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零と秀

原作: 名探偵コナン 作者: みゃお
目次

零と秀46

(これは名探偵コナンに出てくる、公安降谷零とFBI赤井秀一のラブストリーです。男の子同士のお話しが苦手な方はごめんなさい。)

灰原「なぁんかワクワクしてなぁい?」

コナン「キャメルさんにボタン型盗聴器つけたんだ。」

灰原「こりないわね。しらないわよー鬼を怒らせても。」

コナン「携帯のストラップに見えないように貼ってあるから大丈夫だろう。服だと脱いじまったらおしまいだし。」

灰原「よくそんな事したわね。」

コナン「キャメルさんが携帯落としたから偶然な。それによ、当事者が蚊帳の外なんてやっぱり俺らしくねーからな。」

灰原「気をつけなさいよ。組織はきっと工藤新一の情報集めに躍起になってるわ。」

コナン「でも目立った動きがねーって事はあえて情報小出しにしてるって事だろう?俺の方には少し動く余裕出来てるし。」

灰原「危険に巻き込まれる前にちゃんと誰かにいいなさいよ。」

コナン「わぁーてるよ。あっなぁわりーんだけど、元に戻る薬くれないか?」

灰原「分かったわ。でも工藤君が二人になっちゃうわよ?じゃまた明日。」

コナン「ああ。いいよ二人でも。気を付けて帰れよ。」

と二人は家路へ。さて小さい探偵も動き出してしまったようです。

探偵事務所

コナン「ねぇ山谷(公安の人)のおじさん、新一兄ちゃん家にも行ってるんでしょう?毎日変装してて楽しそうだよね。」

山谷「そうだね。降谷さんも真っ黒な服をきて夜に出る事があるんだよ。皆さん1つの為に動いていて素晴らしい結束力だと思うよ。」

コナン「真っ黒な格好?夜に危ないね」

山谷「赤井さんも一緒だから大丈夫じゃないかな?」

コナン「二人で何か調べてるのかな?でも強そうだから安心だね。」

山谷「何だか手掛かりになる事件があったみたいでね、新一君の情報を少しずつ出しながら糸口掴もうとしてるみたいだよ。」

コナン「へぇーありがとう。僕新一兄ちゃんとか皆の話しだぁーいすき。」

山谷「そうなのかい?君も何れは名探偵かな。」

コナン「新一兄ちゃんには敵わないけどね。」

子供の無邪気さ満開に話を聞き出したコナン。

コナン「じゃー僕お部屋帰るね。」

と部屋にこもり阿笠邸に電話。

コナン「博士明日博士の家に行きたいんだけど、女装していくから、灰原の友達として入れてもらえないか」

阿笠「あーいいがの。また何か企んでおるんじゃ?」

コナン「勿論企んでるさ。」

阿笠「危険な事は駄目じゃぞ。」

コナン「なぁ博士服部に会った事あるよな。アイツに変装したいんだ。準備してくれないか?」

阿笠「いくら連休に入るとは言え新一が動く必要ないじゃろう。」

コナン「いや動かなきゃだめだ。俺の事だから。俺皆に頼りっぱなしなんてやっぱり無理だ。」

阿笠「じゃがちゃんと皆に相談するんじゃぞ。それから関西弁、でんがな、まんがなのカタコトじゃなくちゃんと話せるようにしなきゃならんぞ。」

コナン「分かった。ありがとう博士」

コナンはどうやら西の高校生探偵服部平次に変装するようだ。

次の日

コナンは探偵事務所の見張りを「遊びに行って友達の家に泊まるだけだから大丈夫」と言ってくぐり抜け、途中でロングのカツラをかぶり女装した。(←少しずつ用意済み。バックも入れ替えた。)

ピンポン

女装コナン「こんにちは哀ば・・はい・・哀ちゃんはいらっしゃいますか?」

灰原「いらっしゃいどうぞ。」

女装コナン「お邪魔します。」

阿笠「随分名前噛んだのう。」

コナン「呼び慣れてねーんだよ。」

灰原「素に戻るの早すぎよ。お隣には見張りいっぱいいるし、もうすぐ叔父さんと透お兄ちゃん帰って来るんだから。」

コナン「あ、あと服部には一応許可とってはおいた。へまするでないで工藤とはいってたけど、アイツも首は突っ込みたそうだ。」

阿笠「服部君が増えたら紛らわしいじゃろ。」

コナン「だから詳細は話すから顔だけ貸しといてくれって言っといた。」

灰原「服部君もとばっちりね。」

コナン「そのうち礼がてら飯でもいくよ。」

阿笠「てっちり位は奢らないといかんぞい。」

コナン「高校生にもたけーよ」

灰原「ニューヨークに恋人と行くのに?」

コナン「ロンドンにもいったけど、一食にてっちりは駄目だな」

阿笠「まぁ危険な事だけはいかんぞ。」

コナン「はい。わかりました。」

灰原「その女装の声って誰設定なの?」

コナン「テレビに出てた子役の声。の少し低い感じだな、どんなもんがいいか分かんなくて。」

灰原「しばらく女装でいなさいよ。明日個々を出てあなたを送るフリをするから。あと車で変装して、目立たないところで降りて、ここまで歩いてきなさい。」

阿笠「服はこれじゃ。髪型はそんなに変わらんじゃろ。あと服部君は日焼けしとったからのう、濃い色のファンデーションじゃちょっと近づいた位ではメイクとは分からん。すぐに落ちたりもせん。」

コナン「ありがとう。色々ごめんな。俺だけ空荷なのはどうしても嫌なんだ。」

明日宜しくとゆう言葉を残して、地下にこもった。キャメルに仕掛けた盗聴器から掛かってくる電話の内容をチェックしている。

コナン「もう少しなのかもしれねーな。」

そんな思いで唇を噛み締めた。
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