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「遅くなってすみません!」
上司「もういいのか?矢神、最近働きすぎだぞ。少しは空くんのこともあるし帰って休んだらどうだ」
「いえ!すみません!私事で抜けてしまってご迷惑おかけしました!抜けたぶんはきっちりはたらきますので!…あ!私この後聞き込みにいかなきゃいけないので失礼します!」
上司「おい!なんでも一人で…って、もう行きやがって…。…おい、降谷」
降谷「はい」
上司「お前達昔はあんなに仲がよかったのに最近全く口も聞かないじゃないか。あいつには降谷の言葉が一番だと思うんだがな…何とかならんのか、あいつは最近単独行動をし過ぎるうえに仕事しかしてないだろ、あのままじゃいつ倒れるか…」
降谷「僕からは何も言えませんよ…」『俺があいつに言ってはいけない事を言ってしまったからな…』
「風見くん!まだいたの?」
風見「矢神さんが帰ってこないので待ってたんですよ!」
「え?…あ、ごめん!任せた仕事多かったかな…いいよ!私やるからもう今日は遅いし帰っ…」
風見「仕事は終わってます」
「流石!ありがとう!」
風見「そうじゃなくて!他にも仕事あるはずじゃないですか!1人で終わると思ってるんですか?」
「あー…。もう仕事は片付いたから大丈夫!これだけまとめたらわたしも今日はもう帰るよ^^」
風見「そ、うですか…。なら僕も手伝…」
「いーのいーの!すぐおわっちゃうから!さ、風見くんは帰って^^」
風見「でも…」
「大丈夫!本当にすぐ終わるからさ!」
風見「ちゃんと休んでますか?ご飯も食べてないですよね?」
「…んー、あ、じゃあ風見くん、これでゼリーとかコーヒー買ってきてくれる?片手で食べれるやつ!それが仕事!…って何かぱしりみたいだな…;やっぱりいいよ、大丈夫!今日の仕事は終わり!お疲…」
私はそう言いながら風見くんの手にお金を置いた手を引っ込めようとしたがすぐに
風見「買ってきます!」
と風見くんはそう言うと走って外へ出て行った。
「あ、行っちゃった…;」
私はすぐに仕事に飛びかかろうとするとすぐに風見くんが戻ってきた。
風見「買ってきました!!」
「あ、ありがと…^^;」
風見「他に仕事は!」
「今日はもうないよ^^ごめんね、パシッちゃったみたいで;ありがと、助かった^^お疲れ様^^」
風見「矢神さん、頼りないかもしれませんがもう少し頼ってくださいね。最近の矢神さんすごく疲れてそうで心配なんですよ。」
「…。ありがと^^…でも本当に大丈夫だから^^お疲れ様^^」
風見「…。お疲れ様です!」
風見は不満そうな顔をしながらもお疲れ様と言うとおとなしく帰って行った。
風見くんが帰った後、部屋には私と零くんだけが残っていた。
「今日はこれを済ませて明日はこれと…会議が12時から…組織が…ブツブツブツ…」
私は予定を確認しながら仕事の資料に夢中ななっていると零くんに呼ばれた。
降谷「…ゆり」
「ん?」
私の視線は相変わらず目の前の資料だ。
あの日以来降谷くんとは口を聞いていなかったがどうにか自然に返事をしようとした。
降谷「あの日は悪かった…。お前のせいじゃないのに俺は…」
「あー、大丈夫!気にしてないから!…あ!」
降谷「なんだ」
「ううん!事件のこと!ちょっとわかりそうだから現場行ってくる!じゃあお疲れ様です!零くん、無理しちゃだめだよ?じゃあね!」
わたしはそう言ってその場を後にした。
もちろん事件のことなんて既に解決していたが私は零くんと目を合わせてしまうと甘えてしまいそうで、その場から離れたかったからだ。
零くんがわたしを呼んでいる気がしたけど私はそれを聞こえないふりをした。
暫くして本部に戻るとそこに零くんはいなくて、私だけが残っていた。
翌日部下に振り分けるはずの仕事を少しでも片付けて部下への負担を減らしていく。
そして気がつけば朝になっていた。
眠気を覚ますために風見くんに買ってきてもらったコーヒーを片手に会議の資料の最終確認をする。
誰もいない時間帯は椅子の上に体育座りをしてかたからジャケットを被せて小さく丸まって仕事をするのがいちばんおちつくのだ。
だが毎日そんな時間まで仕事をして職場だ朝を迎えていると流石に注意力も散漫になっているのか、それとも集中しすぎているのか、人が来ても気がつかないことが多かった。
上司「おはよう」『またあいつ集中して周りを見てないな…;全く…すごい集中力だな….』
風見「おはようございます。…って!矢神さん?!まさかまた帰ってないんですか?!」
「~で…であるから…+++になり…」
風見「矢神さん!!」
「あ、おはようございま…あ!こんな時間!私ちょっとシャワー浴びてくる!」
風見「どこにいくつもりですか?!」
「ジム!シャワー浴びて着替えるだけなら十分!いってきます!」
風見「あああ!待ってください!!せめてはい!これ食べて下さいね!」
「ありがと^^」
私は風見くんに手渡されたゼリーを食べながら近くのネットカフェにシャワーを浴びにいった。
上司「もういいのか?矢神、最近働きすぎだぞ。少しは空くんのこともあるし帰って休んだらどうだ」
「いえ!すみません!私事で抜けてしまってご迷惑おかけしました!抜けたぶんはきっちりはたらきますので!…あ!私この後聞き込みにいかなきゃいけないので失礼します!」
上司「おい!なんでも一人で…って、もう行きやがって…。…おい、降谷」
降谷「はい」
上司「お前達昔はあんなに仲がよかったのに最近全く口も聞かないじゃないか。あいつには降谷の言葉が一番だと思うんだがな…何とかならんのか、あいつは最近単独行動をし過ぎるうえに仕事しかしてないだろ、あのままじゃいつ倒れるか…」
降谷「僕からは何も言えませんよ…」『俺があいつに言ってはいけない事を言ってしまったからな…』
「風見くん!まだいたの?」
風見「矢神さんが帰ってこないので待ってたんですよ!」
「え?…あ、ごめん!任せた仕事多かったかな…いいよ!私やるからもう今日は遅いし帰っ…」
風見「仕事は終わってます」
「流石!ありがとう!」
風見「そうじゃなくて!他にも仕事あるはずじゃないですか!1人で終わると思ってるんですか?」
「あー…。もう仕事は片付いたから大丈夫!これだけまとめたらわたしも今日はもう帰るよ^^」
風見「そ、うですか…。なら僕も手伝…」
「いーのいーの!すぐおわっちゃうから!さ、風見くんは帰って^^」
風見「でも…」
「大丈夫!本当にすぐ終わるからさ!」
風見「ちゃんと休んでますか?ご飯も食べてないですよね?」
「…んー、あ、じゃあ風見くん、これでゼリーとかコーヒー買ってきてくれる?片手で食べれるやつ!それが仕事!…って何かぱしりみたいだな…;やっぱりいいよ、大丈夫!今日の仕事は終わり!お疲…」
私はそう言いながら風見くんの手にお金を置いた手を引っ込めようとしたがすぐに
風見「買ってきます!」
と風見くんはそう言うと走って外へ出て行った。
「あ、行っちゃった…;」
私はすぐに仕事に飛びかかろうとするとすぐに風見くんが戻ってきた。
風見「買ってきました!!」
「あ、ありがと…^^;」
風見「他に仕事は!」
「今日はもうないよ^^ごめんね、パシッちゃったみたいで;ありがと、助かった^^お疲れ様^^」
風見「矢神さん、頼りないかもしれませんがもう少し頼ってくださいね。最近の矢神さんすごく疲れてそうで心配なんですよ。」
「…。ありがと^^…でも本当に大丈夫だから^^お疲れ様^^」
風見「…。お疲れ様です!」
風見は不満そうな顔をしながらもお疲れ様と言うとおとなしく帰って行った。
風見くんが帰った後、部屋には私と零くんだけが残っていた。
「今日はこれを済ませて明日はこれと…会議が12時から…組織が…ブツブツブツ…」
私は予定を確認しながら仕事の資料に夢中ななっていると零くんに呼ばれた。
降谷「…ゆり」
「ん?」
私の視線は相変わらず目の前の資料だ。
あの日以来降谷くんとは口を聞いていなかったがどうにか自然に返事をしようとした。
降谷「あの日は悪かった…。お前のせいじゃないのに俺は…」
「あー、大丈夫!気にしてないから!…あ!」
降谷「なんだ」
「ううん!事件のこと!ちょっとわかりそうだから現場行ってくる!じゃあお疲れ様です!零くん、無理しちゃだめだよ?じゃあね!」
わたしはそう言ってその場を後にした。
もちろん事件のことなんて既に解決していたが私は零くんと目を合わせてしまうと甘えてしまいそうで、その場から離れたかったからだ。
零くんがわたしを呼んでいる気がしたけど私はそれを聞こえないふりをした。
暫くして本部に戻るとそこに零くんはいなくて、私だけが残っていた。
翌日部下に振り分けるはずの仕事を少しでも片付けて部下への負担を減らしていく。
そして気がつけば朝になっていた。
眠気を覚ますために風見くんに買ってきてもらったコーヒーを片手に会議の資料の最終確認をする。
誰もいない時間帯は椅子の上に体育座りをしてかたからジャケットを被せて小さく丸まって仕事をするのがいちばんおちつくのだ。
だが毎日そんな時間まで仕事をして職場だ朝を迎えていると流石に注意力も散漫になっているのか、それとも集中しすぎているのか、人が来ても気がつかないことが多かった。
上司「おはよう」『またあいつ集中して周りを見てないな…;全く…すごい集中力だな….』
風見「おはようございます。…って!矢神さん?!まさかまた帰ってないんですか?!」
「~で…であるから…+++になり…」
風見「矢神さん!!」
「あ、おはようございま…あ!こんな時間!私ちょっとシャワー浴びてくる!」
風見「どこにいくつもりですか?!」
「ジム!シャワー浴びて着替えるだけなら十分!いってきます!」
風見「あああ!待ってください!!せめてはい!これ食べて下さいね!」
「ありがと^^」
私は風見くんに手渡されたゼリーを食べながら近くのネットカフェにシャワーを浴びにいった。
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