始まりは···128話
紗菜「お兄ちゃん達も同じじゃないですか。」
砂原「とりあえず店でるぞ。」
「ごちそうさまでした。」
紗菜「ごめんなさい。さっき言ったのは忘れて下さい。」
裕介「逃げちゃ駄目だ。腹を割って話すのも大切なんじゃないか?」
翠臣「そうね、特に智也はそうかもしれないわね。」
紗菜「お兄ちゃんが幸せになる道を選ばないなら私にも幸せになる権利はありません。お兄ちゃんの足を引っ張ってしまったのは私だから。」
砂原「紗菜が幸せにならなかったら俺のいる意味すらない。そりゃ初めは戸惑ったさ、多感な年齢だし、年も離れてたから。でも俺が兄妹なんだったら向き合わなきゃならないと思ったんだ。足なんか引っ張られてない。紗菜がいなかったら俺はただなんとなくやり過ごしていたよ。」
翠臣「ねぇ紗菜ちゃん、幸せの形ってそれぞれじゃないかしら?家族を持つのも幸せ、自分の時間を誰かに使うのも幸せよ。今の形で私達は幸せよ。それに私、兄と妹二人が増えた。天涯孤独だと思っていたけど、これから家族になる幸せが出来たわ。」
紗菜「お兄ちゃん··ごめんなさい。」
砂原「成田に行く朝言ったよな。まったく、何も伝わってなかったなら1からビシバシ子育てし直しだ。翠臣もだぞ。」
翠臣「私は子育てされなくても大丈夫よ。」
裕介「そっちの翠兄もだぞなの?えっ?ちがくない?」
翠臣「そうなの?」
砂原「ならアキもだな。」
紗菜「私、未成年じゃ··」
砂原「不安定な考えでいるうちはガキと変わらない。覚悟しろ」
翠臣「私と祐也さんは紗菜ちゃんの甘やかし役だから大丈夫よ。裕君も。」
砂原「え~俺、分かった。体力の付け方変える。紗菜の子育ては体力勝負だからな。」
紗菜「ぎっくり腰になりますよ。無理すると。」
裕介「こら、紗菜。」
砂原「根っこからやり直しだな」
翠臣「大丈夫よ。何だかんだ智也は紗菜ちゃんに甘いもの。」
裕介「それもそうだね。」
紗菜「···zz」
裕介「それによく寝る。この寝おち、殆ど智兄いるときだけなんだ。」
翠臣「戦いから解放される場所なのね。」
裕介「俺もそうなりたいな」
砂原「俺がガッツリ説教したときになるだろ」
裕介「でもあれ1回だけだしさ。」
翠臣「慌てない慌てない。」
砂原「俺だって暫くいてやっとだったからな。まだまだ手探りだ。紗菜の事は亀さんだと思っておけ。」
裕介「そうだね。ゆっくり俺達の幸せを運んでる亀さんだね。」
翠臣「ハートはあたたかいのに、本当のんびりね。でも微笑ましいわ。私、お兄ちゃんになれるかしら」
砂原「なってくれなきゃ俺が出張してる時とか困る。」
翠臣「智也がいないときに狐狗狸さんはしないように言っておくわね。」
裕介「いるときはいいんでしょ。」
砂原「ゆーすけー!」
帰宅
裕介「···●х●~?」
砂原「またか。」
翠臣「どうしたの?」
砂原「裕介の不器用が発動してる。困り出すと車5周位するんだ。」
翠臣「何か困る事あって?」
裕介「頭右側にして抱っこ出来ない。」
翠臣「ちょっと智也協力してあげなさいよ。」
砂原「何故だ。アキがやったらいいじゃないか」
翠臣「私だって頭右にしたら抱っこ出来ないもの。」
裕介「翠兄なかまー」
砂原「お前らな!かくなるうえはこうしろ」
The お米様抱っこ
裕介「あーお米様~」
翠臣「ちょっとそれはダメ。」
砂原「じゃー裕介早く引き取れ」
裕介「はーい。」
翠臣「私、心臓口から出ちゃうじゃないの」
砂原「お兄ちゃんがキャッチ&リリースしとくが?」
裕介「智兄!可笑しすぎて紗菜落としちゃいそう」
翠臣「裕君大変ね。これがお兄ちゃんって。」
裕介「翠兄もお兄ちゃんだし、祐也さんもお兄ちゃんだし、みんなお兄ちゃんだから心配してないよ。特に二人は頼りにしてるからね。」
砂原「裕介も体力はしっかり付け直せよ。掴み合いのケンカに備えて。」
翠臣「それは智也だけ。」
裕介「正面からぶつかりあえる様になるまでは俺はまだまだかな?でも綺麗事だけで側にいるつもりはないよ。」
砂原「あっさーの制服。洗濯しろっていったのにどうすんだ」
裕介「また夜中起きてシャワーして洗濯し始めるよ。」
翠臣「私もまおとやらが見たいのに。」
砂原「また今度だな。」
裕介「ハーフケット預けると出るよ?ってねー智兄、階段選んだのなんで?」
砂原「体力作りだ。」
翠臣「会社の階段で12階まで来る子もいるわよ。鷲尾君午前中動けなかったけど。」
裕介「何処にその体力あるの?」
砂原「朝たまに五キロ位走り込みしてストレッチしてるんだが、ここからそのストレッチしてる公園七キロあるんだ。」
翠臣「計算アバウトね。」
裕介「それってさっき紗菜がいた公園?」
砂原「ああ。高校の時に初めて行った時はなかなか帰って来なくてビックリしたよ。ついた。ほら、さーの靴脱がしてやる。」
裕介「智兄1回パス。俺、今日スニーカーだ。」
砂原「はいはい。客間に皆で寝るか」
翠臣「そうね。」
それから布団を準備して皆で就寝。
紗菜「あっシャワー、制服洗濯しなきゃ」
起き出した。
30分後。くるんちょ。また誰かの所に丸まったみたいです。
翠臣「あら?これがまおかしら?ちょーっと紗菜ちゃん髪の毛濡れたまま。風邪引いちゃうわよ。」
裕介「はい。おいでー。タオル置いといたからねー。」
と裕介の布団にギュムギュムと入れられhold。
砂原「とりあえず店でるぞ。」
「ごちそうさまでした。」
紗菜「ごめんなさい。さっき言ったのは忘れて下さい。」
裕介「逃げちゃ駄目だ。腹を割って話すのも大切なんじゃないか?」
翠臣「そうね、特に智也はそうかもしれないわね。」
紗菜「お兄ちゃんが幸せになる道を選ばないなら私にも幸せになる権利はありません。お兄ちゃんの足を引っ張ってしまったのは私だから。」
砂原「紗菜が幸せにならなかったら俺のいる意味すらない。そりゃ初めは戸惑ったさ、多感な年齢だし、年も離れてたから。でも俺が兄妹なんだったら向き合わなきゃならないと思ったんだ。足なんか引っ張られてない。紗菜がいなかったら俺はただなんとなくやり過ごしていたよ。」
翠臣「ねぇ紗菜ちゃん、幸せの形ってそれぞれじゃないかしら?家族を持つのも幸せ、自分の時間を誰かに使うのも幸せよ。今の形で私達は幸せよ。それに私、兄と妹二人が増えた。天涯孤独だと思っていたけど、これから家族になる幸せが出来たわ。」
紗菜「お兄ちゃん··ごめんなさい。」
砂原「成田に行く朝言ったよな。まったく、何も伝わってなかったなら1からビシバシ子育てし直しだ。翠臣もだぞ。」
翠臣「私は子育てされなくても大丈夫よ。」
裕介「そっちの翠兄もだぞなの?えっ?ちがくない?」
翠臣「そうなの?」
砂原「ならアキもだな。」
紗菜「私、未成年じゃ··」
砂原「不安定な考えでいるうちはガキと変わらない。覚悟しろ」
翠臣「私と祐也さんは紗菜ちゃんの甘やかし役だから大丈夫よ。裕君も。」
砂原「え~俺、分かった。体力の付け方変える。紗菜の子育ては体力勝負だからな。」
紗菜「ぎっくり腰になりますよ。無理すると。」
裕介「こら、紗菜。」
砂原「根っこからやり直しだな」
翠臣「大丈夫よ。何だかんだ智也は紗菜ちゃんに甘いもの。」
裕介「それもそうだね。」
紗菜「···zz」
裕介「それによく寝る。この寝おち、殆ど智兄いるときだけなんだ。」
翠臣「戦いから解放される場所なのね。」
裕介「俺もそうなりたいな」
砂原「俺がガッツリ説教したときになるだろ」
裕介「でもあれ1回だけだしさ。」
翠臣「慌てない慌てない。」
砂原「俺だって暫くいてやっとだったからな。まだまだ手探りだ。紗菜の事は亀さんだと思っておけ。」
裕介「そうだね。ゆっくり俺達の幸せを運んでる亀さんだね。」
翠臣「ハートはあたたかいのに、本当のんびりね。でも微笑ましいわ。私、お兄ちゃんになれるかしら」
砂原「なってくれなきゃ俺が出張してる時とか困る。」
翠臣「智也がいないときに狐狗狸さんはしないように言っておくわね。」
裕介「いるときはいいんでしょ。」
砂原「ゆーすけー!」
帰宅
裕介「···●х●~?」
砂原「またか。」
翠臣「どうしたの?」
砂原「裕介の不器用が発動してる。困り出すと車5周位するんだ。」
翠臣「何か困る事あって?」
裕介「頭右側にして抱っこ出来ない。」
翠臣「ちょっと智也協力してあげなさいよ。」
砂原「何故だ。アキがやったらいいじゃないか」
翠臣「私だって頭右にしたら抱っこ出来ないもの。」
裕介「翠兄なかまー」
砂原「お前らな!かくなるうえはこうしろ」
The お米様抱っこ
裕介「あーお米様~」
翠臣「ちょっとそれはダメ。」
砂原「じゃー裕介早く引き取れ」
裕介「はーい。」
翠臣「私、心臓口から出ちゃうじゃないの」
砂原「お兄ちゃんがキャッチ&リリースしとくが?」
裕介「智兄!可笑しすぎて紗菜落としちゃいそう」
翠臣「裕君大変ね。これがお兄ちゃんって。」
裕介「翠兄もお兄ちゃんだし、祐也さんもお兄ちゃんだし、みんなお兄ちゃんだから心配してないよ。特に二人は頼りにしてるからね。」
砂原「裕介も体力はしっかり付け直せよ。掴み合いのケンカに備えて。」
翠臣「それは智也だけ。」
裕介「正面からぶつかりあえる様になるまでは俺はまだまだかな?でも綺麗事だけで側にいるつもりはないよ。」
砂原「あっさーの制服。洗濯しろっていったのにどうすんだ」
裕介「また夜中起きてシャワーして洗濯し始めるよ。」
翠臣「私もまおとやらが見たいのに。」
砂原「また今度だな。」
裕介「ハーフケット預けると出るよ?ってねー智兄、階段選んだのなんで?」
砂原「体力作りだ。」
翠臣「会社の階段で12階まで来る子もいるわよ。鷲尾君午前中動けなかったけど。」
裕介「何処にその体力あるの?」
砂原「朝たまに五キロ位走り込みしてストレッチしてるんだが、ここからそのストレッチしてる公園七キロあるんだ。」
翠臣「計算アバウトね。」
裕介「それってさっき紗菜がいた公園?」
砂原「ああ。高校の時に初めて行った時はなかなか帰って来なくてビックリしたよ。ついた。ほら、さーの靴脱がしてやる。」
裕介「智兄1回パス。俺、今日スニーカーだ。」
砂原「はいはい。客間に皆で寝るか」
翠臣「そうね。」
それから布団を準備して皆で就寝。
紗菜「あっシャワー、制服洗濯しなきゃ」
起き出した。
30分後。くるんちょ。また誰かの所に丸まったみたいです。
翠臣「あら?これがまおかしら?ちょーっと紗菜ちゃん髪の毛濡れたまま。風邪引いちゃうわよ。」
裕介「はい。おいでー。タオル置いといたからねー。」
と裕介の布団にギュムギュムと入れられhold。
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