180cmの彼女とハイヒール その1(準備編)
三ヶ月前…
この日は久々に大学が休みの為、僕と蒼ちゃんは二人だけで外出する事にした。
またいつもの街を出歩いてると、彼女がある物に対して興味を示し始めた。
恭平「蒼ちゃん、どうしたの?」
蒼「先輩、ボクって…ハイヒール似合いますかね?」
彼女が興味を示したのは"ハイヒール"だ。
何故、興味を持ったのか聞くと。
蒼「いや…何かボクだけハイヒール履いてないのが…何か恥ずかしくて…。 実を言うと、この前友達と一緒に遊びに行った時に…皆、ヒール系の靴履いてたのに…ボクだけ…スニーカーだったから…。」
彼女なりに悩んでる理由はしっくりきた。
自分だけ背が高いから…ヒールじゃないという立場だと…仲間外れにされてる感覚な訳だからね。
立場的にも大変だっただろう…。
蒼「先輩、ボクと一緒に似合うハイヒールを見てくれませんか?」
彼女から似合うハイヒールを見てくれないかと頼まれる。
まあ…彼女の為だし…それに…
恭平「良いよ、僕もハイヒール履いた蒼ちゃんの姿見たいし、一緒に見ようよ。」
僕も彼女のハイヒール姿を見たいしね。
蒼ちゃんだって女の子だし、かかとの高いオシャレな靴だって履きたいだろうし。
まあ僕よりも背が高くなっちゃうのは…痛いけど…。
蒼「ありがとうございます!! じゃあ早速中に入りましょう!!」
彼女は僕の手を取り、結果として店の中に強引に連れてかれた。
店内は、意外と品揃えがしっかりしてる店だった。
蒼「うひゃー…かなりオシャレな靴ばっか…。 何か圧倒されます…。」
蒼ちゃん、色んな種類のハイヒールを見て圧倒されてしまってる。
言い方は悪くなるが、ここにあるのは彼女と縁の無い靴ばかりだからね。
恭平「どう、蒼ちゃん。 何か買いたいのは有った?」
蒼「うーん…買いたいのは有りますけども…やはり…サイズ…。」
やはりここでも鬼門の"足のサイズ"が関係する。
彼女の足のサイズは、レディースでも滅多に見ないサイズだ。
しかもハイヒールとなれば…数がかなり限られる…。
その上、ハイヒールは足の横幅も関係する。
対象者の足が広ければ広いほど、爪先に負担に成りかねない。
巻き爪や外反母趾の原因にもなる。
だが、彼女は幸いにも足のサイズは大きくても横幅はそうでも無い、いわば縦長の形という事になる。
蒼「う~ん…オシャレなら…爪先細い方が良いですけど…1日履くだけじゃ嫌ですからね…。 ボクは何日も使いたい派ですから…。」
恭平「となると、負担になりにくい横幅のハイヒールが良いのかな?」
蒼「はい、可愛さやオシャレさは劣りますけど、ボクは何日も使いたいので…。」
恭平「う~ん…だけどまず履けなきゃね…。」
蒼「はい…。」
結局、30分程見たが…進展は無かった…。
蒼「先輩…すいません、時間を取らせてしまって…。」
恭平「良いんだよ、蒼ちゃんも女の子だからさ。」
と、帰ろうと思ったが…僕は…。
店内にあった…ある物に注目した。
恭平「(オーダーメイド…?)」
僕はオーダーメイドの貼り紙がある事に気づいた。
それを見て僕は思いついた。
蒼ちゃんの足のサイズが売って無いのならば…作ったら良い…!!
そう考えた。
そして…次の週の休み…。
僕は、それまでに調べておいた蒼ちゃんの足の特徴をメモして、またあの店に再び足を踏み入れる。
店員「いらっしゃいませ。」
恭平「あの、すいません。 ここってオーダーメイド出来るんですよね?」
店員「はい。」
恭平「あの特徴はこのメモに有るんです。 その通りに作って頂ければ。」
店員「あ、分かりました。 職人に頼んでみます。」
そして…
店員「お待たせしました、お客様、運が良かったですね。 今ならば手が空いてる状態なので、早めに出来ると思いますよ。」
恭平「あ、そうなんですか。 ありがとうございます。 で、それで…料金はどのくらいになるんですか…?」
店員「えーと…そうですね…。」
店員さんが見積り料金を表した電卓…その金額は…。
恭平「こんなに…ですか…。」
出された金額は7万3800円…。
店員「料金に関しましては、先払いでも後払いでも可能ですが…どうしますか?」
と聞かれるが、今手持ちの金額では明らかに足りないのは目に見えてる…。
やむなく…
恭平「後払いでお願いします…。」
店員「分かりました。」
だが、僕は後々困りたくないが為に。
恭平「あ、でも…お金が出来たら、お店に支払いに行きますので宜しくお願いします。」
店員「分かりました。」
お金が出来次第、お店に向かい支払うという事にした。
僕はそれから1ヶ月程アルバイトをして、何とかオーダーメイドに掛かった料金の資金を用意できた。
料金を支払う為、再び店に向かう僕。
そして…それから2ヶ月後…店の方から連絡が来て「お客様のご注文の物が完成しました。」と連絡が来た為、再びお店へ出向く事に。
今度は、蒼ちゃんを連れて…勿論、サプライズのつもりで。
向かえたこの日…今日…。
蒼「先輩…どうしたんですか? 珍しいですよ、先輩から誘うなんて…。」
僕は蒼ちゃんを誘い、例のお店へと連れていく。
勿論、内容は一切伝えてない。
蒼ちゃんをビックリさせる為にも…!!
この日は久々に大学が休みの為、僕と蒼ちゃんは二人だけで外出する事にした。
またいつもの街を出歩いてると、彼女がある物に対して興味を示し始めた。
恭平「蒼ちゃん、どうしたの?」
蒼「先輩、ボクって…ハイヒール似合いますかね?」
彼女が興味を示したのは"ハイヒール"だ。
何故、興味を持ったのか聞くと。
蒼「いや…何かボクだけハイヒール履いてないのが…何か恥ずかしくて…。 実を言うと、この前友達と一緒に遊びに行った時に…皆、ヒール系の靴履いてたのに…ボクだけ…スニーカーだったから…。」
彼女なりに悩んでる理由はしっくりきた。
自分だけ背が高いから…ヒールじゃないという立場だと…仲間外れにされてる感覚な訳だからね。
立場的にも大変だっただろう…。
蒼「先輩、ボクと一緒に似合うハイヒールを見てくれませんか?」
彼女から似合うハイヒールを見てくれないかと頼まれる。
まあ…彼女の為だし…それに…
恭平「良いよ、僕もハイヒール履いた蒼ちゃんの姿見たいし、一緒に見ようよ。」
僕も彼女のハイヒール姿を見たいしね。
蒼ちゃんだって女の子だし、かかとの高いオシャレな靴だって履きたいだろうし。
まあ僕よりも背が高くなっちゃうのは…痛いけど…。
蒼「ありがとうございます!! じゃあ早速中に入りましょう!!」
彼女は僕の手を取り、結果として店の中に強引に連れてかれた。
店内は、意外と品揃えがしっかりしてる店だった。
蒼「うひゃー…かなりオシャレな靴ばっか…。 何か圧倒されます…。」
蒼ちゃん、色んな種類のハイヒールを見て圧倒されてしまってる。
言い方は悪くなるが、ここにあるのは彼女と縁の無い靴ばかりだからね。
恭平「どう、蒼ちゃん。 何か買いたいのは有った?」
蒼「うーん…買いたいのは有りますけども…やはり…サイズ…。」
やはりここでも鬼門の"足のサイズ"が関係する。
彼女の足のサイズは、レディースでも滅多に見ないサイズだ。
しかもハイヒールとなれば…数がかなり限られる…。
その上、ハイヒールは足の横幅も関係する。
対象者の足が広ければ広いほど、爪先に負担に成りかねない。
巻き爪や外反母趾の原因にもなる。
だが、彼女は幸いにも足のサイズは大きくても横幅はそうでも無い、いわば縦長の形という事になる。
蒼「う~ん…オシャレなら…爪先細い方が良いですけど…1日履くだけじゃ嫌ですからね…。 ボクは何日も使いたい派ですから…。」
恭平「となると、負担になりにくい横幅のハイヒールが良いのかな?」
蒼「はい、可愛さやオシャレさは劣りますけど、ボクは何日も使いたいので…。」
恭平「う~ん…だけどまず履けなきゃね…。」
蒼「はい…。」
結局、30分程見たが…進展は無かった…。
蒼「先輩…すいません、時間を取らせてしまって…。」
恭平「良いんだよ、蒼ちゃんも女の子だからさ。」
と、帰ろうと思ったが…僕は…。
店内にあった…ある物に注目した。
恭平「(オーダーメイド…?)」
僕はオーダーメイドの貼り紙がある事に気づいた。
それを見て僕は思いついた。
蒼ちゃんの足のサイズが売って無いのならば…作ったら良い…!!
そう考えた。
そして…次の週の休み…。
僕は、それまでに調べておいた蒼ちゃんの足の特徴をメモして、またあの店に再び足を踏み入れる。
店員「いらっしゃいませ。」
恭平「あの、すいません。 ここってオーダーメイド出来るんですよね?」
店員「はい。」
恭平「あの特徴はこのメモに有るんです。 その通りに作って頂ければ。」
店員「あ、分かりました。 職人に頼んでみます。」
そして…
店員「お待たせしました、お客様、運が良かったですね。 今ならば手が空いてる状態なので、早めに出来ると思いますよ。」
恭平「あ、そうなんですか。 ありがとうございます。 で、それで…料金はどのくらいになるんですか…?」
店員「えーと…そうですね…。」
店員さんが見積り料金を表した電卓…その金額は…。
恭平「こんなに…ですか…。」
出された金額は7万3800円…。
店員「料金に関しましては、先払いでも後払いでも可能ですが…どうしますか?」
と聞かれるが、今手持ちの金額では明らかに足りないのは目に見えてる…。
やむなく…
恭平「後払いでお願いします…。」
店員「分かりました。」
だが、僕は後々困りたくないが為に。
恭平「あ、でも…お金が出来たら、お店に支払いに行きますので宜しくお願いします。」
店員「分かりました。」
お金が出来次第、お店に向かい支払うという事にした。
僕はそれから1ヶ月程アルバイトをして、何とかオーダーメイドに掛かった料金の資金を用意できた。
料金を支払う為、再び店に向かう僕。
そして…それから2ヶ月後…店の方から連絡が来て「お客様のご注文の物が完成しました。」と連絡が来た為、再びお店へ出向く事に。
今度は、蒼ちゃんを連れて…勿論、サプライズのつもりで。
向かえたこの日…今日…。
蒼「先輩…どうしたんですか? 珍しいですよ、先輩から誘うなんて…。」
僕は蒼ちゃんを誘い、例のお店へと連れていく。
勿論、内容は一切伝えてない。
蒼ちゃんをビックリさせる為にも…!!
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