始まりは···58話
真琴「案外予想もしない見つかり方するかもしれないね。」
アキオ「真琴さん、あなたと紗奈ちゃんはとんでもない方に予感が当たるからやめてー。」
真琴「やりがいあるじゃない。裕介とみんなの大切な紗奈ちゃんなのよ?どうなってるかはわからないけど、明日が勝負。勝ちにいくのよ。」
アキオ「分かったわ。」
鷲尾「椿さん、ないですよ。なくした後掃除とかしたんですか?」
アキオ「掃除はしたけど、一日目はバッジなくなる前よ?あとは今日だって終わった後掃除したでしょ?」
紗菜「クスッ··」
千尋「どうした?」
紗菜「私··あのバッジは芸大の皆さんが作ったバッジとしかしりません。大切な物って言われていたのに、どうして大切なのか、どんな意味のあるバッジなのか知らない··ケホッなのに、話を聞く前に無くすなんて··」
千尋「きっと見つかる。そして君が裕介から受けとる物だと証明される。大丈夫」
千尋が紗菜の頭を撫でてくれた。
紗菜「裕介さん··傷つけてしまったらどうしたらいいですか?」
千尋「裕介が傷つく時は君がそれ以上に傷ついている時だ。今朝お兄ちゃんにも言われたんじゃないのか?椿さんきにかけていたぞ。」
紗菜「私には誰かに自分を預けたり凭れるなんて···」
千尋「今日はこの辺にしよう。また明日もある」
紗菜「はい。」
千尋「裕介はしっかり君を包んでくれる。一人で閉じ籠らなくていい。明日の服裕介と選びに行く?」
紗菜「自分でいきます。」
千尋「じゃお兄ちゃん呼ぼうか」
真琴「ちーひろ。裕介呼んであげなさい。紗奈ちゃん自分からじゃ恥ずかしくて声かけられないでしょ」
アキオ「私今日は部長と夜ご飯。」
鷲尾「さっき報告に戻るの面倒なので、一緒にご飯しましょってよびだしてた。」
真琴「私もアキちゃんと夜ご飯したい。」
アキオ「なら鷲尾君も入れて四人で食べましょ」
真琴「千尋、ちゃんと紗奈ちゃん、裕介に届けて帰りなさいよ。じゃ明日。」
千尋「明日は裕介が終わり頃にくるんだ。俺はいいだろ。ってそもそもその日に呼んだの真琴だろうが」
真琴「私わざわざ遠回しに呼ばないわ。今回、最終日に来るって決まってたみたいだから連絡してないけど。」
紗菜「大学に手紙届いたみたいですが··」
鷲尾「学校関係ない気がするけどな。」
紗菜「とりあえず帰りましょうか?アキちゃん、部長にこれもお願いします。」
アキオ「分かったわ。お疲れ様」
千尋「裕介にメールした。アイツがくるまで一緒にいる。いくよ。真琴、剛とアキちゃん、智也さんに迷惑かけるなよ。」
真琴「お姉さんを呼び捨てって」
アキオ「お兄さんを役職で呼んでる妹もいるわ」
鷲尾「明日な。広瀬、ちょっとでも裕介とデートしろよ」
紗菜「それは··あの··」
真琴「デリカシーがないわね。紗奈ちゃんまた明日」
紗菜「はい。明日も宜しくお願いします」
レストラン
アキオ「見事にデカい車並んだわね。」
ランクル、サーフ、ステップ運転手は若干中性的ですが、車はいかつい。
レストランではさっきの会場での話し。
砂原「俺、明日は午前中出張してるから、抜かりなく頼むぞ」
真琴「さっさと片付けて来たらいいのに。フィナーレには可愛い妹もお召しかえするのよ。」
アキオ「楽しみよね。」
鷲尾「裕介ならセンスいいから。」
砂原「しかし企画の最後に関係者だけお召しかえはいみあるのか?」
真琴「堅苦しい格好で企画の成功喜べないわ。」
砂原「良く分からん。まぁそれが通例行事ならしかたないか。」
レストランで夜ご飯の皆さんは紗菜を心配しつつ、企画の話で盛り上がり、解散。
千尋「裕介後はバトンタッチ。明日紗菜がフィナーレで着るワンピースかスーツ一緒にみてこい。夕飯はいらないと和人さんにつたえておく。」
紗菜「えっあの千尋さん?」
裕介「ちぃちゃんも強制的にやってくれるよね。」
千尋「二人はもっと二人の時間も作れ。じゃあお先に。」
裕介「ありがとう。」
千尋「あまり叱ってばかりいると陰で親父と言われるからな。フォローだ。」
紗菜「確かに今朝も裕介さんと部長で仁王像みたいでしたけど、親父なんて思ってません。」
裕介「仁王像っては思ってたんだ。」
紗菜「和人さんもそう言ってましたし。」
千尋「和人さんが言ったならしかたないよな。じゃあ帰るぞ」
裕介「気をつけて」
紗菜「すみません。お手数お掛けしました。」
千尋「いい買い物しておいで。」
プップっとクラクションを鳴らして千尋が帰った。
紗菜「裕介さん、すみません。お疲れではないですか?」
裕介「疲れてないよ?さーてスーツとワンピースどっちにする?」
紗菜「スーツ··」
裕介「スーツ?たまにはワンピースもいいななんて思ったんだけどやっぱり?」
紗菜「私ワンピース着ると幼稚園児みたいになるかな?なんて。」
裕介「ちゃんと紗菜にあってるのを探してないんでしょー?ワンピース探してみよ!」
紗菜「はい。」
裕介「はい、手を貸して。繋いで行こうね。」
暫く歩いて。
裕介「このお店どうだろう?小物もあるよ。そういえば紗菜のピアスホールはお兄さんに内緒なのかな?」
紗菜「ニューヨークで開けてこっちに帰るときには暫く外してました。」
裕介「ピアスしよ」
紗菜「でもそんなのしたら部長怒りそう··」
裕介「お店入るよ」
仕事帰りに入るには少し腰が引けてしまう大人な感じの服等を揃えた店に入った。
アキオ「真琴さん、あなたと紗奈ちゃんはとんでもない方に予感が当たるからやめてー。」
真琴「やりがいあるじゃない。裕介とみんなの大切な紗奈ちゃんなのよ?どうなってるかはわからないけど、明日が勝負。勝ちにいくのよ。」
アキオ「分かったわ。」
鷲尾「椿さん、ないですよ。なくした後掃除とかしたんですか?」
アキオ「掃除はしたけど、一日目はバッジなくなる前よ?あとは今日だって終わった後掃除したでしょ?」
紗菜「クスッ··」
千尋「どうした?」
紗菜「私··あのバッジは芸大の皆さんが作ったバッジとしかしりません。大切な物って言われていたのに、どうして大切なのか、どんな意味のあるバッジなのか知らない··ケホッなのに、話を聞く前に無くすなんて··」
千尋「きっと見つかる。そして君が裕介から受けとる物だと証明される。大丈夫」
千尋が紗菜の頭を撫でてくれた。
紗菜「裕介さん··傷つけてしまったらどうしたらいいですか?」
千尋「裕介が傷つく時は君がそれ以上に傷ついている時だ。今朝お兄ちゃんにも言われたんじゃないのか?椿さんきにかけていたぞ。」
紗菜「私には誰かに自分を預けたり凭れるなんて···」
千尋「今日はこの辺にしよう。また明日もある」
紗菜「はい。」
千尋「裕介はしっかり君を包んでくれる。一人で閉じ籠らなくていい。明日の服裕介と選びに行く?」
紗菜「自分でいきます。」
千尋「じゃお兄ちゃん呼ぼうか」
真琴「ちーひろ。裕介呼んであげなさい。紗奈ちゃん自分からじゃ恥ずかしくて声かけられないでしょ」
アキオ「私今日は部長と夜ご飯。」
鷲尾「さっき報告に戻るの面倒なので、一緒にご飯しましょってよびだしてた。」
真琴「私もアキちゃんと夜ご飯したい。」
アキオ「なら鷲尾君も入れて四人で食べましょ」
真琴「千尋、ちゃんと紗奈ちゃん、裕介に届けて帰りなさいよ。じゃ明日。」
千尋「明日は裕介が終わり頃にくるんだ。俺はいいだろ。ってそもそもその日に呼んだの真琴だろうが」
真琴「私わざわざ遠回しに呼ばないわ。今回、最終日に来るって決まってたみたいだから連絡してないけど。」
紗菜「大学に手紙届いたみたいですが··」
鷲尾「学校関係ない気がするけどな。」
紗菜「とりあえず帰りましょうか?アキちゃん、部長にこれもお願いします。」
アキオ「分かったわ。お疲れ様」
千尋「裕介にメールした。アイツがくるまで一緒にいる。いくよ。真琴、剛とアキちゃん、智也さんに迷惑かけるなよ。」
真琴「お姉さんを呼び捨てって」
アキオ「お兄さんを役職で呼んでる妹もいるわ」
鷲尾「明日な。広瀬、ちょっとでも裕介とデートしろよ」
紗菜「それは··あの··」
真琴「デリカシーがないわね。紗奈ちゃんまた明日」
紗菜「はい。明日も宜しくお願いします」
レストラン
アキオ「見事にデカい車並んだわね。」
ランクル、サーフ、ステップ運転手は若干中性的ですが、車はいかつい。
レストランではさっきの会場での話し。
砂原「俺、明日は午前中出張してるから、抜かりなく頼むぞ」
真琴「さっさと片付けて来たらいいのに。フィナーレには可愛い妹もお召しかえするのよ。」
アキオ「楽しみよね。」
鷲尾「裕介ならセンスいいから。」
砂原「しかし企画の最後に関係者だけお召しかえはいみあるのか?」
真琴「堅苦しい格好で企画の成功喜べないわ。」
砂原「良く分からん。まぁそれが通例行事ならしかたないか。」
レストランで夜ご飯の皆さんは紗菜を心配しつつ、企画の話で盛り上がり、解散。
千尋「裕介後はバトンタッチ。明日紗菜がフィナーレで着るワンピースかスーツ一緒にみてこい。夕飯はいらないと和人さんにつたえておく。」
紗菜「えっあの千尋さん?」
裕介「ちぃちゃんも強制的にやってくれるよね。」
千尋「二人はもっと二人の時間も作れ。じゃあお先に。」
裕介「ありがとう。」
千尋「あまり叱ってばかりいると陰で親父と言われるからな。フォローだ。」
紗菜「確かに今朝も裕介さんと部長で仁王像みたいでしたけど、親父なんて思ってません。」
裕介「仁王像っては思ってたんだ。」
紗菜「和人さんもそう言ってましたし。」
千尋「和人さんが言ったならしかたないよな。じゃあ帰るぞ」
裕介「気をつけて」
紗菜「すみません。お手数お掛けしました。」
千尋「いい買い物しておいで。」
プップっとクラクションを鳴らして千尋が帰った。
紗菜「裕介さん、すみません。お疲れではないですか?」
裕介「疲れてないよ?さーてスーツとワンピースどっちにする?」
紗菜「スーツ··」
裕介「スーツ?たまにはワンピースもいいななんて思ったんだけどやっぱり?」
紗菜「私ワンピース着ると幼稚園児みたいになるかな?なんて。」
裕介「ちゃんと紗菜にあってるのを探してないんでしょー?ワンピース探してみよ!」
紗菜「はい。」
裕介「はい、手を貸して。繋いで行こうね。」
暫く歩いて。
裕介「このお店どうだろう?小物もあるよ。そういえば紗菜のピアスホールはお兄さんに内緒なのかな?」
紗菜「ニューヨークで開けてこっちに帰るときには暫く外してました。」
裕介「ピアスしよ」
紗菜「でもそんなのしたら部長怒りそう··」
裕介「お店入るよ」
仕事帰りに入るには少し腰が引けてしまう大人な感じの服等を揃えた店に入った。
※会員登録するとコメントが書き込める様になります。