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蘭「あ!またゆりがいない!」
世良「んー?なんだー?」
園子「もしやまた安室さんの所で♪…安室さーん!」
コナン「安室さんなら戻ってきてないよ??」
園子「おっかしいわねー?私の予想じゃてっきり添い寝を…」
蘭「あ、安室さんとゆりなら見つけたよ///」
園子「え!どこよ!」
世良「おしえなーいっ、二人ともくっついたまま手をつないで寝てたからねー!」
コナン『まじかよ;…安室さーん…;』
園子「な!なんですってええええ!!!」
「……ん…」『あれ、昨日…』
…じいいいいい…
『綺麗な顔だなぁ。』
安室「僕の顔に何か付いてますか?」
「わぁぁあ!!お、起きてたんですか!!」
安室「ええ^^寝顔も見てましたよ^^」
「///」
安室「さ、皆さんのところに戻りましょうか。ゆり^^」
「///は、はいっ///」
「あ、安室さんっ、もう部屋の前ですし…手を…」
安室「透。」
「と、透さんっ///」
安室「さんはいりません^^さ、ほら行きますよ」
「ちょ、ちょっと…///」
安室「皆さんのところに行くより二人きりの方がいいですか^^??」
「ち、ちがいますっ!」
小五郎「遅いぞ!もう依頼の内容は聞いたからな!」
安室「すみません…^^;で、どういう依頼で?」
小五郎「動画にあった人の殺害された場所を知りたいということなんだが、その動画も無いからなぁ。警察も証拠を集めてもさすがに酷いと消去したらしく…」
依頼主「そのお嬢さん達は見てないって言ってましたけど…あなたは…?」
「…っ…み、ました…」
依頼主「じゃあ貴女の記憶にあることを話してくれないかしら??」
「…ぅっ…すみませっ…ちょっと…」
安室「ゆり」
「…」
そう呼ばれてなぜか突然、彼女は昔のことを思い出した。
なぜそんなことが急に頭の中をよぎったのか、本人にもわからなかった。
ただ一つ、あの時のことを思い出すのは今後そう遠くないうちに嫌なことが起こるはず…。
〜回想〜
「用件は。」
赤井「つれないな。ゆっくり話そうじゃないか。」
ここは…峠。諸星大として赤井秀一が殺される運命にある場所。
「…何。」
赤井「組織を裏切る前にきいておきたいことがある。」
「だから何。」
赤井「お前は俺がFBIだという事を知りながら組織にその事を言わなかった。…お前は、敵か?それとも味方…なのか?」
「どちらでもないわ。…ただ、貴方の邪魔はしないでおく。貴方と殺りあったところで勝ち目はないもの。」
赤井「そうか。」
「それに…」
赤井「なんだ?」
「貴方には生きててもらわないといけないから。」
赤井「?」
「だから、此処で貴方を殺すわ。」
…バンッ…
赤井「くっ…」
「終わったわよ、ジン」
ジン「悪いな、お前に任せることになって。」
「かまわないわ。…それより、脳天ブチ抜いとくべきだと思うんだけど、どうかしら」
ジン「クククッ…流石だ。」
…バンッ…
赤井「う…ぁ…」
「あとは火を着けるだけね。…そっちも用があるんでしょう、切っていいわよ。ま、残虐な殺し方しても文句は言わないでね。私、裏切り者は確実に殺したいの。」
ジン「流石だ。では俺たちは次の始末をしてくる。」
「えぇ。じゃあ後ほど。」
…pi…
「もういいわよ…………秀?………うそ…秀!!」『まさか!仕込んでなくて秀を本当に?!』
ゆりダメだとわかりながらも自分の車まで赤井を運んだ。
「秀っ…秀…嘘よ………私が……殺してしまうなんてっ………秀っ!お願い…」
赤井「そんな顔をするな。」
「へ…?」
赤井「お前の口から本当のことが聞きたかった。だから死んだふりをしたんだが。」
「…よかった…」
赤井「これでわかったさ。お前が敵ではないことがな。」
「…っ…」
赤井「警察でもFBIでもない、お前は何者だ?」
「椿ゆり。…警察ではないけど、FBIでもない。ただ、貴方の邪魔はしない。…だから…もう組織を裏切ったんだったら、今後一切私と関わりを持たないで。」『私は使い捨ての身…消えてしまうのに、誰かの記憶に残ってはいけない。』
赤井「なぜだ。」
「…貴方には生きててもらわないといけないから。…送るわ…降りる前に変装してあげるから。」
赤井「お前のその顔も、変装なのか?」
「さぁ。…………さ、この辺でいいわね。…先に服だけ着替えて。私は外に出ているから。終わったらノックして教えて。」
赤井「ああ…」
「ふぅー」
ゆりは車のドアを閉めてもたれるとタバコを吸いだした。
そして丁度吸い終わる頃。
…コンコン…
「…終わった?…あ、じゃあ私も後ろ乗るわ。」
赤井「あぁ。」
「…よし、こんなもんかな。…いいよ帰っても大丈夫。」
赤井「これは外してしまうと自分で出来ないと思うんだが。」
「…………;…暫くは朝一でやりに行くわ。その時に教えながらやるつもりだけど…一応この家の家主の工藤由紀子さんにでも来てもらえないか聞いてみる。」
赤井「悪いな。」
「いえ。…じゃ、また明日来るわ。…ただし、それ以外では関わりを持たないでね。…じゃ。」
赤井「…」『お前は…何者なんだ…?」
赤井はただかのじょの車が見えなくなるのを見ていた。
世良「んー?なんだー?」
園子「もしやまた安室さんの所で♪…安室さーん!」
コナン「安室さんなら戻ってきてないよ??」
園子「おっかしいわねー?私の予想じゃてっきり添い寝を…」
蘭「あ、安室さんとゆりなら見つけたよ///」
園子「え!どこよ!」
世良「おしえなーいっ、二人ともくっついたまま手をつないで寝てたからねー!」
コナン『まじかよ;…安室さーん…;』
園子「な!なんですってええええ!!!」
「……ん…」『あれ、昨日…』
…じいいいいい…
『綺麗な顔だなぁ。』
安室「僕の顔に何か付いてますか?」
「わぁぁあ!!お、起きてたんですか!!」
安室「ええ^^寝顔も見てましたよ^^」
「///」
安室「さ、皆さんのところに戻りましょうか。ゆり^^」
「///は、はいっ///」
「あ、安室さんっ、もう部屋の前ですし…手を…」
安室「透。」
「と、透さんっ///」
安室「さんはいりません^^さ、ほら行きますよ」
「ちょ、ちょっと…///」
安室「皆さんのところに行くより二人きりの方がいいですか^^??」
「ち、ちがいますっ!」
小五郎「遅いぞ!もう依頼の内容は聞いたからな!」
安室「すみません…^^;で、どういう依頼で?」
小五郎「動画にあった人の殺害された場所を知りたいということなんだが、その動画も無いからなぁ。警察も証拠を集めてもさすがに酷いと消去したらしく…」
依頼主「そのお嬢さん達は見てないって言ってましたけど…あなたは…?」
「…っ…み、ました…」
依頼主「じゃあ貴女の記憶にあることを話してくれないかしら??」
「…ぅっ…すみませっ…ちょっと…」
安室「ゆり」
「…」
そう呼ばれてなぜか突然、彼女は昔のことを思い出した。
なぜそんなことが急に頭の中をよぎったのか、本人にもわからなかった。
ただ一つ、あの時のことを思い出すのは今後そう遠くないうちに嫌なことが起こるはず…。
〜回想〜
「用件は。」
赤井「つれないな。ゆっくり話そうじゃないか。」
ここは…峠。諸星大として赤井秀一が殺される運命にある場所。
「…何。」
赤井「組織を裏切る前にきいておきたいことがある。」
「だから何。」
赤井「お前は俺がFBIだという事を知りながら組織にその事を言わなかった。…お前は、敵か?それとも味方…なのか?」
「どちらでもないわ。…ただ、貴方の邪魔はしないでおく。貴方と殺りあったところで勝ち目はないもの。」
赤井「そうか。」
「それに…」
赤井「なんだ?」
「貴方には生きててもらわないといけないから。」
赤井「?」
「だから、此処で貴方を殺すわ。」
…バンッ…
赤井「くっ…」
「終わったわよ、ジン」
ジン「悪いな、お前に任せることになって。」
「かまわないわ。…それより、脳天ブチ抜いとくべきだと思うんだけど、どうかしら」
ジン「クククッ…流石だ。」
…バンッ…
赤井「う…ぁ…」
「あとは火を着けるだけね。…そっちも用があるんでしょう、切っていいわよ。ま、残虐な殺し方しても文句は言わないでね。私、裏切り者は確実に殺したいの。」
ジン「流石だ。では俺たちは次の始末をしてくる。」
「えぇ。じゃあ後ほど。」
…pi…
「もういいわよ…………秀?………うそ…秀!!」『まさか!仕込んでなくて秀を本当に?!』
ゆりダメだとわかりながらも自分の車まで赤井を運んだ。
「秀っ…秀…嘘よ………私が……殺してしまうなんてっ………秀っ!お願い…」
赤井「そんな顔をするな。」
「へ…?」
赤井「お前の口から本当のことが聞きたかった。だから死んだふりをしたんだが。」
「…よかった…」
赤井「これでわかったさ。お前が敵ではないことがな。」
「…っ…」
赤井「警察でもFBIでもない、お前は何者だ?」
「椿ゆり。…警察ではないけど、FBIでもない。ただ、貴方の邪魔はしない。…だから…もう組織を裏切ったんだったら、今後一切私と関わりを持たないで。」『私は使い捨ての身…消えてしまうのに、誰かの記憶に残ってはいけない。』
赤井「なぜだ。」
「…貴方には生きててもらわないといけないから。…送るわ…降りる前に変装してあげるから。」
赤井「お前のその顔も、変装なのか?」
「さぁ。…………さ、この辺でいいわね。…先に服だけ着替えて。私は外に出ているから。終わったらノックして教えて。」
赤井「ああ…」
「ふぅー」
ゆりは車のドアを閉めてもたれるとタバコを吸いだした。
そして丁度吸い終わる頃。
…コンコン…
「…終わった?…あ、じゃあ私も後ろ乗るわ。」
赤井「あぁ。」
「…よし、こんなもんかな。…いいよ帰っても大丈夫。」
赤井「これは外してしまうと自分で出来ないと思うんだが。」
「…………;…暫くは朝一でやりに行くわ。その時に教えながらやるつもりだけど…一応この家の家主の工藤由紀子さんにでも来てもらえないか聞いてみる。」
赤井「悪いな。」
「いえ。…じゃ、また明日来るわ。…ただし、それ以外では関わりを持たないでね。…じゃ。」
赤井「…」『お前は…何者なんだ…?」
赤井はただかのじょの車が見えなくなるのを見ていた。
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