第16話「決めたこと」
アイリスとともに部屋に入った雅彦(まさひこ)は服と下着を脱ぎ、裸になってベッドの端に腰を下ろした。
広げた脚の間にアイリスをしゃがませると、頭を軽く掴んで股間へと導く。
彼女は舌を伸ばすと、まだ力が入っていないモノに這わせる。
アイリスの舌が何度か往復すると、雅彦のモノはすぐに力が入って硬く立ち上がっていった。
目の前で立ち上がったモノ……ソレの先端に、アイリスはチロチロと舌を踊らせる。
「下の方も舐めて」
怒張したモノの先端に舌を踊らせる彼女を見下ろしながら、雅彦は言う。
アイリスは彼に言われたとおりにした。顔が下に移動する。そして肉袋に唇を付けた。
シワだらけの肉棒に、ねっとりと這うアイリスの唇。這わせるのは唇だけではない。
シワの1本1本を確かめるように、舌先も這わせる。
肉袋にアイリスの唇と舌が這うと、雅彦は満足そうな吐息をこぼした。
彼女は口を使ってシワだらけ袋を愛撫しながら、右手でいきり立っているモノを握る。
そのままアイリスの手でしごかれる肉棒。
袋だけではなく、肉棒からも快感が走ってきて、雅彦がこぼす吐息の中にある満足そうな響きは大きくなっていった。
やがてアイリスは唇を肉袋から離す。
肉棒の根元を手でしごき続きながら、先端をくわえて舌を踊らせた。
「上手だ」
雅彦は彼女の髪を撫でる。
アイリスは彼の顔を見上げて笑みを見せ、手と舌を使って肉棒を愛撫し続けた。
しばらくして彼女は怒張から手を離し、口を大きく開けてソレを頬ばる。唇を密着させたかと思うと、
「んじゅ……んっ、んじゅ……んじゅる……んっ……」
頭を前後に動かして唇で怒張をしごく。
何度も何度も唇でしごかれているうちに、雅彦のモノは脈動を開始していた。
雅彦はアイリスの頭を掴み、自分の好きな速さで彼女の頭を前後に動かす。
アイリスは抵抗などしない。彼の好きにさせる。
「この前は、顔にかけったけ……今日も、その可愛い顔にかけるとしよう」
掴んでいる彼女の頭を後ろに大きく引かせる雅彦。口から肉棒が抜けた。
その直後、ソレは弾ける。
「わぷっ!」
弾け、白濁した体液をアイリスの顔に降りかけた。
顔を白く汚されたアイリスの鼻孔に、強い匂いが漂ってくる。その匂いを嗅ぐと、彼女は恍惚としたような表情を浮かべた。
まだ肉棒を隆々とそそり立てている雅彦は、アイリスをベッドに横たわらせる。
彼女の足首を掴んで両脚を大きく広げさせ、無毛の股間に顔をうずめた。
雅彦は舌を伸ばし、少女の証しであるスリットに沿って這わせる。
「ああ……あっ、あっ……」
股間から快感が走ってきて、アイリスは甘い声を雅彦に聞かせた。
雅彦が舌の動きを強めると、
「ああっ!」
アイリスの中を疾走する快感も強くなり、雅彦に聞かせる声が大きくなる。
「あふぅっ! あっ、あっ! あふっ!」
甘い喘ぎ声を聞きながら、雅彦は彼女の胸へと両手を伸ばす。
両の手のひらが、膨らみのない胸を撫で回した。
「あんっ! あっ、あんっ! んっ、あっ!」
股間だけではなく胸からも快感が広がってきて、アイリスは口から響かせる声の中にある甘さを濃くしていく。
雅彦の唾液でベトベトに濡れるアイリスの股間。愛撫を受けているうちに、少女の蜜でも濡れていく。
アイリスの股間が少女の蜜で濡れると、雅彦は顔を離した。そして、彼女の両脚を脇に抱える。
怒張しているモノの先端が、アイリスのスリットに触れた。
雅彦はそのまま腰を突き出す。肉棒がスリットを左右に割り開き、秘洞へと埋没する。
「あくふうううっ!」
快感が混ざった衝撃が股間から走ってきて、アイリスは声を響かせながら首を反らした。
きつく締めつけてくる彼女の秘洞。雅彦に悦(よろこ)びを与えてくれる締めつけ。
悦びは興奮となる。
雅彦は荒々しく腰を動かし、激しい勢いでアイリスを突いた。
秘洞をガンガンと突かれるたびにアイリスは、
「あっ、あっ! あふぅっ! ああぁっ!」
と喘ぎ声を響かせる。とても甘い響きの喘ぎ声だ。
全身を快感が駆け巡る。彼女の肌はすぐに赤く染まり、しっとりと汗で覆われていった。
雅彦のモノが出入りを繰り返すたびに、秘洞を濡らす淫蜜が滴となって飛び散る。
飛び散った淫蜜の滴は、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていく。
アイリスの秘洞は締めつけるだけではなく、ウネウネと蠢いて肉棒を刺激してきた。
雅彦は興奮で呼吸を荒くして、腰の動きをさらに激しくさせていく。
「あふううっ! ふぅあああっ!」
アイリスの内側を疾走する快感が強くなる。雅彦は遠慮が感じられない動きで彼女の秘洞を突きまくった。
先ほどアイリスの顔に放ったばかりだが、もう次を放ってしまいそうである。
雅彦はラストスパートをかけるかのように、腰の動きを速くさせる。
怒張しているモノを脈動させる雅彦は、ソレが抜けるギリギリまで腰を引き、勢いを乗せて一気に根元までアイリスの秘洞へと叩き込んだ。
「くぅああああっ!」
大きな甘い声を響かせながら、背中を弓なりに反らすアイリス。全身がビクビクと震え、怒張が埋まる秘洞から大量の淫蜜が噴き出した。
絶頂したアイリスの秘洞に白濁した体液を放つ雅彦。
二度放ったが、彼女の中に埋まっているモノはまだ力を失っていない。物足りないと言いたそうに、硬く立ち上がったままだ。
雅彦はアイリスの体制を、あお向けからうつ伏せに変える。
「あふうっ!」
アイリスは秘洞を強くねじられる形となった。絶頂して敏感になっている肉体、その衝撃で軽く達してしまう。
ギュウッと締まってくる秘洞。
雅彦はまた興奮し、後ろからアイリスを突いた。
「あっ、あっ! あふうぅっ! ああっ!」
肉棒が秘洞をえぐる音と、彼女の甘い喘ぎ声が混ざって部屋の中に響いた……。
◇◇◇
ジュニア・ヌードモデルの撮影現場を二度見学した真理(まり)、あることを決めた。
将来の夢であるファッションモデルへの近道であるジュニア・ヌードモデル。
近道があるのなら、それを使ってもいいだろうと思った。
ジュニア・ヌードモデル出身のファッションモデルは多くいることを知った。なら、『ズル』ではないはず。
真理はスマートフォンに手を伸ばした。
杏樹(あんじゅ)も決めたことがあった。
『凌辱モノ』への出演だ。
海外にいる母親に相談したら、『求めている人がいるのなら、それに応じるのも仕事だ』という答えが返ってきた。
杏樹自身と同じ考えだ。
だから彼女は、『凌辱モノ』への出演を決めた。
◇◇◇
学校の教室の1つ。
真理は流香(るか)と葉月(はづき)に、決心したことを告げた。
ジュニア・ヌードモデルになる決心だ。
「決めたんだ」
葉月の言葉に真理は小さくうなずいた。
「翔子(しょうこ)さん、喜んだんじゃない?」
流香が聞くと、
「電話したら、すごく喜んでいたわ」
そう真理は答える。
流香の言うとおりであった。ジュニア・ヌードモデルになると翔子に電話で伝えたら、彼女はとても喜んだ。
「今日、さっそく事務所に行くことになったわ」
「ジュニア・ヌードモデルのことで、分からないことがあったら聞いてよ」
流香の言葉に真理は「そうする」と返す。
同級生であるが、ジュニア・ヌードモデルとしては流香と葉月は先輩だ。分からないことがあれば、2人に聞こうと思った。
そして、その日の放課後。真理の姿は所属することになった【五代ジュニアモデルプロ】の事務所にあった。
社長の五代と翔子は、真理のデビューについて話す。
まずはジュニア・ヌードモデル専門誌のグラビアでデビューとのことであった。
流香も葉月も、雑誌のグラビアでデビューしたらしい。
その後に映像作品に出演という形になるらしい。
ジュニア・ヌードモデルとしてデビューすることを決めた真理だが、はたしてヌードになることはできるのだろうかと思った。
◇◇◇
とあるレジャー施設。そこにあるホテルの一室では撮影が行われていた、
大きな窓の前に設置された小さなステージ。そこに立っているのは流香……ルカだ。
白いブラウスにデニムのスカート、黒いソックスという服装のルカは、ミュージックプレイヤーから流れる音楽に合わせて踊っていた。
『踊りモノ』の撮影だ。
腕を振り、ステップを踏み、腰を振るルカ。そんな彼女に、監督である男が指示を出す。
ルカはデニムのスカートに手を伸ばした。ホックを外してファスナーを下げると、スカートはストンッと足元に落ちた。
デニムのスカートの下に穿いているのは、緑色のリボンで飾られたレモンイエローのパンティだ。
ルカはステップを踏んで腰を振りながら、ブラウスのボタンを1つずつ外していく。
すべてのボタンを外し、ブラウスの前を広げるルカ。ハーフトップタイプの、レモンイエローのジュニアブラが露わとなる。
ブラウスは脱がない。前を広げるだけにする。
前を広げたブラウスと下着、そしてソックスという姿で踊りを続けた。
ルカは半ターンし、レモンイエローのパンティで包まれたお尻を突き出す。音楽に合わせ、左右に振られるお尻。
やがてルカは、パンティの両端に指を引っかけた。
肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、お尻を右に左に振りながら、パンティをスルリと脱ぐ。
プリンッとした可愛らしい形のお尻が、むき出しとなる。
パンティを脱いだルカは、そのまま突き出したお尻を振った。
カメラマンの1人は、彼女のお尻をアップで撮る。
しばらくして、ルカは前を向く。お尻を撮っていたカメラマンは、無毛の股間をアップで撮る形となった。
監督に指示され、ルカはブラウスも脱ぐ。レモンイエローのハーフトップとソックスだけになるルカ。
そんな格好で数分ほど踊った後、ハーフトップも脱いで全裸にソックスだけとなる。
全裸で踊るルカを見つめる監督は、次にどうするかを考えた。
考えて、下着を着けずにブラウスだけを着てもらった。ボタンは締めず、前は広げたままにしてもらう。
前を広げたブラウスにソックスという格好で、ルカは踊った。
そして撮影場所が変わる。
次の撮影場所は外……レジャー施設内にある林の中だ。
ルカは白いタンクトップと赤いリボンで飾られたピンク色のパンティ、スニーカーという格好。
ミュージックプレイヤーから流れる音楽に合わせ、ほとんど下着姿のルカは踊る。
監督はまずはタンクトップから脱いでもらうことにした。
ルカは腰を振り、ステップを踏みながらタンクトップを脱いだ。彼女はタンクトップの下に、パンティと同じように赤いリボンで飾られたピンク色のハーフトップタイプのジュニアブラを着けていた。
ほとんど下着姿から、完全に下着姿になるルカ。
数分ほど下着姿で踊ってもらった後、監督は次の指示を出す。先ほどはパンティを先に脱いでもらった。今度はハーフトップを先に脱いでもらうことにした。
ルカは指示されたとおりにする。ハーフトップを脱ぎ、膨らみのない胸……ただ乳首がツンッと目立っているだけの胸を露わにさせる。
上半身裸の状態でルカは踊りを続けた。
それからパンティもスルリと脱ぎ、全裸にスニーカーだけという格好になる。
ルカはステップを踏みながら半ターンして背中を向け、お尻を突き出す。
突き出されたお尻は、音楽に合わせて右に左に振られた。
肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、ルカはお尻を振り続ける……。
◇◇◇
体育館にいるのは、白い体操シャツに紺色のブルマという格好の少女が1人だけいた。
その少女はアンジュだ。
サッカーボールをリフティングしている。
膝で蹴ったサッカーボールをヘディングしたときだった。体育館に2人の男が入ってきた。
目出し帽で顔を隠した男たち……背の高い男と、体格はいいが背の低い男の2人。
ハッとしたときには、
「きゃあっ!」
アンジュは背の高いに、後ろから体を押さえられる。
暴れる彼女の前に背の低い男が立ち、体操シャツの裾を掴んだ。
「ああっ! いやっ!」
無理やり体操シャツを脱がされ、体育館にアンジュの悲鳴が響く。
赤いリボンで飾られた、カップ付きの白いジュニアブラが露わにされた。
ジュニアブラは布地が薄いようで、乳首の形がポッチリと浮き上がっているのが分かった。
背の低い男は人差し指の先で、ジュニアブラの上から乳首をツンツンとつっつく。
「いやっ! やっ! やめてっ!」
拒絶の言葉をアンジュが口にしても、男は乳首をつっつくのをやめない。
何度か乳首をつっついた後、背の低い男はジュニアブラを掴んだ。そのまま強く引っ張られ、胸からはぎ取られる白いジュニアブラ。
「いやあっ!」
小さいが、もう成人型の乳房になっている胸の膨らみがむき出しとなる。
背の低い男はアンジュの小さな両の乳房を握り、揉んだ。
「ああっ! やめてっ! やっ! いやっ!」
体育館にアンジュの悲鳴がむなしく響いた……。
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