83
蘭「ゆりちゃん!!…ありがとう、真澄ちゃん」
真澄「ううん!…それより、あいつはまだ帰ってきてないのか?」
蘭「うん…電話したからもうすぐ来るとは思うけど…」
「ご、めん…っっぅ…迷惑…かけて…っ」
蘭「ううん!ちょっと休んだらお風呂入ろ?すごく冷えてるよ…」
コナン「僕、何か温かい飲み物もってくるね!」『…安室さん、ったく何してんだよ…』
毛利「おい、大丈夫か…?病院連れてったほうが…」
コナン「だめだ!」
毛利「?!」
コナン「あ、じゃなくて…病院はすごく苦手みたいだから…」
「…りが…と…….コナ…ンくん…」
真澄「大丈夫かな…。」
コナン「ぼ、僕ちょっと電話してくるね!」
…pi…
灰原「あら何か用かしら?」
コナン「おい、灰原…ゆりの例の薬の発作ってこんなに長いのかよ…」
灰原「どういうこと…?!」
コナン「安室さんと何かあって…尋常じゃない苦しみ方なんだよ…」
灰原「…何かあったわね…。ただその薬の解毒剤は一時的なものでさえ作れなかったからないのよ…落ち着くまで見ていてあげるしかないわね…」
コナン「そうか…急に悪かったな…灰原…」
灰原「まぁ何かあれば何時でも呼んで。」
コナン「あぁ、ありがとな。…じゃ、また連絡する」
…pi…
コナン「…はい!ホットミルクだよ…って、ゆり姉ちゃんは…?」
蘭「それが…咳き込み出してからトイレに行って。戻ってこなくて…でも急に慌てて世良さんが追いかけいって…」
コナン『…血痕…?』
真澄「ねぇ、コナンくん。…彼女、本当に病院に連れて行くべきだと思うんだけど。…彼女、吐血してるよ…」
蘭「え!じゃあ急いで病院に…!」
コナン「だめといったらだめなんだ!!」
毛利「んなこといったって、やべーだろ!」
コナン「そ、その…く、薬を飲んでて…それがわからないと行くのは危険だからって…前に言ってて…」
…ガタンッ…
真澄「ゆり!!」
「…もう、大丈夫…ごめん、ちょっとクラクラするから、寝ててもいいかな…」
蘭「そうしてて!」
…ガチャ…
真澄「!!こんにゃろー!」
蘭「あ、ちょっと、世良さん!!」
コナン「なにやってたんだ!!」
真澄・蘭「え…コナンくん…??」
安室「…すみません…」
コナン「灰原の話聞いてなかったのかよ!!」
「コナンくん…安室さんのせいじゃないよ………全部……私のっ………」
…ポタッ…
「あれっ…やだなぁ…涙とまんないやっ…」
安室「すみませんでした…………過ぎた真似を…」
真澄「そんなので許せるわけ…!!」
コナン「次はないですよ…安室さん…」
安室「あぁ…。」
真澄「いいの?!コナンくん!!」
コナン「また後日話をきかせてもらお?」
真澄「そうだな…彼女の体力的に考えても…」
蘭「もう遅いしゆりちゃん、泊まっていったら…?」
「ううん、もう大丈夫。ごめんね、迷惑かけて…おじ様もすみません、ご迷惑おかけしちゃって…」
毛利「別に俺は構わねえが…」
「じゃぁ、帰ります…お邪魔しました…」
…フラッ…
安室「危ないっ…!」
…ボスッ…
「あ、すみません…」
真澄「僕がおくって…」
コナン「安室のにいちゃん、送ってってあげてくれる?」
安室「ああ…勿論…」
真澄「コナンくん!」
コナン「もう安室のにいちゃんも反省してるみたいだし、大丈夫だと思うよ^^」
蘭「すみません、安室さん、送ってってあげてもらえますか…?」
「私は大丈夫…」
安室「大丈夫じゃなかったじゃないですか。…ほら、行きますよ…」
真澄「大丈夫じゃなくならせたのは誰だっつーのっ」
「…すみません、ご迷惑おかけしました…ありがとう…」
3人「じゃあ、気をつけて!」
安室「家は…?どちらですか。」
「あの辺りで…降ろしてください。」
安室「そうはいきませんよ。…ちゃんと家の前まで送ります。…」
「…あの裏の…倉庫です。」
安室「倉庫…?!」
「…だからもうここでいいです。」
安室「女性がなんてところに1人で…」
「いつでも姿を消せるように…ですよ。」
安室「!!」
「あ、でも中はちゃんと工事してるんでお風呂もトイレもベッドもありますよ。…さすがに客人は呼べませんが…」
安室「…はぁ…。…それより、顔色が優れないみたいですが…大丈夫ですか…」
「大丈夫です。」『…ダメだ…景色が回ってる…』
安室「…つきましたよ…」
「あ、はい。ありがとうございます…」
…くらっ…
安室「ゆりさん…?!…はぁ…とりあえず、もう一度車に…」
「…っ…」
安室「…」
「安室…さん…どこに…」
安室「…」
「………ここは…」
安室「僕の家です。…あんなところに1人で置いておくわけに行きませんから。」
「…っ…すみません…ご迷惑おかけして…。帰ります…」
安室「そんなにフラフラしてて歩けもしないのに、ですか?」
「…いい…歩けます…」
…フラっ…
「…っ…」『頭が…ガンガンする…』
安室「大丈夫ですかっ」
「…っぅ…」
安室「凄い汗ですよ………酷い熱じゃないですか…!」『僕が…ゆりさんを試すようなことをしたから…』
…バタン…
「ハァッ…ハァッ…」
安室「ゆりさん?!」
真澄「ううん!…それより、あいつはまだ帰ってきてないのか?」
蘭「うん…電話したからもうすぐ来るとは思うけど…」
「ご、めん…っっぅ…迷惑…かけて…っ」
蘭「ううん!ちょっと休んだらお風呂入ろ?すごく冷えてるよ…」
コナン「僕、何か温かい飲み物もってくるね!」『…安室さん、ったく何してんだよ…』
毛利「おい、大丈夫か…?病院連れてったほうが…」
コナン「だめだ!」
毛利「?!」
コナン「あ、じゃなくて…病院はすごく苦手みたいだから…」
「…りが…と…….コナ…ンくん…」
真澄「大丈夫かな…。」
コナン「ぼ、僕ちょっと電話してくるね!」
…pi…
灰原「あら何か用かしら?」
コナン「おい、灰原…ゆりの例の薬の発作ってこんなに長いのかよ…」
灰原「どういうこと…?!」
コナン「安室さんと何かあって…尋常じゃない苦しみ方なんだよ…」
灰原「…何かあったわね…。ただその薬の解毒剤は一時的なものでさえ作れなかったからないのよ…落ち着くまで見ていてあげるしかないわね…」
コナン「そうか…急に悪かったな…灰原…」
灰原「まぁ何かあれば何時でも呼んで。」
コナン「あぁ、ありがとな。…じゃ、また連絡する」
…pi…
コナン「…はい!ホットミルクだよ…って、ゆり姉ちゃんは…?」
蘭「それが…咳き込み出してからトイレに行って。戻ってこなくて…でも急に慌てて世良さんが追いかけいって…」
コナン『…血痕…?』
真澄「ねぇ、コナンくん。…彼女、本当に病院に連れて行くべきだと思うんだけど。…彼女、吐血してるよ…」
蘭「え!じゃあ急いで病院に…!」
コナン「だめといったらだめなんだ!!」
毛利「んなこといったって、やべーだろ!」
コナン「そ、その…く、薬を飲んでて…それがわからないと行くのは危険だからって…前に言ってて…」
…ガタンッ…
真澄「ゆり!!」
「…もう、大丈夫…ごめん、ちょっとクラクラするから、寝ててもいいかな…」
蘭「そうしてて!」
…ガチャ…
真澄「!!こんにゃろー!」
蘭「あ、ちょっと、世良さん!!」
コナン「なにやってたんだ!!」
真澄・蘭「え…コナンくん…??」
安室「…すみません…」
コナン「灰原の話聞いてなかったのかよ!!」
「コナンくん…安室さんのせいじゃないよ………全部……私のっ………」
…ポタッ…
「あれっ…やだなぁ…涙とまんないやっ…」
安室「すみませんでした…………過ぎた真似を…」
真澄「そんなので許せるわけ…!!」
コナン「次はないですよ…安室さん…」
安室「あぁ…。」
真澄「いいの?!コナンくん!!」
コナン「また後日話をきかせてもらお?」
真澄「そうだな…彼女の体力的に考えても…」
蘭「もう遅いしゆりちゃん、泊まっていったら…?」
「ううん、もう大丈夫。ごめんね、迷惑かけて…おじ様もすみません、ご迷惑おかけしちゃって…」
毛利「別に俺は構わねえが…」
「じゃぁ、帰ります…お邪魔しました…」
…フラッ…
安室「危ないっ…!」
…ボスッ…
「あ、すみません…」
真澄「僕がおくって…」
コナン「安室のにいちゃん、送ってってあげてくれる?」
安室「ああ…勿論…」
真澄「コナンくん!」
コナン「もう安室のにいちゃんも反省してるみたいだし、大丈夫だと思うよ^^」
蘭「すみません、安室さん、送ってってあげてもらえますか…?」
「私は大丈夫…」
安室「大丈夫じゃなかったじゃないですか。…ほら、行きますよ…」
真澄「大丈夫じゃなくならせたのは誰だっつーのっ」
「…すみません、ご迷惑おかけしました…ありがとう…」
3人「じゃあ、気をつけて!」
安室「家は…?どちらですか。」
「あの辺りで…降ろしてください。」
安室「そうはいきませんよ。…ちゃんと家の前まで送ります。…」
「…あの裏の…倉庫です。」
安室「倉庫…?!」
「…だからもうここでいいです。」
安室「女性がなんてところに1人で…」
「いつでも姿を消せるように…ですよ。」
安室「!!」
「あ、でも中はちゃんと工事してるんでお風呂もトイレもベッドもありますよ。…さすがに客人は呼べませんが…」
安室「…はぁ…。…それより、顔色が優れないみたいですが…大丈夫ですか…」
「大丈夫です。」『…ダメだ…景色が回ってる…』
安室「…つきましたよ…」
「あ、はい。ありがとうございます…」
…くらっ…
安室「ゆりさん…?!…はぁ…とりあえず、もう一度車に…」
「…っ…」
安室「…」
「安室…さん…どこに…」
安室「…」
「………ここは…」
安室「僕の家です。…あんなところに1人で置いておくわけに行きませんから。」
「…っ…すみません…ご迷惑おかけして…。帰ります…」
安室「そんなにフラフラしてて歩けもしないのに、ですか?」
「…いい…歩けます…」
…フラっ…
「…っ…」『頭が…ガンガンする…』
安室「大丈夫ですかっ」
「…っぅ…」
安室「凄い汗ですよ………酷い熱じゃないですか…!」『僕が…ゆりさんを試すようなことをしたから…』
…バタン…
「ハァッ…ハァッ…」
安室「ゆりさん?!」
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