始まりは···27話
鷲尾と裕介社内
裕介「智兄ってずっと前から紗菜ちゃん知ってるみたいだね。」
鷲尾「そうみたいだな。今日会議室で相変わらず、お札クリップの財布使ってるんですねって広瀬が言ってた」
裕介「どうゆう関係なんだろう··」
鷲尾「それを含めて全部話すって言ってたぞ。」
裕介「そっか。俺で大丈夫だよな?剛··紗菜の事守れるよな?」
鷲尾「お前がしょげてたら俺と砂原部長で殴りにいく。まだ話しも聞いてねーうちからそんな顔すんな!」
と裕介に拳骨。
裕介「運転中に危ない。帰りは俺運転な!」
鷲尾「当たり前だろ。俺寝るんだから。」
裕介「まったく。」
鷲尾「和人さんに連絡したのか?」
裕介「あっまだ。」
鷲尾「しておけ。これから電話するタイミングねーぞ。」
裕介「わかったよ。」
裕介、小鳥遊邸に電話する。
裕介「もしもし裕介だけど··文ちゃん?ごめん。和兄にさ、俺と砂原さん、紗菜ちゃん、帰りいつになるか分からない挙げ句に剛もプラスαで一緒に帰るよって伝えて。」
文太「和さん、さっき砂原さんから連絡着たって。美味い福島料理食ってこいって言ってたよ。」
裕介「分かった。サンキューじゃ先に寝ててね。おやすみ」
文太「裕君もファイト。」
裕介「うん。あとでね。」
と携帯を切った。
裕介「紗菜ちゃんは繋がるかな?」
鷲尾「今はやめろ。追いかけてるのがバレる。交通手段変えられたら厄介だ」
裕介「分かった。巻き込んでごめんな。」
鷲尾「バーカ気にすんな。お互いに巻き込みなれてるだろ。」
裕介「そうだね。」
鷲尾「お前寝てろ。少し体力温存しとけ。」
裕介「分かった。でも疲れたら代わるから起こして」
鷲尾「OK」
小鳥遊邸
こちらはただ今夕飯中。
千尋「紗菜どうしたんですかね?」
和人「俺にもよくは分からんが、砂原と、裕介、剛に今は任せるしかないな。」
大輔「ほんとセナさん不器用。」
創一「不器用なんじゃねーよ。アイツに掛かってる鍵がガンジがらめなんだ。」
文太「魔女のリンゴみたいなさ。美味しそうに見えて毒があるそんな感じの物があるんじゃない?紗菜の現実に。」
和人「そうだな、安易には踏み入れないとは分かるが心配だな。」
千尋「紗菜はリセットが必要ですね。」
和人「ああ。だからあの説教がましい、3人があってるんだよ。」
創一「砂原さん··怖そうに見えない。」
大輔「今朝車で送りながらコンビニでお菓子と飲み物買ってくれました。」
文太「遠足?」
千尋「砂原さんは本気で叱り出したら怖いと思うぞ。」
和人「あーご名答だ。ついでに裕介まで説教くらうだろうな。」
創一「とばっちり」
大輔「でもいいパパって感じします。」
文太「お菓子と飲み物効果絶大」
和人「片付けて、風呂入って寝るぞ。俺らはとことん甘やかし役。いいな?」
全員「はーい。」
千尋「俺洗い物しますよ。」
創一「俺ふきます」
和人「二人に頼んだ。お先にな」
大輔「俺、三階シャワーいきます。」
文太「俺2」
和人「俺一階で」
早く上がった三人は部屋に戻りシャワーへ。
キッチンでは··
千尋「背中流すか創一」
千尋さんからたまに飛び出すとんでもない冗談。
創一「おっおれ軟体動物何で大丈夫っす。」
千尋「お前は剛か?」
創一「剛さんは無脊椎動物って。」
千尋「所で創一、触角と目玉はどこにあるんだ?」
創一「でんでん虫じゃありません。」
何となく合わなさそうな二人ですが、仲良く洗い物タイムしてるみたいです。
一方砂原の指定した駅では?
車組が先に着いていた。そして次は砂原さん。
砂原「早かったな。」
裕介「まだ紗菜ちゃんらしい人は通ってないよ。」
砂原「そうか。ちょっと中に行ってくるよ。」
裕介「うん。。」
砂原「大丈夫」
と裕介の頭を撫でた。
裕介「お願いします。」
駅の中に向かう砂原。
降りてきた乗客の中から紗菜を探す。勿論目立たないように。
そして一目散に動き、紗菜の腕を掴む。
砂原「広瀬··やはりか。」
紗菜「離して下さい」
砂原「駄目だ来なさい」
紗菜「嫌ママに会いに行きたい。」
砂原「それは出来ないよ。また辛い思いするぞ」
紗菜「ママが私が必要って。だから離して。私を抱き締めたいって言ってた。」
砂原「目を覚ましなさい」
紗菜「ママには私だけ私の好きな物作ってくれるって··」
パシッ砂原が紗菜の頬を叩いた。
紗菜「どうしてですか?」
砂原「なら現実を見るか?今から連れていってやる。きなさい。」
砂原、紗菜を外の剛の車に連れていく。
砂原「すまん。二人後に移動してくれ。鷲尾ちょっと運転させてもらうぞ。」
鷲尾「どうぞ。」
砂原「広瀬、乗りなさい。俺達は車で10分待ってる。本当の姿をみてきてみろ。」
裕介「砂原さんそんなに強く言わなくても··」
砂原「その位必要だ。10分経ったら迎えにいく。いいな」
紗菜「でも··絶対··ママ待ってる··」
砂原「着いたぞ。行ってきなさい」
紗菜「··」
車を降り家に向かった。どこからどうみても荒れ果てている。草木の伸びた雑木林の様な庭、玄関の灯りもチカチカとし、今にも切れそうだ。
裕介「智兄ってずっと前から紗菜ちゃん知ってるみたいだね。」
鷲尾「そうみたいだな。今日会議室で相変わらず、お札クリップの財布使ってるんですねって広瀬が言ってた」
裕介「どうゆう関係なんだろう··」
鷲尾「それを含めて全部話すって言ってたぞ。」
裕介「そっか。俺で大丈夫だよな?剛··紗菜の事守れるよな?」
鷲尾「お前がしょげてたら俺と砂原部長で殴りにいく。まだ話しも聞いてねーうちからそんな顔すんな!」
と裕介に拳骨。
裕介「運転中に危ない。帰りは俺運転な!」
鷲尾「当たり前だろ。俺寝るんだから。」
裕介「まったく。」
鷲尾「和人さんに連絡したのか?」
裕介「あっまだ。」
鷲尾「しておけ。これから電話するタイミングねーぞ。」
裕介「わかったよ。」
裕介、小鳥遊邸に電話する。
裕介「もしもし裕介だけど··文ちゃん?ごめん。和兄にさ、俺と砂原さん、紗菜ちゃん、帰りいつになるか分からない挙げ句に剛もプラスαで一緒に帰るよって伝えて。」
文太「和さん、さっき砂原さんから連絡着たって。美味い福島料理食ってこいって言ってたよ。」
裕介「分かった。サンキューじゃ先に寝ててね。おやすみ」
文太「裕君もファイト。」
裕介「うん。あとでね。」
と携帯を切った。
裕介「紗菜ちゃんは繋がるかな?」
鷲尾「今はやめろ。追いかけてるのがバレる。交通手段変えられたら厄介だ」
裕介「分かった。巻き込んでごめんな。」
鷲尾「バーカ気にすんな。お互いに巻き込みなれてるだろ。」
裕介「そうだね。」
鷲尾「お前寝てろ。少し体力温存しとけ。」
裕介「分かった。でも疲れたら代わるから起こして」
鷲尾「OK」
小鳥遊邸
こちらはただ今夕飯中。
千尋「紗菜どうしたんですかね?」
和人「俺にもよくは分からんが、砂原と、裕介、剛に今は任せるしかないな。」
大輔「ほんとセナさん不器用。」
創一「不器用なんじゃねーよ。アイツに掛かってる鍵がガンジがらめなんだ。」
文太「魔女のリンゴみたいなさ。美味しそうに見えて毒があるそんな感じの物があるんじゃない?紗菜の現実に。」
和人「そうだな、安易には踏み入れないとは分かるが心配だな。」
千尋「紗菜はリセットが必要ですね。」
和人「ああ。だからあの説教がましい、3人があってるんだよ。」
創一「砂原さん··怖そうに見えない。」
大輔「今朝車で送りながらコンビニでお菓子と飲み物買ってくれました。」
文太「遠足?」
千尋「砂原さんは本気で叱り出したら怖いと思うぞ。」
和人「あーご名答だ。ついでに裕介まで説教くらうだろうな。」
創一「とばっちり」
大輔「でもいいパパって感じします。」
文太「お菓子と飲み物効果絶大」
和人「片付けて、風呂入って寝るぞ。俺らはとことん甘やかし役。いいな?」
全員「はーい。」
千尋「俺洗い物しますよ。」
創一「俺ふきます」
和人「二人に頼んだ。お先にな」
大輔「俺、三階シャワーいきます。」
文太「俺2」
和人「俺一階で」
早く上がった三人は部屋に戻りシャワーへ。
キッチンでは··
千尋「背中流すか創一」
千尋さんからたまに飛び出すとんでもない冗談。
創一「おっおれ軟体動物何で大丈夫っす。」
千尋「お前は剛か?」
創一「剛さんは無脊椎動物って。」
千尋「所で創一、触角と目玉はどこにあるんだ?」
創一「でんでん虫じゃありません。」
何となく合わなさそうな二人ですが、仲良く洗い物タイムしてるみたいです。
一方砂原の指定した駅では?
車組が先に着いていた。そして次は砂原さん。
砂原「早かったな。」
裕介「まだ紗菜ちゃんらしい人は通ってないよ。」
砂原「そうか。ちょっと中に行ってくるよ。」
裕介「うん。。」
砂原「大丈夫」
と裕介の頭を撫でた。
裕介「お願いします。」
駅の中に向かう砂原。
降りてきた乗客の中から紗菜を探す。勿論目立たないように。
そして一目散に動き、紗菜の腕を掴む。
砂原「広瀬··やはりか。」
紗菜「離して下さい」
砂原「駄目だ来なさい」
紗菜「嫌ママに会いに行きたい。」
砂原「それは出来ないよ。また辛い思いするぞ」
紗菜「ママが私が必要って。だから離して。私を抱き締めたいって言ってた。」
砂原「目を覚ましなさい」
紗菜「ママには私だけ私の好きな物作ってくれるって··」
パシッ砂原が紗菜の頬を叩いた。
紗菜「どうしてですか?」
砂原「なら現実を見るか?今から連れていってやる。きなさい。」
砂原、紗菜を外の剛の車に連れていく。
砂原「すまん。二人後に移動してくれ。鷲尾ちょっと運転させてもらうぞ。」
鷲尾「どうぞ。」
砂原「広瀬、乗りなさい。俺達は車で10分待ってる。本当の姿をみてきてみろ。」
裕介「砂原さんそんなに強く言わなくても··」
砂原「その位必要だ。10分経ったら迎えにいく。いいな」
紗菜「でも··絶対··ママ待ってる··」
砂原「着いたぞ。行ってきなさい」
紗菜「··」
車を降り家に向かった。どこからどうみても荒れ果てている。草木の伸びた雑木林の様な庭、玄関の灯りもチカチカとし、今にも切れそうだ。
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