始まりは···42話
鷲尾「どうした?」
裕介「このブースを仕切るのを何にするか決まってなくてさぁ」
千尋「せっかくの物を、分厚い壁で仕切るのもなぁでもそうすると音が混ざってしまうよな。」
砂原「どうしました?桜庭先生と菊原さん。鷲尾、皆の分昼めしな。」
鷲尾「ありがとうございます。」
裕介「ブースを仕切るのに何を使おうか決めてなくて。」
千尋「素材によっては作品の邪魔ですし、音が混ざってしまいます。」
砂原「そうですか。一番重要かもしれませんね。」
学生1「桜庭先生聞いて下さい!ワイヤーで吊るすのはありですか?」
学生2「広瀬さんが、外国の舞台では次に使う衣装をワイヤーで天井につるしてるって。」
学生3「ちょうどそっち天井も高い舞台になってるので、」
学生1「展示中何回か衣装変えすれば沢山の作品飾れますし。」
桜庭「いいだろうけど、安全面は大丈夫だろうか?」
紗菜「ワイヤーとそれを動かす機械は明日点検していただけます。私も今見てきましたが、ショーなどに使っているそうなので、しっかり管理されていました。」
鷲尾「じゃー学生さん3人お昼食べて学校戻ろうか。」
学生「はぁーい」
桜庭「ありがとう。明日は違うメンバーだろうけど、とっても助かってるよ」
学生2「ちゃんと皆にコンセプト変えたこと伝えますね。」
女子社員E「きゃーやだぁ部長躓いちゃいましたー。」
砂原「あっ··ああ大丈夫か?」
女子社員E「ちょっとあなた達なの?こんな場所に色々置きっぱなしにして!」
紗菜「すみません。Eさん、まだ会場をどのようにするか思案している箇所もありまして。お足下にはお気をつけ下さい。ごめんね皆さんも。お昼もって桜庭先生に送って貰って下さい。先生お願いします」
裕介「ですが広瀬さん」
紗菜「大丈夫です。」
裕介「すみません。君たち行こうか」
学生「えっでも··」
鷲尾「またな」
学生「はい。」
と学生、裕介が会場をでる。
女子社員E「あなたただの鷲尾さんの手伝いでしょ?ちょっとでしゃばり過ぎてるんじゃない?基本の片付けも出来ないの?皆さんの足を引っ張っているみたいよ?。」
鷲尾「何か様でしたか?Eさん」
女子社員E「広瀬さんが会社に出勤しないでそのままこちらにきたから椿さんに頼まれた物届けにきたんです。」
紗菜「ありがとうございます。」
女子社員E「もう、きっと足、捻挫したわ。広瀬さんあなたちゃんと手伝いの役目はたしたさいよ。(千尋に)ねぇお兄さん、私の事病院まで送って下さる?」
千尋「構わないが病名は仮病になるだけだ。素直に会社に帰って椿さんに報告したほうがいいんじゃないか?」
女子社員E「だから捻挫しているって」
千尋「俺医者の息子だが?捻挫したらそんな高いヒールなんてずっと履いていられない。」
女子社員E「女に恥をかかせる気なの?!」
と殴ろうとする。
割って入る紗菜。バシッ
紗菜「至らなかった所は申し訳ありません。以後気をつけます。ですが将来大輪の花を咲かせる人達がいる場所です。どうか怒りはお納め下さい。」
女子社員E「もういいわ。私帰るから」
女子社員E捻挫したなんてオオボラふいたわりにスタスタ帰っていく。
紗菜「大丈夫ですか。菊原さん」
砂原「広瀬、ちょっとこちら向け。」
紗菜「?」
砂原「口元血が出ている」
ミネラルウォーターでハンカチを濡らし口元にあてる。
千尋「そのまま俺を殴らせておけば良かっただろう」
紗菜「駄目です。菊原さんは舞台や人前に立つかたです。小さな傷だろうと負っていただく訳にいきません。」
鷲尾「椿さんもご本人が来てくれれば良かったのに。」
砂原「今見張りに付いてるから無理なんだ」
鷲尾「見張り?」
砂原「広瀬に仕事を押し付けてるのが今のEと、椿が見張ってるBなんだ。多分不審電話を俺に報告無しに故意にお前に回したのも、青い封筒も二人だろう。最も二人とも厄介だが、Bは更に厄介だ。」
千尋「貶めようとしているんですか?」
鷲尾「ですが、広瀬日本に帰って来たばかりで何も恨まれる事は··」
裕介「まさしくそれなんじゃないかな?紗菜顔見せて。ずいぶん思い切りやられたね。病院行くか?」
紗菜「駄目ですよ。この姿で病院にいけば、桜庭先生のDVに思われます。それに会社に傷をつけるわけにいきません。」
千尋「だが女の子なのに顔に傷なんか残ったら··」
紗菜「では携帯で写真だけ撮って下さい。その位ならいいです。」
裕介「Bさんってさ、偉いさんのコネで入社してるんでしょ?」
砂原「そうだが、なぜそれを?」
裕介「この企画始めた時にしつこく言い寄られたんだ。私叔父様が会社の上の人間なんでなんでも融通出来ますよってさ、それから来年は私がニューヨーク研修にいけるようにしてもらうから勉強がてら一緒に来ないですかって」
鷲尾「そこに抜粋されたのは広瀬だったのか。」
砂原「申し訳ない。部下の不出来は私の責任だ。」
千尋「ですが智也さんの一存だけで、紗菜が選ばれた訳ではないでしょう?」
砂原「俺は何人か推薦しただけだ。本当は広瀬のみで推薦したかったが、そうはいかなくてな。」
裕介「なら智兄に責任はないよ。」
鷲尾「ただの能無しの逆恨みだ。」
千尋「その偉いさんの叔父様はまともなのか?」
砂原「話しは通じる人だ。」
裕介「このブースを仕切るのを何にするか決まってなくてさぁ」
千尋「せっかくの物を、分厚い壁で仕切るのもなぁでもそうすると音が混ざってしまうよな。」
砂原「どうしました?桜庭先生と菊原さん。鷲尾、皆の分昼めしな。」
鷲尾「ありがとうございます。」
裕介「ブースを仕切るのに何を使おうか決めてなくて。」
千尋「素材によっては作品の邪魔ですし、音が混ざってしまいます。」
砂原「そうですか。一番重要かもしれませんね。」
学生1「桜庭先生聞いて下さい!ワイヤーで吊るすのはありですか?」
学生2「広瀬さんが、外国の舞台では次に使う衣装をワイヤーで天井につるしてるって。」
学生3「ちょうどそっち天井も高い舞台になってるので、」
学生1「展示中何回か衣装変えすれば沢山の作品飾れますし。」
桜庭「いいだろうけど、安全面は大丈夫だろうか?」
紗菜「ワイヤーとそれを動かす機械は明日点検していただけます。私も今見てきましたが、ショーなどに使っているそうなので、しっかり管理されていました。」
鷲尾「じゃー学生さん3人お昼食べて学校戻ろうか。」
学生「はぁーい」
桜庭「ありがとう。明日は違うメンバーだろうけど、とっても助かってるよ」
学生2「ちゃんと皆にコンセプト変えたこと伝えますね。」
女子社員E「きゃーやだぁ部長躓いちゃいましたー。」
砂原「あっ··ああ大丈夫か?」
女子社員E「ちょっとあなた達なの?こんな場所に色々置きっぱなしにして!」
紗菜「すみません。Eさん、まだ会場をどのようにするか思案している箇所もありまして。お足下にはお気をつけ下さい。ごめんね皆さんも。お昼もって桜庭先生に送って貰って下さい。先生お願いします」
裕介「ですが広瀬さん」
紗菜「大丈夫です。」
裕介「すみません。君たち行こうか」
学生「えっでも··」
鷲尾「またな」
学生「はい。」
と学生、裕介が会場をでる。
女子社員E「あなたただの鷲尾さんの手伝いでしょ?ちょっとでしゃばり過ぎてるんじゃない?基本の片付けも出来ないの?皆さんの足を引っ張っているみたいよ?。」
鷲尾「何か様でしたか?Eさん」
女子社員E「広瀬さんが会社に出勤しないでそのままこちらにきたから椿さんに頼まれた物届けにきたんです。」
紗菜「ありがとうございます。」
女子社員E「もう、きっと足、捻挫したわ。広瀬さんあなたちゃんと手伝いの役目はたしたさいよ。(千尋に)ねぇお兄さん、私の事病院まで送って下さる?」
千尋「構わないが病名は仮病になるだけだ。素直に会社に帰って椿さんに報告したほうがいいんじゃないか?」
女子社員E「だから捻挫しているって」
千尋「俺医者の息子だが?捻挫したらそんな高いヒールなんてずっと履いていられない。」
女子社員E「女に恥をかかせる気なの?!」
と殴ろうとする。
割って入る紗菜。バシッ
紗菜「至らなかった所は申し訳ありません。以後気をつけます。ですが将来大輪の花を咲かせる人達がいる場所です。どうか怒りはお納め下さい。」
女子社員E「もういいわ。私帰るから」
女子社員E捻挫したなんてオオボラふいたわりにスタスタ帰っていく。
紗菜「大丈夫ですか。菊原さん」
砂原「広瀬、ちょっとこちら向け。」
紗菜「?」
砂原「口元血が出ている」
ミネラルウォーターでハンカチを濡らし口元にあてる。
千尋「そのまま俺を殴らせておけば良かっただろう」
紗菜「駄目です。菊原さんは舞台や人前に立つかたです。小さな傷だろうと負っていただく訳にいきません。」
鷲尾「椿さんもご本人が来てくれれば良かったのに。」
砂原「今見張りに付いてるから無理なんだ」
鷲尾「見張り?」
砂原「広瀬に仕事を押し付けてるのが今のEと、椿が見張ってるBなんだ。多分不審電話を俺に報告無しに故意にお前に回したのも、青い封筒も二人だろう。最も二人とも厄介だが、Bは更に厄介だ。」
千尋「貶めようとしているんですか?」
鷲尾「ですが、広瀬日本に帰って来たばかりで何も恨まれる事は··」
裕介「まさしくそれなんじゃないかな?紗菜顔見せて。ずいぶん思い切りやられたね。病院行くか?」
紗菜「駄目ですよ。この姿で病院にいけば、桜庭先生のDVに思われます。それに会社に傷をつけるわけにいきません。」
千尋「だが女の子なのに顔に傷なんか残ったら··」
紗菜「では携帯で写真だけ撮って下さい。その位ならいいです。」
裕介「Bさんってさ、偉いさんのコネで入社してるんでしょ?」
砂原「そうだが、なぜそれを?」
裕介「この企画始めた時にしつこく言い寄られたんだ。私叔父様が会社の上の人間なんでなんでも融通出来ますよってさ、それから来年は私がニューヨーク研修にいけるようにしてもらうから勉強がてら一緒に来ないですかって」
鷲尾「そこに抜粋されたのは広瀬だったのか。」
砂原「申し訳ない。部下の不出来は私の責任だ。」
千尋「ですが智也さんの一存だけで、紗菜が選ばれた訳ではないでしょう?」
砂原「俺は何人か推薦しただけだ。本当は広瀬のみで推薦したかったが、そうはいかなくてな。」
裕介「なら智兄に責任はないよ。」
鷲尾「ただの能無しの逆恨みだ。」
千尋「その偉いさんの叔父様はまともなのか?」
砂原「話しは通じる人だ。」
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