始まりは···62話
女子社員B「椿さぁん広瀬さん着替えしてますよー(←うそ)」
インカムのある部屋
Bおじ「あなた方が··」
Bのおじも絶句する筈である。そこに現れたのは紗菜の糞な両親と兄。
父「あけろ」
Bのおじ「はい。」
紗菜「えっ··」
兄「石子 、石子」
妙にひっくり返った声でテンション高く近づいてきた。
紗菜「こないで··」
そんな台詞もむなしく、抱きつかれ、興奮している兄に精●をかけられた。
紗菜「いやー!!」
会場
女子社員B「えっとー私の婚約者はぁ今先程ついたんですが、そけにいる桜庭裕介さんです。」
裕介「俺はあなたと婚約なんてしてません。」
女子社員B「やだぁ裕介てれてるー。これが証拠でーす。桜のmy nameバッジ、告白と一緒にもらってまーす。」
真琴「貸しなさい。これは広瀬紗奈さんのよね?」
女子社員B「私のっていってるでしょ」
真琴「これは紗菜ちゃんが裕介からインカムのコードをとめるのに借りてるものなの。」
女子社員B「それは私が貰ったのを広瀬さんが盗んでたんです。」
真琴「あなたが持ち主ならバッジの裏になんて掘ってあるか分かるわよね?」
女子社員B「ゆきりんloveって」
真琴「あなた馬鹿?」
裕介「それには紗菜と出会った日と紗菜の名前、紗菜が俺の絵に付けてくれた題名、eternal lineと言う文字がはいってます。」
真琴「それにこれは銀の台座が薄いから一度しか彫れないの。だから大切な人に渡す時に一度だけメッセージをいれるのよ。」
女子社員B「でもー裕介は私の婚約者なんで。広瀬さんじゃ裕介を教授になんか出来ないでしょう?私ならぁコネもあるしぃー」
廊下
アキオ「紗菜ちゃん、紗菜!紗菜!」
Bのおじ「ああ椿君··」
アキオ「紗菜!あんたかこんな事企んだのは?」
紗菜「アキちゃんどいて··」
紗菜控え室にしているところから着替えとバッグを持って走り去る。
アキオ「ここでその人ら見張ってろ」
紗菜着替えとともにトイレに駆け込んで急いで着替えた。
アキオ「紗菜?紗菜!」
女子トイレにある窓は裏通りに出られる。紗菜は着替えをし窓から裏通りにでて、会社にむかった。
会場
アキオ「裕介さん早く切り上げて帰らなきゃ!今度こそ紗菜危ない」
真琴「どうゆうことなの?」
アキオ「首謀者はあなたね?ちょっと全員いい?(アキちゃん以外はハイエースに乗りあってきた。)この子とインカムの部屋にいる人達大会議室に連れてきて。裕介さん、真琴さんは私と会社に。皆いそいで!」
皆「はい。」
社員①「椿さん急いで行って下さい」
社員②「広瀬辞めさせないで下さいよ」
社員①「彼氏さんも。」
裕介「はい。すみません、ありがとうございます」
タクシーに乗り一足早く会社に着いた紗菜。
トントン。社長室をノックした。
社長「入りなさい」
紗菜「失礼します。ご予定の確認もなく申し訳ありません。」
社長「どうした?」
紗菜「今日付けで会社を辞めさせていただきたくまいりました。」
社長「理由は?」
紗菜「私がいると皆様にご迷惑をおかけしてしまうからです。」
社長「迷惑?広瀬は今日、椿と行動していたはずだな。確認してもいいか?」
紗菜「私を辞めさせて下さった後なら一向に構いません。」
社長「なら広瀬のお兄さんに連絡をとってもいいか?」
紗菜「兄は··障害がありますので、一般的な会話もままならないと思います。」
社長「なら掛けてみようか。」
紗菜唇を噛み締める。
社長「楠本だ。今何処だ?ならすぐに社長室にこい。」
紗菜「あの··」
楠本「広瀬は俺の名前を知っているか?」
紗菜「いいえ。名字までしか存じ上げません。」
楠本「楠本祐也。誰かと名前似てないか?」
紗菜「裕介さん··」
楠本「それは広瀬の彼氏な。砂原の名前は?」
紗菜「智也さん」
楠本「砂原の母親のお姉さんが俺の母なんだ。」
紗菜「従兄弟同士ですか?」
楠本「元の砂原家の長男が俺なんだ。育ての母は子供が産めなくて、早くに結婚した妹から俺を養子にしたんだ。でもそのあと産みの母も大病をして子供が産めなくて、施設からアザミを引き取ったんだ。」
紗菜「アザミ。砂原さんの昔の名前ですね。」
楠本「血は繋がっていないが大事な兄弟だ。その弟が大切に守り抜いている妹が会社を辞めるとゆうのは放っておくわけにいかない。」
紗菜「それと私は話が違います。兄は兄です。ですが、もう迷惑もかけたくありません。すぐに福島に帰らせて下さい。」
楠本「それで君はいいのか?」
紗菜「はい。砂原さんに引き取っていただいてからの八年間、ここでお仕事出来た事、こんな私でも好きな人が出来た事それだけで十分です。」
トントン
楠本「そこの陰に座って黙って聞いてなさい」
砂原「砂原です。失礼します。ご用でしょうか?」
楠本「広瀬が会社を辞めさせてくれと言ってきた。」
砂原「それで?」
楠本「福島に帰ると言っている」
砂原「理由はなんですか?」
楠本「自分がいると他の奴に迷惑を掛けてしまうからだそうだ。」
砂原「すみません。少々電話させて下さい。」
インカムのある部屋
Bおじ「あなた方が··」
Bのおじも絶句する筈である。そこに現れたのは紗菜の糞な両親と兄。
父「あけろ」
Bのおじ「はい。」
紗菜「えっ··」
兄「石子 、石子」
妙にひっくり返った声でテンション高く近づいてきた。
紗菜「こないで··」
そんな台詞もむなしく、抱きつかれ、興奮している兄に精●をかけられた。
紗菜「いやー!!」
会場
女子社員B「えっとー私の婚約者はぁ今先程ついたんですが、そけにいる桜庭裕介さんです。」
裕介「俺はあなたと婚約なんてしてません。」
女子社員B「やだぁ裕介てれてるー。これが証拠でーす。桜のmy nameバッジ、告白と一緒にもらってまーす。」
真琴「貸しなさい。これは広瀬紗奈さんのよね?」
女子社員B「私のっていってるでしょ」
真琴「これは紗菜ちゃんが裕介からインカムのコードをとめるのに借りてるものなの。」
女子社員B「それは私が貰ったのを広瀬さんが盗んでたんです。」
真琴「あなたが持ち主ならバッジの裏になんて掘ってあるか分かるわよね?」
女子社員B「ゆきりんloveって」
真琴「あなた馬鹿?」
裕介「それには紗菜と出会った日と紗菜の名前、紗菜が俺の絵に付けてくれた題名、eternal lineと言う文字がはいってます。」
真琴「それにこれは銀の台座が薄いから一度しか彫れないの。だから大切な人に渡す時に一度だけメッセージをいれるのよ。」
女子社員B「でもー裕介は私の婚約者なんで。広瀬さんじゃ裕介を教授になんか出来ないでしょう?私ならぁコネもあるしぃー」
廊下
アキオ「紗菜ちゃん、紗菜!紗菜!」
Bのおじ「ああ椿君··」
アキオ「紗菜!あんたかこんな事企んだのは?」
紗菜「アキちゃんどいて··」
紗菜控え室にしているところから着替えとバッグを持って走り去る。
アキオ「ここでその人ら見張ってろ」
紗菜着替えとともにトイレに駆け込んで急いで着替えた。
アキオ「紗菜?紗菜!」
女子トイレにある窓は裏通りに出られる。紗菜は着替えをし窓から裏通りにでて、会社にむかった。
会場
アキオ「裕介さん早く切り上げて帰らなきゃ!今度こそ紗菜危ない」
真琴「どうゆうことなの?」
アキオ「首謀者はあなたね?ちょっと全員いい?(アキちゃん以外はハイエースに乗りあってきた。)この子とインカムの部屋にいる人達大会議室に連れてきて。裕介さん、真琴さんは私と会社に。皆いそいで!」
皆「はい。」
社員①「椿さん急いで行って下さい」
社員②「広瀬辞めさせないで下さいよ」
社員①「彼氏さんも。」
裕介「はい。すみません、ありがとうございます」
タクシーに乗り一足早く会社に着いた紗菜。
トントン。社長室をノックした。
社長「入りなさい」
紗菜「失礼します。ご予定の確認もなく申し訳ありません。」
社長「どうした?」
紗菜「今日付けで会社を辞めさせていただきたくまいりました。」
社長「理由は?」
紗菜「私がいると皆様にご迷惑をおかけしてしまうからです。」
社長「迷惑?広瀬は今日、椿と行動していたはずだな。確認してもいいか?」
紗菜「私を辞めさせて下さった後なら一向に構いません。」
社長「なら広瀬のお兄さんに連絡をとってもいいか?」
紗菜「兄は··障害がありますので、一般的な会話もままならないと思います。」
社長「なら掛けてみようか。」
紗菜唇を噛み締める。
社長「楠本だ。今何処だ?ならすぐに社長室にこい。」
紗菜「あの··」
楠本「広瀬は俺の名前を知っているか?」
紗菜「いいえ。名字までしか存じ上げません。」
楠本「楠本祐也。誰かと名前似てないか?」
紗菜「裕介さん··」
楠本「それは広瀬の彼氏な。砂原の名前は?」
紗菜「智也さん」
楠本「砂原の母親のお姉さんが俺の母なんだ。」
紗菜「従兄弟同士ですか?」
楠本「元の砂原家の長男が俺なんだ。育ての母は子供が産めなくて、早くに結婚した妹から俺を養子にしたんだ。でもそのあと産みの母も大病をして子供が産めなくて、施設からアザミを引き取ったんだ。」
紗菜「アザミ。砂原さんの昔の名前ですね。」
楠本「血は繋がっていないが大事な兄弟だ。その弟が大切に守り抜いている妹が会社を辞めるとゆうのは放っておくわけにいかない。」
紗菜「それと私は話が違います。兄は兄です。ですが、もう迷惑もかけたくありません。すぐに福島に帰らせて下さい。」
楠本「それで君はいいのか?」
紗菜「はい。砂原さんに引き取っていただいてからの八年間、ここでお仕事出来た事、こんな私でも好きな人が出来た事それだけで十分です。」
トントン
楠本「そこの陰に座って黙って聞いてなさい」
砂原「砂原です。失礼します。ご用でしょうか?」
楠本「広瀬が会社を辞めさせてくれと言ってきた。」
砂原「それで?」
楠本「福島に帰ると言っている」
砂原「理由はなんですか?」
楠本「自分がいると他の奴に迷惑を掛けてしまうからだそうだ。」
砂原「すみません。少々電話させて下さい。」
※会員登録するとコメントが書き込める様になります。