始まりは···35話
個展の準備も大体出来上がり、後はもうその日を待てばいい位になった頃。(企画課 広瀬様)と書かれた大きめの封筒が紗菜のデスクに置いてあった。
紗菜「私に?何だろう?」
少し隙間を開け中身を確認する。何かのファイルのようで良く見えなかった。デスクには今使っている資料があるのでしかたなく、自動販売機のある休憩スペースの片隅で封筒を開いた。
広瀬紗菜··広瀬石子福島県産まれ。砂原に引き取られた事は調べられていないのか、その前までの暮らしや、家族に関して、学校でいじめにあっていた事などが書かれていた。それから写真なども。
紗菜「どうして··」
ファイルを閉じ絶望した。
鷲尾「広瀬どうかしたか?広瀬!」
紗菜「いえ何でもありません。ごゆっくりどうぞ」
女子社員B「見た?」
女子社員E「見た見たキモ電(会社に着た電話)のお陰?」
と鷲尾には分からないように笑いあっている。
鷲尾砂原にメールを送った。(広瀬要マーク)とだけ。
紗菜「戻りました。」
アキオ「紗菜ちゃん、ごめん、この資料ちょっと借りてるわ」
紗菜「うん。大丈夫作品の展示の順番?」
アキオ「そうなのよ。この会場のなかで物語が動き出す位にしたいの。あれ紗菜ちゃん、それも資料だったの?」
紗菜「うん。私が次にやってみようとした企画の··」
紗菜バッグに封筒をしまう。
アキオ「紗菜ちゃん、それじゃ過去形よ?」
紗菜「そうだね。過去なのに··」
アキオ「紗菜ちゃん?」
紗菜「あっんごめんね。何でもないよ。私もやってもいい?」
アキオ「お願い。ちょっと頭なっとになりそうだったの。」
次の日。あのファイルも捨てるわけにも置いておく訳にもいかず、結局バッグに入れたままにしてしまった。
「広瀬··妹··石子」
女子社員E「また着たよ」
女子社員B「知らん顔してあの人に内線まわしちゃいなよ?おもしろそうじゃない?」
女子社員E「何にも言わないで出る?」
女子社員B「光ってれば出るんじゃない?」
女子社員E「いっか。やっちゃえ」
結構離れた紗菜のデスク。
女子社員B「出るよ出るよ」
紗菜「?かわりました。広瀬です。」
「広··クックッ石子、石子妹··クックッ」
紗菜「おかけ間違いではないでしょうか」
「石子。石子でしょ。母さんいってた。」
紗菜「人違いかと思います。では。」
砂原「どうした?」
紗菜「間違い電話です。」
女子社員2「もしかして··」
女子社員3「部長にそうだんしてみましょうよ。」
紗菜を味方してくれたこの二人もあの電話に出たようだ。水面下では広瀬と言う名字が紗菜しかいないため色々噂が出てきているらしい。
女子社員C「私にも協力させて。広瀬さんあんな電話のせいで陰で噂たてられるなんて見てられないわ。」
三人で一致団結し、砂原を小会議室に連れ出した。
女子社員C「部長最近ですが、何回か不審な電話があったのはご存知でしょうか?」
砂原「いや、報告はうけていないが。」
女子社員3「名前は名乗らないのですが、」
女子社員2「広瀬、妹、石子とだけ。」
女子社員C「ここにはそのような方はおりませんと言ったんですが、」
女子社員3「また何日かすると同じ電話がくるんです。」
女子社員2「そのせいで広瀬さん本人の知らないところで色々噂をたてられています。」
女子社員3「多分先程の広瀬さんが、うけた電話がその不審電話だったのではないでしょうか?」
女子社員C「研修から帰ったばかりでこんなストーカーみたいなことあんまりです。」
砂原「ありがとう。何も分からないままは動けない。広瀬にも話しはきいてみるよ。」
女子社員2「はい。」
「宜しくお願いします。」
砂原「もうすぐ終業だから気をつけて帰ってくれ。」
「はい。失礼しました」
数分後。
女子社員23C「お疲れ様でした。」
女子社員3「広瀬さん残業ですか?」
紗菜「はい。この資料をたのまれたので。こっちのと一緒にやっていかないと。」
女子社員C「私、手伝います。」
紗菜「ちょっとなんで気にしないで下さい。お疲れ様でした。」
女子社員2「無理しないで下さいね。お疲れ様でした。」
三人が帰った。
女子社員3「広瀬さんまたあの人達に押し付けられたのよきっと。」
女子社員C「ねぇ、広瀬さん昨日から元気ないきがするんだけど。」
女子社員2「電話の他に何かあったのかしら?」
鷲尾「お疲れ様。深刻せうだね。」
女子社員3「鷲尾さんが、こきつかってるんじゃ?」
鷲尾「俺?」
女子社員C「広瀬さん元気ない気がすると話してたんです。」
鷲尾「俺をいうなら椿さんじゃないか?」
アキオ「私は紗菜ちゃんとの仕事楽しいからこきはつかったりしないわよ。お疲れ様。ほーらlady達も帰るわよ」
三人「はぁい」
アキオ「鷲尾君、紗菜ちゃんフォローお願いね。それじゃ。」
鷲尾「お疲れ様でした。」
女子社員さんと椿さんって台風一過みたいだなぁと思いながら自分の部署へ。飲み物を買っていった。
鷲尾「もどり··いねー。。」
小会議室トントン
砂原「どうぞ。」
鷲尾「ここでしたか。」
砂原「ああまぁな。」
目の前には紗菜も座っている。修羅場みたいだ。
紗菜「私に?何だろう?」
少し隙間を開け中身を確認する。何かのファイルのようで良く見えなかった。デスクには今使っている資料があるのでしかたなく、自動販売機のある休憩スペースの片隅で封筒を開いた。
広瀬紗菜··広瀬石子福島県産まれ。砂原に引き取られた事は調べられていないのか、その前までの暮らしや、家族に関して、学校でいじめにあっていた事などが書かれていた。それから写真なども。
紗菜「どうして··」
ファイルを閉じ絶望した。
鷲尾「広瀬どうかしたか?広瀬!」
紗菜「いえ何でもありません。ごゆっくりどうぞ」
女子社員B「見た?」
女子社員E「見た見たキモ電(会社に着た電話)のお陰?」
と鷲尾には分からないように笑いあっている。
鷲尾砂原にメールを送った。(広瀬要マーク)とだけ。
紗菜「戻りました。」
アキオ「紗菜ちゃん、ごめん、この資料ちょっと借りてるわ」
紗菜「うん。大丈夫作品の展示の順番?」
アキオ「そうなのよ。この会場のなかで物語が動き出す位にしたいの。あれ紗菜ちゃん、それも資料だったの?」
紗菜「うん。私が次にやってみようとした企画の··」
紗菜バッグに封筒をしまう。
アキオ「紗菜ちゃん、それじゃ過去形よ?」
紗菜「そうだね。過去なのに··」
アキオ「紗菜ちゃん?」
紗菜「あっんごめんね。何でもないよ。私もやってもいい?」
アキオ「お願い。ちょっと頭なっとになりそうだったの。」
次の日。あのファイルも捨てるわけにも置いておく訳にもいかず、結局バッグに入れたままにしてしまった。
「広瀬··妹··石子」
女子社員E「また着たよ」
女子社員B「知らん顔してあの人に内線まわしちゃいなよ?おもしろそうじゃない?」
女子社員E「何にも言わないで出る?」
女子社員B「光ってれば出るんじゃない?」
女子社員E「いっか。やっちゃえ」
結構離れた紗菜のデスク。
女子社員B「出るよ出るよ」
紗菜「?かわりました。広瀬です。」
「広··クックッ石子、石子妹··クックッ」
紗菜「おかけ間違いではないでしょうか」
「石子。石子でしょ。母さんいってた。」
紗菜「人違いかと思います。では。」
砂原「どうした?」
紗菜「間違い電話です。」
女子社員2「もしかして··」
女子社員3「部長にそうだんしてみましょうよ。」
紗菜を味方してくれたこの二人もあの電話に出たようだ。水面下では広瀬と言う名字が紗菜しかいないため色々噂が出てきているらしい。
女子社員C「私にも協力させて。広瀬さんあんな電話のせいで陰で噂たてられるなんて見てられないわ。」
三人で一致団結し、砂原を小会議室に連れ出した。
女子社員C「部長最近ですが、何回か不審な電話があったのはご存知でしょうか?」
砂原「いや、報告はうけていないが。」
女子社員3「名前は名乗らないのですが、」
女子社員2「広瀬、妹、石子とだけ。」
女子社員C「ここにはそのような方はおりませんと言ったんですが、」
女子社員3「また何日かすると同じ電話がくるんです。」
女子社員2「そのせいで広瀬さん本人の知らないところで色々噂をたてられています。」
女子社員3「多分先程の広瀬さんが、うけた電話がその不審電話だったのではないでしょうか?」
女子社員C「研修から帰ったばかりでこんなストーカーみたいなことあんまりです。」
砂原「ありがとう。何も分からないままは動けない。広瀬にも話しはきいてみるよ。」
女子社員2「はい。」
「宜しくお願いします。」
砂原「もうすぐ終業だから気をつけて帰ってくれ。」
「はい。失礼しました」
数分後。
女子社員23C「お疲れ様でした。」
女子社員3「広瀬さん残業ですか?」
紗菜「はい。この資料をたのまれたので。こっちのと一緒にやっていかないと。」
女子社員C「私、手伝います。」
紗菜「ちょっとなんで気にしないで下さい。お疲れ様でした。」
女子社員2「無理しないで下さいね。お疲れ様でした。」
三人が帰った。
女子社員3「広瀬さんまたあの人達に押し付けられたのよきっと。」
女子社員C「ねぇ、広瀬さん昨日から元気ないきがするんだけど。」
女子社員2「電話の他に何かあったのかしら?」
鷲尾「お疲れ様。深刻せうだね。」
女子社員3「鷲尾さんが、こきつかってるんじゃ?」
鷲尾「俺?」
女子社員C「広瀬さん元気ない気がすると話してたんです。」
鷲尾「俺をいうなら椿さんじゃないか?」
アキオ「私は紗菜ちゃんとの仕事楽しいからこきはつかったりしないわよ。お疲れ様。ほーらlady達も帰るわよ」
三人「はぁい」
アキオ「鷲尾君、紗菜ちゃんフォローお願いね。それじゃ。」
鷲尾「お疲れ様でした。」
女子社員さんと椿さんって台風一過みたいだなぁと思いながら自分の部署へ。飲み物を買っていった。
鷲尾「もどり··いねー。。」
小会議室トントン
砂原「どうぞ。」
鷲尾「ここでしたか。」
砂原「ああまぁな。」
目の前には紗菜も座っている。修羅場みたいだ。
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