始まりは···134話
和人「なぁんだまた何かあったのか?」
砂原「裕介がもし病気が治ってもお母さんの考えがそのままなら桜庭家をでると言って、、紗菜は今それで悩んでる。」
祐也「何に悩んでるんだ?」
砂原「大切な人を愛情を注いで、大切に育てていただいたのに、家族がそのままでは駄目なのかって。きちんと親の愛情も知らない私が裕介を守れるのかと。」
千尋「本当お人好しだ」
砂原「それに私じゃなかったらって。必死に紗菜には話しはしたが、多分不安はぬぐいされてないと思う。」
翠臣「紗菜辛いよな。負い目に感じる事なんてこれっぽっちもないのに。」
創一「リビングにホットミルク入れときました。お兄さん達と和人さんと千尋さん、剛さん中で続きどうぞ。弟組はシャワーしてますね。」
創一、文太、大輔「お先でーす。」
文太「後で詳細聞かせて。」
大輔「おやすみっす。」
和人「はいよ。サンキューな。」
ガラガラとリビングにみんな入ってくる。
祐也「多分今車の中でも裕介君とは本音で話せずにいるんだろうな。」
鷲尾「すみません俺いりました?」
翠臣「いるわよ。」
鷲尾「因みにおばさんの検査は広瀬も立ち会っていたんですよね?裕介が桜庭家をでると言ったきっかけは··?」
千尋「立ち会っていたと言うことは、マジックミラー越しに検査結果や、治療方法全て聞いていたと言う事だ。」
和人「早い話がまぁ病気の影響でか本心かは分からないが紗菜を悪く言うのも見ていた訳だ。」
祐也「いくら紗菜の味方が多くても元女子社員Bと本当なら祝福してほしい筈の裕介君の母親にそこまでされたら相当心がえぐられるよな。」
砂原「女性特有なのかもしれないが、立ち入られたくない部分にまで傷をつけてくるから、紗菜が心理学やってようと、我慢強かろうと壊れそうで怖い。」
翠臣「だけどもし病気の影響であっても、病気でよかったねで済む話ではないわ。」
鷲尾「でもきっと広瀬は関わらないっていう手段はとらないですよね。」
砂原「そうだな。」
和人「智也、妹も苦しい思いしてるんだ」
祐也「お前も一緒に泣いてやれ。」
砂原「悪い。。」
砂原が目を赤くしながらそっと涙を流した。
砂原「どうしてやったらいい?裕介と幸せになるのにはどうやったらアイツの足枷外れる?」
翠臣「兄さん。紗菜は家族に憧れがあって、嫉妬や負い目もあると思う。俺もそうだし。兄さんもそれは心のどこかにあるだろう?紗菜にとって家族は円(まる)何じゃないかな?誰かが欠けた歪な形では駄目なんだ。本当は円にして家族にさせてやりたいんじゃない?」
砂原「アイツがそう望んでるならそうしてやりたいよ。でもアイツが望む円になるか分からない。」
千尋「裕介のお母さんがどっちなのか次第だけど、いくら優しい紗菜でも限界は来るよな。」
和人「難しいな。裕介のお母さんの本心なら紗菜とは距離を取らせなきゃならないが、病気の症状だとしても一旦口から放たれた言葉は消せない。それを分かっているのに健気だな。その深い優しさを守ってやりたいな智也。」
砂原「アイツはいつも自分は後回しで、一人で立ち向かってばかりいる、だからすぐに壊れちまう。無理なんかさせたくない。今まで泣いた分幸せになってほしいのに。。兄貴のくせに情けない。」
祐也「お前は立派だよ。紗菜の気持ちも裕介君の気持ちも1番に考えてるじゃないか。俺達にも役割回せ。智也一人で十分やって来たんだ。俺達じゃ紗菜に関して敵わないのは分かっているが、少し位は家族をさせろ。な?」
砂原「兄さん··ありがとう。翠臣もみんなも。俺は紗菜と裕介の為に最大限力をかしてやりたいし、壁になってやりたい。まだ先は分からないけど力をかしてください。」
和人「それが家族だろう。なぁに言ってんだ。」
祐也「これがお兄の目にも涙か」
翠臣「家の末っ子よ?当たり前じゃないの。鷲尾君なんかびっくりして鳩豆になってるわ。」
千尋「剛はこれから鳩ポッポにする?」
鷲尾「いや、それはいらねーけど、部長がこんなに愛情深いと思ってなかったから、あっけにとられたとゆうか··」
翠臣「お兄ちゃんがこうだから妹がああなのよ。」
砂原「翠臣なんだその説明は」
和人「そっくりじゃねーか。掴み合いのケンカもあったらしいが智也の真っ直ぐさは紗菜にそのまま行ったようだ。」
千尋「兄妹みんなそうでしょう。アキさんだって、祐也さんだって真っ直ぐだし。」
祐也「紗菜が羽を休める場所は今の所智也なんだ。何れ特に裕介君はそうだが、みんなの事もそう思える様になってほしいな。」
砂原「はい。」
和人「よし、智也泣かせたしシャワーいくか。」
小鳥邸のアラサー集団はシャワータイムに入ったみたいです。
裕介のランクルは?
裕介「二人も無事に送ったし、楽しかったみたいだから良かった。」
紗菜「そうですね。運転変わりますか?」
裕介「大丈夫。紗菜はお腹いっぱいになった?」
紗菜「はい。明日走り込みしないと体鈍くなりそうです。」
裕介「そんなに?」
紗菜「何となく違いますよ。後、裕介さん」
裕介「どうしたの?」
紗菜「裕介さんのお母さんの入院で使うもので、もし男性が買いに行きにくい物があったら言って下さい。私買いにいきますね。」
裕介「ありがとう。その時また相談するね」
紗菜「はい。」
砂原「裕介がもし病気が治ってもお母さんの考えがそのままなら桜庭家をでると言って、、紗菜は今それで悩んでる。」
祐也「何に悩んでるんだ?」
砂原「大切な人を愛情を注いで、大切に育てていただいたのに、家族がそのままでは駄目なのかって。きちんと親の愛情も知らない私が裕介を守れるのかと。」
千尋「本当お人好しだ」
砂原「それに私じゃなかったらって。必死に紗菜には話しはしたが、多分不安はぬぐいされてないと思う。」
翠臣「紗菜辛いよな。負い目に感じる事なんてこれっぽっちもないのに。」
創一「リビングにホットミルク入れときました。お兄さん達と和人さんと千尋さん、剛さん中で続きどうぞ。弟組はシャワーしてますね。」
創一、文太、大輔「お先でーす。」
文太「後で詳細聞かせて。」
大輔「おやすみっす。」
和人「はいよ。サンキューな。」
ガラガラとリビングにみんな入ってくる。
祐也「多分今車の中でも裕介君とは本音で話せずにいるんだろうな。」
鷲尾「すみません俺いりました?」
翠臣「いるわよ。」
鷲尾「因みにおばさんの検査は広瀬も立ち会っていたんですよね?裕介が桜庭家をでると言ったきっかけは··?」
千尋「立ち会っていたと言うことは、マジックミラー越しに検査結果や、治療方法全て聞いていたと言う事だ。」
和人「早い話がまぁ病気の影響でか本心かは分からないが紗菜を悪く言うのも見ていた訳だ。」
祐也「いくら紗菜の味方が多くても元女子社員Bと本当なら祝福してほしい筈の裕介君の母親にそこまでされたら相当心がえぐられるよな。」
砂原「女性特有なのかもしれないが、立ち入られたくない部分にまで傷をつけてくるから、紗菜が心理学やってようと、我慢強かろうと壊れそうで怖い。」
翠臣「だけどもし病気の影響であっても、病気でよかったねで済む話ではないわ。」
鷲尾「でもきっと広瀬は関わらないっていう手段はとらないですよね。」
砂原「そうだな。」
和人「智也、妹も苦しい思いしてるんだ」
祐也「お前も一緒に泣いてやれ。」
砂原「悪い。。」
砂原が目を赤くしながらそっと涙を流した。
砂原「どうしてやったらいい?裕介と幸せになるのにはどうやったらアイツの足枷外れる?」
翠臣「兄さん。紗菜は家族に憧れがあって、嫉妬や負い目もあると思う。俺もそうだし。兄さんもそれは心のどこかにあるだろう?紗菜にとって家族は円(まる)何じゃないかな?誰かが欠けた歪な形では駄目なんだ。本当は円にして家族にさせてやりたいんじゃない?」
砂原「アイツがそう望んでるならそうしてやりたいよ。でもアイツが望む円になるか分からない。」
千尋「裕介のお母さんがどっちなのか次第だけど、いくら優しい紗菜でも限界は来るよな。」
和人「難しいな。裕介のお母さんの本心なら紗菜とは距離を取らせなきゃならないが、病気の症状だとしても一旦口から放たれた言葉は消せない。それを分かっているのに健気だな。その深い優しさを守ってやりたいな智也。」
砂原「アイツはいつも自分は後回しで、一人で立ち向かってばかりいる、だからすぐに壊れちまう。無理なんかさせたくない。今まで泣いた分幸せになってほしいのに。。兄貴のくせに情けない。」
祐也「お前は立派だよ。紗菜の気持ちも裕介君の気持ちも1番に考えてるじゃないか。俺達にも役割回せ。智也一人で十分やって来たんだ。俺達じゃ紗菜に関して敵わないのは分かっているが、少し位は家族をさせろ。な?」
砂原「兄さん··ありがとう。翠臣もみんなも。俺は紗菜と裕介の為に最大限力をかしてやりたいし、壁になってやりたい。まだ先は分からないけど力をかしてください。」
和人「それが家族だろう。なぁに言ってんだ。」
祐也「これがお兄の目にも涙か」
翠臣「家の末っ子よ?当たり前じゃないの。鷲尾君なんかびっくりして鳩豆になってるわ。」
千尋「剛はこれから鳩ポッポにする?」
鷲尾「いや、それはいらねーけど、部長がこんなに愛情深いと思ってなかったから、あっけにとられたとゆうか··」
翠臣「お兄ちゃんがこうだから妹がああなのよ。」
砂原「翠臣なんだその説明は」
和人「そっくりじゃねーか。掴み合いのケンカもあったらしいが智也の真っ直ぐさは紗菜にそのまま行ったようだ。」
千尋「兄妹みんなそうでしょう。アキさんだって、祐也さんだって真っ直ぐだし。」
祐也「紗菜が羽を休める場所は今の所智也なんだ。何れ特に裕介君はそうだが、みんなの事もそう思える様になってほしいな。」
砂原「はい。」
和人「よし、智也泣かせたしシャワーいくか。」
小鳥邸のアラサー集団はシャワータイムに入ったみたいです。
裕介のランクルは?
裕介「二人も無事に送ったし、楽しかったみたいだから良かった。」
紗菜「そうですね。運転変わりますか?」
裕介「大丈夫。紗菜はお腹いっぱいになった?」
紗菜「はい。明日走り込みしないと体鈍くなりそうです。」
裕介「そんなに?」
紗菜「何となく違いますよ。後、裕介さん」
裕介「どうしたの?」
紗菜「裕介さんのお母さんの入院で使うもので、もし男性が買いに行きにくい物があったら言って下さい。私買いにいきますね。」
裕介「ありがとう。その時また相談するね」
紗菜「はい。」
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