろよ。俺もそう思ってあえて言わなかったんだからな。」

哀「ふふ。そしたら面白かったのに///。ふふ。了解、少しあの探偵さんの現在の状況を調べといてあげる。」

コナン「おう、ありがとう。・・って、今すげー想像しただろ!やめろ、その想像取り消せ。」

哀「まったく、想像くらい自由にさせてほしいわ///。」









哀は、しばらくニヤニヤしながら何かをカタカタと入力すると、俺のパソコンに哀から、何かの資料のファイルが送られ、そして手書きで何かの電話番号が書かれた紙が渡される。



哀「そのおくったファイルはみたら消すこと、そして、この電話番号は、あの探偵さんの今の携番よ。電話は一度で済ませること。後、履歴とそのメモは消してシュレッターにかけること。いい?わかった?!」



哀はそれだけいうと、また自分の仕事をし始めた。

コナン「お、おう。さすが哀、仕事が早いな。ありがとう。」

哀に礼をいい、まず資料を見る。







服部平次

現在、京都大学を卒業後、京都の警察学校に通い卒業し、京都の交番で研修後、異例の早さで大阪府警の刑事部に配属になっている。親元を離れ、府警近くのアパートで一人暮らしをしているらしい。



・・・・

等の大まかな経歴と今のあいつの現状と、いくつかの写真も添付されていた。

その写真は、高卒から現在までのあいつの姿の写真だった。あまり変わってないみたいだが、警察の制服と刑事としてのスーツ姿がとても似合っていない。というかきっちりとした姿が見慣れないんだろう。



To be continue
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