黒と白の初デート 昼篇
白石さんとの初デート。
予定よりも早くに始まる事となった、やはり僕が早く待ち合わせの場所に来てしまった事が原因だろうが、それでも許してくれた。
最初のショッピングモールでは、まず最初に彼女が見に行ったのは「洋服店」。
自分用の服を僕と一緒に買うのかと思ったら。
何と、彼女が入ったのは男性専門の「洋服店」。
どうしてなのかと彼女に聞いたら、
潤「今日は黒沼さんに服をプレゼントしようと思いまして。」
とのこと、
僕の為に服をプレゼントするなんて…何というかこういう体験は滅多に無いな。
しかも女の人が僕に似合う服を選ぶなんて事…。
こんな体験なんか世の中の男性でも滅多に無い事だろう。
そんな考えているうちに、彼女は先へ先へと服を選んでいく。
潤「んーと…これと…これも!! あっ、これも似合いそう…。」
貴之「随分選びますね…。」
潤「まぁ、こう見えてもモデルですから。 どうしても、似合うような服装を!と思うと、ついつい…。」
貴之「成る程。」
確かに納得のいく理由だ。
彼女はモデルだし、そういう服装とか格好はきちっとしないと気が済まないのだろうな。
潤「んーと…じゃあ、黒沼さん。 これとこれを試着してくれます?」
貴之「えっ、あっ…分かりました。」
僕は白石さんに上着とジャケットを渡されると、試着室の中に入ることに。
大丈夫なのかと不安げながらも着替え終わり、いよいよ御披露の時…。
シャーッ!!
貴之「白石さん、どうですか?」
意外と着心地は悪くなかった。
黒のシャツと赤の上着の上半身のコーディネート、彼女はどう思うのか…。
潤「おおっ、何か少しドS感が…。」
貴之「ええっ!?」
何という評価、ドS感って…。
潤「でもまあ、黒沼さんには合ってると思いますよ。」
貴之「うー…ドS感と言われると…。」
と、着替えに夢中で気づかなかったが…。
試着室の鏡で改めて自分の姿を確認すると、僕らしい服装で中々良いと思った。
貴之「んー…まあ、良いかも。 確かに、明るい色の衣装よりもこういうブラック系の衣装が僕には丁度良いかも知れません。」
潤「おおっ、黒沼さんもそう思いますか!」
貴之「ええ、まあ。」
潤「じゃあ、この服早速買いますか!! あっ、店員さーん!!」
僕が気に入った瞬間、彼女は店員さんを呼び出し、この服を買うとの事…ん?ちょっと待ってくれ?
貴之「あの、白石さん?」
潤「はい?」
貴之「まさかですけど、この服の代金…白石さんが出すって事ですか?」
潤「そのつもりですけど。」
貴之「ええっ!?」
やっぱり…
潤「まぁ、良いじゃないですか、黒沼さんの為ですから~。」
貴之「んー…まぁ…。(それなら僕が自分で買った方が…。)」
だが結果的に、彼女がこの服を買う事になった。
僕のプレゼントとして…。
貴之「うわぁ…何か初めての感覚…。 人に服をプレゼントされたの…。」
潤「そうなんですか?」
貴之「えぇ、いつも自分で買ったりネット通販で買ったりしてるので、初めてですよ。」
潤「そうなんですか、あっ、ねぇ黒沼さん。 あのお店!」
貴之「ん?」
と、突然彼女があるお店を指差す。
潤「あの料理屋さん、一度スタッフの人達と食べに行った事のあるお店なんですよ。」
貴之「へー…。」
潤「もし、宜しければ…黒沼さん一緒に食べません?」
何と彼女からその料理屋でご飯を食べないかと言われた。
まぁ、時刻的にもお昼でもおかしくない時間だからね。
貴之「分かった、そうしましょう。」
潤「ふふっ、ありがとうございます♪ では、入りましょ~♪」
彼女に引っ張られて僕は一緒に店の中へ。
カラカラ…
店員「いらっしゃいませ。 何名様でしょうか?」
潤「2名です。」
店員「はい、2名様ですね。 えー、部屋は禁煙と喫煙どちらに…?」
潤「黒沼さん、どっちにします?」
貴之「えっ、僕は…タバコ嫌いなので禁煙ですよ…。」
潤「そうですね、じゃあ禁煙で。」
店員「かしこまりました。 それでは、ご案内させて頂きます。」
何だか、品の高いようなお店に入ったようだ…。
見るからに高級料理店の雰囲気満載だ…。
店員さんに連れられて、案内された部屋。
店員「では、こちらのお部屋にて注文の品を宜しくお願いします。 尚、どの部屋も共通ですが、入る際は靴を脱いでからお願いします。」
潤「はーい、黒沼さんどうぞ、お先に!!」
貴之「え…あ、はい。」
白石さんに言われるがまま、僕は靴を脱ぎ…部屋に上がることに…。
潤「よーし…次は私ですね…よしっ…んしょ。」
カッ…カポッ…スタスタ…。
続いて、彼女が靴を脱いで部屋に上がり込む。
しかし何だろうか…僕はついつい…見てしまう…。
貴之「(何だかんだで…やっぱり似合うな…白のパンツスタイル。)」
彼女の白いパンツスタイルの姿にみとれてしまう。
スラッとした長い脚に白のパンツが…ベストマッチしてる…スゴいわ…。
潤「あの…黒沼さん。 どうしたんですか?」
貴之「えっ、いや別に。 それよりも、早く注文を決めましょう。」
僕は彼女に気づかれたと思い、何とか誤魔化そうと思って、さりげなく注文を決めることにした。
何を食べようか…。
予定よりも早くに始まる事となった、やはり僕が早く待ち合わせの場所に来てしまった事が原因だろうが、それでも許してくれた。
最初のショッピングモールでは、まず最初に彼女が見に行ったのは「洋服店」。
自分用の服を僕と一緒に買うのかと思ったら。
何と、彼女が入ったのは男性専門の「洋服店」。
どうしてなのかと彼女に聞いたら、
潤「今日は黒沼さんに服をプレゼントしようと思いまして。」
とのこと、
僕の為に服をプレゼントするなんて…何というかこういう体験は滅多に無いな。
しかも女の人が僕に似合う服を選ぶなんて事…。
こんな体験なんか世の中の男性でも滅多に無い事だろう。
そんな考えているうちに、彼女は先へ先へと服を選んでいく。
潤「んーと…これと…これも!! あっ、これも似合いそう…。」
貴之「随分選びますね…。」
潤「まぁ、こう見えてもモデルですから。 どうしても、似合うような服装を!と思うと、ついつい…。」
貴之「成る程。」
確かに納得のいく理由だ。
彼女はモデルだし、そういう服装とか格好はきちっとしないと気が済まないのだろうな。
潤「んーと…じゃあ、黒沼さん。 これとこれを試着してくれます?」
貴之「えっ、あっ…分かりました。」
僕は白石さんに上着とジャケットを渡されると、試着室の中に入ることに。
大丈夫なのかと不安げながらも着替え終わり、いよいよ御披露の時…。
シャーッ!!
貴之「白石さん、どうですか?」
意外と着心地は悪くなかった。
黒のシャツと赤の上着の上半身のコーディネート、彼女はどう思うのか…。
潤「おおっ、何か少しドS感が…。」
貴之「ええっ!?」
何という評価、ドS感って…。
潤「でもまあ、黒沼さんには合ってると思いますよ。」
貴之「うー…ドS感と言われると…。」
と、着替えに夢中で気づかなかったが…。
試着室の鏡で改めて自分の姿を確認すると、僕らしい服装で中々良いと思った。
貴之「んー…まあ、良いかも。 確かに、明るい色の衣装よりもこういうブラック系の衣装が僕には丁度良いかも知れません。」
潤「おおっ、黒沼さんもそう思いますか!」
貴之「ええ、まあ。」
潤「じゃあ、この服早速買いますか!! あっ、店員さーん!!」
僕が気に入った瞬間、彼女は店員さんを呼び出し、この服を買うとの事…ん?ちょっと待ってくれ?
貴之「あの、白石さん?」
潤「はい?」
貴之「まさかですけど、この服の代金…白石さんが出すって事ですか?」
潤「そのつもりですけど。」
貴之「ええっ!?」
やっぱり…
潤「まぁ、良いじゃないですか、黒沼さんの為ですから~。」
貴之「んー…まぁ…。(それなら僕が自分で買った方が…。)」
だが結果的に、彼女がこの服を買う事になった。
僕のプレゼントとして…。
貴之「うわぁ…何か初めての感覚…。 人に服をプレゼントされたの…。」
潤「そうなんですか?」
貴之「えぇ、いつも自分で買ったりネット通販で買ったりしてるので、初めてですよ。」
潤「そうなんですか、あっ、ねぇ黒沼さん。 あのお店!」
貴之「ん?」
と、突然彼女があるお店を指差す。
潤「あの料理屋さん、一度スタッフの人達と食べに行った事のあるお店なんですよ。」
貴之「へー…。」
潤「もし、宜しければ…黒沼さん一緒に食べません?」
何と彼女からその料理屋でご飯を食べないかと言われた。
まぁ、時刻的にもお昼でもおかしくない時間だからね。
貴之「分かった、そうしましょう。」
潤「ふふっ、ありがとうございます♪ では、入りましょ~♪」
彼女に引っ張られて僕は一緒に店の中へ。
カラカラ…
店員「いらっしゃいませ。 何名様でしょうか?」
潤「2名です。」
店員「はい、2名様ですね。 えー、部屋は禁煙と喫煙どちらに…?」
潤「黒沼さん、どっちにします?」
貴之「えっ、僕は…タバコ嫌いなので禁煙ですよ…。」
潤「そうですね、じゃあ禁煙で。」
店員「かしこまりました。 それでは、ご案内させて頂きます。」
何だか、品の高いようなお店に入ったようだ…。
見るからに高級料理店の雰囲気満載だ…。
店員さんに連れられて、案内された部屋。
店員「では、こちらのお部屋にて注文の品を宜しくお願いします。 尚、どの部屋も共通ですが、入る際は靴を脱いでからお願いします。」
潤「はーい、黒沼さんどうぞ、お先に!!」
貴之「え…あ、はい。」
白石さんに言われるがまま、僕は靴を脱ぎ…部屋に上がることに…。
潤「よーし…次は私ですね…よしっ…んしょ。」
カッ…カポッ…スタスタ…。
続いて、彼女が靴を脱いで部屋に上がり込む。
しかし何だろうか…僕はついつい…見てしまう…。
貴之「(何だかんだで…やっぱり似合うな…白のパンツスタイル。)」
彼女の白いパンツスタイルの姿にみとれてしまう。
スラッとした長い脚に白のパンツが…ベストマッチしてる…スゴいわ…。
潤「あの…黒沼さん。 どうしたんですか?」
貴之「えっ、いや別に。 それよりも、早く注文を決めましょう。」
僕は彼女に気づかれたと思い、何とか誤魔化そうと思って、さりげなく注文を決めることにした。
何を食べようか…。
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