うちはアラシin湿骨林!vs綱手の巻!
一族滅亡から2年。俺は今も気ままに旅をしている。この前砂の国を巡ったので、今は滝の国と岩の国を通り、原作では地図になかった筈の場所に来ている。
当然漫画の地図(火の国を中心に五大国のみ表示のもの)に載っていいなくても、陸地は続いているわけで・・・おそらく誰一人住んでいない未開地を探索してるわけだ。
小国くらいあるのかな?と思っていたが、よく考えてみれば、五大国から離れた位置にある小国なんか、とうに潰されているだろう。実際街も村も無く、広大な岩石地帯の奥にジメジメとしたアマゾンが永遠と広がっていた。こんな環境じゃ、穀物を作るのは難しいだろうから、岩の国が国土としなかったのも頷ける。
神威空間での休憩が無ければ、足の皮膚がふやけて病気になりそうな上、スチームサウナみたいに暑くジメジメしている森を何日も歩き続ける。これの何が楽しいのかと思うだろうが、この巨大アマゾンの先がどうなっているのか気になるんだから仕方ない。
・・・?自然しかないアマゾンの筈なのに、何故か目の前にあるのは巨大な人工物・・・。猛者の隠しアジトとか?・・・でもこんなジメジメした環境じゃ、巻物も忍具もダメになってしまうから、アジトには向かないと思うんだけど・・・。
「そこにいるのは誰です?」
中に忍びこんだら、山よりでかいナメクジに声をかけられた。成る程、ここ「湿骨林」なんだ。湿骨林と言えば、綱手が口寄せするカツユが住んでる秘境。妙木山と同様に場所は書かれてなかったけど、こんなところにあるんじゃ普通の忍びは誰もたどり着けないだろう。
「俺はうちはアラシ。ナメクジさんは?」
「私はカツユと申します。うちはと言うと木の葉隠れの忍びの方ですよね?何故こんな所に?」
「僕は忍びになるための学校に通ってる学生だよ。ただ授業暇だし、忍者になって掟に縛られる前に、色々な場所を探検してるの。木の葉隠れで売ってる地図には、岩隠れの・・・木の葉と逆サイドの地図はなかったから、どういう風になってるのか気になっちゃってね。」
「あらあら可愛らしい。折角ですから暫くここで休んでいかれますか?」
「いいの?ありがとう^^」
カツユって原作通り優しいんだな〜。
「お前がうちはアラシか?」
「・・・。お姉さん、誰?どうやってここに来たの?」
湿骨林を探検しつつ体を休めること2日、カツユ分体に呼ばれたので付いていったら、とてもアラ還のババアには見えない綱手がいた。
「お姉さんとは嬉しいねぇ。私は綱手。木の葉の忍びだ。カツユと口寄せの契約をしてるから、カツユに逆口寄せをしてもらってここに来たんだ。お前アカデミーはいいのか?」
「分身に行かせてるから大丈夫。」
「その内バレるぞ。」
「入学からほぼずっと分身だけどバレたことない。・・・と言うかアカデミーの教員は大半が中忍だから、高レベルの分身見破るのは難しいと思う。」
「(ったく、大人がここまで馬鹿にされて気づきもしないとは情けない。)自分の腕に自信があるのか?」
「自分が一番強いなんて言う気はないけど、大抵の状況で身を守る程度の強さはあると思ってるよ。お姉さん・・・綱手さんは強そうだね。」
「やってみるかい?私に勝ったらカツユとの口寄せ契約を認めてやるよ。」
「ナメクジさんと?」
う〜ん・・・カツユも強いのは分かるけど、俺としてはイタチみたいな鳥とか、蟻みたいに偵察に向いてる虫の方が嬉しいんだよなぁ。燃費が悪いとはいえスサノオ完成体を使える以上、わざわざ大きな口寄せ動物を使うメリットは少ないし。
「不満みたいだねぇ。カツユは強いし頭もいい。普通の忍びなら泣いて喜ぶ条件なんだがねぇ。」
いやいや、「「綱手に勝ったら」」カツユと契約とか、カツユと契約したい忍びでも喜べる訳無いでしょww
「まあ、口寄せ契約は複数種の動物でも大丈夫なはずですから、受けようかな。」
「(何でしょう・・・勝手にアラシ様との契約を持ち出した綱手様も綱手様ですが、ついで扱いのアラシ様にも怒りを感じてしまいます・・・。)」
「じゃあ、この石が地面についた時点で勝負開始。片方が気絶するか負けを認めた時点で勝負は決まりだ。」
了解っと。さて・・・あの綱手相手に殴られたら、1発で気絶するのがオチだから、まずは回避を徹底する。綱手のチャクラコントロールは精密だから幻術系は得意かもしれないし、影分身と風遁・火遁で火傷させつつ、スタミナを削りに行くか。
「おらぁ!!」
おっ、腕に洒落にならないチャクラが集まってる。一点集中まではしてないみたいだけど、殴られたら痛いだけじゃ済まない攻撃だ。
「影分身の術」「火遁・鳳仙火の術」「風遁・真空玉」
「何っ!!?」
驚いて避けたか。・・・?手裏剣?
「手裏剣影分身の術!」
・・・なるほど。
「手裏剣影分身の術」
俺の方が込めたチャクラが多い為、綱手の手裏剣を全て弾き飛ばしたあと、更に何枚もの手裏剣が綱手を襲う。ただ、当然この程度は避けるわな。
「火遁・豪龍火の術」「風遁・大突破」×30
「!!!!!!?・・・がああああああ!!!」
流石に上忍クラスの術の同時発動は、チャクラ消費がキツイ。ただ、これで先手はとれたな。綱手は空には飛べないから、土の中に逃げるしか無いわけだけど・・・俺、土遁も上忍クラスの術軽く使えるからね?土の中には「土遁・土竜隠れの術」で移動しながら綱手を待ち受ける、全身起爆札付きの影分身がざっと100体。流石に自爆に付き合わされたら無傷ではいられなかったみたいね。
「・・・あの・・・綱手様を治療してもいいですか?」
全身火傷と切り傷でボロボロになった綱手を見て、思わずカツユが治療を申し出る。まあ、こちらとしても有難いからいいんだけどね。
「いいよ。勝負は俺の勝ちね?」
「ですね。これが契約の巻物になります。」
巨大な巻物には、綱手やシズネの名前もある。
「うちはアラシっと。これで契約完了?」
「はい。あとは口寄せの印を結んでくだされば、込めたチャクラ量に応じて私の一部が口寄せされます。基本的には回復・連絡が得意なサポートタイプですが、戦闘も多少はこなせますよ。」
そりゃあ楽しみだ!
当然漫画の地図(火の国を中心に五大国のみ表示のもの)に載っていいなくても、陸地は続いているわけで・・・おそらく誰一人住んでいない未開地を探索してるわけだ。
小国くらいあるのかな?と思っていたが、よく考えてみれば、五大国から離れた位置にある小国なんか、とうに潰されているだろう。実際街も村も無く、広大な岩石地帯の奥にジメジメとしたアマゾンが永遠と広がっていた。こんな環境じゃ、穀物を作るのは難しいだろうから、岩の国が国土としなかったのも頷ける。
神威空間での休憩が無ければ、足の皮膚がふやけて病気になりそうな上、スチームサウナみたいに暑くジメジメしている森を何日も歩き続ける。これの何が楽しいのかと思うだろうが、この巨大アマゾンの先がどうなっているのか気になるんだから仕方ない。
・・・?自然しかないアマゾンの筈なのに、何故か目の前にあるのは巨大な人工物・・・。猛者の隠しアジトとか?・・・でもこんなジメジメした環境じゃ、巻物も忍具もダメになってしまうから、アジトには向かないと思うんだけど・・・。
「そこにいるのは誰です?」
中に忍びこんだら、山よりでかいナメクジに声をかけられた。成る程、ここ「湿骨林」なんだ。湿骨林と言えば、綱手が口寄せするカツユが住んでる秘境。妙木山と同様に場所は書かれてなかったけど、こんなところにあるんじゃ普通の忍びは誰もたどり着けないだろう。
「俺はうちはアラシ。ナメクジさんは?」
「私はカツユと申します。うちはと言うと木の葉隠れの忍びの方ですよね?何故こんな所に?」
「僕は忍びになるための学校に通ってる学生だよ。ただ授業暇だし、忍者になって掟に縛られる前に、色々な場所を探検してるの。木の葉隠れで売ってる地図には、岩隠れの・・・木の葉と逆サイドの地図はなかったから、どういう風になってるのか気になっちゃってね。」
「あらあら可愛らしい。折角ですから暫くここで休んでいかれますか?」
「いいの?ありがとう^^」
カツユって原作通り優しいんだな〜。
「お前がうちはアラシか?」
「・・・。お姉さん、誰?どうやってここに来たの?」
湿骨林を探検しつつ体を休めること2日、カツユ分体に呼ばれたので付いていったら、とてもアラ還のババアには見えない綱手がいた。
「お姉さんとは嬉しいねぇ。私は綱手。木の葉の忍びだ。カツユと口寄せの契約をしてるから、カツユに逆口寄せをしてもらってここに来たんだ。お前アカデミーはいいのか?」
「分身に行かせてるから大丈夫。」
「その内バレるぞ。」
「入学からほぼずっと分身だけどバレたことない。・・・と言うかアカデミーの教員は大半が中忍だから、高レベルの分身見破るのは難しいと思う。」
「(ったく、大人がここまで馬鹿にされて気づきもしないとは情けない。)自分の腕に自信があるのか?」
「自分が一番強いなんて言う気はないけど、大抵の状況で身を守る程度の強さはあると思ってるよ。お姉さん・・・綱手さんは強そうだね。」
「やってみるかい?私に勝ったらカツユとの口寄せ契約を認めてやるよ。」
「ナメクジさんと?」
う〜ん・・・カツユも強いのは分かるけど、俺としてはイタチみたいな鳥とか、蟻みたいに偵察に向いてる虫の方が嬉しいんだよなぁ。燃費が悪いとはいえスサノオ完成体を使える以上、わざわざ大きな口寄せ動物を使うメリットは少ないし。
「不満みたいだねぇ。カツユは強いし頭もいい。普通の忍びなら泣いて喜ぶ条件なんだがねぇ。」
いやいや、「「綱手に勝ったら」」カツユと契約とか、カツユと契約したい忍びでも喜べる訳無いでしょww
「まあ、口寄せ契約は複数種の動物でも大丈夫なはずですから、受けようかな。」
「(何でしょう・・・勝手にアラシ様との契約を持ち出した綱手様も綱手様ですが、ついで扱いのアラシ様にも怒りを感じてしまいます・・・。)」
「じゃあ、この石が地面についた時点で勝負開始。片方が気絶するか負けを認めた時点で勝負は決まりだ。」
了解っと。さて・・・あの綱手相手に殴られたら、1発で気絶するのがオチだから、まずは回避を徹底する。綱手のチャクラコントロールは精密だから幻術系は得意かもしれないし、影分身と風遁・火遁で火傷させつつ、スタミナを削りに行くか。
「おらぁ!!」
おっ、腕に洒落にならないチャクラが集まってる。一点集中まではしてないみたいだけど、殴られたら痛いだけじゃ済まない攻撃だ。
「影分身の術」「火遁・鳳仙火の術」「風遁・真空玉」
「何っ!!?」
驚いて避けたか。・・・?手裏剣?
「手裏剣影分身の術!」
・・・なるほど。
「手裏剣影分身の術」
俺の方が込めたチャクラが多い為、綱手の手裏剣を全て弾き飛ばしたあと、更に何枚もの手裏剣が綱手を襲う。ただ、当然この程度は避けるわな。
「火遁・豪龍火の術」「風遁・大突破」×30
「!!!!!!?・・・がああああああ!!!」
流石に上忍クラスの術の同時発動は、チャクラ消費がキツイ。ただ、これで先手はとれたな。綱手は空には飛べないから、土の中に逃げるしか無いわけだけど・・・俺、土遁も上忍クラスの術軽く使えるからね?土の中には「土遁・土竜隠れの術」で移動しながら綱手を待ち受ける、全身起爆札付きの影分身がざっと100体。流石に自爆に付き合わされたら無傷ではいられなかったみたいね。
「・・・あの・・・綱手様を治療してもいいですか?」
全身火傷と切り傷でボロボロになった綱手を見て、思わずカツユが治療を申し出る。まあ、こちらとしても有難いからいいんだけどね。
「いいよ。勝負は俺の勝ちね?」
「ですね。これが契約の巻物になります。」
巨大な巻物には、綱手やシズネの名前もある。
「うちはアラシっと。これで契約完了?」
「はい。あとは口寄せの印を結んでくだされば、込めたチャクラ量に応じて私の一部が口寄せされます。基本的には回復・連絡が得意なサポートタイプですが、戦闘も多少はこなせますよ。」
そりゃあ楽しみだ!
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