始まりは···78話
砂原「···久々に重いな。嬉しいが部屋違いだ。」
のっそり起きた砂原によって裕介のいる客間に運ばれた。
ガンっ
紗菜「ふにゃあーい(いたぁい)」
砂原「何だその間抜けなリアクションは、、まぁぶつけたの俺だが··」←眼鏡かけてない。
裕介の布団の上に紗菜を丸めて置いておく。
砂原「一件落着。よし寝るか。」
そして自室に帰るお兄ちゃん。
裕介「あれ··右手金縛り?いや意識もはっきりしてるし左手··動く··なんだ?」
モシャモシャ?
裕介「モシャモシャ?」
もみもみ··
紗菜「あぅー」
裕介「えっ紗菜?」
紗菜「あれ?裕介さん?何故?」
裕介「いつの間にかいた。」
紗菜「すみません。すぐ退散します。」
裕介「いいよ。怖かったんじゃないの?おいで。」
紗菜「それじゃ裕介さんの疲れとれなくなります。」
裕介「大丈夫。腕枕しようか?会社でトラブルの時泣けなかったなら今泣いていいよ。」
砂原「(やっぱり裕介はいい奴だなぁ)」
↑眠れなかったので、ホットミルク片手にちょっと耳をすませてる。
紗菜「鍵··閉められるの··こわい。閉じ込められたり、外に出されたり··」
裕介「うん。」
紗菜「また必要ないって言われてるみたい」
裕介「紗菜は必要だよ。必要所かとても大切。」
紗菜「通知表も嫌い。お兄ちゃんの所に来てからも··トップじゃないとこわいです。」
裕介「どうして?」
紗菜「私授業に使うもの、古い教科書以外持ってなかったから。音楽も体育のプールも、図工も必要な教材なくていつも成績に2をつけられたんです。それを家に持ち帰ると外に出されたり、狭い所に閉じ込められたり、ご飯もなかったり··私だって一生懸命やってたに。」
裕介「いいよ。俺がいるからどんどん話して。」
紗菜「二十歳でここを出ようと思った時も、お兄ちゃんの邪魔になってるんじゃないかってゆうのがずっとあって、、もちろん会社に入るのに関係者だと思われたら、足を引っ張るだろうし、私··どこにいても居場所が分からなくて。」
裕介「紗菜、智兄の家も小鳥遊邸も、会社もクレープやさんも、ニューヨークの大学と警察署もみんな紗菜の居場所で紗菜の戻ってくる場所なんだよ?勿論これから関わる所も。居場所がないなんて言うな、みんなもいる。俺が一番になれたら嬉しいけど、そんな言い方、紗菜の居場所も帰る場所も守ってくれてる智兄を傷つけてしまうよ?」
紗菜「ごめんなさい。お兄ちゃんは勉強なんて得意不得意あるんだから悪い成績も遠慮なくとれって言いながら、ご褒美にって映画や、ナイトミュージアムに連れ出してくれたのに。。私自分から··」
裕介「自分から動き出しただけ。ね。でも大切な場所だけは忘れちゃ駄目。これからはちゃんと老後のお茶のみまで智兄とみんなと家族。そばにいるんだよ?」
紗菜「はい。」
砂原「(老後かよ。まぁでもほんと裕介で良かった)」
裕介「おやすみ。」
紗菜「おやすみなさい。」
砂原「(よしよし、これで一件落着。まったく心配な奴だ)」
次の日。朝一に起きたのは紗菜。
紗菜「朝ごはん作ろう···たまには洋食」
目玉焼き、ウインナー、野菜サラダを作って··ポトフにしよう。それからトースト。
裕介「お早う。ん~いい匂い!」
紗菜「お早うございます。夜中はすみません、、」
裕介「嬉しかったけど?」
砂原「お早うさん、裕介まおは出たか?」
裕介「まお?お化け?」
紗菜「中国語で猫です。お兄ちゃん猫かったんですか?」
砂原「いや、家には夜中ハーフケットと寝半分にやってくる猫がいるんだが··出なかったか?」
裕介「あっ!出た。俺始め金縛りかと思ったけど、くるっと丸まって寝てたよ?」
紗菜「私猫じゃありません。」
裕介「お部屋にハーフケットあるけどね~紗菜の」
砂原「って事で家のまおちゃんには重い毛布じゃなくてハーフケットあずけてくれ。そのうち小鳥遊邸でもでるかもしれないぞ。」
紗菜「でません。小鳥遊邸いっぱい人いるし。」
裕介「毎日何処かで猫さん寝てても可愛いなぁ」
砂原「それはいいのか?」
裕介「事情しらないみんなは金縛りだと思うし、俺は可愛い猫眺めてられるし、眼福!」
砂原「裕介が起きてる前提ならな。まおちゃんの移動は大体夜の12時から2時だぞ。」
裕介「何で(小鳥遊邸では)今までなかったの?」
砂原「小鳥遊邸の布団と毛布じゃうごけないんだろ。ちびさんだから。」
紗菜「ご飯にしますよ。あと小鳥遊邸のお布団が私には金縛りみたいです」
裕介「帰りハーフケット買ってっておく!」
朝ごはんに紗菜の猫みたいな行動で盛り上がった三人。
「ごちそうさまでした。」
砂原、紗菜は時間をずらして会社へ。裕介は途中まで紗菜とタクシーで移動し駅まで送り、小鳥遊邸に大量の荷物を運んで大学へ。
和人「何だ裕介は家出でもする気か?」
まぁ暫く家を空けるのは紗菜ですけどね。
一方六本木アートフォーラムでは?
紗菜「お早うございます。」
鷲尾「お早うさん、なんだ広瀬はまた突然にニューヨーク吹っ飛ばされるなか?」
紗菜「はい。でも研修じゃないので、すぐ帰ってきます。」
のっそり起きた砂原によって裕介のいる客間に運ばれた。
ガンっ
紗菜「ふにゃあーい(いたぁい)」
砂原「何だその間抜けなリアクションは、、まぁぶつけたの俺だが··」←眼鏡かけてない。
裕介の布団の上に紗菜を丸めて置いておく。
砂原「一件落着。よし寝るか。」
そして自室に帰るお兄ちゃん。
裕介「あれ··右手金縛り?いや意識もはっきりしてるし左手··動く··なんだ?」
モシャモシャ?
裕介「モシャモシャ?」
もみもみ··
紗菜「あぅー」
裕介「えっ紗菜?」
紗菜「あれ?裕介さん?何故?」
裕介「いつの間にかいた。」
紗菜「すみません。すぐ退散します。」
裕介「いいよ。怖かったんじゃないの?おいで。」
紗菜「それじゃ裕介さんの疲れとれなくなります。」
裕介「大丈夫。腕枕しようか?会社でトラブルの時泣けなかったなら今泣いていいよ。」
砂原「(やっぱり裕介はいい奴だなぁ)」
↑眠れなかったので、ホットミルク片手にちょっと耳をすませてる。
紗菜「鍵··閉められるの··こわい。閉じ込められたり、外に出されたり··」
裕介「うん。」
紗菜「また必要ないって言われてるみたい」
裕介「紗菜は必要だよ。必要所かとても大切。」
紗菜「通知表も嫌い。お兄ちゃんの所に来てからも··トップじゃないとこわいです。」
裕介「どうして?」
紗菜「私授業に使うもの、古い教科書以外持ってなかったから。音楽も体育のプールも、図工も必要な教材なくていつも成績に2をつけられたんです。それを家に持ち帰ると外に出されたり、狭い所に閉じ込められたり、ご飯もなかったり··私だって一生懸命やってたに。」
裕介「いいよ。俺がいるからどんどん話して。」
紗菜「二十歳でここを出ようと思った時も、お兄ちゃんの邪魔になってるんじゃないかってゆうのがずっとあって、、もちろん会社に入るのに関係者だと思われたら、足を引っ張るだろうし、私··どこにいても居場所が分からなくて。」
裕介「紗菜、智兄の家も小鳥遊邸も、会社もクレープやさんも、ニューヨークの大学と警察署もみんな紗菜の居場所で紗菜の戻ってくる場所なんだよ?勿論これから関わる所も。居場所がないなんて言うな、みんなもいる。俺が一番になれたら嬉しいけど、そんな言い方、紗菜の居場所も帰る場所も守ってくれてる智兄を傷つけてしまうよ?」
紗菜「ごめんなさい。お兄ちゃんは勉強なんて得意不得意あるんだから悪い成績も遠慮なくとれって言いながら、ご褒美にって映画や、ナイトミュージアムに連れ出してくれたのに。。私自分から··」
裕介「自分から動き出しただけ。ね。でも大切な場所だけは忘れちゃ駄目。これからはちゃんと老後のお茶のみまで智兄とみんなと家族。そばにいるんだよ?」
紗菜「はい。」
砂原「(老後かよ。まぁでもほんと裕介で良かった)」
裕介「おやすみ。」
紗菜「おやすみなさい。」
砂原「(よしよし、これで一件落着。まったく心配な奴だ)」
次の日。朝一に起きたのは紗菜。
紗菜「朝ごはん作ろう···たまには洋食」
目玉焼き、ウインナー、野菜サラダを作って··ポトフにしよう。それからトースト。
裕介「お早う。ん~いい匂い!」
紗菜「お早うございます。夜中はすみません、、」
裕介「嬉しかったけど?」
砂原「お早うさん、裕介まおは出たか?」
裕介「まお?お化け?」
紗菜「中国語で猫です。お兄ちゃん猫かったんですか?」
砂原「いや、家には夜中ハーフケットと寝半分にやってくる猫がいるんだが··出なかったか?」
裕介「あっ!出た。俺始め金縛りかと思ったけど、くるっと丸まって寝てたよ?」
紗菜「私猫じゃありません。」
裕介「お部屋にハーフケットあるけどね~紗菜の」
砂原「って事で家のまおちゃんには重い毛布じゃなくてハーフケットあずけてくれ。そのうち小鳥遊邸でもでるかもしれないぞ。」
紗菜「でません。小鳥遊邸いっぱい人いるし。」
裕介「毎日何処かで猫さん寝てても可愛いなぁ」
砂原「それはいいのか?」
裕介「事情しらないみんなは金縛りだと思うし、俺は可愛い猫眺めてられるし、眼福!」
砂原「裕介が起きてる前提ならな。まおちゃんの移動は大体夜の12時から2時だぞ。」
裕介「何で(小鳥遊邸では)今までなかったの?」
砂原「小鳥遊邸の布団と毛布じゃうごけないんだろ。ちびさんだから。」
紗菜「ご飯にしますよ。あと小鳥遊邸のお布団が私には金縛りみたいです」
裕介「帰りハーフケット買ってっておく!」
朝ごはんに紗菜の猫みたいな行動で盛り上がった三人。
「ごちそうさまでした。」
砂原、紗菜は時間をずらして会社へ。裕介は途中まで紗菜とタクシーで移動し駅まで送り、小鳥遊邸に大量の荷物を運んで大学へ。
和人「何だ裕介は家出でもする気か?」
まぁ暫く家を空けるのは紗菜ですけどね。
一方六本木アートフォーラムでは?
紗菜「お早うございます。」
鷲尾「お早うさん、なんだ広瀬はまた突然にニューヨーク吹っ飛ばされるなか?」
紗菜「はい。でも研修じゃないので、すぐ帰ってきます。」
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