43
わざと目をとろんとさせてピスコにもたれかかる。
ピスコ「(ニヤリ)それなら上のホテルに行こうか」
「はい…叔父様ぁ…」
そしてホテルのスィートルームに2人は来ていた。面ではベルモットが隠れて見張っていた。
ピスコ「かわいいね…」
そう言ってピスコは##NAME1##の服に手をかけようとした。それをすっと抱きつくふりをしてさせない。
「叔父様、私を抱いてくれるの?」
ピスコ「あぁ。君は随分と積極的だね」
「ええ…だって…あなたを…」
そう言って抱きつくときに服から抜き取っておいた拳銃を左手に持つと
「あなたを殺すためだもの」
そう言って素早くぴすこのこめかみに銃口を向けた。
「さ、あなたの知ってる情報を教えて下さるかしら」
そう言って根掘り葉掘り聞いたところで素早く引き金を引いて自殺に見えるようにしてその場から消えた。
ベルモット「流石ね。うまくいったみたいで。」
「うん、案外簡単だったよ♪」
ベルモット「それにしても、やっぱり貴女は綺麗ね…」
「ベルモットの足元にも及ばないよ!」
ベルモット「あらあら謙虚ね^^」
「それよりさっ、ご飯いかない^^?お腹すいちゃった」
ベルモット「そうね、じゃあ報告だけしたら行きましょう」
「やったー♪」
そのごジンに電話で報告を終えるとベルモットと私は行きつけのイタリアンレストランで食事をとった。
ベルモット「そういえば、あなたペアを組まされるみたいよ」
「ペア?誰と?」
ベルモット「最近入ってきたのにものすごいスピードで出世したバーボンって男の見張り役として組ませるみたいなこと聞いたけど…」
「へぇー、ダブルフェイスかもしれないってことね」
ベルモット「ええ。」
「ま、いいや、どんな奴でも裏切りには制裁を…だからね」
ベルモット「ふふっ…」
「それにしてもベルモットって赤ワインが似合うよねぇ~」
ベルモット「あら、あなたも似合ってるわよ?お酒なんて本当は飲んじゃいけない年齢だけど笑」
「組織にそんなの関係ないよ♪」
ベルモット「まぁペアを組むってことは当分は男装したままね」
「うん、その方がいいや」
ベルモット「私は女の子のあなたの方が好きよ?」
「そう?嬉しいなっ♪」
ベルモット「あなたはかわいい妹みたいだわ♪」
ジン「今日からペアを組んでもらう。」
「あ、バーボン?」
ジン「あぁ。」
「ベルモットからなんとなく聞いたよ」
ジン「そうか。お前が一番信用できるからな。頼んだ。」
「OK」
ジン「今日からペアを組んでもらう。」
「あ、バーボン?」
ジン「あぁ。」
「ベルモットからなんとなく聞いた」
ジン「そうか。お前が一番信用できるからな。頼んだ。」
「OK」
ジン「明日米花公園で顔合わせした後、こいつを抹殺して来てもらう。」
「あ、いきなり顔合わせって感じか。」
ジン「あぁ、まぁお前の特徴を伝えておいたから向こうから声をかけてくると思う。車で向かうらしいからバイクでは行くなよ」
「あー、わかった。」
…pi…
「バーボン、どんな奴だろ。…なーんか聞いたことあるような気もすんだけど………んー。あ!スコッチ!あー、
てことは公安かー。こりゃあ大変だなー。」
翌日…米花公園…
『早すぎたかも。』
バーボン「あなたが、モルト、ですよね?」
「あ、バーボンか?よろしくな。」
バーボン「こちらこそ、よろしくおねがいします。」『男にしては随分と小柄だな…』
「あ?何見てんだ?」
バーボン「あ、いえ、随分と小柄だなと思いまして」
「悪かったな!まだこれから成長期が来るんだよ!お前なんかすーぐ抜かしてやる」
バーボン「…;」
「車で来たんだろ?悪いけど乗せてくれ」
バーボン「ええ勿論。」
「ベルツリーホテルに向かってくれ」
バーボン「はい」
………
………
………
バーボン「いつから組織にいるんですか?」
「知らね。」
バーボン「…;…お名前は?」
「モルト」『うわぁ、完全に探りにきてるなぁ』
バーボン「そうじゃなくて…;…僕は安室透です。」
「あっそ。じゃあ俺は山田太郎」
バーボン「ふざけてますか…?」
「べつにっ。だってそっちが偽名名乗るからさ。」
バーボン「!!…偽名…?なんのことです?」
「もういい。んじゃ、バーボンは付いてくるだけでいーから。その拳銃は閉まってな。」『公安の人間が人殺しはまずいだろ…』
安室「そうはいきませんよ」
「俺の方が組織では先輩なんだからさ、指示には従ってくれよな。」
安室「…」
安室『すごい…無駄のない動き…』
「んじゃ、終わったから俺帰るわ」
安室「あ、ええ…どちらまで送りましょうか」
「あー、いいや。いくらコート捨てても何となく血生臭いし車に乗るのわりーしよ。」
安室「気にしませんから、どうぞ」
「……じゃあ米花グランドホテルまで。」
安室「はい」
「あ、ここでいいや。」
安室「どうかしましたか?」
「あ、いや俺ん家入り口別なんだよ、最上階だから。」
安室「最上階?!」
「そーそ、ワンフロア分部屋使えるし、何より人の目が気にならねーし、音も気にしなくていいからな。」
ピスコ「(ニヤリ)それなら上のホテルに行こうか」
「はい…叔父様ぁ…」
そしてホテルのスィートルームに2人は来ていた。面ではベルモットが隠れて見張っていた。
ピスコ「かわいいね…」
そう言ってピスコは##NAME1##の服に手をかけようとした。それをすっと抱きつくふりをしてさせない。
「叔父様、私を抱いてくれるの?」
ピスコ「あぁ。君は随分と積極的だね」
「ええ…だって…あなたを…」
そう言って抱きつくときに服から抜き取っておいた拳銃を左手に持つと
「あなたを殺すためだもの」
そう言って素早くぴすこのこめかみに銃口を向けた。
「さ、あなたの知ってる情報を教えて下さるかしら」
そう言って根掘り葉掘り聞いたところで素早く引き金を引いて自殺に見えるようにしてその場から消えた。
ベルモット「流石ね。うまくいったみたいで。」
「うん、案外簡単だったよ♪」
ベルモット「それにしても、やっぱり貴女は綺麗ね…」
「ベルモットの足元にも及ばないよ!」
ベルモット「あらあら謙虚ね^^」
「それよりさっ、ご飯いかない^^?お腹すいちゃった」
ベルモット「そうね、じゃあ報告だけしたら行きましょう」
「やったー♪」
そのごジンに電話で報告を終えるとベルモットと私は行きつけのイタリアンレストランで食事をとった。
ベルモット「そういえば、あなたペアを組まされるみたいよ」
「ペア?誰と?」
ベルモット「最近入ってきたのにものすごいスピードで出世したバーボンって男の見張り役として組ませるみたいなこと聞いたけど…」
「へぇー、ダブルフェイスかもしれないってことね」
ベルモット「ええ。」
「ま、いいや、どんな奴でも裏切りには制裁を…だからね」
ベルモット「ふふっ…」
「それにしてもベルモットって赤ワインが似合うよねぇ~」
ベルモット「あら、あなたも似合ってるわよ?お酒なんて本当は飲んじゃいけない年齢だけど笑」
「組織にそんなの関係ないよ♪」
ベルモット「まぁペアを組むってことは当分は男装したままね」
「うん、その方がいいや」
ベルモット「私は女の子のあなたの方が好きよ?」
「そう?嬉しいなっ♪」
ベルモット「あなたはかわいい妹みたいだわ♪」
ジン「今日からペアを組んでもらう。」
「あ、バーボン?」
ジン「あぁ。」
「ベルモットからなんとなく聞いたよ」
ジン「そうか。お前が一番信用できるからな。頼んだ。」
「OK」
ジン「今日からペアを組んでもらう。」
「あ、バーボン?」
ジン「あぁ。」
「ベルモットからなんとなく聞いた」
ジン「そうか。お前が一番信用できるからな。頼んだ。」
「OK」
ジン「明日米花公園で顔合わせした後、こいつを抹殺して来てもらう。」
「あ、いきなり顔合わせって感じか。」
ジン「あぁ、まぁお前の特徴を伝えておいたから向こうから声をかけてくると思う。車で向かうらしいからバイクでは行くなよ」
「あー、わかった。」
…pi…
「バーボン、どんな奴だろ。…なーんか聞いたことあるような気もすんだけど………んー。あ!スコッチ!あー、
てことは公安かー。こりゃあ大変だなー。」
翌日…米花公園…
『早すぎたかも。』
バーボン「あなたが、モルト、ですよね?」
「あ、バーボンか?よろしくな。」
バーボン「こちらこそ、よろしくおねがいします。」『男にしては随分と小柄だな…』
「あ?何見てんだ?」
バーボン「あ、いえ、随分と小柄だなと思いまして」
「悪かったな!まだこれから成長期が来るんだよ!お前なんかすーぐ抜かしてやる」
バーボン「…;」
「車で来たんだろ?悪いけど乗せてくれ」
バーボン「ええ勿論。」
「ベルツリーホテルに向かってくれ」
バーボン「はい」
………
………
………
バーボン「いつから組織にいるんですか?」
「知らね。」
バーボン「…;…お名前は?」
「モルト」『うわぁ、完全に探りにきてるなぁ』
バーボン「そうじゃなくて…;…僕は安室透です。」
「あっそ。じゃあ俺は山田太郎」
バーボン「ふざけてますか…?」
「べつにっ。だってそっちが偽名名乗るからさ。」
バーボン「!!…偽名…?なんのことです?」
「もういい。んじゃ、バーボンは付いてくるだけでいーから。その拳銃は閉まってな。」『公安の人間が人殺しはまずいだろ…』
安室「そうはいきませんよ」
「俺の方が組織では先輩なんだからさ、指示には従ってくれよな。」
安室「…」
安室『すごい…無駄のない動き…』
「んじゃ、終わったから俺帰るわ」
安室「あ、ええ…どちらまで送りましょうか」
「あー、いいや。いくらコート捨てても何となく血生臭いし車に乗るのわりーしよ。」
安室「気にしませんから、どうぞ」
「……じゃあ米花グランドホテルまで。」
安室「はい」
「あ、ここでいいや。」
安室「どうかしましたか?」
「あ、いや俺ん家入り口別なんだよ、最上階だから。」
安室「最上階?!」
「そーそ、ワンフロア分部屋使えるし、何より人の目が気にならねーし、音も気にしなくていいからな。」
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