始まりは···82話
一階。内緒で送りだし準備をしていたため今日はリビングではなく、空き部屋の洋室へ。
紗菜「いつもと違う匂いなんですが··」
裕介「紗菜はやっぱり戌年生まれだね。いつもと違うお部屋にいるよ。目隠しオープン」
紗菜「えっあれ?会社?」
裕介「さすがに俺瞬間移動できない。」
和人「ちょっと何だが紗菜の送りだし会だ。前回ニューヨークに研修行くときは何にもなくさらぁーっと出発したと聞いてな。」
紗菜「今回すぐに帰ってくるのに··」
砂原「広瀬が優秀なのは知っているが、皆淋しがりやだからな。」
皆「広瀬?」
砂原「紗菜」
紗菜「社長も部長も、アキちゃん、鷲尾さんも疲れているんじゃないですか?皆さんも仕事終わった後なのに。」
裕介「疲れてない。大事な家族の出発だもの。」
砂原、楠本「お兄ちゃんな。」
鷲尾「のえっ?」
↑まだ剛は砂原さんと楠本さんの関係知らないから。
アキオ「深い事情があって血は繋がってないけど社長と部長は兄弟よ。だから紗菜ちゃんも社長の妹同然。」
砂原「兄さんはまだ楠本さんでしょ。」
鷲尾「会社じゃないんだからお兄さんでもいいぞ広瀬。」
千尋「剛がお兄さんは困る」
鷲尾「俺じゃねー」
大輔「祐也さんもお兄さん呼びになりますかね?」
砂原「俺がお兄ちゃんと呼ばれるのにどれだけ苦労しているか知ってるだろ」
和人「ほらほら、全員飲み物持って。挨拶はまぁ祐也さんだな。はいどうぞ。」
祐也「なかなか和人もぶっこむなぁ。部下そして、家族の門出です。広瀬も存分に力を発揮するように。乾杯。」
創一「祐也さん位の挨拶1番いいよな。」
文太「良かった大事な袋の話しをしますとか言われなくて。」
裕介「それ結婚式ね」
鷲尾「あープレゼント袋と土嚢袋と下足袋か」
砂原「剛は何をやろうとしてるんだ?」
千尋「サンタクロースか1歩間違えれば泥棒だ。」
紗菜「大事な袋って何ですか?」
祐也「ん?そりゃ堪忍袋、胃袋、分厚い給料袋だ。」
(*紗菜の親は糞なのでお袋ではなく、気を使い別の袋にしました。)
アキオ「社長あからさま。給料袋って。」
和人「1番大事だ。心の余裕はお金も多少あるよ。」
鷲尾「シビアだなぁ。」
文太「ここのファミリーならどれも心配ない。」
紗菜「お兄ちゃんちょっと難ありです。」
裕介「なんかあったの?」
紗菜「だって高校生の時にバイトしていたのに、お小遣いって毎月一万円渡されてたから。」
祐也「高校生に一万?少ないだろうが。」
砂原「一万渡すのも一苦労だったよ。」
アキオ「あーそういえばあの頑固とお小遣いで揉めてるって昔言ってたわね。」
創一「揉める元ねーだろ」
砂原「本当は一万五千円にしろと言ったのに、三千円でいいとか言いやがる。しかもなかなか妥協ないから本当に困る。」
紗菜「そんな多く貰う方が困ります。お金もった事なかったし。」
大輔「温度差すげー。」
祐也「お前ら携帯でもケンカしたんだよな。」
砂原「高校生だから何があってもすぐ連絡着くように携帯持てと言ってるのに、公衆電話あるとかゆうし。」
アキオ「暫く携帯電話を携帯するとゆう感覚なかったのよね。」
千尋「それは今もたまにあるよな。」
創一「財布と免許証しか持ってなかったり。」
鷲尾「携帯じゃ身分証明できねーもんな。」
和人「そりゃそうだな。紗菜ちゃんと食べてるか?皆は?大丈夫か?」
紗菜「食べてます。あの··それからずっと伝えられなかったんですが、私が研修から帰ってきてから今日まで会社にも、小鳥遊邸の皆さんにも沢山ご迷惑かけてすみませんでした。」
祐也、和人、砂原「それが家族だ」
裕介「何回だって手を貸すし、」
千尋「一緒に泣いて」
アキオ「いつか思い出話になったときに、」
鷲尾「皆で笑い会えるようにな。」
紗菜「こんな私に··本当にありがとうございます。」
裕介紗菜をしっかり抱き締めた。
裕介「紗菜だからだよ。」
和人「よし、ケーキタイム入るぞ。創一ぃ行くぞ~」
創一「はーい。」
二人はケーキをとりに冷蔵庫へ。
文太「ねー紗菜と裕くんもすこし顔あげて。」
パシャリ
文太「本当はコンタクトなしがいいんだけど。」
紗菜「もう一人いますよ?コンタクトの方。外すと全てが段差の世界らしいですが。」
鷲尾「俺の方がまだ視力いいな。」
大輔「あーあ」
千尋「上司にケンカ売ったな」
祐也「智也だけどな。」
鷲尾「すみませんでした!って広瀬がコンタクトなのか?」
アキオ「紗菜ちゃん綺麗な目よね?」
文太「写真入ってるよ。ほら」
鷲尾「これこの間裕介から送られてきた写真の。」
裕介「これビー玉通した智兄の目」
鷲尾「えっ青と茶って珍しいですね。」
紗菜「あのお兄ちゃんコンタクト外して貰えませんか?」
砂原「紗菜が外したらな。」
紗菜「ん~··」
裕介「何か目的でも?」
紗菜「蛍光灯取り換えた時みたいに抱き上げて欲しいんです。」
砂原「何にも見えないんだが?」
紗菜「一瞬です。」
文太「なら紗菜も外さないとね~」
紗菜「はい··」
二人コンタクト外す。
鷲尾「うわぁすげー」
大輔「やっぱきれい。」
砂原「いいか?」
紗菜「はい。」
砂原紗菜を高めに抱き上げる(高い高い状態)
紗菜ネックレスのビー玉を通して砂原の目を見つめる。
紗菜「ありがとうございます。」
砂原「何か見えたか?」
紗菜「前とかわらず美しい世界に広がってみえました。」
紗菜「いつもと違う匂いなんですが··」
裕介「紗菜はやっぱり戌年生まれだね。いつもと違うお部屋にいるよ。目隠しオープン」
紗菜「えっあれ?会社?」
裕介「さすがに俺瞬間移動できない。」
和人「ちょっと何だが紗菜の送りだし会だ。前回ニューヨークに研修行くときは何にもなくさらぁーっと出発したと聞いてな。」
紗菜「今回すぐに帰ってくるのに··」
砂原「広瀬が優秀なのは知っているが、皆淋しがりやだからな。」
皆「広瀬?」
砂原「紗菜」
紗菜「社長も部長も、アキちゃん、鷲尾さんも疲れているんじゃないですか?皆さんも仕事終わった後なのに。」
裕介「疲れてない。大事な家族の出発だもの。」
砂原、楠本「お兄ちゃんな。」
鷲尾「のえっ?」
↑まだ剛は砂原さんと楠本さんの関係知らないから。
アキオ「深い事情があって血は繋がってないけど社長と部長は兄弟よ。だから紗菜ちゃんも社長の妹同然。」
砂原「兄さんはまだ楠本さんでしょ。」
鷲尾「会社じゃないんだからお兄さんでもいいぞ広瀬。」
千尋「剛がお兄さんは困る」
鷲尾「俺じゃねー」
大輔「祐也さんもお兄さん呼びになりますかね?」
砂原「俺がお兄ちゃんと呼ばれるのにどれだけ苦労しているか知ってるだろ」
和人「ほらほら、全員飲み物持って。挨拶はまぁ祐也さんだな。はいどうぞ。」
祐也「なかなか和人もぶっこむなぁ。部下そして、家族の門出です。広瀬も存分に力を発揮するように。乾杯。」
創一「祐也さん位の挨拶1番いいよな。」
文太「良かった大事な袋の話しをしますとか言われなくて。」
裕介「それ結婚式ね」
鷲尾「あープレゼント袋と土嚢袋と下足袋か」
砂原「剛は何をやろうとしてるんだ?」
千尋「サンタクロースか1歩間違えれば泥棒だ。」
紗菜「大事な袋って何ですか?」
祐也「ん?そりゃ堪忍袋、胃袋、分厚い給料袋だ。」
(*紗菜の親は糞なのでお袋ではなく、気を使い別の袋にしました。)
アキオ「社長あからさま。給料袋って。」
和人「1番大事だ。心の余裕はお金も多少あるよ。」
鷲尾「シビアだなぁ。」
文太「ここのファミリーならどれも心配ない。」
紗菜「お兄ちゃんちょっと難ありです。」
裕介「なんかあったの?」
紗菜「だって高校生の時にバイトしていたのに、お小遣いって毎月一万円渡されてたから。」
祐也「高校生に一万?少ないだろうが。」
砂原「一万渡すのも一苦労だったよ。」
アキオ「あーそういえばあの頑固とお小遣いで揉めてるって昔言ってたわね。」
創一「揉める元ねーだろ」
砂原「本当は一万五千円にしろと言ったのに、三千円でいいとか言いやがる。しかもなかなか妥協ないから本当に困る。」
紗菜「そんな多く貰う方が困ります。お金もった事なかったし。」
大輔「温度差すげー。」
祐也「お前ら携帯でもケンカしたんだよな。」
砂原「高校生だから何があってもすぐ連絡着くように携帯持てと言ってるのに、公衆電話あるとかゆうし。」
アキオ「暫く携帯電話を携帯するとゆう感覚なかったのよね。」
千尋「それは今もたまにあるよな。」
創一「財布と免許証しか持ってなかったり。」
鷲尾「携帯じゃ身分証明できねーもんな。」
和人「そりゃそうだな。紗菜ちゃんと食べてるか?皆は?大丈夫か?」
紗菜「食べてます。あの··それからずっと伝えられなかったんですが、私が研修から帰ってきてから今日まで会社にも、小鳥遊邸の皆さんにも沢山ご迷惑かけてすみませんでした。」
祐也、和人、砂原「それが家族だ」
裕介「何回だって手を貸すし、」
千尋「一緒に泣いて」
アキオ「いつか思い出話になったときに、」
鷲尾「皆で笑い会えるようにな。」
紗菜「こんな私に··本当にありがとうございます。」
裕介紗菜をしっかり抱き締めた。
裕介「紗菜だからだよ。」
和人「よし、ケーキタイム入るぞ。創一ぃ行くぞ~」
創一「はーい。」
二人はケーキをとりに冷蔵庫へ。
文太「ねー紗菜と裕くんもすこし顔あげて。」
パシャリ
文太「本当はコンタクトなしがいいんだけど。」
紗菜「もう一人いますよ?コンタクトの方。外すと全てが段差の世界らしいですが。」
鷲尾「俺の方がまだ視力いいな。」
大輔「あーあ」
千尋「上司にケンカ売ったな」
祐也「智也だけどな。」
鷲尾「すみませんでした!って広瀬がコンタクトなのか?」
アキオ「紗菜ちゃん綺麗な目よね?」
文太「写真入ってるよ。ほら」
鷲尾「これこの間裕介から送られてきた写真の。」
裕介「これビー玉通した智兄の目」
鷲尾「えっ青と茶って珍しいですね。」
紗菜「あのお兄ちゃんコンタクト外して貰えませんか?」
砂原「紗菜が外したらな。」
紗菜「ん~··」
裕介「何か目的でも?」
紗菜「蛍光灯取り換えた時みたいに抱き上げて欲しいんです。」
砂原「何にも見えないんだが?」
紗菜「一瞬です。」
文太「なら紗菜も外さないとね~」
紗菜「はい··」
二人コンタクト外す。
鷲尾「うわぁすげー」
大輔「やっぱきれい。」
砂原「いいか?」
紗菜「はい。」
砂原紗菜を高めに抱き上げる(高い高い状態)
紗菜ネックレスのビー玉を通して砂原の目を見つめる。
紗菜「ありがとうございます。」
砂原「何か見えたか?」
紗菜「前とかわらず美しい世界に広がってみえました。」
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