第29話「たわむれ・3」
その日、葉月(はづき)はいつものように巧実(たくみ)と、彼の部屋で秘密のデートをしていた。
椅子に座っている巧実が裸を見たいと言ってきたので、ベッドの端に座っていた葉月は立ち上がってそれに応える。
ポロシャツにジーパンという格好の葉月。
まずはジーパンに手を伸ばす。
ベルトとホックを外してファスナーを下げ、ジーパンの両端を掴む。
葉月は腰を左右に振りながら、ゆっくりとジーパンを下げていった。
パンティが徐々に見えてくる。
ジーパンの下に穿いているのは、赤とピンク色のチェック柄のパンティであった。
葉月はジーパンを脱ぎ、ポロシャツとパンティ、そしてソックスだけという格好になる。
脱いだジーパンを放り投げた葉月は、上と下、先にどちらを脱ぐかを考えた。
数秒ほど考えた後、巧実に背中を向けて、チェック柄のパンティに包まれたお尻を突き出す。
パンティの両端に指を引っかける葉月。お尻を小さく左右に振りながら、パンティをサッと下げた。
少しボリューム不足だが、それでも可愛らしいと感じさせるお尻がむき出しとなる。
肩越しに笑みを浮かべた顔を巧実に見せ、葉月は脱いだチェック柄のパンティを彼に向かって投げた。
それをキャッチする巧実。
体温が残るパンティをもてあそびながら、巧実は葉月を見つめる。
葉月は突き出しているお尻をさらに突き出し、大きく左右に振った。
突き出したお尻を振り続けながら、葉月はポロシャツを脱ぐ。
葉月はポロシャツの下に、タンクトップを着ていた。
白いタンクトップとソックスだけになった葉月は、前を向く。いくつかポーズをとった後、タンクトップの裾に手をかける。
タンクトップも脱ぐ葉月。乳首がツンッと目立っているだけで、まだ少しの膨らみもない胸が露わとなった。
全裸にソックスだけという格好になった葉月は、パンティをもてあそんでいる巧実の目の前でさまざまなポーズをとっていく。
頭の後ろで手を組んで胸を張ったり、無毛の股間を突き出して強調する葉月を黙って眺めている巧実。
やがて巧実は、
「ねえ」
と口を開く。
「こっちに来て」
言われて、葉月は彼の方に歩み寄っていった。
巧実はジーパンと下着を足首まで下げ、葉月の裸を見ているうちに硬くなって立ち上がった少年の証しを彼女に見せつける。
「舐めて」
そう言って、両脚を広げる巧実。葉月は広げられた脚の間にしゃがんだ。
葉月は舌を伸ばしながら、少年的な顔を巧実の股間へと近づけた。
「んっ……ふっ……」
ピンク色の舌が、巧実の少年の証しに這う。
根元から先端へ、先端から根元へと、葉月は舌を這わせる。
何度か舌を往復させた後、先端に集中して舌をチロチロと踊らせた。
敏感な先端に葉月の舌が踊ると、巧実は快感を得る。彼の口からは満足そうな吐息がこぼれ出た。
巧実のそんな吐息を聞くと、葉月は舌の動きを止めずに彼の顔を見上げる。
付き合っている少年に快感を与えられていることを嬉しがるような表情が、葉月の顔に浮かんだ。
もっと快感を与えたくなる。
葉月は口を大きく開けると、巧実の少年の証しを含んだ。
唇を密着させると、
「んっ、んんっ……んむっ、んじゅっ……」
頭を前後に動かし、少年の証しを唇でしごいた。
巧実がこぼす満足そうな吐息が大きくなる。
葉月は唇の密着を強め、頭の動きを速くさせた。
唇で巧実の少年の証しをしごきながら、右手をその下……シワだらけの肉の袋へと伸ばしていく。
弱い力で肉袋を握り、優しい力で揉む。
肉袋からも快感が広がってきて、巧実の満足そうな吐息はますます大きくなっていった。
彼の吐息を聞くと、葉月の顔に浮かぶ嬉しがるような表情が強まる。
葉月は口から肉棒を抜くと、顔を肉袋へと寄せていく。少年の証しを右手で握ってしごき、肉袋に舌を這わせた。
シワを1本ずつ確かめるように、葉月は舌を動かす。
右手もただ動かすだけではない。変化を付けて巧実の少年の証しをしごく。
強く握って速くしごくこともあれば、弱く握ってゆっくりとしごくこともある。
巧実の背筋をゾクゾクとした感覚が走っていく。そして葉月の手の中で、彼の少年の証しは脈動を開始していた。
葉月が手を動かすたびに、舌を這わせるたびに、少年の証しの脈動は大きさを増していく。
葉月は少年の証しを強く握って速くしごき、肉袋に這わせる舌の動きを強く激しくさせた。
巧実の少年の証しは今にも弾けそうである。
葉月の右手が少年の証しを根元から先端へと強くしごき、舌が大きな動きで肉袋に這った瞬間、
「出すよ」
巧実はそう告げ、少年の証しから白濁した体液を放った。
「わぷっ!」
巧実が放った白濁液は、葉月の顔にかかった。
強い匂いが鼻に届くが、彼女の顔に不快な表情は浮かばない。浮かぶのは、ソレを顔にかけられたことを悦(よろこ)ぶようなもの。
「今度は俺が葉月を気持ちよくさせてあげるよ」
下着とジーパンを引き上げた巧実は、葉月をベッドの端に座らせた。
彼女の両脚を広げさせる巧実。視界に入るのは、無毛の股間。
巧実はソコに顔を近づけた。
葉月の股間に顔をうずめるようにして、巧実は舌を伸ばす。
巧実の舌はピチャピチャ、ペチャペチャと音を立てて葉月のスリットに沿って這う。
股間から気持ちよさが広がってきて、葉月は「ああ……」と甘い声をこぼす。
巧実が放ったもので白く汚れている顔が、ほんのりと赤く染まっていった。
甘い声をこぼす葉月は、もっと気持ちよさが欲しくなる。
葉月は巧実の手を掴み、膨らみのない胸へと誘導した。
巧実の手のひらが、胸を撫で回す。
「はあ、ああ……」
股間だけではなく胸からも気持ちよさが広がり、葉月が口からこぼす声の中にある甘さが濃くなっていった。
巧実は舌で葉月の少女の証しであるスリットを舐めながら、両手を使って胸を愛撫する。
胸全体を撫で回していたかと思うと、指先で乳首をくすぐる。
「あっ、あっ……あんっ」
快感で喘ぐ葉月の全身の肌が赤く染まっていった。
声はさらに甘さを濃くしていく。
巧実の唾液で濡れる葉月の股間。愛撫を受けているうちに、彼の唾液以外のものでも濡れるようになる。
快感で溢れるようになった少女の蜜……それが巧実の唾液と一緒になって、葉月の股間を濡らしていった。
「あっ、あんっ……あっ、あっ……」
甘く潤っている葉月の声を耳にすると、巧実の舌の動きが無意識に激しくなる。
胸を愛撫する手のひらの動きも、大きなものになっていた。
「ふぅ、ああ……あっ」
胸と股間からの快感で、葉月の赤く染まっている肌は、しっとりと汗で濡れていく。
巧実は片方の手を、彼女の胸から離した。
離れた手は、お尻へと伸びていく。
片方の手で胸を撫で回し、もう片方の手で葉月のお尻を撫で回す巧実。
「あふっ!」
お尻からも気持ちよさが走ってきて、葉月が口から漏らす甘い声が大きくなる。
付き合っている少女のそんな声をもっと聞きたくて、巧実はお尻を撫でる手のひらの力を強めた。
「ああっ! あっ、あっ!」
股間、胸、そしてお尻……3つの場所から広がる快感で、葉月は声を響かせながら全身を跳ねさせる。
赤くなっている肌を濡らす汗の量が増えていく。
増えるのは、汗の量だけでない。
巧実の舌で愛撫される股間……少女の証しであるスリットから溢れる蜜の量も増えていった。
巧実は葉月の少女の蜜をすくい取るように舌を動かす。
「あっ、あっ!」
汗で濡れる葉月の裸身が震えだす。
最初は小さかった震えだが、巧実の愛撫を受けているうちに、震えは大きなものになっていく。
快感が彼女の中で風船のように膨らんで、それがもうすぐ破裂を起こしそうになっていた。
巧実が舌全体を使うようにして、少女の証しであるスリットを舐め上げた瞬間、
「あふぅっ!」
葉月は目を大きく見開いた。
快感の風船が、彼女の中で破裂した。
「ああぁっ!」
背中を反らし、裸身をビクビクと震わせる葉月。
少女の証しであるスリットからは、蜜が噴き出して巧実の顔を濡らした。
「ふぅ、ああ……」
巧実の愛撫で性の高みに達した葉月は、熱い吐息をこぼしながら脱力する。
そんな葉月を抱きしめる巧実。汗で濡れる頬にキスをする。
敏感になっている葉月は、くすぐったそうに身をよじった。
◇◇◇
廃墟と化した洋館で、アスミの出演する作品の撮影が行われていた。
今日は凌辱モノではない。踊りモノの撮影だ。
水が出ていない噴水や、動物の石像などが置かれている庭に、ミュージックプレイヤーから流れるアップテンポの音楽が響いている。
アスミは裾の短い水色のTシャツと白いパンティという格好だ。
音楽に合わせて腕を振り、ステップを踏み、そして腰を振るアスミ。
凌辱モノではない作品の撮影は久しぶりであった。
(凌辱モノじゃない私の作品って需要あるのかな?)
顔に笑みを浮かべて踊るアスミは、ふとそんなことを思う。
凌辱モノがメインのアスミ。彼女が出演する凌辱モノは、売り上げがいいらしい。
だから凌辱モノではない作品……踊りモノなどは需要があるのかどうか、そんなことを思ってしまう。
アスミはパンティの両端に指を引っかけ、サッと脱いだ。
無毛の股間が露わとなる。
脱いだパンティを放り投げたアスミは、ステップを踏みながら後ろを向く。プリンッとした可愛らしい形のお尻が丸見えだ。
アスミはお尻を突き出し、音楽に合わせて左右に振る。
大きく速く振っていたかと思うと、小さくゆっくりと振る……変化を付け、アスミはお尻を振った。
それから前を向き、無毛の股間を突き出して強調する。
そうしながら、Tシャツの裾に手をかけて脱いだ。
Tシャツの下に着けているのは、白いカップ付きのジュニアブラだ。
アスミはジュニアブラだけという格好で踊りを続けた。
しばらくして、ジュニアブラに手を伸ばす。フロントホックを外し、カップを胸から離す。その間もステップは踏み続けている。
小さいが、もう成人型になっている乳房がむき出しになった。
ジュニアブラを体から離し、放り投げるアスミ。彼女は全裸となる。
腕を振ってステップを踏むたびに、小さな乳房がフルッ、フルッと愛らしく弾んだ。
カメラマンの1人は、そんなアスミの乳房をアップで撮った。
別のカメラマンは無毛の股間をアップで撮る。
アスミはステップを踏みながら半ターンした。股間をアップで撮っていたカメラマンは、プリンッとした可愛らしい形のお尻をアップで撮ることになる。
アスミはまたお尻を突き出し、左右に振った。肩越しに見える彼女の顔には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。
右に左に振られるアスミの可愛らしいお尻。それをアップで撮っているカメラマンは、今にもむしゃぶりつきそうな雰囲気だ。
そんなカメラマンに気づいたのか、アスミの顔に浮かぶ楽しそうな笑みが強くなる。
大人の男が自分に夢中になっている……それが楽しくて仕方がないという感じだ。
アスミは大きな動きで、お尻を左右に振り続けた。
椅子に座っている巧実が裸を見たいと言ってきたので、ベッドの端に座っていた葉月は立ち上がってそれに応える。
ポロシャツにジーパンという格好の葉月。
まずはジーパンに手を伸ばす。
ベルトとホックを外してファスナーを下げ、ジーパンの両端を掴む。
葉月は腰を左右に振りながら、ゆっくりとジーパンを下げていった。
パンティが徐々に見えてくる。
ジーパンの下に穿いているのは、赤とピンク色のチェック柄のパンティであった。
葉月はジーパンを脱ぎ、ポロシャツとパンティ、そしてソックスだけという格好になる。
脱いだジーパンを放り投げた葉月は、上と下、先にどちらを脱ぐかを考えた。
数秒ほど考えた後、巧実に背中を向けて、チェック柄のパンティに包まれたお尻を突き出す。
パンティの両端に指を引っかける葉月。お尻を小さく左右に振りながら、パンティをサッと下げた。
少しボリューム不足だが、それでも可愛らしいと感じさせるお尻がむき出しとなる。
肩越しに笑みを浮かべた顔を巧実に見せ、葉月は脱いだチェック柄のパンティを彼に向かって投げた。
それをキャッチする巧実。
体温が残るパンティをもてあそびながら、巧実は葉月を見つめる。
葉月は突き出しているお尻をさらに突き出し、大きく左右に振った。
突き出したお尻を振り続けながら、葉月はポロシャツを脱ぐ。
葉月はポロシャツの下に、タンクトップを着ていた。
白いタンクトップとソックスだけになった葉月は、前を向く。いくつかポーズをとった後、タンクトップの裾に手をかける。
タンクトップも脱ぐ葉月。乳首がツンッと目立っているだけで、まだ少しの膨らみもない胸が露わとなった。
全裸にソックスだけという格好になった葉月は、パンティをもてあそんでいる巧実の目の前でさまざまなポーズをとっていく。
頭の後ろで手を組んで胸を張ったり、無毛の股間を突き出して強調する葉月を黙って眺めている巧実。
やがて巧実は、
「ねえ」
と口を開く。
「こっちに来て」
言われて、葉月は彼の方に歩み寄っていった。
巧実はジーパンと下着を足首まで下げ、葉月の裸を見ているうちに硬くなって立ち上がった少年の証しを彼女に見せつける。
「舐めて」
そう言って、両脚を広げる巧実。葉月は広げられた脚の間にしゃがんだ。
葉月は舌を伸ばしながら、少年的な顔を巧実の股間へと近づけた。
「んっ……ふっ……」
ピンク色の舌が、巧実の少年の証しに這う。
根元から先端へ、先端から根元へと、葉月は舌を這わせる。
何度か舌を往復させた後、先端に集中して舌をチロチロと踊らせた。
敏感な先端に葉月の舌が踊ると、巧実は快感を得る。彼の口からは満足そうな吐息がこぼれ出た。
巧実のそんな吐息を聞くと、葉月は舌の動きを止めずに彼の顔を見上げる。
付き合っている少年に快感を与えられていることを嬉しがるような表情が、葉月の顔に浮かんだ。
もっと快感を与えたくなる。
葉月は口を大きく開けると、巧実の少年の証しを含んだ。
唇を密着させると、
「んっ、んんっ……んむっ、んじゅっ……」
頭を前後に動かし、少年の証しを唇でしごいた。
巧実がこぼす満足そうな吐息が大きくなる。
葉月は唇の密着を強め、頭の動きを速くさせた。
唇で巧実の少年の証しをしごきながら、右手をその下……シワだらけの肉の袋へと伸ばしていく。
弱い力で肉袋を握り、優しい力で揉む。
肉袋からも快感が広がってきて、巧実の満足そうな吐息はますます大きくなっていった。
彼の吐息を聞くと、葉月の顔に浮かぶ嬉しがるような表情が強まる。
葉月は口から肉棒を抜くと、顔を肉袋へと寄せていく。少年の証しを右手で握ってしごき、肉袋に舌を這わせた。
シワを1本ずつ確かめるように、葉月は舌を動かす。
右手もただ動かすだけではない。変化を付けて巧実の少年の証しをしごく。
強く握って速くしごくこともあれば、弱く握ってゆっくりとしごくこともある。
巧実の背筋をゾクゾクとした感覚が走っていく。そして葉月の手の中で、彼の少年の証しは脈動を開始していた。
葉月が手を動かすたびに、舌を這わせるたびに、少年の証しの脈動は大きさを増していく。
葉月は少年の証しを強く握って速くしごき、肉袋に這わせる舌の動きを強く激しくさせた。
巧実の少年の証しは今にも弾けそうである。
葉月の右手が少年の証しを根元から先端へと強くしごき、舌が大きな動きで肉袋に這った瞬間、
「出すよ」
巧実はそう告げ、少年の証しから白濁した体液を放った。
「わぷっ!」
巧実が放った白濁液は、葉月の顔にかかった。
強い匂いが鼻に届くが、彼女の顔に不快な表情は浮かばない。浮かぶのは、ソレを顔にかけられたことを悦(よろこ)ぶようなもの。
「今度は俺が葉月を気持ちよくさせてあげるよ」
下着とジーパンを引き上げた巧実は、葉月をベッドの端に座らせた。
彼女の両脚を広げさせる巧実。視界に入るのは、無毛の股間。
巧実はソコに顔を近づけた。
葉月の股間に顔をうずめるようにして、巧実は舌を伸ばす。
巧実の舌はピチャピチャ、ペチャペチャと音を立てて葉月のスリットに沿って這う。
股間から気持ちよさが広がってきて、葉月は「ああ……」と甘い声をこぼす。
巧実が放ったもので白く汚れている顔が、ほんのりと赤く染まっていった。
甘い声をこぼす葉月は、もっと気持ちよさが欲しくなる。
葉月は巧実の手を掴み、膨らみのない胸へと誘導した。
巧実の手のひらが、胸を撫で回す。
「はあ、ああ……」
股間だけではなく胸からも気持ちよさが広がり、葉月が口からこぼす声の中にある甘さが濃くなっていった。
巧実は舌で葉月の少女の証しであるスリットを舐めながら、両手を使って胸を愛撫する。
胸全体を撫で回していたかと思うと、指先で乳首をくすぐる。
「あっ、あっ……あんっ」
快感で喘ぐ葉月の全身の肌が赤く染まっていった。
声はさらに甘さを濃くしていく。
巧実の唾液で濡れる葉月の股間。愛撫を受けているうちに、彼の唾液以外のものでも濡れるようになる。
快感で溢れるようになった少女の蜜……それが巧実の唾液と一緒になって、葉月の股間を濡らしていった。
「あっ、あんっ……あっ、あっ……」
甘く潤っている葉月の声を耳にすると、巧実の舌の動きが無意識に激しくなる。
胸を愛撫する手のひらの動きも、大きなものになっていた。
「ふぅ、ああ……あっ」
胸と股間からの快感で、葉月の赤く染まっている肌は、しっとりと汗で濡れていく。
巧実は片方の手を、彼女の胸から離した。
離れた手は、お尻へと伸びていく。
片方の手で胸を撫で回し、もう片方の手で葉月のお尻を撫で回す巧実。
「あふっ!」
お尻からも気持ちよさが走ってきて、葉月が口から漏らす甘い声が大きくなる。
付き合っている少女のそんな声をもっと聞きたくて、巧実はお尻を撫でる手のひらの力を強めた。
「ああっ! あっ、あっ!」
股間、胸、そしてお尻……3つの場所から広がる快感で、葉月は声を響かせながら全身を跳ねさせる。
赤くなっている肌を濡らす汗の量が増えていく。
増えるのは、汗の量だけでない。
巧実の舌で愛撫される股間……少女の証しであるスリットから溢れる蜜の量も増えていった。
巧実は葉月の少女の蜜をすくい取るように舌を動かす。
「あっ、あっ!」
汗で濡れる葉月の裸身が震えだす。
最初は小さかった震えだが、巧実の愛撫を受けているうちに、震えは大きなものになっていく。
快感が彼女の中で風船のように膨らんで、それがもうすぐ破裂を起こしそうになっていた。
巧実が舌全体を使うようにして、少女の証しであるスリットを舐め上げた瞬間、
「あふぅっ!」
葉月は目を大きく見開いた。
快感の風船が、彼女の中で破裂した。
「ああぁっ!」
背中を反らし、裸身をビクビクと震わせる葉月。
少女の証しであるスリットからは、蜜が噴き出して巧実の顔を濡らした。
「ふぅ、ああ……」
巧実の愛撫で性の高みに達した葉月は、熱い吐息をこぼしながら脱力する。
そんな葉月を抱きしめる巧実。汗で濡れる頬にキスをする。
敏感になっている葉月は、くすぐったそうに身をよじった。
◇◇◇
廃墟と化した洋館で、アスミの出演する作品の撮影が行われていた。
今日は凌辱モノではない。踊りモノの撮影だ。
水が出ていない噴水や、動物の石像などが置かれている庭に、ミュージックプレイヤーから流れるアップテンポの音楽が響いている。
アスミは裾の短い水色のTシャツと白いパンティという格好だ。
音楽に合わせて腕を振り、ステップを踏み、そして腰を振るアスミ。
凌辱モノではない作品の撮影は久しぶりであった。
(凌辱モノじゃない私の作品って需要あるのかな?)
顔に笑みを浮かべて踊るアスミは、ふとそんなことを思う。
凌辱モノがメインのアスミ。彼女が出演する凌辱モノは、売り上げがいいらしい。
だから凌辱モノではない作品……踊りモノなどは需要があるのかどうか、そんなことを思ってしまう。
アスミはパンティの両端に指を引っかけ、サッと脱いだ。
無毛の股間が露わとなる。
脱いだパンティを放り投げたアスミは、ステップを踏みながら後ろを向く。プリンッとした可愛らしい形のお尻が丸見えだ。
アスミはお尻を突き出し、音楽に合わせて左右に振る。
大きく速く振っていたかと思うと、小さくゆっくりと振る……変化を付け、アスミはお尻を振った。
それから前を向き、無毛の股間を突き出して強調する。
そうしながら、Tシャツの裾に手をかけて脱いだ。
Tシャツの下に着けているのは、白いカップ付きのジュニアブラだ。
アスミはジュニアブラだけという格好で踊りを続けた。
しばらくして、ジュニアブラに手を伸ばす。フロントホックを外し、カップを胸から離す。その間もステップは踏み続けている。
小さいが、もう成人型になっている乳房がむき出しになった。
ジュニアブラを体から離し、放り投げるアスミ。彼女は全裸となる。
腕を振ってステップを踏むたびに、小さな乳房がフルッ、フルッと愛らしく弾んだ。
カメラマンの1人は、そんなアスミの乳房をアップで撮った。
別のカメラマンは無毛の股間をアップで撮る。
アスミはステップを踏みながら半ターンした。股間をアップで撮っていたカメラマンは、プリンッとした可愛らしい形のお尻をアップで撮ることになる。
アスミはまたお尻を突き出し、左右に振った。肩越しに見える彼女の顔には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。
右に左に振られるアスミの可愛らしいお尻。それをアップで撮っているカメラマンは、今にもむしゃぶりつきそうな雰囲気だ。
そんなカメラマンに気づいたのか、アスミの顔に浮かぶ楽しそうな笑みが強くなる。
大人の男が自分に夢中になっている……それが楽しくて仕方がないという感じだ。
アスミは大きな動きで、お尻を左右に振り続けた。
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