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凛「こっち来るなら連絡してくれはったらよかったのに~」
京香「ほんまやなぁ、水くさいやないの~」
「いえ、こちらの高校生探偵の服部平次くんのご友人にお誘い受けて来たもんですから、連絡する暇あらしまへんかったんです」
京香「なんや、せやったん?ほな夜はええとこ連れて行くさかい、皆さんでどうぞ^^」
「そんな悪いですわ」
凛「なにゆうてはんの^^遠慮しやんと来てくださいな^^今日は丁度雛子の初舞台やさかい、ゆりはんの前やとええ緊張になるやろし、喜ぶ思うわ^^」
「そら見に行かなあきまへんなぁ^^ほな皆でお邪魔します^^」
京香「ほなうちの店でお待ちしとります^^」
「おおきに^^」
空「ひっさしぶりにきーたなー、ねーちゃんの京ことば!おおきに~やって!笑」
「もう、空」
和葉「え!京都の子なん?」
「まぁ、生まれは^^;」
平次「それにしてもなんで舞妓さんと知り合いなんや?」
「あー、まぁ、ちょっと^^;…今夜皆のことおもてなししてくれるみたいだから少しだけ付き合ってもらってもいいかな…?」
和葉「勿論!嬉しいわぁ^^」
京香「ようこそ^^」
「おおきに^^後で女将にもご挨拶させてもろてええやろか?」
凛「女将ならもう来てはりますよ^^」
「え?」
女将「よう来てくれたわ^^ゆりはん、相変わらず完璧な身のこなしやわ^^どう?戻って来る気あらしまへんか?」
「いやぁ、流石にそれは申し訳ないですわ。」
女将「いやぁ、気にせんとあんさんのことは皆好いとりますで^^」
「ありがたいことですわ^^」
女将「まぁ今日は雛子の晴れ舞台やから見守ったってな^^」
「えぇ、楽しみですわ^^」
「雛子はん^^今日の舞台よかったわ^^」
雛子「おおきに^^ゆりはんが来てくれてはったからいつもよりがんばろ思えましてん^^」
「そらよかったわ^^」
雛子「せや、久し振りに金毘羅船船しまへん?」
「ええですな^^」
~金毘羅船船追手に帆かけてしゅらしゅしゅしゅ~
小五郎「愉快じゃ愉快じゃ~!ぐへへへ」
蘭「もうお父さんったら…;」
「ほな今日はこの辺でおいとま…」
凛「きゃああああ!!」
「凛はん?!」
平次・コナン・空「!!」
「どないしはったん?!」
凛「いっ、伊賀はんが!!」
平次「警察と救急車や!ほんではよ死体下ろすで!」
「いや、もう死んでるよ。…死因は絞殺。恐らく青酸カリ。死体は降ろしていいけど首を吊ってるロープは切らないで。」
平次『何者なんや…?!』
「蘭ちゃんと和葉ちゃんは凛さんを連れて小五郎さんのいる部屋に待機しててもらえるかな^^?…京香さんは女将さんと一緒に他にここにきているお客様と従業員を集めて小五郎さんのいる部屋にいて下さい^^空は悪いけど協力して^^?」
平次「おい、待てぇ、このガキンチョにこんなん見せるんか?」
「大丈夫、慣れてるから。それに、コナン君だってまだ子供でしょ^^?」
空「俺なら大丈夫!」
コナン「…」
「空、ここの景色覚えてるよね^^?」
空「うん!」
「何か変わったところは^^?」
空「あの天井の擦り傷。昔はなかったしあんなところに想像できる傷やないで!それにまだ新しい傷やと思う。窓にも同じような傷があるで!」
「ありがとう^^。じゃ、次、なくなっているもの、逆になかったのにあるものは?」
平次「なんなんや…この記憶能力…」
コナン「だけじゃねぇ、洞察力と推理力もずば抜けてるぜ、あいつ。」
平次「それにあのねーちゃん死体見ても和葉らみたいに騒ぐどころか冷静に推理しとる…」
コナン「あぁ、それならあいつは確か…」
空「ごめん、そこちょっとどいて!」
入り口の近くにいたコナンと平次にあっけらかんに言うとコナンたちが開けた場所を空はまた真剣な顔で見た。
空「軽トラのスペアキーがないのと、ドアノブに何か引っ掛けた傷がある。昔からある傷に上乗せした感じやで!あと、そこにカッターの芯が刺さってる!」
「ありがとう。じゃあ答えあわせしようか^^」
空「おん!なんや、さすがやな!ねーちゃんも解ったんか!」
「おおよそはね。」
空「まずあの天井からドアと窓にかけて傷を入れてピアノ線を入れる」
「うん^^」
空「それでそのあとドアと天井に引っ掛けたピアノ線を引っ張る。」
「その通り^^」
空「もともと伸ばしておいた首にロープを巻きつけとった死体が上がり、カッターの芯で伸ばされとったロープは切れて、一緒に外から引っ張れる。引っ張ったのは軽トラ!」
「ビンゴね^^」
二人は呑気にハイタッチをしていた。
空「あ、でもおかしいんだよなー。これだと。」
「じゃあ残りは服部くんと新い…コナンくんに任せましょう^^」
空「おん!ねーちゃん俺頭使ったらお腹減った!」
「じゃあ上でご飯の残り食べちゃおっか^^」
平次「ちょおまちぃや!何者なんや?」
「生き物^^なんちゃって笑 とりあえず犯人のヒントは襖を取って部屋を広げた隣の部屋に集めておくからその中の人から事情聴取すればわかると思うよ^^だから後はお願いっ!あと、このトリックはしたいが自ら動かないと完成しないからね!」
ゆりは顔の前で手を合わせて言うと空と一緒に小五郎たちのいる部屋に戻った。
京香「ほんまやなぁ、水くさいやないの~」
「いえ、こちらの高校生探偵の服部平次くんのご友人にお誘い受けて来たもんですから、連絡する暇あらしまへんかったんです」
京香「なんや、せやったん?ほな夜はええとこ連れて行くさかい、皆さんでどうぞ^^」
「そんな悪いですわ」
凛「なにゆうてはんの^^遠慮しやんと来てくださいな^^今日は丁度雛子の初舞台やさかい、ゆりはんの前やとええ緊張になるやろし、喜ぶ思うわ^^」
「そら見に行かなあきまへんなぁ^^ほな皆でお邪魔します^^」
京香「ほなうちの店でお待ちしとります^^」
「おおきに^^」
空「ひっさしぶりにきーたなー、ねーちゃんの京ことば!おおきに~やって!笑」
「もう、空」
和葉「え!京都の子なん?」
「まぁ、生まれは^^;」
平次「それにしてもなんで舞妓さんと知り合いなんや?」
「あー、まぁ、ちょっと^^;…今夜皆のことおもてなししてくれるみたいだから少しだけ付き合ってもらってもいいかな…?」
和葉「勿論!嬉しいわぁ^^」
京香「ようこそ^^」
「おおきに^^後で女将にもご挨拶させてもろてええやろか?」
凛「女将ならもう来てはりますよ^^」
「え?」
女将「よう来てくれたわ^^ゆりはん、相変わらず完璧な身のこなしやわ^^どう?戻って来る気あらしまへんか?」
「いやぁ、流石にそれは申し訳ないですわ。」
女将「いやぁ、気にせんとあんさんのことは皆好いとりますで^^」
「ありがたいことですわ^^」
女将「まぁ今日は雛子の晴れ舞台やから見守ったってな^^」
「えぇ、楽しみですわ^^」
「雛子はん^^今日の舞台よかったわ^^」
雛子「おおきに^^ゆりはんが来てくれてはったからいつもよりがんばろ思えましてん^^」
「そらよかったわ^^」
雛子「せや、久し振りに金毘羅船船しまへん?」
「ええですな^^」
~金毘羅船船追手に帆かけてしゅらしゅしゅしゅ~
小五郎「愉快じゃ愉快じゃ~!ぐへへへ」
蘭「もうお父さんったら…;」
「ほな今日はこの辺でおいとま…」
凛「きゃああああ!!」
「凛はん?!」
平次・コナン・空「!!」
「どないしはったん?!」
凛「いっ、伊賀はんが!!」
平次「警察と救急車や!ほんではよ死体下ろすで!」
「いや、もう死んでるよ。…死因は絞殺。恐らく青酸カリ。死体は降ろしていいけど首を吊ってるロープは切らないで。」
平次『何者なんや…?!』
「蘭ちゃんと和葉ちゃんは凛さんを連れて小五郎さんのいる部屋に待機しててもらえるかな^^?…京香さんは女将さんと一緒に他にここにきているお客様と従業員を集めて小五郎さんのいる部屋にいて下さい^^空は悪いけど協力して^^?」
平次「おい、待てぇ、このガキンチョにこんなん見せるんか?」
「大丈夫、慣れてるから。それに、コナン君だってまだ子供でしょ^^?」
空「俺なら大丈夫!」
コナン「…」
「空、ここの景色覚えてるよね^^?」
空「うん!」
「何か変わったところは^^?」
空「あの天井の擦り傷。昔はなかったしあんなところに想像できる傷やないで!それにまだ新しい傷やと思う。窓にも同じような傷があるで!」
「ありがとう^^。じゃ、次、なくなっているもの、逆になかったのにあるものは?」
平次「なんなんや…この記憶能力…」
コナン「だけじゃねぇ、洞察力と推理力もずば抜けてるぜ、あいつ。」
平次「それにあのねーちゃん死体見ても和葉らみたいに騒ぐどころか冷静に推理しとる…」
コナン「あぁ、それならあいつは確か…」
空「ごめん、そこちょっとどいて!」
入り口の近くにいたコナンと平次にあっけらかんに言うとコナンたちが開けた場所を空はまた真剣な顔で見た。
空「軽トラのスペアキーがないのと、ドアノブに何か引っ掛けた傷がある。昔からある傷に上乗せした感じやで!あと、そこにカッターの芯が刺さってる!」
「ありがとう。じゃあ答えあわせしようか^^」
空「おん!なんや、さすがやな!ねーちゃんも解ったんか!」
「おおよそはね。」
空「まずあの天井からドアと窓にかけて傷を入れてピアノ線を入れる」
「うん^^」
空「それでそのあとドアと天井に引っ掛けたピアノ線を引っ張る。」
「その通り^^」
空「もともと伸ばしておいた首にロープを巻きつけとった死体が上がり、カッターの芯で伸ばされとったロープは切れて、一緒に外から引っ張れる。引っ張ったのは軽トラ!」
「ビンゴね^^」
二人は呑気にハイタッチをしていた。
空「あ、でもおかしいんだよなー。これだと。」
「じゃあ残りは服部くんと新い…コナンくんに任せましょう^^」
空「おん!ねーちゃん俺頭使ったらお腹減った!」
「じゃあ上でご飯の残り食べちゃおっか^^」
平次「ちょおまちぃや!何者なんや?」
「生き物^^なんちゃって笑 とりあえず犯人のヒントは襖を取って部屋を広げた隣の部屋に集めておくからその中の人から事情聴取すればわかると思うよ^^だから後はお願いっ!あと、このトリックはしたいが自ら動かないと完成しないからね!」
ゆりは顔の前で手を合わせて言うと空と一緒に小五郎たちのいる部屋に戻った。
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