黒沼家の1日 潤の仕事・昼篇
今日の私の仕事は、[写真集]の仕事。
しかもそれは、"私の"だという。
スタッフ「潤さん、また例のパンツスーツでお願いしますね。」
潤「は~い。」
その写真集というのが、私が貴ちゃんと出会う切っ掛けとなった例の白いパンツスーツとパンプス。
その特別な写真集を36ページにわたって特集するとの事。
今思えば…私が写真集のモデルになるなんて夢にも思わなかった。
それもこれも、この白いパンツスーツと貴ちゃんのおかげ!
4年前のお見合いパーティーの時、人数合わせで参加させられたあの日…。
しかも…その誘われた友人から、「潤は白のパンツスーツ姿が似合うからそれでお見合いパーティーに来て!!」と頼まれてやむを得ずその格好でお見合いパーティーに。
場違いな現場で、場違いな白いパンツスーツで来た私は一人浮いてた…。
嫌になって…帰ろうと思ったその時だった。
貴之『あ…あの…。』
私に話し掛けてきた男の人。
その人は普通の黒いスーツでこのパーティーに来た不思議な人だった。
それが今の夫、貴ちゃんだ。
私は貴ちゃんの紳士的で純情な心構えに惚れて自ら、連絡先を交換して欲しいと頼んだ。
それを機に私達は頻繁に会うようになり、そして…プロポーズは私の方からして結婚した。
カメラマン「はーい、潤ちゃん。 相変わらず似合ってるね~! スタイルも丁度良いし、やっぱり旦那さんの食事?」
潤「アハハ…そう言われたら…。」
結婚後に、私は貴ちゃんの作ったお弁当を色んな人達に食べさせた、その中にまさかの料理のコラムを手掛ける人がいて、その人から「このお弁当を作った人を紹介して!!」とお願いされ。
それが切っ掛けで、貴ちゃんは料理人[KUROTAKA]としての活動を、私はモデルとしての仕事が増加。
今やトップモデルとして活動する事に。
潤「それじゃあ、こんなポージングはどうでしょうか?」
私が独自のポージングをすると…
カメラマン「良いね~! それ頂き!」
パシャ! パシャ!
何とカメラマンさんが直ぐにシャッターを切った、前だったらこんな事は無かったのに…。
そして…お昼休憩の時間となり、一時休む事に。
私は、貴ちゃんが作ってくれたお弁当を食べる事に。
潤「さてと…今日のお弁当は~? 2つあるから~まずこっち!」
用意されたお弁当は2つ。そのうちの1つ目の箱を開けると、容器の半分には普通の白いご飯、残りの半分には白飯では無いおにぎり風のご飯が縦に3つ並んでる。
潤「何だろう? 気にはなるけども…今度は、もう1つのを開けてみよ、これはおそらくおかずだな。」
私はもう1つの弁当箱を開けてみる事にした。
中に入ってたのは、卵焼きや野菜の生春巻に普通のサラダ、焼き鮭や鶏の唐揚げ等の色とりどりの豪華なおかずが入ってた。
潤「うひゃ~スゴいな~。 貴ちゃん、朝から頑張ってくれて有り難いわ~。」
こんな豪華なお弁当を作ってくれる彼には本当に感謝しかない。
潤「それじゃ、いただきまーす! あむっ!」
私は早速、焼き鮭から食べた。
潤「んん~しょっぱさが丁度良くてご飯が進む~♪ 美味しい~。」
相変わらずの美味しさだった。
程よいしょっぱさのおかげからか白飯が無意識のうちに進んでしまう。
その後、色んなおかずを食べては白飯を口に運んでいくが…そのうちおかずが全部と白飯が無くなってしまい、あの3つのおにぎりの様なご飯が残ってしまった。
潤「(何だろう…これ…? 海苔が巻かれたのと…茶色いのと…黄色の…。 何か気になるなぁ。 よし!)」
私はまず海苔が巻かれたおにぎりを食べてみる事にした。
モグモグ…
潤「んんっ!? 中身はそぼろご飯!? もしかしてそぼろご飯のおにぎり!?」
何と中身はそぼろご飯だった、油っこく無く程好い味で美味しい!
それに加えて海苔の食感が合わさってより一層に!!
潤「うひょー、楽しい~! じゃあこの黄色いおにぎりは何だろう?」
私は次に黄色いおにぎりを食べてみる事に。
モグモグ
潤「あっ、これはキーマカレー! それの混ぜご飯か!」
黄色いおにぎりはキーマカレーだった。
それに加えて中身は、小さくした人参にじゃがいもと玉ねぎ、そして豚肉が入ってた!
カレーおにぎりもたまらない~もっと食べたいわ~。
潤「美味しい~! じゃあ最後のこの茶色いおにぎりは何だろう? 楽しみ~!」
残った最後のおにぎりは茶色のおにぎりだった。
最初は不気味に感じたこのおにぎりだったが…いざ最後となると少し寂しくなってしまう。
最後のおにぎりを食べてみた。
モグモグ…
最後のおにぎりは、表面こそ醤油の香りとしょっぱさがしたが、中身はジュワっとミルキーな味わいがした。
潤「これって…牡蠣のおにぎり!? じゃあ、この表面は醤油で味付けされてるのか…! ああ~美味しい! ヤバい…何かまた食べたくなってきた~!」
最後は牡蠣が入った醤油のおにぎりだった。
これでお弁当は全部食べて終わってしまうが、あまりの美味しさと栄養面のスゴさに午後からも張り切って頑張れそうな気がした。
潤「(最高~貴ちゃん、ありがとう~! 私、午後からも頑張るよ~!)」
元気満点になった私は、午後からの撮影へ向かった。
しかもそれは、"私の"だという。
スタッフ「潤さん、また例のパンツスーツでお願いしますね。」
潤「は~い。」
その写真集というのが、私が貴ちゃんと出会う切っ掛けとなった例の白いパンツスーツとパンプス。
その特別な写真集を36ページにわたって特集するとの事。
今思えば…私が写真集のモデルになるなんて夢にも思わなかった。
それもこれも、この白いパンツスーツと貴ちゃんのおかげ!
4年前のお見合いパーティーの時、人数合わせで参加させられたあの日…。
しかも…その誘われた友人から、「潤は白のパンツスーツ姿が似合うからそれでお見合いパーティーに来て!!」と頼まれてやむを得ずその格好でお見合いパーティーに。
場違いな現場で、場違いな白いパンツスーツで来た私は一人浮いてた…。
嫌になって…帰ろうと思ったその時だった。
貴之『あ…あの…。』
私に話し掛けてきた男の人。
その人は普通の黒いスーツでこのパーティーに来た不思議な人だった。
それが今の夫、貴ちゃんだ。
私は貴ちゃんの紳士的で純情な心構えに惚れて自ら、連絡先を交換して欲しいと頼んだ。
それを機に私達は頻繁に会うようになり、そして…プロポーズは私の方からして結婚した。
カメラマン「はーい、潤ちゃん。 相変わらず似合ってるね~! スタイルも丁度良いし、やっぱり旦那さんの食事?」
潤「アハハ…そう言われたら…。」
結婚後に、私は貴ちゃんの作ったお弁当を色んな人達に食べさせた、その中にまさかの料理のコラムを手掛ける人がいて、その人から「このお弁当を作った人を紹介して!!」とお願いされ。
それが切っ掛けで、貴ちゃんは料理人[KUROTAKA]としての活動を、私はモデルとしての仕事が増加。
今やトップモデルとして活動する事に。
潤「それじゃあ、こんなポージングはどうでしょうか?」
私が独自のポージングをすると…
カメラマン「良いね~! それ頂き!」
パシャ! パシャ!
何とカメラマンさんが直ぐにシャッターを切った、前だったらこんな事は無かったのに…。
そして…お昼休憩の時間となり、一時休む事に。
私は、貴ちゃんが作ってくれたお弁当を食べる事に。
潤「さてと…今日のお弁当は~? 2つあるから~まずこっち!」
用意されたお弁当は2つ。そのうちの1つ目の箱を開けると、容器の半分には普通の白いご飯、残りの半分には白飯では無いおにぎり風のご飯が縦に3つ並んでる。
潤「何だろう? 気にはなるけども…今度は、もう1つのを開けてみよ、これはおそらくおかずだな。」
私はもう1つの弁当箱を開けてみる事にした。
中に入ってたのは、卵焼きや野菜の生春巻に普通のサラダ、焼き鮭や鶏の唐揚げ等の色とりどりの豪華なおかずが入ってた。
潤「うひゃ~スゴいな~。 貴ちゃん、朝から頑張ってくれて有り難いわ~。」
こんな豪華なお弁当を作ってくれる彼には本当に感謝しかない。
潤「それじゃ、いただきまーす! あむっ!」
私は早速、焼き鮭から食べた。
潤「んん~しょっぱさが丁度良くてご飯が進む~♪ 美味しい~。」
相変わらずの美味しさだった。
程よいしょっぱさのおかげからか白飯が無意識のうちに進んでしまう。
その後、色んなおかずを食べては白飯を口に運んでいくが…そのうちおかずが全部と白飯が無くなってしまい、あの3つのおにぎりの様なご飯が残ってしまった。
潤「(何だろう…これ…? 海苔が巻かれたのと…茶色いのと…黄色の…。 何か気になるなぁ。 よし!)」
私はまず海苔が巻かれたおにぎりを食べてみる事にした。
モグモグ…
潤「んんっ!? 中身はそぼろご飯!? もしかしてそぼろご飯のおにぎり!?」
何と中身はそぼろご飯だった、油っこく無く程好い味で美味しい!
それに加えて海苔の食感が合わさってより一層に!!
潤「うひょー、楽しい~! じゃあこの黄色いおにぎりは何だろう?」
私は次に黄色いおにぎりを食べてみる事に。
モグモグ
潤「あっ、これはキーマカレー! それの混ぜご飯か!」
黄色いおにぎりはキーマカレーだった。
それに加えて中身は、小さくした人参にじゃがいもと玉ねぎ、そして豚肉が入ってた!
カレーおにぎりもたまらない~もっと食べたいわ~。
潤「美味しい~! じゃあ最後のこの茶色いおにぎりは何だろう? 楽しみ~!」
残った最後のおにぎりは茶色のおにぎりだった。
最初は不気味に感じたこのおにぎりだったが…いざ最後となると少し寂しくなってしまう。
最後のおにぎりを食べてみた。
モグモグ…
最後のおにぎりは、表面こそ醤油の香りとしょっぱさがしたが、中身はジュワっとミルキーな味わいがした。
潤「これって…牡蠣のおにぎり!? じゃあ、この表面は醤油で味付けされてるのか…! ああ~美味しい! ヤバい…何かまた食べたくなってきた~!」
最後は牡蠣が入った醤油のおにぎりだった。
これでお弁当は全部食べて終わってしまうが、あまりの美味しさと栄養面のスゴさに午後からも張り切って頑張れそうな気がした。
潤「(最高~貴ちゃん、ありがとう~! 私、午後からも頑張るよ~!)」
元気満点になった私は、午後からの撮影へ向かった。
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