6話
善子 花丸「ルビィ(ちゃん)に....お兄さん!?!?」
僕「あ....昔よく遊んでたからな...血縁関係は無いよ。」
花丸「なーんだ〜。オラ、びっくりしたズラ....」
僕「初めまして、国木田花丸ちゃんだよね?僕です。よろしくね。
....あ、これ差し入れ。良かったら食べて。」
花丸「のっぽパンズラ〜!!!あ....ありがとうございます//」
僕「いえいえ、どういたしまして。」
善子「クックックッ....またこの地に新たなリトルデーモンが誕生しようとしてるのね....この堕天使ヨハネに服従しなさい!」
僕「津島善子ちゃんはじめまして。.....これが厨二病か....」
善子「だからヨハネよーっ!!!そして厨二言うな!」
よし、ここで百均で買った怪盗マスクを付けて....
僕「堕天使ヨハネ様....今後ともよろしくお願いします。」
跪く。
善子「うっ...!//なかなか話のわかるリトルデーモンのようね....あなたのAqoursへの入団を許可するわ!」
僕「いや、それは遠慮しときます」
善子「クックックッ....早速今日の生放送に出てもらおうかしらね...あたっ!」ぽかっ
僕「アホか。でも思ったより話しやすくて善い子だな。改めてよろしく。」
善子「よ...よろしく//」
よし、これで第一印象は完璧だ。残るは...
僕「初めまして、桜内さん。い...いつも動画見てます!大ファンです!」
挙動不振になってしまった...チクショウ!
梨子「はわわ...///私みたいな地味な子よりも他に可愛い子たくさんいるのに...なんで私?//.....でも、嬉しいです。ありがとう」ニコッ
あ、やられた。こりゃダメだ。いつもの動画より1億倍は可愛い。
僕「ひゃ...ひゃい!こちらこそ!//」
千歌「うわ〜....梨子ちゃんにデレデレじゃん!」
お見合いみたいになってしまった。梨子ちゃんの喜ぶ顔が見れるなら俺はバイト代全額つぎ込むぞ....。
初ライブの時、実際に会って喋る機会を逃してしまってからずっと気になってたが....会えてよかった!!!ありがとう千歌と果南ちゃん!
残るは....
曜「ヨーソローッ!!!.久しぶりだね!!」
僕「曜ちゃん....久しぶり。」
そう、この子こそ俺の初恋の相手。渡辺曜。
昔、彼女に告白しようと思ったことがある。
でも、俺の初恋は儚く散ったのだ。
何故なら、俺は彼女の好きな人を分かってたからだ。
知ってしまったその時から、彼女から一歩引いてしまうようになった。
曜「なーんか高校生!って感じだね〜!」
僕「はは、曜ちゃんも同い年じゃん。高飛びの強化選手だって?やっぱり曜ちゃんは凄いなあ。」
曜「ははは...器用貧乏ってやつだね。」
少し、憧れもあったのかもしれない。時間が経ったいまでも、少し彼女に距離を取ってしまうとこにこんな風に軽く挨拶をして、最後Aqoursがミニミーティングをするらしいので円を組んでいた。俺はそれを少し離れたところでみる。
しっかし今俺すげえ体験してるよな....こんな可愛い子達に囲まれて....
まあ、昔からの知り合いも多いんだけど。
流石にドキドキするな。
ダイヤ「はい。じゃあこれで今日は解散。みなさん暑い日が続きますが、体調管理はしっかりしてくださいね。」
8人「はーーい!」
お、終わったか。
千歌「ねえねえーっ!これからみんなで甘いもの食べに行かない?」
鞠莉「ちかっち!ナイスアイディーア!」
一年生組「オラも!」「悪魔的栄養補給(デビルカロリーメイト)ね!」 「ルビィはケーキが食べたいなあ」
三年生組「まあ予選に向けての話もありますし...いいんじゃないかしら?」「私も甘いもの食べたいと思ってたんだ〜。ちょうど良いね。」「ダイヤと果南が行くならマリーも行こうかしら!」
曜「賛成〜!」
梨子「私も行きたいな♪」
千歌「決まりー!!!それじゃあみんなしゅっぱーつ!!!」
おー、見事に全員集合の雰囲気だ。じゃあ俺はここで退散するか。
僕「それじゃあ俺はこれで。みんな予選頑張ってね。」
千歌「えーーっ!?君も行こうよ〜!!」
ダイヤ「そうですね。久しぶりなので話したいこともありますし....」
果南「そうだよ。君も来なよ。」
僕「本当に良いの?」
鞠莉「モチロンよ!」
花丸「マル、もっとお兄さんとお話ししてみたいです!」
善子「そうね、新たなリトルデーモンとの親交を深めるチャンス...」
ルビィ「お兄ちゃんに久しぶりにあーんしてもらいたいなあ...」
梨子「男の子と一緒にお茶するのなんて...初めてかも//」
曜「よーっし!じゃあ松月に向かって全速前進!ヨーソロー!」
僕「ありがとう。じゃあ是非ご一緒させていただくね。」
おう....いきなり美少女9人とお茶会か...なんか今年の夏初っ端からハードだな....
20分後
千歌「お待たせ!じゃあ行こっか!」
僕「おう。じゃあ行こうか。」
そのまま10人並んで歩くのも危ないので、自然と学年ごとに3列で分かれた。俺はその1番後ろ、3年生組のところで昔話をしていた。
ダイヤ「昔、遊んでた時にあなたと2人で迷子になったこともありましたねえ。」クスクス
僕「そうそう。俺もダイヤさんも2人で大泣きしてね。結局果南ちゃんと鞠莉ちゃんが助けに来てくれて....小原家凄いなって初めて実感したよ。」
鞠莉「ウフフ♡マリーにとって君は弟同然!GPSくらいつけて当たり前よ?」
※会員登録するとコメントが書き込める様になります。